録画中継

令和4年第1回(3月)伊予市議会定例会
3月18日(金) 委員長報告(質疑・討論・表決)、その他
開議宣告
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 議案第 1号~議案第23号
      (各委員長報告・質疑・討論・表決)
 第3 議案第24号・議案第25号
      (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
 第4 発議第 1号
      (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
 第5 発議第 2号
      (表決)
 第6 閉会中継続調査申し出の件
閉議宣告
市長あいさつ
閉会宣告
            午前10時00分 開議
○議長(日野猛仁 君) 市長から議案第24号及び第25号の提出がありましたので、御報告いたします。
 議案書(その2)を御参照願います。
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○議長(日野猛仁 君) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序に従って審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(日野猛仁 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において11番門田裕一議員、12番北橋豊作議員を指名いたします。
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△日程第2 議案第1号~議案第23号
         (各委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会及び予算審査策別委員会に付託され審査になっておりました議案第1号ないし議案第23号の23件を一括議題といたします。
 この際、各常任委員長及び予算審査特別委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。
 まず、総務委員長吉久俊介議員、御登壇願います。
            〔5番 吉久俊介君 登壇〕
◆総務委員長(吉久俊介 君) 改めましておはようございます。
 それでは、総務委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案5件につきまして、去る3月14日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第5号伊予市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 今回の改正は、消防団員の確保を含む地域防災力の充実強化策の一環として、団員報酬等を見直すとともに、休団制度を導入しようとするものである。
 まず、今回の年額報酬の改定によって班長を3万1,000円から3万7,000円に、団員を2万4,500円から3万6,500円に、それぞれ報酬額を改定するわけだが、それによって班長と団員の報酬額の差が500円となった。改定することとなった経緯及び部長の報酬額はとの質疑に対し、消防庁から報酬等の基準が示され、団員については、普通交付税の算入積算単価である3万6,500円を標準とし、班長以上については、業務の負荷や職責等を勘案して、標準額と均衡を取ることとされた。そのため、今回の改正に当たり、交付税算入積算単価を参考に見直した結果、班長については、積算単価に合わせて3万7,000円に引上げ、部長以上については、現在の報酬額がこの積算単価を超えているため、現状維持としたとの答弁がありました。
 その答弁に対し、班長と団員の報酬に500円しか差がないことについては、予算に関わることではあるが、仕事量や責任の重さを勘案しながら、運用の部分で考慮してもらいたいとの要望がありました。
 次に、同じくこの条例改正で、団員の身分を保持したまま、消防団活動を一定期間行わないことができる休団制度を創設したわけだが、制度の活用方法について、2年間休団後、1年間活動をした翌年から、再度2年間休団することは可能かとの質疑に対し、3年というのは、取得期間の合算ではなく、1回の取得が最長3年間の制度で、複数回活用できるとの答弁がありました。
 次に、議案第8号伊予市一般会計補正予算(第15号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、2款1項18目公共施設等総合管理基金費について、残高とその内訳はとの質疑に対しては、約4億5,000万円の残高のうち、2億円が国債で残余の約2億5,000万円が現預金であるとの答弁がありました。
 その答弁に対し、国債の利率と今後の運用方法はとの質疑に対しては、まず利率は、2億円のうち1億円分が0.4%、もう1億円分が0.2%で、元本に対し年額60万円である。国債の運用は、平成24年度開始だが、ここ四、五年は新たな国債の入替えというのはやっておらず、また今後の景気動向も読みづらいということから、大幅な変動は、今のところ予定していないとの答弁がありました。
 そのほか、議案第2号、議案第4号、議案第12号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案5件につきましては、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時05分 休憩
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            午前10時05分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 次に、民生文教委員長門田裕一議員、御登壇願います。
            〔11番 門田裕一君 登壇〕
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案5件につきまして、去る3月10日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会の審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第3号伊予市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 この条例改正では、児童扶養手当の受給資格の有無を適切に判断するため、国の規定により児童扶養手当認定嘱託医を新たに設置するものだが、その効果はとの質疑に対し、これまでは県の指定医師や市内医師により審査していたが、この条例改正により、市の認定嘱託医を設置することで申請者の選択肢が広がり、審査における負担軽減も図ることができるとの答弁がありました。
 次に、議案第8号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第15号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、3款2項10目子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費について、減額の要因はとの質疑に対し、対象は、令和3年1月1日以降に収入急変で住民税非課税相当の収入になった世帯であるが、見込みより少なかったことが原因であるとの答弁がありました。
 次に、3款3項2目扶助費、22節生活保護費国庫負担金返還金について、扶助費が減少した具体的理由はとの質疑に対し、まず令和2年度平均と比較して、被保護世帯数で月7世帯、被保護受給者数で月7名見込みを下回った。また、医療扶助についても同様に見込みを下回ったことが主な要因であるが、入院が難しい状況や受診控えなど、コロナ禍の影響も大きかったとの答弁がありました。
 次に、議案第10号令和3年度伊予市介護保険特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。
 歳出、1款1項1目一般管理費、18節介護基盤整備事業費補助金について、みとり対応を可能とするための施設改修を補助する事業に対し、2事業所が整備内容を見直すため中止したことによる減額とのことだが、どの段階で申出があったのかとの質疑に対し、事業を始める前に計画を精査していく中で見直し点が出てきたことにより、今回取りやめたいとの申出があったとの答弁がありました。
 そのほか、議案第7号及び議案第9号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案5件について一括採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で民生文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時11分 休憩
       ───────────────────────
            午前10時11分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 次に、産業建設委員長川口和代議員、御登壇願います。
            〔6番 川口和代君 登壇〕
◆産業建設委員長(川口和代 君) 失礼します。
 少し長くなりますが、産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案5件につきまして、去る3月11日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第1号伊予市環境基本条例の制定について申し上げます。
 本条例を施行後、環境基本計画を策定する予定としているが、今後のスケジュールと市民に公表できる時期はとの質疑に対し、予定としては、令和4年度中の策定を目指しており、来年2月頃に基本計画案を策定し、その後、市民に意見公募を行う予定であるとの答弁がありました。
 次に、基本条例第14条において、環境に関する教育及び学習の促進等とあるが、具体的にどのように促進する予定なのかとの質疑に対し、まず各公民館や各小・中学校から環境教室の依頼があれば、職員が赴いて開催することを基本とし、市民全体に関係する環境問題については、広報紙やホームページ等を利用して啓発する予定である。
 また、それ以外にも、今年度はコロナ禍で開催できなかった各公民館でのエコライフ展示会を来年度開催し、生ごみ処理機を使った減量化、3Rのリサイクル関係、地球温暖化に関する再生可能エネルギーなどの啓発を各地域で推進していきたいとの答弁がありました。
 次に、議案第3号伊予市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 今回の改正により、農業委員と農地利用最適化推進委員に対して、現行の月額報酬とは別に、国の農地利用最適化交付金事業を利用し、活動実績に応じた上乗せ支給が可能になることだが、耕作放棄地などを調査する農地の利用状況調査業務は、この交付金事業の対象になるのか。また、現委員の年間活動回数はとの質疑に対し、農地の利用状況調査業務に関しては、今回の事業対象となることから、活動実績として扱い、報酬を支給することができる。実績報酬の対象となる年間活動回数については、昨年実績として全員の活動回数が年間603回であり、1委員当たり約14回であるとの答弁がありました。
 この答弁に対し、今回活動実績に応じて報酬を支給できるとしているが、それと併せて成果実績についても支給できるような検討は行わなかったのかとの質疑に対し、成果実績については、実際に運用している県外の自治体に対し支給方法を確認するなど、調査研究を重ねてきたが、現状では成果実績に応じた支給まで至っていない事例が多かった。そこで本市においては、まず活動実績に取り組むこととし、昨年度から全委員に対し、日誌による活動報告の方法など、理解をいただくまで時間をかけて丁寧に説明しながら、今回の実施に向け、準備を整えてきたのが実情である。今後、この交付金を活用する事業を円滑に進めることができるようになれば、改めて成果実績の導入についても検討したいとの答弁がありました。
 次に、議案第8号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第15号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、4款2項1目清掃総務費、10節指定ごみ袋入札減少金について、本年度ごみ袋自体の素材が変わったと思われるが、これは環境面に配慮した素材に変更するなどの要因によるものなのかとの質疑に対し、指定ごみ袋の製造については、毎年入札で業者を選定しており、その際、素材を含めた仕様を事前に決め、それに適合した製品を納めることを条件とし、今年度においても、例年同様、仕様自体の変更はない。
 また、ここ数年同一業者が受注していたが、今年度は入札の結果で業者が変更となり、素材が変わったと思われるが、市が提示している仕様条件は満たされていることから、採用に至ったとの答弁がありました。
 その答弁に対し、主婦層を中心とした市民の方から、ごみ袋の素材が変わり、伸縮性がなくなったとの声が多く寄せられている。ごみ袋自体も決して安価なものではなく、これまで有効活用してきていたため、以前のように伸縮性のある素材に戻せるよう、仕様の基準に加えることはできないのかとの質疑に対し、今後は事前に製品がどのくらい伸縮性があるかを実際に検証し、確認した上で納品してもらうよう検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、6款1項14目ため池等整備事業、18節県営ため池等整備事業負担金について、改修工事の対象となる稲荷地区の土段池と上吾川地区の市ノ坪池における現在の進捗状況はとの質疑に対し、まず土段池については、工事は既に開始されているが、現在県において工法の見直しに伴う計画変更を実施しており、一時中断している状況である。市ノ坪池については、県に確認したところ、入札不調となったと聞いており、まずは業者選定することが最優先課題であると認識しているとの答弁がありました。
 次に、6款2項2目林業振興費、18節木材産業国際競争力強化対策交付金事業費補助金について、事業の交付要件はとの質疑に対し、まず地域材を利用している製材業者であること、それと併せて、事業者の1日当たりの原木処理量が、事業完了後の翌年度から起算して3年後に120%に上げることが要件として示されているとの答弁がありました。
 その答弁に対し、この交付要件を満たしている事業者は、市内に1社だけなのかとの質疑に対し、市内には4社あるが、全ての事業者に意向調査を行った結果、1社からの要望があったとの答弁がありました。
 次に、8款7項1目住宅管理費、18節老朽危険空き家除却事業補助金について、除却対象となる空き家件数の詳細とさらなる促進策はとの質疑に対し、除却対象の空き家件数について、平成28年度に実施した実態調査によると、全体で約1,300件の空き家があり、さらにその中で危険度をランクづけした結果、5段階中、危険度が高い4・5に該当する空き家が約160戸あった。今年度改めて再調査を実施しており、調査結果がまだ出ていないため予測となるが、全体で1,900件程度に増加する見込みである。また、危険度4・5に該当する空き家についても、それに合わせて増加しているものと考えている。
 今後の促進策については、これまでどおりパンフレットの全戸配布やホームページ等を利用した案内となるが、この補助事業を利用できる基準は、申請を受け付けた後、職員が現地調査を行い、空き家の危険度を点数づけし、高い点数の対象者から順に補助することになっており、年々申請件数は増加傾向であるとの答弁がありました。
 次に、議案第11号令和3年度伊予市都市総合文化施設運営事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。
 歳入、5款1項1目不動産売払収入、1節土地売払い代金について、伊予郵便局の移転による1億2,400万円の売払い代金とのことだが、今回の移転に係る全ての費用との差引き額はとの質疑に対し、現時点における試算として、工事等に係る費用が約7,000万円であり、差引きで約5,400万円の余剰となっている。それに加え、現在周辺建物の事後調査を実施しており、その結果次第では、補償金が発生することと浄化槽の敷地部分が全て駐車場となったことで目隠し用のフェンスの検討もしており、併せて補正予算で対応したいとの答弁がありました。
 そのほか、議案第6号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案5件について、一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時23分 休憩
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            午前10時24分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
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---------- 次に、予算審査特別委員長武智実議員、御登壇願います。
            〔16番 武智 実君 登壇〕
◆予算審査特別委員長(武智実 君) 予算審査特別委員会の審査報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案11件につきまして、去る3月4日、7日、8日の3日間にわたり委員会を開催し、市長、副市長及び教育長の出席を求め、関係部課長等から説明を受け、慎重審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程で特に論議されました事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第13号令和4年度伊予市一般会計予算について申し上げます。
 歳入、1款市税について、令和4年度当初予算では約10%の増額を見込んでいるが、その要因はとの質疑に対し、令和3年度当初予算編成時は、コロナ禍の影響により令和2年度から約10%程度の減収を見込んでいたが、今年度の決算見込みが令和2年度と同水準で、減収が見られなかったことから、令和4年度には、コロナ禍による減収を見込まず、令和2年度から横ばいを想定した予算としたとの答弁がありました。
 次に、18款1項1目一般寄附金について、ふるさと納税等で約2,000万円増額しているが、その取組内容はとの質疑に対し、ふるさと納税の現況は、若干頭打ちと認識している。今後、新たな展開を図るため、現在ポータルサイトは1か所だが、令和4年度には新たなポータルサイトを展開し、既存の返礼品のさらなる普及を図っていくとの答弁がありました。
 その答弁に対し、最近はコロナ禍の影響で外出する方が減り、オンラインツアーなど、家にいながら各地の名産品を取り寄せる企画を利用する方が増えている。ふるさと納税は、大切な財源の一つであり、本市特有の地場産品をPRし、付加価値をつけた形でさらなる増収に努めていただきたいとの要望がありました。
 次に、歳出、2款1項7目企画費、18節がんばる地域コミュニティ応援事業補助金について、住民自治に対する機運の醸成を図るため、自治会、町内会、団体などの小規模組織が行う地域コミュニティの意識醸成につながる活動を支援するとあるが、その補助内容と啓発方法はとの質疑に対し、この事業は、小さな団体の集合体が住民自治組織になってくれることを想定し、新たな団体が立ち上がる場合、自主運営に至るまでに4年間程度を見込み、補助金は最長4年としている。また、啓発方法については、令和4年度から広報紙または市のホームページで広く募集する予定であるとの答弁がありました。
 その答弁に対して、住民自治組織のような大きな団体を立ち上げるための事業なのかとの質疑に対し、例えば5人程度の小団体でも、それぞれに活動し、団体同士のつながりが最終的に住民自治組織につながっていくようなコミュニティ形成を図りたいとの答弁がありました。
 次に、2款1項12目情報化推進費、12節情報セキュリティ強化サーバ構築業務委託事業について、大幅な増額の要因と今後デジタル化が進んでいく中で、どのような対応をする予定なのかとの質疑に対し、情報化推進費の中で、情報セキュリティ強化サーバ構築業務は、財政上、非常に大きな予算が必要となる。来年度職員のインターネット環境のサーバ構築事業としてプロポーザルを予定しており、効率性を担保しつつ、多くなってきたサイバー攻撃等に対して、高水準のセキュリティを確保できる事業者を選定したいとの答弁がありました。
 次に、2款1項13目防災諸費、17節AEDの購入について、定期的に更新が必要だと考えるが、リースとの比較はとの質疑に対し、リースと買取りとどちらが有利かは、契約担当課でも協議するところであるが、全体をまとめて発注する場合は、買取りが有利になるとの答弁がありました。
 次に、2款1項18目高度無線環境整備推進事業費、超高速ブロードバンド整備事業費補助金について、光ファイバの整備に3年を要することは一定理解できるが、学生にとっての3年という期間は貴重であり、少しでも早い段階で実現できないかとの質疑に対し、令和4年度から整備開始ということで、一部の地域住民には、この間御不便をおかけすることは認識している。新過疎法に基づく過疎計画への盛り込みや事業者との調整でも時間を要したことがこの期間となった要因である。今回の光ファイバの整備では、1期工事を15か月程度と見込んでいるが、民間事業者への一部国庫補助もあるため、NTT西日本の申請手続に要する期間も加えて必要となり、完成までにはこれを3期続けることで、相応の時間は必要となるとの答弁がありました。
 次に、7款1項6目まちづくり推進費では、町家の指定管理料について、当該施設は商店街を活性化するという大きな目的のため設置されたと思うが、指定管理料も含めて今後の方向性はとの質疑に対し、指定管理料については、他の公共施設同様に、条例に定める機能を実行するために算出したもので、適切な金額であると考えている。ただ、自主事業を実施するなど、指定管理者の経営努力により減額することは可能であることから、次回の指定管理者の選定の際には、これまで以上に他の民間事業者が参入してみたいと思えるようなプロポーザルを実施したいと考えているとの答弁がありました。
 次に、8款5項2目公園費について、市民体育館のバスケットゴールを新たに更新する予定だが、購入後25年以上経過しているため、2面とも更新するのか。また、来年度の高校総体の会場となっているが、6月の大会までに間に合うのかとの質疑に対し、今回は1面のみ更新の予定であり、次年度も引き続き予算要求する予定である。また、入札からの期間を考えると、6月には間に合わないとの答弁がありました。
 次に、8款5項4目都市再生整備計画費、12節郡中港駅前ポケットパーク整備設計業務とJR伊予市駅周辺整備基本計画策定業務について、JR伊予市駅と郡中港駅を関連づける事業になるのかとの質疑に対し、来年度地元代表者及び鉄道事業者等と検討会を立ち上げ、構想の取りまとめを行う中で、関連性についても検討したいとの答弁がありました。
 次に、8款7項1目住宅管理費、18節ブロック塀等撤去・改修補助金について、申請状況はとの質疑に対し、昨年度は実績がなく、現在は通学路に面したブロック塀を対象としているため申請が少ないが、次年度からは、範囲を緊急避難路に面するブロック塀に拡大するよう要綱を改正するとの答弁がありました。
 次に、9款1項2目非常備消防費、1節消防団の団員報酬の増額について、今回の処遇改善により、団員の確保など改善することができるのかとの質疑に対し、全国的に団員数の減少が著しいが、本市では充足率でいうと、県内自治体の中でも上位にあり、著しく減少している状況ではない。しかし、団員の平均年齢は徐々に上がってきているため、今回の処遇改善により団員のつなぎとめ、新規団員の勧誘に強力に取り組んでいくとの答弁がありました。
 次に、9款1項3目消防施設費、14節第1分団第4部(下大平)消防詰所新築工事について、同じ場所に建て替えるのか、またその間の団員の活動拠点はとの質疑に対し、現状の位置での建て替えを計画している。
 また、詰所工事中の対応については、第1分団第4部部長より、車庫機能については、隣接する倉庫の活用を所有者と協議をするとともに、会議機能については、近隣の集会所を借りることで、関係者と早急に協議を進めるとの報告を受けている。今後、交渉の状況を確認するなど、適切に対応するとの答弁がありました。
 次に、10款6項2目社会体育費、17節社会体育施設利用者貸出用AEDについて、AEDが整備されていない施設の利用者に貸し出すためとあるが、具体的な利用方法はとの質疑に対し、施設の鍵の貸出し時にAEDも一緒に貸出しを行うが、体育館など隣接する施設にAEDが設置されている場合は、その施設等の鍵を一緒に渡し、使用できるよう対応するとの答弁がありました。
 次に、議案第22号令和4年度伊予市水道事業会計予算について申し上げます。
 第10条、他会計からの補助金では、簡易水道事業の補助金が増加している理由はとの質疑に対し、令和2年度から企業会計としての運営となったが、設備投資費に伴う起債の利息及び施設運営費用に対して給水収益が少ないことにより不足額を補助しているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第14号ないし議案第21号、議案第23号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案11件について、議案第13号を分離し、議案第14号ないし議案第23号の残余10件を一括して採決を行いました。その結果、議案第13号、議案第14号ないし議案第23号、全て全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で予算審査特別委員会の審査の報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時42分 休憩
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            午前10時45分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
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---------- 以上で各常任委員長及び予算審査特別委員長の報告を終わります。
 これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 念のため申し上げます。
 各常任委員長及び予算審査特別委員長の報告結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。
 お諮りいたします。
 議案第1号ないし議案第23号については、各条例、一般会計、各特別会計等に分けて一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。
 まず、議案第1号ないし議案第7号の7件について一括採決を行います。
 各常任委員長の報告は原案可決です。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第1号ないし議案第7号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第8号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第15号)について採決いたします。
 各常任委員長の報告は原案可決であります。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第8号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第9号ないし議案第12号の4件について一括採決を行います。
 各常任委員長の報告は原案可決です。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第9号ないし議案第12号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第13号令和4年度伊予市一般会計予算について採決いたします。
 予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第13号については、予算審査特別委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第14号ないし議案第23号の10件について一括採決を行います。
 予算審査特別委員長の報告は原案可決です。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第14号ないし議案第23号については、予算審査特別委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 この際、お諮りします。
 本議会は、ただいま予算審査特別委員長報告をもって調査を終了することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、予算審査特別委員会の調査は終了することに決定しました。
 調査に当たりました委員の御苦労に対し、感謝申し上げます。
            〔委員会審査報告書は付録に掲載〕
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○議長(日野猛仁 君) ここで暫時休憩します。
            午前10時52分 休憩
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            午前11時05分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第3 議案第24号・議案第25号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第3、議案第24号及び議案第25号の2件を一括議題といたします。
 これより提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、議案第24号及び議案第25号につきまして提案理由を申し上げます。
 詳細につきましては、補足させますので、お願い申し上げます。
 まず、議案第24号伊予市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは、非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和等に係る措置を講ずることに伴い、条例の一部を改正するものであります。
 次に、議案第25号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは、保育士・幼稚園教諭等の処遇改善に係る措置を講ずることに伴い、条例の一部を改正するものであります。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前11時06分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時06分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎総務課長(向井功征 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 向井総務課長
◎総務課長(向井功征 君) それでは、補足説明を申し上げます。
 議案書(その2)、1ページをお願いします。
 議案第24号伊予市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について。
 今回の条例改正では、育児と仕事の両立支援のため、非常勤職員の育児休業及び部分休業の取得要件の緩和、個別の周知・意向確認のための措置、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置等を行っております。
 2ページ及び3ページを御参照ください。
 第2条及び第18条の改正規定は、非常勤職員の育児休業及び部分休業の取得要件のうち「引き続き在職した期間が1年以上」との要件を廃止いたしております。
 次に、第22条を加える改正規定は、妊娠・出産等を申し出た職員に対する個別の周知・意向確認の措置等について。
 第23条を加える改正規定は、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備として、職員に対する育児休業に係る研修の実施、育児休業に関する相談体制の整備、その他育児休業に係る勤務環境の整備に関する措置、これは事例の収集及びその情報提供や制度周知等を予定をいたしておりますが、これらについて定めております。
 附則におきまして、この条例は令和4年4月1日から施行するとしております。
 議案書(その2)、4ページをお願いします。
 次に、議案第25号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。
 これは、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策、令和3年11月19日閣議決定されておりますが、こちらにおいて、保育士等・幼稚園教諭を対象に、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、収入を3%程度引き上げるための措置を令和4年2月から前倒しで実施することとされたことを踏まえ、会計年度任用職員の給与表の級・号給設定の見直しを行うものでございます。
 なお、正規職員につきましては、国が示す基準額と比較し、いずれの職種(所長、係長、主査、主任、主事)も5.9%以上上回っているため、今回の見直しは行ってございません。
 5ページをお願いします。
 別表第1、4、高度専門職の項に、市長が規則で定める者として、級、号給、報酬基準額を新たに規定しております。
 今回の改正により、対象職員の号給を現在の号給から4号給引き上げることとしており、これにより新たな初任給ベースとなる29号給に係る報酬基準額は、月額では6,500円、日額では299円、時給では40円と、率にしてそれぞれ3.6%の引上げとなっております。
 また、対象職員は、規則で定める職員として、保育所、幼稚園等に勤務し、保育等の提供を行う保育士、幼稚園教諭、看護師を予定しており、2月1日時点で34人、給料の影響額としては、令和3年度分、2月・3月分となりますが、こちらが約25万円、令和4年度1年度分では約145万円を見込んでおります。
 次のページをお願いします。
 附則第1項において、この条例は公布の日から施行し、この条例による改正後の伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例及び事項の規定は、令和4年2月1日から適用するとしております。
 附則第2項において、号給の切替えを、附則第3項において、給与の内払いを規定しております。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) これより質疑を行います。
 まず、議案第24号伊予市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてです。
 議案書(その2)1ページないし3ページです。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 次に参ります。
 議案第25号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてです。
 議案書(その2)4ページないし6ページです。
 御質疑ありませんか。
◆2番(金澤功 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 金澤功議員
◆2番(金澤功 君) 失礼します。
 4号給、一律に上がるっていうことなんですが、これは、例えば基本給の3%以上を目安として上げたっていうことでしょうか。
 それともう一つ、例えば定期昇給が4月1日あるとしたら、その定期昇給はまた別のことと考えてされるのか、それともこの4号給上げたことによって定期昇給は、4号給を含めて考えるのか、考えないのかっていうところをお聞かせいただいたらと思います。
◎総務課長(向井功征 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 向井総務課長
◎総務課長(向井功征 君) 金澤議員の御質問に私のほうから答弁申し上げます。
 まず、1点目の引上げ率の関係でございますが、提案説明でも申し上げましたように、3.6%の引上げということで、議員おっしゃるように3.3%以上のところを目指したものでございます。
 それから、定期昇給につきましては、今回の号給の引上げと別に4月1日以降に行うということになります。
 以上でございます。
○議長(日野猛仁 君) よろしいでしょうか。
 ほかございませんか。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 1点お願いします。
 この改正については、非常にいいなということで賛成ですけれども、説明の中で、正規職員が5.9%以上上回っているという説明がありましたので、今働き方改革で、同一労働同一賃金という中で、ひょっとして正規職員が優遇されているんではないかなという、ちょっと聞こえたんですけども、それについての見解をお聞かせください。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前11時14分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時15分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
◎総務課長(向井功征 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 向井総務課長
◎総務課長(向井功征 君) それでは、森川議員の御質問に私のほうからお答え申し上げます。
 正規職員の給与の額、これが優遇されたもんじゃないかということでございますけれども、当然正規職員でございますので、役割であるとか責任の重さ、そういうことが係ってまいります。それらを加味した上での給与ということですので、御理解いただきたいと思います。
○議長(日野猛仁 君) よろしいでしょうか。
            〔4番森川建司議員「はい」と呼ぶ〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 議案第24号及び議案第25号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩いたします。
            午前11時15分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時16分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 まず、議案第24号について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第24号については、原案可決と決定しました。
 次に、議案第25号について採決を行います。
 原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第25号については、原案可決と決定しました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 発議第1号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第4、発議第1号北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を推進する決議についてを議題といたします。
 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。
 森川建司議員、御登壇願います。
            〔4番 森川建司君 登壇〕
◆4番(森川建司 君) 発議第1号北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を推進する決議について、発議者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。
 決議を朗読します。
 北朝鮮による拉致問題の発生から40年以上が経過し、拉致被害者及び拉致の可能性を排除できない特定失踪者自身やその家族も高齢化が進み、もはや一刻の猶予もない状況に置かれている。
 国においては、北朝鮮による日本人拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、国の責任において解決すべき最重要課題と位置づけ、その解決のためには、世論の一層の喚起が不可欠であるとし、特に若い世代に拉致問題は歴史ではなく、現在進行形の人権侵害かつ犯罪行為であることへの理解促進を図ることが重要であるとの認識の下、内閣官房拉致問題対策本部及び文部科学省から、北朝鮮当局による拉致問題に関する映像作品等の活用促進について(令和3年4月23日)が通知された。それ以前にも児童・生徒が拉致問題について深く認識し、人権問題として考える契機とするため、アニメ「めぐみ」及び映画「めぐみ」の学校等における上映を促進するように、各都道府県教育委員会等を通じて学校等の関係機関に周知している。
 また、拉致問題対策本部が毎年実施している全国の中高生を対象とした北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールがあり、こうした取組に積極的に関与することが求められる。
 本市議会は、平成15年5月24日に本市が立ち上げた大政由美さんの行方不明の真相究明を求める連絡会において、愛媛拉致議連や救う会愛媛と連携し、署名・募金・講演会等、拉致問題の解決、啓発に取り組んできた。今後においても、議員一人一人ができる範囲で、一日も早い拉致被害者全員の救出に向けて、若い世代の方々への啓発が重要な課題との認識の下、アニメ「めぐみ」、「拉致被害者御家族ビデオメッセージ~必ず取り戻す!愛する家族へ~」、拉致問題啓発舞台劇公演「めぐみへの誓い~奪還~」、映画「めぐみへの誓い」及び北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール等を活用して、北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を推進する。
 以上のとおり決議する。
                       令和4年3月18日
                             伊予市議会
 以上でございます。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前11時21分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時21分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 発議第1号について御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、発議第1号は委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩いたします。
            午前11時22分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時22分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 発議第1号について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、発議第1号については、原案可決と決定しました。
            〔北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深めるための取組を
            推進する決議は付録に掲載〕
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 発議第2号
         (表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第5、発議第2号伊予市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件については、既に議会全員協議会において十分協議していただいておりますことから、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに簡易採決したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。
 これより採決を行います。
 発議第2号について原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、発議第2号については、原案可決と決定しました。
 ただいま発議第2号が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決定しました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△発議第3号 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める決議
        (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
△発議第4号 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める意見書
        (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) ただいま議会運営委員長より、発議第3号ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める決議及び発議第4号ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める意見書の追加提出がありました。
 お諮りいたします。
 この際、発議第3号及び発議第4号について日程に追加し、一括議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、発議第3号及び発議第4号の2件を一括議題といたします。
 提出者から順次提案理由の説明を求めます。
 大野鎮司議員、御登壇願います。
            〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 発議第3号ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める決議について、発議者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。
 決議を朗読いたします。
 令和4年2月24日に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻を伴う一連の動きは、国際社会の秩序と平和の根幹を揺るがす行為であり断じて容認できない。国連憲章及び国際法に明確に違反する行為であり、一方的な武力行使によってウクライナの主権及び領土の一体性を侵害する暴挙である。また、今回の軍事侵攻に対し核兵器の使用を示唆していることは、核兵器の根絶と世界の恒久平和を切に願う、唯一の被爆国日本のその思いを踏みにじるものである。
 本市の伊豫岡八幡神社にある絵馬には、砲弾が飛び交う激しい戦場にあって赤十字の腕章をつけた救護兵たちが負傷したロシアの敵軍将校を救護する様子が描かれている。これは、明治39年5月、日露戦争から無事帰還した下吾川地区の農村兵士たちがロシア負傷兵に対して人類愛を貫いていたことを後世に語りかけているものである。この貴重な文化財を通して平和と友好の絆は脈々と受け継がれていることを鑑みると、今回の事案に対して多くの市民が驚愕し、心を痛めている。
 よって、伊予市議会はロシアによる攻撃やウクライナの主権侵害に厳重に抗議するとともに、即時に完全かつ無条件での撤退を強く求めるものである。
 また、国においては、現在在留邦人の安全確保や国民生活への影響対策について万全を尽くし、世界の恒久平和の実現に向け、国際法に基づく真摯な姿で平和的解決に全力を尽くすことを強く要請する。
 以上のとおり決議をする。
                       令和4年3月18日
                             伊予市議会
 以上でございます。よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前11時28分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時29分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
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---------- 次に、門田裕一議員、御登壇願います。
            〔11番 門田裕一君 登壇〕
◆11番(門田裕一 君) 発議第4号ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める意見書について、発議者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。
 意見書の読み上げにつきましては、先ほどの決議文と重複する部分は省略させていただき、国への要請事項のみ申し上げます。
 1、G7(先進主要国)や周辺諸国等、国際社会と連携して速やかな武力行使の中止と平和的解決に努めること。
 2、ウクライナ在留邦人の人命の確保、並びに国外を含め危険地域から速やかでかつ安全な退去を支援すること。
 3、経済制裁等によって起因する原油や食料品等、日常生活物資の適切な需給調整及び物価高騰に対する抑止策等、市民生活への影響を最小限に抑えること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                       令和4年3月18日
                             伊予市議会
 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、経済産業大臣、以上でございます。
 よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩します。
            午前11時32分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時32分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 質疑は議案番号順に行います。
 まず、発議第3号について御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 次に、発議第4号について御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結します。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第3号及び発議第4号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、発議第3号及び発議第4号は委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩します。
            午前11時33分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時33分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 まず、発議第3号について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、発議第3号については、原案可決と決定しました。
 次に、発議第4号について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、発議第4号については、原案可決と決定しました。
 ただいま意見書が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。したがって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。
            〔ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求める
            決議、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関し平和的解決を求
            める意見書は付録に掲載〕
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6 閉会中継続調査申し出の件
○議長(日野猛仁 君) 日程第6、閉会中継続調査申し出の件を議題といたします。
 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第106条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。
 お諮りいたします。
 各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 異議なしと認めます。各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定しました。
            〔閉会中継続調査申出書は付録に掲載〕
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(日野猛仁 君) 次に、市長から伊予市ゼロカーボンシティ宣言について発言の申出がありましたので、議長において許可いたします。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 本日、伊予市環境基本条例を可決いただきましたことを受け、本市が脱炭素社会の実現を目指すという姿勢を明らかにするため、本会議の場をお借りいたしまして、伊予市「ゼロカーボンシティ」宣言をさせていただきます。
 宣言書においては、あらかじめ配付させていただきましたので、御覧おき願います。
 伊予市「ゼロカーボンシティ」宣言。
 近年、地球温暖化が原因と見られる気候変動の影響により、世界各地で記録的な高温、大雨、大規模な干ばつ等の異常気象が多発しています。また、日本各地においても、過去に経験したことのないような猛暑や集中豪雨などが多発しており、今後さらに大規模災害等のリスクが高まることが予測されます。
 2021年8月に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の第6次評価報告書では、向こう十数年間の温室効果ガス等の排出が大幅に減少しない限り、21世紀中には地球温暖化は、1.5度ないし2度を超えるとしています。さらに、イギリスで開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締結国会議)では、地球温暖化を1.5度に抑える目標に向かって世界が努力することが正式に合意されました。
 日本においては、2020年10月に政府が「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、2021年4月には、地球温暖化対策本部にて、2030年までの温室効果ガス排出削減目標を2013年度比46%削減することが発表されました。
 このような中、SDGsの理念に基づき、持続可能なまちづくりを目指す本市においても、3万人が住み続けられる伊予市の実現に向け、市民・事業者・行政が一体となって本市における2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティを目指すことを宣言します。
 SDGs×伊予市。あなたとずっと、みんなでもっと、みらいはきっと。
 令和4年3月18日、伊予市長武智邦典。
 以上であります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前11時40分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時40分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(日野猛仁 君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日の会議を閉じます。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(日野猛仁 君) さて、この3月末をもって退職をされます向井裕臣市民福祉部長、武智年哉産業建設部長、佐々木正孝教育委員会事務局長、泉一人社会教育課長、大西昌治会計管理者におかれましては、長年大変御苦労でございました。
 ただいま議場におられますので、代表して向井裕臣市民福祉部長から一言御挨拶をお願いしたいと思います。
 向井市民福祉部長、御登壇願います。
            〔市民福祉部長 向井裕臣君 登壇〕
◎市民福祉部長(向井裕臣 君) 失礼をいたします。
 ただいま日野議長より御指名をいただきましたので、誠に僣越ではございますが、本年度退職をいたします職員を代表して一言お礼を申し上げます。
 第6波とされる新型コロナウイルス感染症の蔓延は、まだまだ予断を許さない状況でございますが、間もなく桜の開花便りが続く大変よい季節になってまいりました。そのような時期、私たちは、この3月末をもって定年退職を迎えます。入庁後、昭和・平成・令和と時代は移り、また平成の大合併を経て様々な出来事が過ぎ去りました。その中で今思い出されるのは、職務において達成し、喜びを感じたことより、むしろ失敗したことや苦労したことばかりでございます。その都度議員の皆様をはじめ、理事者並びに諸先輩の方々や職員、そして市民の皆様の温かい御指導とお力添えをいただき、何とか本日を迎えることができましたことに深く感謝をいたしております。
 本市を取り巻く環境は、人口減少や少子・高齢化の進行、風水害の頻発や激甚化、空き家や耕作放棄地の増加、施設の老朽化など、多くの課題が顕在化し、さらには、時代の変遷とともに、情報化やグローバル化への対応、地方創生、SDGsの達成など、私たちの入庁時には想像すらできなかった変革が高度に求められております。それらの達成には、まだまだ時間が必要かと思いますが、市民の皆様、議員の皆様、行政がそれぞれの立場で知恵を出し合い、一体となり推進することで、必ずや達成されるものと信じております。
 私たちは、これまで本市の発展のため、微力ながら努めてまいりました。ただ公務員として、市民の皆様や地域のためにどれだけの貢献ができたのか、改めて自問いたしますと、十分な成果を遂げられたのか、後悔する思いがございます。
 また、長年通い慣れた職場を去る寂しさと安堵の気持ちが交錯し、本当に複雑な思いでございます。ただ一つ確かなことは、私たちは伊予市役所に奉職し、長年にわたり伊予市勢の発展に少なからず関われたことを最高の喜びに感じているということでございます。その思いを忘れず、退職後は、それぞれの立場でこれまでの経験を生かしながら、「まち・ひと、ともに育ち輝く伊予市」の実現に向けて、少しでもお手伝いができればと考えております。
 最後になりましたが、伊予市議会並びに伊予市政のますますの御発展と皆様方の御活躍、御健勝を心より御祈念申し上げまして、言葉整いませんが、退職に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。
○議長(日野猛仁 君) ありがとうございました。今後とも御健勝で伊予市勢発展のため、お力添えをいただきますようお願いいたします。
 暫時休憩いたします。
            午前11時46分 休憩
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            午前11時46分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
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○議長(日野猛仁 君) 市長から閉会の挨拶があります。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 閉会の御挨拶の前に、去る3月16日に発生しました福島県沖を震源とする震度6強の地震につきまして、被災された地域、被災された皆様に対しまして心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 それでは、閉会の御挨拶を申し上げます。
 議員各位におかれましては、終始熱心に御審議をいただきまして、誠にありがとうございました。
 当初予算につきましては、予算審査特別委員会が設置され、武智実委員長の下、活発な議論を重ねていただきました。改めて武智実委員長をはじめ委員各位に厚くお礼を申し上げます。
 今議会の審議の過程で賜りました御意見また御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じております。
 さて、この機会に、本市のワクチン接種の現状につきまして御報告申し上げます。
 依然として県内の新型コロナウイルス感染者数は、高止まりを見せており、第6波における陽性者の年代構成は、10歳未満と10代で3割を超え、その親世代の30代と40代でも3割前後で推移していることからも、ワクチン接種の効果が期待されているところでもございます。こうした中、本市の65歳以上の方への新型コロナワクチン3回目接種の進捗状況は、3月14日現在で接種率は86.2%と、20市町の中では2番目、11市の中ではトップの接種率となっております。3月17日現在、昨年9月中旬までに2回目の接種を終えた方に接種券を発送しており、18歳以上への5月末接種完了を目指しまして、鋭意取組を進めているところでございます。
 次に、3月4日から伊予市保健センターにおいて開始いたしました5歳から11歳までの小児へのワクチン接種につきまして、3月13日現在294人への接種を実施いたしましたが、重篤な副反応事案は発生をいたしておりません。今後も細心の注意を払いながら、安全・安心なワクチン接種に取り組んでまいる所存でありますので、議員各位におかれましても、御理解と御協力を賜りたいと存じております。
 次に、昨年4月26日に発生した上灘漁港の火災への現在までの対応状況につきまして御報告を申し上げます。
 全焼の被害を受けた16隻の漁船につきましては、昨年5月及び10月の2回に分けて撤去処分いたしました。これらの費用約1,360万円につきましては、組合員の漁船保険及び市の補助金で対応いたしております。
 また、漁船の購入費や生活資金などに対する融資制度につきましては、市で利子補給を行うこととしておりますが、被害に遭われたほとんどの方に御利用いただいているところでございます。現在のところ、個人漁業者6人の方につきましては、中古漁船の購入や既存漁船の修繕により、昨年7月から既に漁を再開いたしております。
 一方、共栄網につきましては、当初国庫補助金を活用しての新造漁船の購入を検討しておりましたが、建造に相当の期間を有することなどから、中古漁船を購入し、改造して活用することで、本年4月からは本格的に漁を再開できる見込みと聞き及んでおります。これまでの間、煮干しの購入、各種団体からの支援金や公共施設に設置した募金箱により、多くの皆様から御支援賜りましたことに改めまして厚くお礼を申し上げる次第であります。今後、市といたしましては、漁業組合及び関係機関と連携し、一日も早い復興支援に努めたいと存じておりますので、議員各位のさらなる御協力をお願い申し上げるところでございます。
 次に、出渕葉たばこ共同利用施設の現状につきまして御報告申し上げます。
 御案内のとおり、昨年12月市議会定例会で本施設の廃止に係る関連予算等を議決いただいておりますけれども、本年1月末には、国、県への国庫補助金返還手続が完了し、2月からは入江工研株式会社へ貸付けしております。先月行った同社代表取締役とのウェブ会議では、現在業績が好調であり、早期の購入も視野に入れているとのことでしたので、本市としましても、好機を逃さないよう、売却に向けた協議を進めてまいります。
 なお、今後進展がありましたら、議会へも御報告を申し上げたいと存じております。
 さて、先ほど退職者を代表して向井裕臣市民福祉部長から挨拶がありました。退職される皆様には、長年市勢発展、市民福祉の向上に尽力いただいてきましたことに対しまして、改めて心よりお礼を申し上げたいと存じております。本当にありがとうございました。退職後も様々な形でお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。
 4月からは新たな体制で議会また市政運営に臨むこととなりますが、本日御決定を賜りました予算を効果的に執行できますよう、部課長はじめ全職員で取り組んでまいりたいと存じております。
 なお、令和4年度税制大綱が昨年12月に閣議決定され、地方税法等の一部を改正する法律案が国会で審議されており、今月中には公布される予定であります。公布されましたら、伊予市税条例等、関係する条例の一部改正について専決処分させていただき、次回市議会へ御報告したいと考えております。
 結びに、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬ御高配を賜りますよう、またさらなる御助言を賜りますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶に代えさせていただきます。本日は大変お世話になりました。ありがとうございました。
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○議長(日野猛仁 君) これをもって令和4年第1回伊予市議会定例会を閉会いたします。
            午前11時55分 閉会
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