令和3年第6回(12月)伊予市議会定例会
12月17日(金) 委員長報告(質疑・討論・表決)、その他
開議宣告
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第 70号~議案第 82号
議案第 87号~議案第100号
(各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
第3 議案第102号
(提案理由の説明・質疑・討論・表決)
閉議宣告
市長あいさつ
閉会宣告
午前10時00分 開議
○議長(日野猛仁 君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序に従って審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(日野猛仁 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において1番田中慎之介議員、2番金澤功議員を指名いたします。
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△日程第2 議案第70号~議案第 82号
議案第87号~議案第100号
(各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会に付託され審査になっておりました議案第70号ないし議案第82号、議案第87号ないし議案第100号の27件を一括議題といたします。
この際、各常任委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。
まず、総務委員長吉久俊介議員、御登壇願います。
〔5番 吉久俊介君 登壇〕
◆総務委員長(吉久俊介 君) 皆様おはようございます。
それでは、総務委員会の審査の報告を申し上げます。
今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案8件につきまして、去る12月9日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
議案第87号伊予市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
今回の改正は、家畜伝染病のまん延防止作業等を行う職員及び新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対応する職員に対し、特殊勤務手当を追加するものであると認識している。手当の名称を感染症防疫手当から防疫等作業手当に改めた理由はとの質疑に対し、現行条例では感染症のみに対応するものであったが、これ以外に家畜伝染病のまん延防止作業にも支給することができるよう名称を改正したとの答弁がありました。
また、支給額、業務内容及び支給基準について説明を求めたところ、人事院規則及び愛媛県条例に準じた改正内容であり、実際の作業は愛媛県の指示の下実施することが予想されるため、手当の支給についても県の基準に準ずる予定であるとの答弁がありました。
次に、議案第91号伊予市組織条例の一部を改正する条例について申し上げます。
令和4年度の組織機構の見直しに伴い、条例の一部を改正するものであるが、今回の主な変更点はとの質疑に対し、現在の特命プロジェクト推進部と未来づくり戦略室の主要な業務を一体的に取り組む部署として企画振興部を新設する。その他、総務部から情報化、統計、市民参画・協働、ふるさと納税等の業務を移管する。今後、光ファイバ網の整備と併せ、その活用策を検討していくとともに、移住・定住、ふるさと納税等の各施策も一体的に取り組むことにより、効率的、効果的な業務推進を図りたいとの答弁がありました。
それに対し、今回の機構改革で目指す組織体制について説明を求めたところ、限られた職員数に比して業務量が増加している現状の中、効率的、効果的な業務推進並びに新設する企画振興部等、各部局の長がしっかりと情報共有できる組織体制の構築に努めたいとの答弁がありました。
そのほか、議案第82号、議案第92号ないし議案第96号については、特に申し上げることはございません。
以上、付託されました議案8件につきましては、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
以上で総務委員会の審査報告を終わります。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
午前10時05分 休憩
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午前10時05分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
次に、民生文教委員長門田裕一議員、御登壇願います。
〔11番 門田裕一君 登壇〕
◆民生文教委員長(門田裕一 君) おはようございます。
民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。
今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案6件につきまして、去る12月10日に委員会を開催し、現地調査を行うなど慎重に審査をいたしました。
その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
まず、議案第80号財産の無償貸付について申し上げます。
下灘診療所医師住宅は、昭和35年建築でかなり老朽化が進んでいるが、建て替えの予定はとの質疑に対し、現時点で建て替えの予定はない。今回、無償貸付けのため、一般的な消耗等の修繕については、貸付けする医療法人で対応していただくことになるとの答弁がありました。
その答弁に対し、古い建物であり、今後の医師確保のためにも、医師住宅は改善していただきたいとの意見がありました。
次に、議案第96号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第10号)の所管部門について申し上げます。
歳出、3款1項7目国民年金費、12節国民年金システム改修業務委託料について、基礎年金番号通知書の再交付申請に関係するシステム改修だが、再交付手数料など市民に負担が発生するのかとの質疑に対し、国民年金に係る制度改正に伴い、令和4年4月1日から年金手帳の交付が廃止され、新たに基礎年金番号通知書が交付されることになる。この交付については無償のため、再交付についても費用は発生しないとの答弁がありました。
次に、3款1項13目自立支援給付費、19節介護給付費・訓練等給付費について、就労支援の就労時間はどのように計算されているのかとの質疑に対し、就労時間については、就労支援A型では、2時間未満、2時間から3時間未満など平均労働時間に応じて段階が決められていたが、今回の報酬改定では、段階を設けず、就労の状況に応じて点数をつけるスコア方式に変更になったとの答弁がありました。
その答弁に対し、スコア方式とはどのような内容なのかとの質疑に対し、評価項目の総合評価をスコアとするもので、今年度の改定による方式のため、詳細については今後国から方針が示されると考えられるが、事業所には、ホームページ等を通じて、スコア方式による評価内容の公表が義務づけられ、未公表の場合は基本報酬が減額されることが国において決まっているとの答弁がありました。
その答弁に対し、スコア方式の内容を精査し、適正な給付に努めていただきたいとの要望がありました。
次に、3款1項16目障害児通所給付費、19節障害児通所給付費等について、対象事業はとの質疑に対し、放課後等デイサービスは市内5か所、市外19か所で、小学1年生から高校3年生までが利用している。児童発達支援等については、市内事業者がなかったが、昨年11月に上吾川地区に児童発達支援センターくじらが開園し、利用される方が増えているとの答弁がありました。
次に、3款2項1目児童福祉総務費、18節小児科新規開業促進事業費補助金について、市内小児科の閉院に伴う補助事業がなぜこの時期になったのかとの質疑に対し、病児病後児保育事業の運営を継続するため、早い時期に小児科医を誘致する必要が生じたため、この時期での予算計上となった。具体的な要件として、小児科を主たる診療科とする医師または医療法人で、開業後10年以上の診療の継続や65歳以下の年齢、健康診査や地域医療への協力を想定しているとの答弁がありました。
議案第97号令和3年度伊予市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、事業勘定について、歳入、6款1項1目繰越金では、前年度繰越金2,477万3,000円は、コロナによる受診控えが影響しているのかとの質疑に対し、1人当たりの医療費は平成30年度から変移はなく、受診控えはなかったと考えている。昨年度の余剰金については、保険料収入が多かったことと財政調整基金の調整を行ったことによる影響であり、今後は財政バランスの取れた事業を行いたいとの答弁がありました。
そのほか、議案第70号、議案第88号及び議案第98号については、特に申し上げることはございません。
以上、付託されました議案6件について、意見のございました議案第96号を分離採決し、残余の議案第70号、議案第80号、議案第88号、議案第97号及び議案第98号の5件を一括採決いたしました。
その結果、議案第96号については賛成多数により、残余の5件については全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
以上で民生文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
午前10時12分 休憩
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午前10時13分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
次に、産業建設委員長川口和代議員、御登壇願います。
〔6番 川口和代君 登壇〕
◆産業建設委員長(川口和代 君) 産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。
今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案15件につきまして、去る12月13日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。
その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
まず、議案第71号なかやまフラワーハウスの指定管理者の指定について申し上げます。
平成28年度による行政評価、外部評価の中で、来場者を1万5,000人確保し、老朽化が進んでいる箇所の修繕を行い、方向性としてさらに重点化するという評価であったが、その後の現状はとの質疑に対し、平成29年度から令和2年度における来場者数の平均は約1万5,000人で、目標は達成している。老朽化が進んでいる箇所の修繕については、全体的な改修は先送りとしているが、緊急を要する施設の屋根及び外壁部分に当たるガラスのひび割れ箇所の修繕など、来年度に計画しているとの答弁がありました。
次に、議案第72号なかやまそば乾燥調製施設等の指定管理者の指定について申し上げます。
作付面積、生産量が平成27年度から令和2年度にかけて減少してきているが、今後のそばの生産に関する考え方と指定管理の方向性について、どのように考えているのかとの質疑に対し、耕作者の数については10名で現状維持をしているが、収穫量に関しては、年度によって天候や鳥獣被害などの影響もあり、増減を繰り返している。そばの生産に関しては、生産者、JA、株式会社プロシーズによる協力体制が構築されており、作付面積と生産量の維持、増加を図ることは、地産地消に加え、地元特産品の存続、道の駅なかやま等の施設にとっても、地域活性化に寄与する重要な位置づけと捉えていることから、今後は施設の譲渡も視野に協議を進めていく必要性があるとの答弁がありました。
次に、議案第96号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第10号)の所管部門について申し上げます。
第3表債務負担行為補正、不燃ごみ等最終処分業務委託事業について、中間処理後の再資源化が困難な不燃ごみと粗大ごみを埋立地へ最終処分する業務だが、近年におけるごみの量の傾向はとの質疑に対し、コンテナを積んだ台数当たりの実績として、平成30年度が268台、令和元年度が243台、令和2年度においては276台と増加しているが、これはコロナ禍における巣籠もりの影響で、自宅の掃除や片づけをする方が増えたことが要因と考えられる。今年度の実績見込みは182台と減少していることから、年々減少傾向にあるとの答弁がありました。
歳出、6款1項3目農業振興費、18節機構集積協力金について、今回、農地所有者9名の対象農地面積337アールについて、貸借が成立したとのことだが、所有者の地区別内訳と今後どのように展開していく予定なのかとの質疑に対し、対象者9名の内訳として、中村地区が7名、稲荷地区と上吾川地区が各1名である。今回の貸借の成立については、耕作がしやすく、担い手が比較的つながりやすい地域ということで成立に至ったわけだが、中山地域などにおいては、傾斜のある樹園地が非常に多く、平野部と比べて耕作条件が不利な点はあるが、県内有数のキウイフルーツや中山栗の産地であり、経営規模拡大を希望する担い手等を中心に、引き続き農地情報を提供するなど、貸手と借手の間を取り持つ取組を推進していきたいとの答弁がありました。
次に、7款1項2目商工振興費、12節キャッシュレス決済プレミアム還元事業委託料について、この事業は、PayPayで決済を行った場合、利用者に20%のポイントが還元される事業であるが、利用実績とその効果はとの質疑に対し、利用実績として、市内で1,000平方メートルを超える大型店を除くコンビニ、薬局等の小売店を中心とした約200店舗が事業に参加し、全店舗の平均でPayPay決済が約4倍に増えるとともに、一部の店舗から売上げ自体が急激に伸びたとの声をいただいている。
また、事業の運営を委託したPayPay株式会社より、ほかの自治体と比較しても利用の伸びが非常に大きなものであったとの報告を受けていることから、マイナンバーカードのポイント付与の時期も見据え、QRコード決済や電子マネー決済ができる店舗を増やすなど、キャッシュレス化を進めていきたいとの答弁がありました。
その答弁に対し、想定を超えた利用実績で、市内店舗によってはよい取組であったと考えるが、今後は若年層以外の世代に対して分かりやすい啓発を行うなど、さらなる利用拡大に取り組んでほしいとの意見がありました。
同じく、5目商工観光施設管理運営費、14節秦皇山水道施設給配水管布設替工事について、配水管に漏水が見られることによる布設替え工事とのことだが、工事の詳細はとの質疑に対し、現時点の調査において、漏水場所や箇所数は特定できていないが、布設後30年を超え、劣化も著しく、今後も様々な箇所で漏水が発生することが想定されるため、旧配水管は残して、全長250メートル全部の配水管の布設替えを行うものであるとの答弁がありました。
その答弁に対し、新しい配水管は、今後震災等が発生しても壊れない素材なのか、また、給配水管をそのまま残置するとのことだが、腐食することも想定されるため、撤去してはとの質疑に対し、今回使用する配水管は、ポリエチレン製でフレキシブルに曲がるタイプのものであり、震災等が発生しても影響はないと考えている。
また、旧配水管は遊歩道中央に埋設されていることから、撤去する場合、舗装面の剥ぎ取り及び再舗装が必要となり、工事費が多額となってしまうこと、硬質塩化ビニール管であるため、腐食することはないことなどから、残置する判断に至ったとの答弁がありました。
次に、議案第100号令和3年度伊予市都市総合文化施設運営事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
歳出、1款1項1目業務費、14節自動火災報知設備更新工事について、経年劣化による初めての更新工事であり、コロナ禍の影響で資材入手に3か月程度の期間が必要とのことだが、その期間中に火災が発生する可能性も否定できないため、その対策は考えているのかとの質疑に対し、現在、施設内で火災が発生した場合は、受信機に通報が入る仕組みになっている。現在は正常に作動しているが、万が一異常が確認された場合には、指定管理者が状況を把握し、利用者の安全確保を第一に考え、迅速に対応するよう指導しているとの答弁がありました。
そのほか、議案第73号ないし議案第79号、議案第81号、議案第89号及び議案第90号、議案第99号については、特に申し上げることはございません。
以上、付託されました議案15件について、一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
以上で産業建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
午前10時24分 休憩
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午前10時25分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
以上で各常任委員長の報告を終わります。
これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 民生文教委員長にお伺いいたします。
報告書1ページ、中央どころ、特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げるということで説明がございましたが、私も傍聴しておりまして、重要な論議、これが欠落しているという観点から質問いたします。
具体的には、4ページ、中段、小児科新規開業促進事業費補助金、確かにここの文言の質疑があったのは私も覚えております。しかし、これは、この補助金の最終的な論議のごく一部です。この前に、約、時間までは計ってないんですけども、相当長い間、金額だとか、あるいはアプローチの仕方、他自治体の取組の説明とかいろいろあったんですけれども、全て欠落している。
そして、5ページの一番下、分離採決に至ったのは、小児科補助金、これがきっかけとなって、私は分離採決に至ったと思っているんですけれども、そのところの議論も全て欠けているというのは、まさに委員会の報告として果たしていいんだろうかと思います。その点について、委員長お答えください。
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 門田裕一議員
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 森川議員にお聞きします。
今委員長にお聞きした中で、アプローチ等様々な意見があったということで、全て欠落していると言われたんですけど、その全て欠落している部分を教えてください。でないと答えれません。
〔4番森川建司議員「すいません、もう一度言ってください。よく分かりませんでした」と呼ぶ〕
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 3款2項1目の小児科新規促進事業補助金のところのくだりで、前段に、報告の前に、ある委員のいろんなアプローチの仕方とかがあったと、その中で委員会として全て欠落しているとおっしゃられました。その全て欠落している部分を示していただかなくては……。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩をいたします。
午前10時28分 休憩
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午前10時30分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 話しにくいんですが、今言われた、議長、私が質問しているのは、繰り返しになりますけど、全体を聞いていた中で、ここの部分のところのもう少し前の段階というか、その表現というか内容をまとめてあってもいいんじゃないか。もっと極論すれば、いや、理事者にとっては非常に都合のいい報告になっています。しかし、そうじゃない反対というか、意見具申みたいなこともその中にいっぱい出てくるわけですよ。だから、そういうこともやはりこの中にあったんだよということは、私は普通だと思います。私、全部載せろなんて言っていません。だから、私はそれを聞いとって、先ほどそういうふうに質問したつもりです。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩をいたします。
午前10時31分 休憩
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午前10時33分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 門田裕一議員
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 最後の委員長報告に関しては、民生文教委員会の皆様が委員長、副委員長に託されましたので、そして委員長、副委員長がしっかり議論して、こういった委員長報告となりました。分離採決に至っては、民生文教委員会の委員の方が反対意見を述べられましたので、第96号議案については分離採決をいたしました。
以上でございます。
○議長(日野猛仁 君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
採決は、採決表示システムにより行います。
ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
念のため申し上げます。
各常任委員長の報告結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。
お諮りいたします。
議案第70号ないし議案第82号、議案第87号ないし議案第100号については、各条例、一般会計、各特別会計に分けて、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。
まず、議案第70号ないし議案第82号、議案第87号ないし議案第95号の議案22件について、一括採決を行います。
各常任委員会委員長の報告は原案可決です。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案22件については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
次に、議案第96号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第10号)について採決いたします。
各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第96号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
次に、議案第97号ないし議案第100号の議案4件について一括採決いたします。
各常任委員長の報告は原案可決です。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第97号ないし議案第100号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
〔委員会審査報告書は付録に掲載〕
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△日程第3 議案第102号
(提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第3、議案第102号を議題といたします。
これより提案理由の説明を求めます。
武智市長。
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、議案第102号につきまして提案理由を申し上げます。
詳細につきましては、補足説明をさせますので、お願いを申し上げます。
議案第102号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第12号)についてでございます。
今回、歳入歳出それぞれ2億9,678万5,000円を追加いたしました結果、本年度累計予算額は186億2,188万6,000円となっております。
補正の内容につきましては、子育て世帯に対する10万円相当の国の臨時特別給付金のうち、既に上程し、原案可決いただきました分を除く、残る5万円分の事業費を計上したものであります。
以上で説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎財政課長(皆川竜男 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 皆川財政課長
◎財政課長(皆川竜男 君) 失礼いたします。議案書3ページをお開きください。
令和3年度伊予市一般会計補正予算(第12号)でございます。
第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9,678万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ186億2,188万6,000円とする。
2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとしております。
4ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。
財源は、全額15款2項国庫補助金であり、歳入補正額合計2億9,678万5,000円、補正後の歳入合計186億2,188万6,000円となっております。
次ページの歳出につきましては、事項別明細書にて説明いたします。
10ページをお開きください。
3款2項13目ですが、今議会において、既に令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金支給事業に係る経費3億3万3,000円を原案可決いただいておりますが、追加支給する5万円分に係る経費2億9,678万5,000円を計上いたしております。
内訳は、通信運搬費など事務費128万5,000円と臨時特別給付金2億9,550万円の合計2億9,678万5,000円となっております。
なお、この追加支給5万円分について、本市は現金支給で実施いたします。本案を可決いただきましたら、令和3年度9月分の児童手当の支給対象となる児童分については、さきに決定した給付金5万円分と合わせて10万円を今月23日に振り込む予定としております。
また、その他の支給対象児童分については、早期に事務手続に入り、速やかに10万円を一括支給できるよう努めたいと考えております。
以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(日野猛仁 君) これより質疑を行います。
議案第102号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第12号)についてです。
議案書(その3)です。
御質疑ありませんか。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 1点だけ、先ほど速やかにとございましたが、いつ頃をめどにされているのか、お願いします。
◎子育て支援課長(太森真喜恵 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 太森子育て支援課長
◎子育て支援課長(太森真喜恵 君) ただいまの森川議員さんの御質問に御答弁させていただきます。
速やかにという時期でございますが、9月分の児童手当の対象者となる児童につきましては、今月23日に振り込む予定としております。
そして、その他の支給対象者につきましては、年明け早々から申請事務を行いまして、速やかに10万円が一括支給できるように努めてまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(日野猛仁 君) よろしいでしょうか。
ほかございませんでしょうか。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) すいません、市民の方からお問合せがあったんで教えていただきたいんですけど、この支給に関して、所得制限960万円でしたっけ、これがあったので、その取扱いがどうなるのか。これは世帯で960万円なのか、どちらかの親一方、ケースによっては1,800万円でも出るというようなケースもあるんですけど、このあたりの取扱いだけ教えてください。
以上です。
◎子育て支援課長(太森真喜恵 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 太森子育て支援課長
◎子育て支援課長(太森真喜恵 君) ただいまの吉久議員さんの御質問に御答弁申し上げます。
960万円という収入の制限に関しましては、扶養の親族が3人を基準としておりまして、扶養義務者、妻と子ども2人ということで、これは扶養の人数によって変わることになります。960万円は一つの例として考えているんですけれども、世帯で主となる収入を受け取っている者ということで、収入の高いほうの方の収入を基準としております。
特例給付につきましては、市のほうとしましては、今回の給付金につきましては対象とはしておりません。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(日野猛仁 君) よろしいでしょうか。
ほかございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第102号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第102号は委員会の付託を省略することに決定しました。
暫時休憩いたします。
午前10時45分 休憩
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午前10時45分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
採決は、採決表示システムにより行います。
ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
議案第102号については、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第102号については、原案可決と決定しました。
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○議長(日野猛仁 君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日の会議を閉じます。
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○議長(日野猛仁 君) 市長から閉会の挨拶があります。
武智市長。
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 12月議会閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、終始熱心に御審議をいただきまして、誠にありがとうございました。
今議会の審議の過程で賜りました御意見また御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じております。
さて、本市の12歳以上の方へのワクチン接種の進捗状況につきましては、11月29日現在で、1回目接種率が88.5%、2回目は87.8%と、20市町の中では5番目、11市の中では1番目の接種率を達成することができました。これまでワクチン接種に御協力、御尽力をいただいた医療従事者の皆様には深く感謝を申し上げる次第であります。
次に、追加接種、いわゆる3回目接種につきましては、12月11日に、2回目接種から8か月が経過していた市内の医療従事者等12人に対し、伊予市保健センターにおいて追加接種を実施したところであります。厚生労働省によりますと、副反応は2回目と同程度との見解が示されており、またアメリカ、ファイザー社によりますと、オミクロン株への予防効果として、追加接種を受けることで感染を防ぐ中和抗体レベルが高まり、2回目接種後の従来株の水準と同程度に達したとのことであります。現在、改良型ワクチンの開発にも着手しており、来年3月にも実用化できるとの見通しも示されております。
今後、本市の本格的な追加接種は、原則8か月の前倒しを視野に、集団接種は1月下旬からの実施で準備を進めており、個別接種は、インフルエンザ予防接種との重複を避けるため、2月上旬の開始予定で現在医療機関との調整を進めておりますので、議員各位におかれましても、御理解と御協力を賜りたいと存じております。
なお、今臨時国会で成立見込みの住民税非課税世帯等に対する臨時福祉給付金10万円等につきましては、国の予算成立後できるだけ早く皆様へ支給できるよう進めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
さて、今年も残すところあと僅かとなりました。新型コロナウイルス感染症の変異株による第6波の可能性も否めない中で、インフルエンザの流行も懸念されるところでございますけれども、議員各位におかれましては、感染症対応をしっかりとなされ、健康で希望に満ちあふれた新年を迎えられますよう御祈念を申し上げ、閉会の御挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(日野猛仁 君) これをもって令和3年第6回伊予市議会定例会を閉会いたします。
午前10時50分 閉会