録画中継

令和3年第5回(9月)伊予市議会定例会
9月17日(金) 委員長報告(質疑・討論・表決)、その他
開会宣告
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 議案第59号~議案第68号
      (各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
 第3 議案第69号
      (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
 第4 諮問第 1号~諮問第 5号
      (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
 第5 発議第 7号
      (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
 第6 議員の派遣について
 第7 閉会中継続審査申し出の件
閉議宣告
市長あいさつ
閉会宣告
            午前10時00分 開議
○議長(日野猛仁 君) 武智実議員から欠席の届出がありましたので、報告いたします。
 市長から議案第69号、諮問第1号ないし諮問第5号の提出がありましたので、御報告いたします。
 議案書(その2)を御参照願います。
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○議長(日野猛仁 君) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序によって審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(日野猛仁 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において7番向井哲哉議員、8番平岡清樹議員を指名いたします。
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△日程第2 議案第59号~議案第68号
         (各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会に付託され審査になっておりました議案第59号ないし議案第68号の10件を一括議題といたします。
 この際、各常任委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告願うことにいたします。
 まず、総務委員長吉久俊介議員、御登壇願います。
            〔5番 吉久俊介君 登壇〕
◆総務委員長(吉久俊介 君) 皆様おはようございます。
 総務委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案8件につきまして、去る9月10日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第60号伊予市過疎地域持続的発展計画について申し上げます。
 本計画は、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、令和8年3月31日までの5年間、地域の持続的発展を図るために必要な事業を策定し、目的達成に向け、過疎債を活用して事業を行うものであるとのことであった。
 これに対し、旧過疎地域自立促進計画との違いについて説明を求めたところ、計画の施策区分として、新規に移住・定住の促進、地域における情報化、再生可能エネルギーの利用の促進の3つが加わっているとの答弁がありました。
 また、商業の具体策として、ECサイト等の利用に向けた補助金や双海、中山地域における医療体制に関して、保健師の活用も含めた事業も取り入れてはどうかとの質疑に対し、過疎対策に資する内容であれば追加可能であるが、過疎債の適用は、施設整備のようなハード事業ではなく、地域公共交通の維持や小・中学生の医療費助成と同様、ソフト事業である。このソフト事業は、自治体ごとに活用枠が決まっているため、今後については財政担当と協議検討してまいりたいとの答弁がありました。
 次に、議案第61号伊予市合併振興基金条例の制定について申し上げます。
 本市では、これまで合併特例債を約120億円借り入れ、旧市町の各エリアにおいてハード整備を順次実施してきた。一方で、基金の積立てについては、基金の設置そのものが起債対象事業とされながらも、これまで行っていない。今回、新たに将来のソフト事業の原資とすることを主な目的として、合併特例債を活用して資金積立てを行い、将来世代への財源の確保を図りたく、合併振興基金を設置したとのことである。
 これに対し、具体的内容はとの質疑に対し、まだ協議は固まっていないが、想定としては、1点目に地域公共交通、2点目に地域ブランド力の強化、3点目に観光、4点目に自主防災を含む防災関連など、主にソフト事業を想定しているとの答弁がありました。
 その答弁に対し、今実施している地域公共交通にも活用できるのかとの質疑には、活用は可能であり、今後過疎対策事業債のソフト事業枠が減少したときの代替財源として将来的に検討したいとの答弁がありました。
 次に、議案第62号伊予市公共施設等総合管理基金条例の制定について及び議案第66号伊予市土地開発基金条例を廃止する条例について申し上げます。
 土地開発基金条例については、目的が土地の先行取得に限定されており、新市発足から現在までの16年間活用された事例はなく、今後も活用が見込まれないことから廃止する。それを財源として、喫緊の課題である公共施設の総合的な管理のため、新たに伊予市公共施設等総合管理基金条例を制定するものであるとのことである。
 これに対し、今の時期に基金条例の廃止、制定をした理由と他市の状況はとの質疑に対し、一番の理由は、公共施設等の最適な再配置、とりわけ用途廃止した建物の除却を着実に進めるための財源の確保のためである。ちょうど令和2年度決算が終わり、特に今、特定財源が求めにくい除却事業等は非常に財源が確保しにくい。現役世代への事業展開のためには、新たに公共施設等総合管理基金の創設が必要だと考えた。同時に上程している合併振興基金が将来世代のためであり、この2つの基金の2本立てで同時にスタートさせたいと考えている。
 また、土地開発基金の他市の状況については、県内では16市町が基金を持っており、4市町は持っておらず、新居浜市が平成29年に廃止に至ったとの答弁がありました。
 次に、議案第63号伊予市ふるさと応援基金条例の制定について申し上げます。
 本市のまちづくりを応援しようとする個人、法人及び団体から寄附金を募り、当該寄附金を財源として事業を実施するための基金として、新たに伊予市ふるさと応援基金を設置する。そして、寄附者が真に応援したい事業に対して、使途を指定した寄附ができるようにすることで、伊予市の各事業の応援者を獲得し、関係人口等の増加を目指したいとのことである。
 これに対し、寄附金が市の想定を超えるような集まり方をした場合の対処方法はとの質疑に対し、この基金に積み立てられた寄附金は、いわゆる指定寄附金ということで、他の目的には使えないものだと考えている。使い方として、1つは、翌年度あるいは翌々年度に続けて関連事業を予算化していく方法、もう一つは、そのまま基金内に原資をとどめて運用しつつ、運用益を積み立て、さらに関連事業を企画していく方法という2点を想定しているとの答弁がありました。
 また、市外の方からの寄附を集める広報の方法はあるのかとの質疑に対し、インターネットを活用し、担当課の熱量を伝え、伊予市のことを応援してもらえるよう、庁内で検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、議案第67号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第8号)の所管部門について申し上げます。
 歳入、22款1項5目1節消防施設整備事業債について、今年度実施する第10分団第2部(石の久保)消防詰所解体・新築工事、第1分団第4部(下大平)新築工事設計業務に係る市債について、当初予算で計上していた防災対策事業債2,970万円から過疎債である消防施設整備事業債3,960万円に変更することで、一般財源の負担が990万円減額になるとのことである。
 これに対し、これまでも消防団詰所の建て替えを順次行ってきたはずだが、どちらの事業債を使っていたのかとの質疑には、本部詰所については過疎債、それ以外の詰所については防災対策事業債を使うのが一般的だったとの答弁がありました。
 その答弁に対し、今までも過疎債が使えるものがあったのか、また今後は全て過疎債で対応できるのかとの質疑に対し、過疎債については、市全体の割当てがあるほか、他事業との調整もあることから、今までは本部詰所についてのみ過疎債を適用という運用をしていたが、現在の財政状況等を踏まえて、今後は可能な限り条件的に有利な過疎債を充当する予定であるとの答弁がありました。
 そのほか、議案第59号、議案第65号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案8件につきましては、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務委員会の審査報告を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時09分 休憩
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            午前10時10分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 次に、民生文教委員長門田裕一議員、御登壇願います。
            〔11番 門田裕一君 登壇〕
◆民生文教委員長(門田裕一 君) 民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案3件につきまして、去る9月13日に委員会を開催し、現地調査を行うなど、慎重に審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第67号令和3年度伊予市一般会計補正予算の所管部門について申し上げます。
 歳出、第2表債務負担行為補正、就労準備支援業務委託事業について、これは、令和4年度から新たに開始する社会との関わりに不安があり、他の人とコミュニケーションがうまく取れないなど、直ちに就労が困難な方に6か月から1年間のプログラムに沿って一般就労に向けた支援や就労機会の提供を行うものであるが、6か月と1年間の期間の違いはとの質疑に対し、相談者によっては、まず社会の場に出ることが難しい場合があり、そのような方々を支援する場合、最低1年くらいの期間がかかるのではと考えている。過去に就労の実績がある方については、支援をしながら半年をめどに実施し、6か月で難しそうな場合は、プランを作成し直し、支援を継続していかなければならないと考えているとの答弁がありました。
 その答弁に対し、3年間の事業期間があるが、1年間で就労が難しい方の場合、延長はあるのかとの質疑に対し、3年間の事業期間の中で、1年を経過しても就労が難しい場合は、継続して支援を行う形で考えているとの答弁がありました。
 次に、議案第68号令和3年度伊予市介護保険特別会計補正予算について申し上げます。
 歳入、4款2項6目特別調整交付金、1節特別調整交付金について、どのような場合に交付され、またどのような基準でこの額になるのかとの質疑に対し、この特別調整交付金は、介護保険の財政調整を行う調整交付金のうち、災害、その他特別な事情がある自治体に対して交付されるものである。今回、計上した内容については、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した第1号被保険者の保険料に対する減免措置に係る交付を受けるものとの答弁がありました。
 そのほか、議案第64号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案3件について、一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で民生文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時15分 休憩
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            午前10時15分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 次に、産業建設委員長川口和代議員、御登壇願います。
            〔6番 川口和代君 登壇〕
◆産業建設委員長(川口和代 君) 失礼します。産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案1件につきまして、去る9月9日に委員会を開催し、関係者の出席を求めて説明を聞くとともに、現地調査を行うなど、慎重に審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 議案第67号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第8号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、6款1項3目農業振興費、18節担い手総合支援事業費補助金について、次世代ファーマーサポート事業の後継事業として、就農候補者研修事業と新規就農者機械施設整備事業の2事業から成る県補助事業とのことだが、機械施設整備事業の補助対象者数とどのような設備等が採択され、複数年度申請はできるのかとの質疑に対し、補助対象者は5人で、トラックやバックホウなど、農業以外で使える汎用性の高いものは採択されず、APハウス、キウイ棚、ハウスの関連部品などが採択された。
 毎年度の申請については、就農後5年未満の方であれば申請自体は行えるが、県の想定予算を超過するほど要望の多い事業でもあることから、優先度が下がり、採択が困難となる可能性があるとの答弁がありました。
 次に、6款3項2目水産業振興費、18節新規漁業就業者育成強化事業費補助金について、この事業は新規事業なのか、また補助対象の要件と過去の利用実績はとの質疑に対し、この事業は、既存の事業として5年周期で実施し、今年度県の更新事業として令和7年度までの5年間実施することとしている。補助対象の要件は、おおむね45歳未満の者、漁業就業後3年以内の者、独立して自営する漁業者の3つの要件があり、最大3年間を補助対象期間としており、過去の利用実績は、平成30年度から令和2年度に下灘漁協から3名の実績があったとの答弁がありました。
 その答弁に対し、その事業効果はとの質疑に対し、新規漁業者が着業したときに、漁具費や燃料費等の経済的負担軽減を行えること、また親が漁業従事者であった場合、スムーズに経営移譲ができ、家業を引き継ぎ、子どもが安心して独立する形が取れることで、漁業者の担い手確保、年齢の若返りを図れたことが事業の大きな効果であったとの答弁がありました。
 次に、7款1項5目商工観光施設管理運営費、14節ふたみシーサイド公園二輪車置場改修工事について、今回の改修工事に係る経費は市が負担するとのことだが、リニューアルオープン後1年も経過していない中、施工業者に部分的にでも経費を負担してもらえるような協議はなかったのかとの質疑に対し、計画当初は、二輪車置場を松山側駐輪場のみで対応する予定としていたが、工程会議で施工業者と協議を重ねた結果、バイク利用者が当初の想定よりも多くなることを危惧して、急遽長浜側駐車場スペースの一部を駐輪場として追加整備したものであり、これまでにも公園整備において、施工上の不備に起因する問題や不具合については、施工業者が負担し、対応してきたが、今回の場合、市、設計業者、施工業者で協議の下、利用者の利便性を向上する観点から当初の設計を変更するに至ったことから、市が負担すべきものであると判断したとの答弁がありました。
 同じく14節ふたみシーサイド公園浄化槽臭突配管改修工事について、浄化槽の臭気を拡散し、周辺の臭気低減を図るため、臭突配管の高さを現状より3メートル延長する工事とのことだが、管をさらに伸ばすことで台風時の強風等による倒壊の危険性が増すのではないかと心配することから、臭気自体を分散させるなどほかの選択肢はなかったのかとの質疑に対し、今回、専門業者等とほかの対応策について協議を重ねる中、臭突の根本に脱臭フィルターを埋め込む方法の提案もあったが、設置費用が約700万円かかる上に、ランニングコストとしてフィルター交換が年間100万円程度かかるため、費用対効果を勘案した結果、今回の対応策を選定したものであり、安全面の確保を最優先に強固な設置に努めたいとの答弁がありました。
 その答弁に対し、臭気の原因は浄化槽の立ち上がりや油を分離する阻集器に問題があるのではとの質疑に対し、浄化槽の立ち上がりに関しては、改めて管理事業者に検査を依頼したところ、バクテリアの量、水質、排水に関しては特に問題はなく、立ち上がりが原因ではないとの確認は取れている。また、阻集器についても、毎日最低1回は清掃するように指示しているが、公園利用の状況によっては清掃の回数を増やすようにするなど、今回の改修と併せてソフト面とハード面の両方の整備に努めることで、少しでも臭気を抑えていきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、8款2項2目道路維持費、14節道路照明灯修繕工事について、平成29年度から順次修繕を進めているとのことだが、工事の内容と進捗状況はとの質疑に対し、この工事は、市が管理している街路灯107基のうち、早期修繕を要する91基を対象とし、水銀灯からLEDへの変更を含め、基礎部分からの取替えをするものであり、令和2年度まで53基の改修が完了している。今年度については10基の改修を予定しており、残り28基については、来年度以降、2年程度で全て完了する予定であるとの答弁がありました。
 この答弁に対し、どのような基準で街路灯を設置し、またそれを全て市が維持管理していくのは経費的にも負担が大きいと考えるが、今後増設する計画はあるのかとの質疑に対し、街路灯の設置基準は、基本的には交差点や横断歩道がある箇所について設置することとされており、今後2車線程度の市道改良工事や歩道設置工事が発生した場合には、新たに設置する可能性はあるが、現時点では増設する予定はないとの答弁がありました。
 同じく14節市道舗装長寿命化修繕工事について、安価な炭素繊維シート等を使用するなど、従来のアスファルト舗装工事以外の工法はないのか、また舗装後の耐用年数はとの質疑に対し、既設のアスファルト舗装工事については、主に2種類の工法があり、表面のひび割れなど、軽微な損傷部分のみを削り、下の層を残して上塗りをする切削オーバーレイ工法もあるが、今回の工事では、舗装の破損が著しく、応急処置や維持工法では良好な路面を維持することはできないため、既設の舗装を撤去し、新たに舗装する打ち換え工法を採用している。工法については、その場所や損傷状態、経済性や耐久性など総合的に判断しながら、その都度工法を選択しており、また舗装後の耐用年数は通常10年とされているとの答弁がありました。
 その答弁に対し、修繕計画について、損傷が著しい優先順位の高い路線から順次修繕するということであるが、ある程度事前に計画を提示することはできないのかとの質疑に対し、修繕計画は10年単位で計画しており、基本的に交通量の多い一級、二級市道や2車線道路などを優先的に現地調査した上で、損傷を数値化して順位を決めている。国の補助金との兼ね合いや地元からの要望、市職員の点検により破損が見つかった場合は、優先順位が変わる可能性もあるため、事前提示については難しいが、現時点では、稲荷下三谷線、下三谷楠木線の修繕を優先的に考えているとの答弁がありました。
 以上、付託されました議案1件について、採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設委員会の審査報告を終わります。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時28分 休憩
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            午前10時31分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
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○議長(日野猛仁 君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。
 これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 念のため申し上げます。
 各常任委員長の結果報告は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。
 お諮りします。
 議案第59号ないし議案第66号の8件については、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。
 ただいま議題となっております議案8件について一括して採決を行います。
 各常任委員会委員長の報告は原案可決です。各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第59号ないし議案第66号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第67号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第8号)について採決いたします。
 各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第67号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第68号令和3年度伊予市介護保険特別会計補正予算(第3号)について採決いたします。
 民生文教委員長の報告は原案可決であります。民生文教委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第68号については、民生文教委員長報告のとおり原案可決と決定しました。
            〔委員会審査報告書は付録に掲載〕
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△日程第3 議案第69号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第3、議案第69号を議題といたします。
 これより提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、議案第69号につきまして提案理由を申し上げます。
 詳細につきましては、後ほど補足をいたします。
 議案第69号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第9号)についてでございます。
 今回、歳入歳出それぞれ7,373万2,000円を追加いたしました結果、本年度累計予算額は177億3,488万9,000円となっております。
 補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症による中小企業者等の経営への影響の長期化が懸念されることから、さらなる感染防止対策の徹底と事業の継続に向けて、将来に向かって効果が持続するような取組に対して応援金を支給することで、感染防止を図るとともに地域経済を維持することを目的に、県が実施するえひめ版応援金第2弾の事業経費とそれに対する市独自の上乗せ分事業経費を計上したものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
 この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎財政課長(皆川竜男 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 皆川財政課長
◎財政課長(皆川竜男 君) それでは、議案第69号に係る補足説明を申し上げます。
 議案書3ページをお開きください。
 令和3年度伊予市一般会計補正予算(第9号)でございます。
 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,373万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ177億3,488万9,000円とする。
 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとしております。
 4ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。
 15款2項国庫補助金、16款2項県補助金で編成しておりまして、歳入補正額合計7,373万2,000円、補正後の歳入合計177億3,488万9,000円となっております。
 次ページの歳出につきましては、事項別明細書にて説明いたします。
 10ページをお開きください。
 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費において、えひめ版事業者応援金支給に係る経費7,373万2,000円を計上いたしております。
 内訳は、職員の時間外手当ほか事務費145万7,000円、伊予商工会議所に対する申請受付及び審査業務委託料227万5,000円及び事業者に対する応援金7,000万円となっております。
 なお、7,000万円のうち5,600万円が県分であり、残余の1,400万円が市単独の上乗せ分であります。
 11ページから20ページは、給与費明細書をつけておりますので、御参照ください。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(日野猛仁 君) これより質疑を行います。
 議案第69号令和3年度伊予市一般会計補正予算(第9号)についてです。
 議案書(その2)1ページないし20ページです。
 御質疑ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 10ページの先ほど御説明がありましたえひめ版事業応援金支給の件なんですが、もう少し詳しく、どのような業者でどれぐらいの上限、また期間とかがあると思うんですけど、その辺よろしくお願いします。
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 小笠原経済雇用戦略課長
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) それでは、大野議員の御質問に私のほうからお答えいたします。
 今回の事業対象者でございますが、ほとんどの業種が対象となっております。支給につきましては、条件がございます。これは、応援金第1弾とあまり変わりのないものではあるんですけれども、第2弾、今回御提案するものにつきましては、令和3年6月から9月のうち、いずれかの月で売上げが30%以上減少した事業者、また連続した2か月での売上げが前年または前々年との比較で15%以上売上げが減少した事業者ということとなっております。これにつきましては、農林水産事業者も対象となっているというところでございます。よろしくお願いいたします。
            〔9番大野鎮司議員「暫時休憩かまんですか」と呼ぶ〕
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時41分 休憩
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            午前10時41分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 小笠原経済雇用戦略課長
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) 大変失礼いたしました。答弁漏れがございました。
 今回の応援金の額でございますが、第1弾につきましては、個人事業主10万円、また法人に対しては20万円でございましたが、今回25%の市独自の上乗せを行うことによりまして、個人事業主には12万5,000円、法人には25万円を一律で支給することとしております。
 以上でございます。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
 ほぼほぼ第1弾に市の上乗せ金があるということで、先ほどの御説明ではほぼ全ての業者が支給を受けれるというふうにお話がありました。一応確認なんですが、前回、たしか第1弾のときに、飲食店に限った感じでしたので、たしか仕出し料理屋さんとか何かそういった方が受けれないとかっていうふうなお話もあったんですけど、先ほどの御説明で全て大丈夫ということですので、今回そういった業者さんも申請等はできて、可能になると考えたのでよろしいんでしょうか。
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 小笠原経済雇用戦略課長
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) それでは、大野議員の再質問にお答えいたします。
 第1弾でございますが、こちらにつきましては、飲食店の中で1月から5月の間は時短要請というものがございました。その場合、時短要請協力金というものが支給されておったんですが、こちらを受給される方は応援金の第1弾の重複受給ができないということでございましたので、計70の事業者に対しては時短要請協力金のほうをお支払いしております。対象になってない仕出し屋さん等は、今回の応援金の第1弾のほう、支給を受けております。今回、6月から9月までが対象期間になりますけれども、こちらにつきまして、伊予市においては時短要請が行われてないということですので、飲食店、仕出し、卸、全ての業種につきまして、この第2弾の応援金の支給対象となっているところでございます。
 以上でございます。
○議長(日野猛仁 君) よろしいでしょうか。
            〔大野鎮司議員「はい、ありません」と呼ぶ〕
○議長(日野猛仁 君) ほかございませんでしょうか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 議案第69号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第69号は委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩します。
            午前10時44分 休憩
       ───────────────────────
            午前10時44分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 議案第69号については、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、議案第69号については、原案可決と決定しました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 諮問第1号~諮問第5号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第4、諮問第1号ないし諮問第5号の5件を一括議題といたします。
 これより提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、諮問第1号から諮問第5号につきまして提案理由を申し上げます。
 まず、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これは、人権擁護委員川中敏明氏の任期が来る12月31日をもって満了となりますので、引き続き同氏を委員候補に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
 川中氏は、平成24年3月、伊予市立中山中学校を退職され、平成31年1月から1期3年間、人権擁護委員を務めていただいております。
 次に、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これは、人権擁護委員渡邉裕子氏の任期が来る12月31日をもって満了となりますので、引き続き同氏を委員候補に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
 渡邉氏は、平成26年3月、砥部町立砥部小学校を退職され、平成31年1月から1期3年間、人権擁護委員を務めていただいております。
 次に、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これは、人権擁護委員玉井光憲氏の任期が来る12月31日をもって満了となりますので、引き続き同氏を委員候補に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
 玉井氏は、平成24年3月、伊予市役所を退職され、平成28年1月から2期6年間、人権擁護委員を務めていただいております。
 次に、諮問第4号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これは、人権擁護委員武智修子氏の任期が来る12月31日をもって満了となりますので、引き続き同氏を委員候補に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
 武智氏は、平成28年3月、伊予市立北山崎小学校を退職され、平成31年1月から1期3年間、人権擁護委員を務めていただいております。
 次に、諮問第5号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これは、人権擁護委員山田智香子氏の任期が来る12月31日をもって満了となりますので、引き続き同氏を委員候補に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
 山田氏は、平成28年3月、伊予市立北山崎小学校を退職され、平成31年1月から1期3年間、人権擁護委員を務めていただいております。
 5人の候補者は、皆様、誠実なお人柄に加え、学校あるいは地域活動において人権教育に取り組まれており、人権擁護委員として適任と存じますので、推薦に当たり御意見を賜りますようお願いを申し上げます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時50分 休憩
       ───────────────────────
            午前10時50分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑に入ります。
 質疑は一括して行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。
 これより一括して諮問第1号ないし諮問第5号に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
 議案書(その2)21ページないし25ページです。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 諮問第1号から諮問第5号、個々の話ではないんですが、人権擁護委員っていうのは、伊予市として全体で定員が決められているのかどうか、それであれば何名か。それから、教員退職者が4名と市役所退職者が1名ということでございましたが、人権擁護委員になるのに、資格というか何か縛りがあるのか、この2点についてお願いします。
◎福祉課長(米湊明弘 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 米湊福祉課長
◎福祉課長(米湊明弘 君) ただいまの森川議員の御質問に私のほうからお答え申し上げます。
 まず、伊予市の人権擁護委員の定数につきましては、9名となっております。
 続いて、2点目の資格につきましては、一応年齢制限、新任の候補者は68歳以上の者、再任の候補者は75歳未満の者という形になっております。一応、適格者の条件としましては、人格識見が高く、広く社会実情に通じ、人権擁護について理解のある社会事業家、教育者、報道新聞の業務に携わる者等及び弁護士会その他婦人、労働者、青年等の団体であって直接、間接に人権の擁護を目的とし、またはこれを指示する団体の構成員の中から、その市町村の議会の意見を聞いて候補者を推薦するという形になっております。
 以上で答弁といたします。よろしくお願いいたします。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) ありがとうございました。
 ちょっと気になったのは、定員のことですけれども、市として9名で、今回見ると双海2名、中山ということで、地域で定員が決まっておるかどうか分かりませんけれども、いろいろな人権問題がいろいろ出る中で、人口というか、人権問題というんですか、そういう扱う数というか、そういうものに応じて定員の見直し等も必要ではないかと思うんですが、その辺のところについて見解をお願いします。
◎福祉課長(米湊明弘 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 米湊福祉課長
◎福祉課長(米湊明弘 君) 森川議員の再質問についてお答え申し上げます。
 定員につきましては、これは、法務省、松山法務局からの事業となっておりますので、そちらからのほうの委員の定数には、そちらからの定数の形という形になっております。市のほうで件数云々についての定員の変更というのはできないような状況になっております。
 それとあわせまして、現在、旧伊予市から5名の方、中山地区から2名、双海地区から2名という形で計9名の定員となっております。
 以上、御報告申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) ほかございませんでしょうか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 以上で質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております諮問第1号ないし諮問第5号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、諮問第1号ないし諮問第5号は委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩いたします。
            午前10時54分 休憩
       ───────────────────────
            午前10時55分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 諮問第1号ないし諮問第5号については、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。
 ただいま議題となっております諮問5件について一括して採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 諮問第1号ないし諮問第5号について、推薦に同意する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、諮問第1号ないし諮問第5号については、同意することに決定しました。
 ここで暫時休憩をいたします。
            午前10時56分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時05分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 発議第7号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(日野猛仁 君) 日程第5、発議第7号を議題といたします。
 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。
 大野鎮司議員、御登壇願います。
            〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 発議者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。
 説明は、意見書の朗読により代えさせていただきます。
 発議第7号。
 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出について
 新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。地方自治体では、コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題を迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など、将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。
 よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。
                  記
1.令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い、社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。
2.固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは、家屋、償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。
3.令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。
4.令和3年度税制改正により講じられた自動車税、軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、さらなる延長は断じて行わないこと。
5.炭素に係る税を創設、または拡充する場合には、その一部を地方税または地方譲与税として地方に税源配分すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
                       令和3年9月17日
                             伊予市議会
 なお、提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣、以上でございます。
 よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
            午前11時10分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時10分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 発議第7号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出について、御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) ないようですので、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております発議第7号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、発議第7号は委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩いたします。
            午前11時11分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時11分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 発議第7号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書の提出について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(日野猛仁 君) 賛成全員であります。したがって、発議第7号については、原案可決することに決定しました。
 ただいま発議第7号が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。
            〔コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書は付録に掲載〕
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6 議員の派遣について
○議長(日野猛仁 君) 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 お手元に配付しております議員派遣表のとおり、議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、議員の派遣については、議員派遣表のとおり派遣することに決定しました。
 お諮りいたします。
 ただいま承認を得ました議員の派遣に関し、変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、そのように決定いたします。
            〔議員派遣一覧表は付録に掲載〕
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第7 閉会中継続審査申し出の件
○議長(日野猛仁 君) 日程第7、閉会中継続審査申し出の件を議題といたします。
 会議規則第106条の規定により、決算審査特別委員長から、お手元に配付しております申出書のとおり、目下委員会において審査中の事件について閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。
 決算審査特別委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(日野猛仁 君) 御異議なしと認めます。したがって、決算審査特別委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定しました。
            〔閉会中継続審査申出書は付録に掲載〕
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(日野猛仁 君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日の会議を閉じます。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(日野猛仁 君) 市長から閉会の挨拶があります。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 令和3年第5回9月市議会定例会閉会に際しまして、閉会の御挨拶を申し上げます。
 議員各位におかれましては、終始熱心に御審議をいただきまして、誠にありがとうございました。今議会の審議の過程で賜りました御意見、また御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮をしてまいりたいと存じております。
 さて、新型コロナウイルス感染症対応につきましては、愛媛県が対象地域となっておりましたまん延防止等重点措置が今月13日から解除されておりますが、26日までの間は、愛媛県独自の警戒レベルも最も最高レベルの感染対策期として維持することといたしております。本市におきましても、引き続き市民の皆様に対し、不要不急の外出自粛、ふだん会わない人との会食自粛、マスクの着用、手洗いなど感染回避行動の徹底について、協力を求めてまいりたいと存じております。
 なお、今議会で議決いただきました伊予市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますけれども、本条例改正の基となる改正府令につきまして、先般、国において改正内容に誤りを発見したことに伴い、官報に正誤表が掲載されました。現在、内容を精査いたしておりますけれども、できるだけ早期に一部改正条例を専決処分し、次の議会で報告させていただきたいと存じております。
 結びに、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬ御高配を賜りますよう、また御助言をいただきますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶に代えさせていただきます。
 本日はどうもありがとうございました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(日野猛仁 君) これをもって令和3年第5回伊予市議会定例会を閉会いたします。
            午前11時16分 閉会
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