令和7年第1回(3月)伊予市議会定例会
3月14日(金) 委員長報告(質疑・討論・表決)、その他
開議宣告
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第1号~議案第43号
(各委員長報告・質疑・討論・表決)
第3 議案第44号~議案第47号
(提案理由の説明・質疑・討論・表決)
第4 伊予市議会改革特別委員会の報告について
(特別委員長報告)
第5 発議第1号~発議第4号
(表決)
第6 閉会中継続調査申し出の件
閉議宣告
市長あいさつ
閉会宣告
午前10時00分 開議
○議長(門田裕一 君) おはようございます。
市長から議案第44号ないし議案第47号の提出がありましたので、御報告いたします。
議案書(その3)及び議案書(その4)を御参照願います。
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○議長(門田裕一 君) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はタブレット端末に配付しておりますので、その順序によって審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(門田裕一 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において6番川口和代議員、7番向井哲哉議員を指名いたします。
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△日程第2 議案第1号~議案第43号
(各委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(門田裕一 君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会及び予算審査特別委員会に付託され審査になっておりました議案第1号ないし議案第43号の43件を一括議題といたします。
この際、各常任委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。
まず、総務委員長北橋豊作議員、御登壇願います。
〔12番 北橋豊作君 登壇〕
◆総務委員長(北橋豊作 君) 皆さん、改めましておはようございます。
総務委員会の審査の報告を申し上げます。
今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案14件につきまして、去る3月10日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
その結果は、委員会審査報告書のとおりであります。
以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
まず、議案第12号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
改正前の条例では、日当、宿泊料、食卓料が別表第2に明記されていたが、改正後の条例では、どこで旅費の額を確認するのかとの質疑に対し、改正後の条例では、宿泊費の上限額は都道府県単位に変わった国家公務員等の旅費支給規程を準用することとし、日当、食卓費は廃止し、役職に関係なく1夜につき原則2,400円の宿泊手当が支給されることとなるとの答弁がありました。
次に、議案第15号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
会計年度任用職員の特定専門職とはどういった職種で、何人いるのか、また通常、上限の金額を支払うのかとの質疑に対し、対象者は学校教育課に所属するALT(外国語指導助手)6人であり、勤続年数によって報酬月額は異なり、1年目は33万5,000円、2年目は34万5,000円、3年目は35万5,000円、4年目以降は上限額の36万円になるとの答弁がありました。
次に、議案第18号伊予市総合計画策定審議会条例の一部を改正する条例について申し上げます。
想定する審議会の委員構成、会議の回数はとの質疑に対し、現時点では12人程度で、学識経験者を含む、総合戦略で求められている産業界、行政、大学等の学界、金融界、労働界、言論界、産官学金労言の各分野に属する者及び公募市民等を想定しており、年間4回程度の開催を見込んでいるとの答弁がありました。
次に、議案第28号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第11号)の所管部門について申し上げます。
歳出、2款1項13目防災諸費について、中型トイレカー想定車種の型式認定が取り消されたことに伴い、現在製造出荷停止の状態となっており、今年度内の発注、納入が見込めなくなり、車両導入に係る費用の減額となったことについて、新しい型式が出れば実際の購入金額が高くなる可能性はあるのかとの質疑に対し、今回は製造出荷停止措置に伴い、メーカー等から見積書が徴せないため、前回の見積額で予算を計上しているが、原材料や人件費の高騰によりその可能性はある。購入金額が上昇した場合には、補正予算で適切に対応したいとの答弁がありました。
そのほか、議案第7号ないし議案第11号、議案第13号及び議案第14号、議案第16号及び議案第17号、議案第19号については、特に申し上げることはございません。
以上、付託されました議案14件について、一括して採決をした結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
以上で総務委員会の審査報告を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(門田裕一 君) 次に、民生文教委員長川口和代議員、御登壇願います。
〔6番 川口和代君 登壇〕
◆民生文教委員長(川口和代 君) 失礼します。
民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。
今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案14件につきまして、去る3月6日に委員会を開催し、関係者の出席を求めて説明を聞くとともに、現地視察を行うなど、慎重審査をいたしました。
その結果は、委員会審査報告書のとおりであります。
以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
まず、議案第24号伊予市介護予防三世代交流拠点施設条例の一部を改正する条例について及び議案第25号伊予市高齢者生きがい活動センター条例の一部を改正する条例について申し上げます。
これは、双海生きがい活動センターを双海ふれあい館として、伊予市介護予防三世代交流拠点施設に位置づけるものでありますが、それによって施設の役割はどう変わるのかとの質疑に対し、従来の双海生きがい活動センターは介護予防を主とした高齢者向けの施設であるが、三世代交流拠点施設となることで、子ども、若者、高齢者が集まる場として使用することができるとの答弁がありました。
次に、議案第28号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第11号)の所管部門について申し上げます。
歳出、3款1項9目老人福祉費、敬老会実施事業費補助金について、減額の主な要因はとの質疑に対し、敬老会を開催した場合は1人当たり2,000円、記念品を配布する場合は1人当たり1,000円の助成を行っており、令和6年度は記念品の配布を行う地域が多かったため、減額となったものであるとの答弁がありました。
その答弁に対し、記念品の配布は果たして敬老会実施事業の本来の目的に沿ったものなのかとの質疑に対し、新型コロナウイルス感染症拡大防止時の開催自粛要請の対応として、記念品配布が始まった経緯がある。敬老会について、実施者である区長等から御意見をいただいており、今後さらに目的に沿った効果的な手法を研究していきたいとの答弁がありました。
次に、3款2項4目児童運営費、18節施設型給付・地域型保育給付運営費負担金の増額について、令和6年度の人事院勧告に伴う保育士・幼稚園教諭等の給与改定であるが、反映される時期と対象者の範囲はとの質疑に対し、時期については、令和6年4月1日に遡及して、公定価格が改定される。対象者は、市内の私立保育所、認定こども園、小規模保育園に勤務する全ての保育士、幼稚園教諭等であるとの答弁がありました。
その答弁に対し、保育士、幼稚園教諭等への振込はいつ頃されるのかとの質疑に対し、施設型給付費は市から毎月、園に支払いをしているが、各保育士等には、各園の判断で年度内をめどとして支払われる予定となっているとの答弁がありました。
そのほか、議案第1号ないし議案第5号、議案第23号、議案第26号及び議案第27号、議案第29号及び議案第30号、議案第43号については、特に申し上げることはございません。
以上、付託されました議案14件について、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
以上で民生文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(門田裕一 君) 次に、産業建設委員長平岡清樹議員、御登壇願います。
〔8番 平岡清樹君 登壇〕
◆産業建設委員長(平岡清樹 君) 産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。
今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案7件につきまして、去る3月7日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
議案第28号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第11号)の所管部門について申し上げます。
歳出、4款1項5目環境衛生費、24節ふるさと応援基金積立金について、ガバメントクラウドファンディングによる寄附金を用いた地域猫活動支援事業のための積立金とのことであるが、使い道やプロセスはどのようになるのかという質疑に対し、寄附金は予算化した上で基金へ積立て、令和7年度における猫の不妊去勢手術に対する補助金等の財源とし、補助金の申請方法や相談については、環境政策課に問合せいただきたいとの答弁がありました。
その答弁に対し、補助の対象や金額はどのようになっているのかとの質疑に対し、飼い猫よりも飼い主のいない猫のほうが補助金額を大きく設定している。地域住民主体の地域猫活動により、飼い主のいない猫についても、不妊去勢手術の補助が受けられるとの答弁がありました。
次に、6款1項3目農業振興費、18節有害鳥獣総合捕獲事業費補助金について、イノシシの捕獲頭数が当初の見込みよりも大幅に増加したことにより増額になったとのことであるが、増加の要因は何かとの質疑に対し、イノシシの捕獲数は表年と裏年を繰り返し、令和6年は表年に当たる。今回、令和4年のデータを基に予算を計上したが、成獣1,240頭、幼獣740頭と予想を上回った。これは、生息範囲の拡大が要因と考えられる。一方で、想定の倍以上の幼獣を捕獲できたことにより、次年度の成獣が減る見込みで、有害鳥獣被害の抑制には一定の効果が見込まれるとの答弁がありました。
次に、7款1項4目観光費、14節JR南伊予駅前ふれあい広場整備工事について、入札減少金及び工事内容の変更が生じたため、2,161万5,000円を減額するとのことであるが、工事内容の変更とはどのようなものかとの質疑に対し、本年5月11日にJR南伊予駅前ふれあい広場周辺において、愛媛県主催のイベントと併せて市制20周年記念イベントを予定しており、その際に来場者のスムーズな移動を確保するため、一部のフェンスや遊具の設置を行わず、イベント後に施工するという変更であるとの答弁がありました。
次に、8款5項4目都市再生整備計画費、14節図書館・文化ホール前広場整備工事について、広場の汚染土の処分に係る費用として2,860万円を計上しているが、この費用は伊予市が負担するものなのかとの質疑に対し、一旦は市のほうで費用を立て替えておき、令和6年度内に日本郵便株式会社が全額弁償する予定であるとの答弁がありました。
そのほか、議案第6号、議案第20号ないし議案第22号、議案第31号及び議案第32号については、特に申し上げることはございません。
以上、付託されました議案7件について、一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
以上で産業建設委員会の審査報告を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長(門田裕一 君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。
お諮りいたします。
予算審査特別委員会に付託しております議案第33号ないし議案第42号の10件については、議長を除く全議員で審査しておりますので、予算審査特別委員長報告は会議規則第39条第3項の規定により省略することにいたします。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。したがって、予算審査特別委員長報告は省略することに決定いたしました。
これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 以上で質疑を終結いたします。
議案に対する討論の通告がありますので、発言を許可します。
金澤功議員、御登壇願います。
〔2番 金澤 功君 登壇〕
◆2番(金澤功 君) 議席番号2番、金澤功です。
門田議長に許可をいただき、令和7年度当初予算に対する反対討論を行います。
まず、反対の理由としては、市長をはじめ理事者からこの予算は骨格予算での編成ですとの説明にもかかわらず、政策予算が盛り込まれているからです。
厳密に言えば、骨格予算とは、人件費などの義務的な経費を必要最小限計上した予算のことをいい、政策予算とは、政策的な判断の下、新たな行政サービスの開始による経費を一時的または臨時的に投入するものであると定義づけられています。
主なものを列挙すれば、2款1項13目のトイレカー、2款1項14目の自動運転バス補助金、2款1項19目の市制20周年記念予算、8款5項4目のポケットパークなどの開発事業関係予算の計1億5,171万円が政策予算に該当します。まだまだ政策予算はありますが、切りがないので割愛します。
今、3月議会閉会後約1か月後に市長選挙があることを考えると、政策予算については選挙後市民から市政を託された市長の下、予算編成することが通例であり、3月議会に計上することは理にかなっていません。加えて、審議の令和7年度当初予算は、財政調整基金を8億4,000万円取り崩すという財政危機をうかがわせる予算編成となっています。
昨年の12月議会の市長のウェルピア伊予の休眠もあり得る発言を誘発した原因は、今後ポケットパークやJR伊予市駅前等の開発事業費の総額が20億円となるかもしれないことに加えて、財政調整基金の大幅な取崩しがあれば財政的にもたない、ウェルピア伊予どころではないよねとの思考に至ったと考えられます。一般的に公共事業は走り出したら止められないと言いますが、まさしくポケットパークなどの開発計画は一度止め、ウェルピア伊予の存続の財政措置が決まり次第再開することのほうが、順番としては正しいのではないのでしょうか。なぜポケットパークなどの開発計画の実行を急ぐのでしょうか、市長の長期政権への布石でしょうか、私には全く理解できません。ウェルピア伊予は残す、でもポケットパークなどの開発は先に進めるでは言ってることとやってることの整合性が取れません。二兎を追う者は一兎も得ずになれば、市民の期待を裏切ることになるのではないのでしょうか。骨格予算と主張されるのであれば、やはり政策予算を保留し、本当の意味での骨格予算に組み直し、政策予算は市長選挙後、新市長査定を経て6月議会に補正予算として計上し、市民から選ばれた新しい議員の中で審議するべきであります。長期政権となれば、どうしても市職員全体が市長に忖度することが常態化してしまう。人事権を持っている市長に対して、人間心理としては当然のことで、議会もしかりであり、議会のチェック機能も働かなくなる。そのあかしとして、政策予算にもかかわらず予算説明の中で骨格予算とうそぶいてしまう、市民に対しての背信行為となることが分かっていても止めようとしない、赤信号みんなで渡れば怖くない状態であります。
特に、8款5項4目のポケットパークやJR伊予市駅前などの開発事業費の中の12節の郡中中心拠点地区まちづくりワークショップ等支援業務委託料1,950万円においては、明らかな政策予算であるにもかかわらずプロポーザルを実施し、既に合格点に達した業者を選定済みであるとの説明であったが、プロポーザルの応募業者が1者のみ、応募期間が短く事前見積は応募業者からのものとのことから、プロポーザルは事前に決めていたその業者に受注させるためのアリバイづくりにしか見えず、合格点に達したとの理由も1者のみの場合、比較しようがないので採点はどうにでも操作できてしまう、プロポーザルを意中の業者に受注させるための既成事実として利用しているだけで透明性を求められる行政を軽んじているとしか思えませんし、看過できません。
私も過去に市役所現役職員のときにプロポーザルを何回か実施したことがありましたが、1者のみの応募ではプロポーザルが成立しないので、要項の詳細が決定した段階でホームページにアップすると同時に、公平性を担保するために各関係業者に郵送でプロポーザルの内容を周知していました。再募集をするわけでもなく、大した努力もせず、元来成立するはずがない1者のみのプロポーザルによる業者指名をなぜ急ぐのか、全く理解できません。これも長期政権の弊害と言ってもいいのではないのでしょうか。皆さん、市民にも説明し難い政策予算が盛り込まれた令和7年度当初予算をどうすれば賛成の意思になれるのか教えてください。良識ある議員であれば、この予算には賛成はできないのではないのでしょうか。市長は最後までこの予算のことについて骨格予算であると述べたまま、ほとんど何にも語っていません。政治家であれば、説明責任を果たしてください。
最近、市長は毎日のように選挙戦に向けて街頭演説を実施していると聞きますが……。
まずは、議員……。
○議長(門田裕一 君) 金澤議員。
◆2番(金澤功 君) 市長の思いが……。
○議長(門田裕一 君) 金澤議員。
◆2番(金澤功 君) はい。
○議長(門田裕一 君) 発言をストップしてください。
〔「今、街頭演説は何の関係があるのかな」と呼ぶ者あり〕
◆2番(金澤功 君) 政策予算の説明が先ではありませんか。市長がやっていることは、議会軽視ではありませんか。とにかく私は市政をチェックする役割を担う議員として、ウェルピア伊予の存続に影響を与えかねない令和7年度当初予算に議員生命をかけてでも賛成するわけにはいきません。
しかしながら、約1か月後に誕生する新人議員には申し訳ありませんが、どんなに反対しても令和7年度当初予算は……。
自称市民の味方と言ってる良識ある議員により採択されるでしょう。
○議長(門田裕一 君) 金澤議員、金澤議員、選挙に関しては関係ないです。
◆2番(金澤功 君) 私は……。
この伊予市の歴史的汚点を目に焼き付けて議場から遠ざかります。
以上。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 傍聴人は静粛にしてください。
次に、森川建司議員、御登壇願います。
〔4番 森川建司君 登壇〕
◆4番(森川建司 君) 議席番号4番、森川建司です。
門田議長に許可をいただき、7年度当初予算に対する反対討論をします。
4年前、令和3年の当初予算は、今回と同じ骨格予算で、前年比6億円マイナスの175億円でした。ところが、今回の骨格予算は、前年比を11億円上回る199億円です。人件費2億円、民生費6.5億円など、いわゆる義務的経費が膨れ上がった予算に各部署が必要とする事業を当初予算に盛り込んだ結果、市の貯金である財政調整基金8億4,000万円を取り崩さざるを得なくなりました。その結果、財政調整基金は、伊予市が始まって以来初の10億円割れとなりました。この原因を3点考察してみました。
1点目、今期当初予算は、自主財源の主なる税収である市税が37億6,000万円、これに対し人件費の支払いは35億3,000万円です。率にして94%を占めています。これがいかに異常なことであるかは傍聴されている方や市民の皆さんは同じ思いのことでしょう。市長をはじめ理事者の方々はこの問題の解決に消極的であったことは否めません。
2点目、予算編成時のときから分かっていた2ないし3%の物価高による歳出増を抑えるには、事業をカットするか、事業内容の見直し、数量等を落とすことが必要です。予算審査のやり取りを見る限り、残念ながら職員一人一人が市始まって以来の財政危機を理解され、歳出カットに取り組んだとは思えません。
3点目、限られた予算と言いながら選択と集中ができていないと感じます。前回の骨格予算である令和3年の新規事業は27、今回は46事業、約倍です。今回の財政の危機的状況を招いたのは、市長はじめ管理職の判断の甘さや指導不足にあると言わざるを得ません。したがって、市長はじめ理事者、特に管理職は責任を取り、給料の一部を自主的に返納されてはと考えます。そうしないと、爪に火をともすような生活を強いられている市民の納得は到底得られないと思います。
るる述べましたが、以下、4点の理由から7年度当初予算に反対します。
1、全事業の内容、特に物価高に対応した規模等の見直しが不十分である。新規事業、継続事業とも緊急性のあるものを除き、翌年度補正予算へ移行すべきである。膨れ上がった扶助費予算を段階的配分とし、一部を6月補正予算へ移行すべきである。財政危機の責任を明確にし、特に市長、副市長、教育長等管理職については給料の一部を自主的に返納すべきである。そうすることで、本来の骨格予算となり、選挙で選ばれた市長が市民との約束を果たすための予算が確保できます。議員各位の賢明なる御判断をよろしくお願い申し上げます。
〔「2回やったらいかんわ」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 傍聴人は静粛にしてください。
〔「暫時休憩をお願いします、議長、暫時休憩をお願いします」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 暫時休憩いたします。
午前10時31分 休憩
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午前10時34分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
賛成討論の通告はありませんので、以上で討論を終結いたします。
ただいま討論がありました議案第33号令和7年度伊予市一般会計予算について採決を行います。
採決は、採決表示システムにより行います。
ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
念のため申し上げます。
予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。配付しております委員会審査報告書のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成多数であります。したがって、議案第33号については、予算審査特別委員長の報告のとおり原案可決と決定いたしました。
お諮りいたします。
残余の議案第1号ないし議案第32号、議案第34号ないし議案第43号については、条例等、一般会計予算、特別会計予算等に分けて一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。
まず、議案第1号ないし議案第27号、議案第43号の28件について一括採決を行います。
各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第1号ないし議案第27号、議案第43号の28件については、各常任委員長の報告のとおり原案可決と決定いたしました。
次に、議案第28号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第11号)について採決を行います。
各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第28号については、各常任委員長の報告のとおり原案可決と決定いたしました。
次に、議案第29号ないし議案第32号の4件について一括採決を行います。
民生文教委員長及び産業建設委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第29号ないし議案第32号の4件については、民生文教委員長及び産業建設委員長の報告のとおり原案可決と決定いたしました。
次に、議案第34号ないし議案第42号の9件について一括採決を行います。
予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。委員会審査報告書のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第34号ないし議案第42号の9件については、予算審査特別委員長の報告のとおり原案可決と決定いたしました。
これをもちまして予算審査特別委員会の任務は終了となります。
審査に当たられました委員の方々の御苦労に感謝いたします。
〔委員会審査報告書は付録に掲載〕
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△日程第3 議案第44号~議案第47号
(提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(門田裕一 君) 日程第3、議案第44号ないし議案第47号の4件を一括議題といたします。
これより提案理由の説明を求めます。
武智市長。
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、提案理由を申し上げます。
詳細につきましては、補足をさせます。
まず、議案第44号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第45号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例についての2件につきましては、本年2月13日に伊予市特別職等報酬審議会の答申を受け、本市特別職の職員の給料及び市議会議員の議員報酬の改定を行うことに伴い、条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第46号令和7年度伊予市一般会計補正予算(第1号)についてでございます。
今回、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,046万2,000円を追加し、199億5,659万9,000円と定めております。これはさきの2議案での条例の一部改正に伴い議員報酬や特別職給与など追加補正を行ったものであります。
次に、議案第47号伊予市介護予防三世代交流拠点施設「双海ふれあい館」の指定管理者の指定についてでございます。
これは、今議会で設置の御承認をいただきました双海ふれあい館の指定管理者として、双海ふれあい館運営協議会を指定したいので、提案するものであります。
以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(門田裕一 君) この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎総務課長(西山安幸 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 西山総務課長
◎総務課長(西山安幸 君) それでは、議案第44号、議案第45号及び議案第47号の補足説明を申し上げます。
議案書(その3)3ページをお願いします。
議案第44号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について。
これは、昨年11月13日に伊予市議会議長より伊予市特別職報酬等審議会の開催に係る要望を受け、同年12月2日に同審議会に諮問し、本年2月13日に答申を受けましたので、答申のとおり市長、副市長及び教育長の給料額の改定を行うものであります。
4ページをお願いします。
別表第1の表中の給料月額について、市長を87万7,000円に、副市長を68万円に、教育長を60万4,000円に改めております。
附則におきまして、この条例は、令和7年4月1日から施行するとしております。
5ページをお願いします。
議案第45号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について。
これは、議案第44号と同様の理由により、本市議会議員の報酬額を改定するものであります。
6ページをお願いします。
第2条の議員報酬の額について。
議長を44万1,000円に、副議長を37万円に、議員を34万8,000円に改めております。
附則におきまして、この条例は、この条例の公布の日以後において初めてその期日を告示される一般選挙により選出される伊予市議会議員の任期が始まる日から施行するとしております。
議案書(その4)3ページをお願いします。
議案第47号伊予市介護予防三世代交流拠点施設「双海ふれあい館」の指定管理者の指定について。
1、指定管理者に管理を行わせる公の施設の名称、伊予市介護予防三世代交流拠点施設「双海ふれあい館」。
2、指定管理者となる団体の名称、双海ふれあい館運営協議会。
3、指定の期間、令和7年4月1日から令和12年3月31日まで。
なお、指定管理者となる団体につきましては、令和6年12月25日に開催した指定管理者選定委員会に報告し、候補者として選定されたものであります。
以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(門田裕一 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑は議案番号順に行います。
まず、議案第44号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について。
議案書(その3)3ページ及び4ページです。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
議案第45号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について。
議案書(その3)5ページ及び6ページです。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
議案第46号令和7年度伊予市一般会計補正予算(第1号)について。
別冊補正予算書第1号です。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
議案第47号伊予市介護予防三世代交流拠点施設「双海ふれあい館」の指定管理者の指定について。
議案書(その4)3ページです。
御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第44号ないし議案第47号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第44号ないし議案第47号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
午前10時46分 休憩
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午前10時46分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
採決は、採決表示システムにより行います。
ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
まず、議案第44号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第44号については、原案可決と決定いたしました。
次に、議案第45号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第45号については、原案可決と決定いたしました。
次に、議案第46号令和7年度伊予市一般会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第46号については、原案可決と決定いたしました。
次に、議案第47号伊予市介護予防三世代交流拠点施設「双海ふれあい館」の指定管理者の指定について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第47号については、原案可決と決定いたしました。
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△日程第4 伊予市議会改革特別委員会の報告について
(特別委員長報告)
○議長(門田裕一 君) 日程第4、伊予市議会改革特別委員会の報告についてを議題といたします。
特別委員長より報告を求めます。
特別委員長、大野鎮司議員、御登壇願います。
〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆議会改革特別委員長(大野鎮司 君) 議会改革特別委員会の最終報告を申し上げます。
当特別委員会は、議会の活性化と市民に開かれた議会を目指すことを目的として、令和3年5月の臨時議会において設置され、付議事件16項目について調査研究を行うことを決定し、同年5月14日から令和7年3月5日までの間、計24回にわたり慎重に検討協議を行いました。
それでは、これまでの当特別委員会の審査結果を申し上げますが、令和5年6月の中間報告で報告済みの部分がありますので、中間報告以降の主要な改革事項について申し上げます。
まず、正副議長の任期については、その任期を現状どおりの1年とするかあるいは2年とするかについて、令和5年11月開催の第15回、令和6年9月開催の第19回特別委員会において協議を行いました。その中では、経験を積む機会を増やすため1年とする意見や議長、副議長の職位を高めるために任期を2年とする意見など出されましたが、協議の結果、正副議長の任期は、現状どおりの1年とすることに決定いたしました。
次に、議員定数の見直しについては、市民の関心も高く、当特別委員会の最も重要な事項であることから、県内他市町の状況や令和6年1月から2月にかけて行いました議会報告会でのアンケート調査結果も踏まえ、令和5年11月開催の第15回から令和6年6月開催の第17回特別委員会まで3回にわたり慎重に検討協議を行いました。
特別委員会では、まず定数について、現状維持か、定数を減らすかということについて協議を行いました。協議の中では、市民の声を届けるためには、定数は現状維持とすべきとの意見や定数の減員は新たな立候補を困難にしてしまうという意見、また県内他市の状況や本市の面積を考えると、定数を減じることが適当ではないかなど、様々な意見が出されましたが、定数減とすることを決定いたしました。
そこで、定数減について意見の多かった1人減と2人減で多数決を行ったところ、10対5で、次期定数は16人と決定いたしました。
また、議員定数の削減に伴い、各常任委員会の設置数及び定数についても協議を行いました。
本市と同規模の市議会における委員会数の実情や本会議に対する常任委員会の在り方などを踏まえて慎重に協議した結果、常任委員会数は、現状から1減の2委員会とし、定数をそれぞれ8人とすることを決定いたしました。
今期定例会にて、伊予市議会委員会条例を議員発議により改正し、本年4月に実施される一般選挙後の議員の任期が始まる日から施行することといたします。
次に、議員報酬の在り方について、議会報告会での意見や他市の報酬額の状況などを踏まえて、令和5年11月開催の第15回から令和6年9月開催の第20回特別委員会まで4回にわたり協議を行いました。
住民ニーズや地域課題が多様化、複雑化する中、地域社会の在り方を議論する議会の役割を果たしていくためには、多様な人材が参画し、住民に開かれた議会を実現していくことが重要であります。
特別委員会では、昨今の社会全体での物価上昇に伴い、議員報酬の実質的な価値は大幅に減少している中、現行の報酬額では若者や働き盛り世代にとって生活を支えることが難しく、結果的にそれらの人が議員を職業として目指す動機づけに欠け、そのことが、議員の成り手不足の一因となっていることと結論づけ、本市の財政状況が厳しいことを認識した上で、議員報酬を増額することが望ましいとの結論に至りました。
そこで、昨年11月に市長に対し、議員報酬の増額を申し入れたところ、本年2月に伊予市特別職等報酬審議会から、議員報酬を増額する旨の答申がなされたところであります。
次に、政務活動費の在り方については、令和5年11月開催の第15回から令和7年2月開催の第23回特別委員会まで3回にわたり、その金額と交付の方法について協議を行いました。
具体的には、その使途や架空請求について全国的に問題視されていることを受け、本市議会においても政務活動費の運用方法について議論するとともに、議会運営委員会においても先進地を視察するなど、総合的に検討してまいりました。
その結果、政務活動費の交付は、現在の前払い方式から精算払いによる事後方式に変更することとし、政務活動費の額については、来年度以降の運用状況などを判断材料として、引き続き検討していくことと決定いたしました。
政務活動費を精算払いとすることで、支出の報告がなされ、審査を経て認められた経費のみが交付の対象となり、政務活動費の支出の透明性を担保することになります。
今期定例会にて、伊予市議会政務活動費の交付に関する条例を議員発議により改正し、本年4月に実施される一般選挙後の議員の任期が始まる日から施行することといたします。政務活動費は、その使途について市民の関心も高いことから、今後とも誤解を招くことのないよう議員自らが襟を正し適正な運用を図り、市民皆様の負託に応えていく所存であります。
以上、約3年半にわたる、これまでの調査研究の経過及び結果について申し上げました。
既に採用実施しているもの、また成果が上げられず今後の検討課題とした事項もあります。当特別委員会に付託されました任務は、この最終報告をもって終了いたしますが、今後も意識改革を図りながら議員力を高め、伊予市議会のさらなる活性化と開かれた議会づくりを目指してまいりたいと存じます。
審議に当たって、御協力いただきました理事者並びに関係各位に厚く御礼を申し上げまして、議会改革特別委員会の最終報告といたします。ありがとうございました。
○議長(門田裕一 君) 以上で特別委員長の報告を終わります。
この際、お諮りいたします。
本議会は、ただいまの特別委員長報告を了承し、伊予市議会改革特別委員会の調査を終了することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。よって、特別委員長報告を了承し、伊予市議会改革特別委員会の調査は終了することに決定いたしました。
以上で伊予市議会改革特別委員会の任務は終了いたしました。
調査に当たられました委員の御苦労に対し感謝を申し上げます。
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△日程第5 発議第1号~発議第4号
(表決)
○議長(門田裕一 君) 日程第5、発議第1号ないし発議第4号を一括議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、既に議会全員協議会において十分協議をしていただいておりますことから、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、一括して直ちに簡易採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。
それでは、これより発議第1号ないし発議第4号の4件について一括して採決を行います。
本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。したがって、本件は、原案可決することに決定いたしました。
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△日程第6 閉会中継続調査申し出の件
○議長(門田裕一 君) 日程第6、閉会中継続調査申し出の件を議題といたします。
各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第106条の規定により、配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。
お諮りいたします。
各常任委員長及び議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。したがって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
〔閉会中継続調査申出書は付録に掲載〕
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○議長(門田裕一 君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、本日の会議を閉じます。
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○議長(門田裕一 君) 市長から閉会の挨拶があります。
武智市長。
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 閉会の御挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、本当終始熱心に御審議をいただきまして誠にありがとうございます。
特に令和7年度当初予算につきましては、予算審査特別委員会を設置され、北橋豊作委員長の下、活発な議論を重ねていただきました。改めて、北橋委員長をはじめ委員各位に厚くお礼を申し上げます。
今議会の審議の過程で賜りました御意見、また御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じております。
この機会に御報告させていただきます。
まず、今議会にて専決処分の報告をし、御承認いただきました令和6年度伊予市一般会計補正予算(第10号)にて計上の物価高騰対応重点支援給付金事業につきましては、令和6年度の非課税世帯への3万円の給付金と、18歳以下の児童がいる同世帯には1人当たり2万円の子ども加算を行うものでございますが、去る2月25日に非課税世帯と子ども加算対象世帯へ確認書を発送し、3月7日現在でそれぞれ約63%の世帯から返信をいただいております。
今後、3月13日に本人口座のない方を除き振込による初回給付を行い、順次支給してまいります。市民の皆様が一日も早く支援を受けられるよう、5月末の期限まで、引き続き迅速な対応に努めてまいります。
次に、今議会の一般質問で答弁いたしましたオドル野菜プロジェクトの一環として、去る3月1日、JR南伊予駅周辺園地においてレタス苗の植付けを行いました。
5月11日には収穫祭を予定しておりますが、南伊予駅前ふれあい広場供用開始記念イベントとの同時開催により、本市のさらなる認知度向上を期待しておりますので、議員各位におかれましても、御参加のほどよろしくお願いを申し上げます。
次に、昨年の6月補正予算に購入費用を計上させていただきましたトイレカー(小型)につきまして、今月26日に納車の運びとなりました。
この車両の導入により、避難所における生活環境の改善とともに、災害関連死の防止に資するものと期待しており、国の登録制度と併せ、有効に活用してまいりたいと存じております。
なお、納車当日は使用方法の説明など納入業者によるデモンストレーションを予定しております。議員各位も御多用中とは存じますけれども、御案内を申し上げますので、車両機能等を御確認いただきたいと存じます。
さて、本日、今期最後の定例会も無事閉会を迎えました。議員各位におかれましては、この4年間、市民を代表し市政のチェック機関として、また議決機関として御尽力を賜り誠にありがとうございます。
来る4月20日は、伊予市長及び伊予市議会議員選挙の投票日でございます。私自身も同様でございますが、立候補される皆様におかれましては、当選の栄光をつかみ取り、再びお会いできますよう祈念申し上げます。
また、今期で御勇退される方におかれましては、長年、市勢発展、市民福祉の向上に御尽力いただいたことに改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。今後とも様々な形で御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
結びに、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬ御高配を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶に代えさせていただきます。本日は大変お世話になりました。
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○議長(門田裕一 君) これをもって令和7年第1回伊予市議会定例会を閉会いたします。
午前11時05分 閉会