録画中継

令和6年第8回(12月)伊予市議会定例会
12月18日(水) 委員長報告(質疑・討論・表決) 、その他
開議宣告
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 議案第69号~議案第83号
    (各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
 第3 議案第84号~議案第88号
    (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
 第4 報告第15号
    (提案理由の説明・質疑・受理)
(日程追加)
動議 議長不信任動議
閉議宣告
市長あいさつ
閉会宣告
            午前10時00分 開議
○議長(門田裕一 君) おはようございます。
 市長から報告第15号、議案第84号ないし議案第88号の提出がありましたので、御報告いたします。
 議案書(その2)を御参照願います。
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○議長(門田裕一 君) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はタブレット端末に配付しておりますので、その順序に従って審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(門田裕一 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において12番北橋豊作議員、13番日野猛仁議員を指名いたします。
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△日程第2 議案第69号~議案第83号
         (各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(門田裕一 君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会に付託され審査になっておりました議案第69号ないし議案第83号の15件を一括議題といたします。
 この際、各常任委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。
 まず、総務委員長北橋豊作議員、御登壇願います。
            〔12番 北橋豊作君 登壇〕
◆総務委員長(北橋豊作 君) 皆さん、改めましておはようございます。
 総務委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案3件につきまして、去る12月9日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 議案第77号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第9号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、2款1項7目企画費、12節太陽光発電設備設置に伴う構造検討書作成業務委託料について、郡中小学校長寿命化工事の実施に伴い一部を撤去していた太陽光発電施設(パネル)を工事完了後に再設置するに当たり、改めて構造検討を行う理由は何かとの質疑に対し、設置当時、市においては、設計図書などの書類上からの確認のみで、構造検討書に基づく判定までは不要と判断していたが、学校施設であること、また昨今の地震災害を踏まえ、より安全性を確保するため、今回予算計上しているとの答弁がありました。
 次に、債務負担行為補正、市制20周年記念事業について、このうち伊予市はビーチバレーに力を入れているということで、現状のビーチバレー大会の規模を20周年記念行事としてさらに大きくするような考えはないかとの質疑に対し、今回予算計上したのは、例年主に市内の中学生を対象に行っている事業で、今年度男女60名程度の参加であったものを、20周年記念事業として100名規模に拡大したいと考えており、エキシビションマッチや抽せん会などを加えて、より魅力的な大会にしてビーチバレーの普及並びに伊予市の知名度の向上及び魅力の発信に努めたいとの答弁がありました。
 次に、20周年記念事業には、ピアノコンサートなどの新規事業もあるが、中には二十歳を祝う会など例年行われている既存事業も含まれているため、事業費が膨大なものに感じられるが、これらを組み合わせた理由はとの質疑に対し、既存の事業に市制20周年記念の冠をつけることで、伊予市が合併して20周年になるということをより広く周知する狙いがあり、組み合わせたものであるとの答弁がありました。
 そのほか、議案第75号、議案第76号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案3件について、一括して採決をいたしました。その結果、全会一致で原案を可決するものと決しました。
 以上で総務委員会の審査の報告を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(門田裕一 君) 次に、民生文教委員長川口和代議員、御登壇願います。
            〔6番 川口和代君 登壇〕
◆民生文教委員長(川口和代 君) 民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案7件につきまして、去る12月10日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第69号財産の無償貸付けについて申し上げます。
 対象となる佐礼谷診療所は、築39年ということであるが、建て替え費用や修繕料については市が負担しているのかとの質疑に対し、建て替え自体については考えていないが、主要部分の修繕については、今まで市が負担しており、医師と協議の上、今後も市が負担していく予定であるとの答弁がありました。
 その答弁に対し、建物内部の破損の場合は、どちらが負担するのかなどは規則で定めているのかとの質疑に対し、使用貸借契約の中で明記しており、具体例を挙げると、令和4年度の空調設備工事、令和6年度の施設内の照明設備のLED化は市の負担で行ったとの答弁がありました。
 次に、議案第77号伊予市一般会計補正予算(第9号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、10款6項3目学校給食費、学校給食費高騰対応事業費補助金303万2,000円の算定根拠はとの質疑に対し、前年度と今年度の給食費の実績比較から、物価上昇率を5%と見込んで、今年度の1食当たりの給食費見込額を算定している。その場合、1食当たり小学校は293円、中学校は347円となり、それに食数を乗じて試算した結果を基に補助金額の不足分を算出したものが今回の増額補正となっているとの答弁がありました。
 次に、債務負担行為補正、南山崎小学校通学バス運行業務委託事業及び双海中学校通学バス運行業務委託事業では、取得から20年近くが経過する市所有のバスで運行しているが、安全性はどうなのかとの質疑に対し、車検及び定期点検により安全運行が行えているが、バスの老朽化と児童・生徒が減少していることを考慮し、今後市所有のバスを引き続き使用するかどうかも含め、通学バスの在り方について検討する段階に入っていると認識しているとの答弁がありました。
 次に、議案第78号伊予市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、1款1項1目一般管理費、重心・ひとり親・乳幼児該当医療費調べ帳票改修費用負担金について、これはどのようなものかとの質疑に対し、今回の法改正に伴い、国保国庫負担金の減額調整措置が廃止されることが決定したため、それに対応するために、算定に必要なデータを抽出する帳票の作成を行う国保連合会へ支払う負担金であるとの答弁がありました。
 そのほか、議案第70号及び議案第71号、議案第79号、議案第81号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案7件について、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で民生文教委員会の審査報告を終わります。
○議長(門田裕一 君) 暫時休憩いたします。
            午前10時10分 休憩
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            午前10時11分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
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○議長(門田裕一 君) 次に、産業建設委員長平岡清樹議員、御登壇願います。
            〔8番 平岡清樹君 登壇〕
◆産業建設委員長(平岡清樹 君) 産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案7件につきまして、去る12月11日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第72号伊予市なかやま交流促進センター条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 利用料金の見直しに伴い、サービスの質の維持向上を指定管理者に促すとのことであるが、どのような形を考えているのかとの質疑に対し、現在は接遇の向上を考えているが、今後は施設内部の変更についても考えていきたいとの答弁がありました。
 また、令和7年4月からは、改正後の料金をそのまま適用するのかとの質疑に対し、改正後の料金は、あくまでも上限ということであり、料金は施設の利用状況やイベントの開催状況などにより変動することがある。必ずしもこの金額に設定するというものではないとの答弁がありました。
 次に、議案第73号JR南伊予駅前ふれあい広場条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 使用料の規定について、当初は公園条例との整合を取ったとの説明があったが、今回の改正によってその兼ね合いに問題は生じないのかとの質疑に対し、市内の他の広場の利用状況に鑑み、市民の幅広い利用を妨げることのないよう、使用料に関する規定を見直すこととした。公園条例については、建設省計画局通達に基づいて作成していることから、広場と公園、それぞれの区分で検討し、今回の条例改正に至ったとの答弁がありました。
 次に、議案第74号伊予市なかやま農産物直売施設条例を廃止する条例について申し上げます。
 指定管理者から、今後の管理の継続は希望しない旨の回答を得たとのことであるが、施設を存続してほしいという声はなかったのかとの質疑に対し、施設を利用している農業者や組合員からも存続の希望はなかったとの答弁がありました。
 次に、議案第77号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第9号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、8款5項4目都市再生整備計画費、18節鉄道駅再整備事業費補助金について、伊予鉄道郡中港駅の建て替えに関する補助金とのことであるが、新しい駅舎は、景観に配慮したものになるのかとの質疑に対し、駅舎の場所は、景観計画区域内であるため、整備予定の伊予鉄道郡中港駅前ポケットパークとのバランスや景観に配慮したものにするよう、伊予鉄道にお願いしているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第80号、議案第82号及び議案第83号につきましては、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案7件について一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設委員会の審査報告を終わります。よろしく御審議のほどよろしくお願いします。
○議長(門田裕一 君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。
 これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 以上で質疑を終結いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 念のため申し上げます。
 各常任委員長の報告結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。
 お諮りいたします。
 議案第69号ないし議案第83号については、条例等、一般会計予算、特別会計予算等に分けて採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。
 まず、議案第69号ないし議案第76号の8件について一括採決を行います。
 各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成多数でございます。したがって、議案第69号ないし議案第76号の8件については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定いたしました。
 次に、議案第77号令和6年度伊予市一般会計補正予算(第9号)について採決を行います。
 各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第77号については、各常任委員長報告のとおり原案可決と決定いたしました。
 次に、議案第78号ないし議案第83号の6件について一括採決を行います。
 民生文教委員長及び産業建設委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第78号ないし議案第83号の6件については、民生文教委員長及び産業建設委員長の報告のとおり原案可決と決定いたしました。
            〔委員会審査報告書は付録に掲載〕
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△日程第3 議案第84号~議案第88号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(門田裕一 君) 日程第3、議案第84号ないし議案第88号の5件を一括議題といたします。
 これより提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、提案理由を申し上げます。
 詳細につきましては、補足説明をさせます。
 議案第84号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、議案第85号伊予市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第86号伊予市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、議案第87号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について及び議案第88号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての5件につきましては、本年8月8日の人事院勧告に準じて、本市職員等の給与の改定等を行うことに伴い、条例の一部を改正するものであります。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(門田裕一 君) この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎総務課長(西山安幸 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 西山総務課長
◎総務課長(西山安幸 君) それでは、補足説明を申し上げます。
 議案書(その2)6ページをお願いします。
 議案第84号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について。
 7ページ及び8ページを御参照ください。
 第1条による改正及び第2条による改正では、いずれも期末手当の支給割合を規定するもので、第1条による改正では、本年12月の割合を100分の175とし、0.05月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は3.45月分となります。
 第2条による改正では、支給割合に変更はないものの、来年度以降の6月及び12月の割合を、それぞれ100分の172.5とするものであります。
 附則第1項におきまして、この条例は公布の日から、第2条の規定は令和7年4月1日から施行するとし、附則第2項では、第1条の規定による改正後の条例の規定は令和6年12月1日から適用するとしております。
 9ページをお願いします。
 議案第85号伊予市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について。
 字句等の整理につきましては省略させていただき、主な改正箇所について説明申し上げます。
 10ページから13ページを御参照ください。
 第1条による改正では、第24条第1項第1号において、医療職給料表(一)の適用を受ける職員の職のうち、採用による欠員の補充が困難であると認められる職について、初任給調整手当を41万6,600円に改めております。
 同項第2号では、医学または歯学に関する専門的知識を必要とし、かつ採用による欠員の補充が困難であると認められる職の同手当を5万1,600円に改めております。
 第25条第2項では、定年前再任用短時間勤務職員以外の職員の本年12月の期末手当支給割合を100分の127.5とし、0.05月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は2.5月分となります。
 同条第3項では、定年前再任用短時間勤務職員について、本年12月の期末手当支給割合を100分の71.25とし、0.025月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は1.4月分となります。
 第28条第2項第1号では、定年前再任用短時間勤務職員以外の職員の本年12月の勤勉手当支給割合を100分の107.5とし、0.05月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は2.1月分となります。
 同項第2号では、定年前再任用短時間勤務職員について、本年12月の勤勉手当支給割合を100分の51.25とし、0.025月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は1月分となります。
 第28条の3第2項では、特定任期付職員の期末手当について、本年12月の期末手当支給割合を100分の175とし、0.05月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は3.45月分となります。
 13ページから31ページの別表第1から別表第2の2は、人事院勧告に基づき、各給料表を改正するものであります。
 参考資料1として、第1条による改正給料表の新旧対照表を記載しておりますので、併せて御参照ください。
 今回の給料表改定により、本市の給料表が適用される全ての正規職員が引上げの対象となっており、その額は2,640円から2万5,800円で、平均では月額9,824円の引上げを行うものであります。
 議案書(その2)31ページから46ページを御参照ください。
 第2条による改正では、第2条第1項において、特定任期付職員業績手当を削除しております。
 第8条第2項では、扶養手当の支給要件から配偶者を削除し、同条第3項において、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子の額を1万円から1万3,000円に改め、同条第5項において、扶養親族の数の変更に伴う支給額の改定、その他扶養手当の支給に関する事項は規則で定めることとし、第9条を削除しております。
 41ページ及び42ページを御参照ください。
 第11条第5項では、通勤手当について、現行では1か月当たり5万5,000円を限度に運賃相当額を支給し、これに加え、特急列車等の特別料金等の額の2分の1に相当する額を1か月当たり2万円を限度として支給していましたが、支給限度額を1か月当たり15万円に引き上げております。
 43ページを御参照ください。
 第20条第2項では、平日深夜に係る管理職員特別勤務手当の支給対象時間帯を午前0時から午前5時までから午後10時から翌日の午前5時までに改めております。
 44ページから46ページを御参照ください。
 第25条第2項及び第3項では期末手当を、第28条第2項第1号及び第2号では勤勉手当について、第1条の改正による年間の支給割合に変更はないものの、来年度以降の6月及び12月の割合を調整するものであります。
 第28条の2では、特定任期付職員業績手当を廃止し、新たな第28条の2第1項において、従来の期末手当のほか、勤勉手当を適用させるとともに、同条第2項においては、読替規定において、特定任期付職員の期末手当を年間で1.9月、勤勉手当を1.75月とするものであります。
 46ページから64ページの別表第1及び別表第2は、人事院勧告に基づき各給料表を改正するものであります。
 参考資料2として、第2条による改正給料表の新旧対照表を記載しておりますので、併せて御参照ください。
 議案書(その2)64ページをお願いします。
 第3条の伊予市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の改正規定では、改正条例附則第13項において、第12条単身赴任手当、第12条の2在宅勤務等手当の規定は、暫定再任用職員には適用しないとするものであります。
 64ページから89ページを御参照ください。
 附則第1項において、この条例は公布の日から、第2条及び第3条の規定並びに附則第5項から第8項までの規定は令和7年4月1日から施行するとしております。
 附則第2項では、第1条改正後職員給与条例第24条第1項及び別表各給料表の規定は令和6年4月1日から、第1条改正後職員給与条例第25条第2項及び第3項、第28条第2項並びに第28条の3第2項の規定は令和6年12月1日から適用するとしております。
 附則第5項及び第6項では、令和7年度から給料表を切り替えることに伴う号給の適用関係及び調整規定を定めております。
 附則第7項では、令和7年度における扶養手当に関する経過措置を規定しており、子に係る手当を1万1,500円、配偶者に係る手当を3,000円と段階的に実施することとしております。
 附則第8項では、通勤手当及び単身赴任手当に関する経過措置を規定しており、令和7年4月1日前に新たに給料表の適用を受ける職員となった者にも適用するとしております。
 66ページから89ページの附則別表については、令和7年度から給料表を切り替えることに伴い、各給料表における号給の切替え表を規定しております。
 90ページをお願いします。
 議案第86号伊予市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について。
 91ページ及び92ページを御参照ください。
 第5条第2項では、扶養手当の支給要件から配偶者を削除しております。
 第12条の2第2項では、平日深夜に係る管理職員特別勤務手当の支給対象時間帯を午前0時から午前5時までから午後10時から翌日の午前5時までに改めております。
 附則第1項におきまして、この条例は令和7年4月1日から施行するとし、附則第2項及び附則第3項では、令和7年度における扶養手当に関する経過措置を規定しております。
 93ページをお願いします。
 議案第87号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について。
 94ページ及び95ページを御参照ください。
 第1条による改正及び第2条による改正では、いずれも期末手当の支給割合を規定するもので、第1条による改正では、本年12月の割合を100分の175とし、0.05月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は3.45月分となります。
 第2条による改正では、支給割合に変更はないものの、来年度以降の6月及び12月の割合をそれぞれ100分の172.5とするものであります。
 附則第1項におきまして、この条例は公布の日から、第2条の規定は令和7年4月1日から施行するとしております。
 附則第2項では、第1条の規定による改正後の条例の規定は令和6年12月1日から適用するとしております。
 96ページをお願いします。
 議案第88号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。
 97ページから100ページを御参照ください。
 第1条による改正では、第10条第2項において、本年12月の期末手当支給割合を100分の127.5とし、0.05月分引き上げるものであります。これにより、年間の支給割合は2.5月分となります。
 第10条の2第2項では、本年12月の勤勉手当について、支給割合を100分の107.5としております。これにより、年間の支給割合は2.1月分となります。
 別表第1では、表中の報酬基準額をそれぞれ改めております。これは、人事院勧告に準じて改定する正規職員給料表に準じており、報酬基準額改正により影響を受ける職員は、令和6年11月1日時点までで243人、平均で月額2万2,471円の引上げを行うものであります。
 第2条による改正では、第10条第2項では期末手当を、第10条の2第2項では勤勉手当について、第1条の改正による年間の支給割合に変更はないものの、来年度以降の6月及び12月の割合を調整するものであります。
 附則第1項におきまして、この条例は公布の日から、第2条の規定は令和7年4月1日から施行するとし、附則第2項では、第1条の規定による改正後の条例別表第1の規定は令和6年4月1日から、改正後の条例第10条及び第10条の2の規定は令和6年12月1日から適用するとしております。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(門田裕一 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 質疑は議案番号順に行います。
 まず、議案第84号伊予市長、副市長及び教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について。
 議案書(その2)6ページないし8ページです。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
 議案第85号伊予市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について。
 議案書(その2)9ページないし89ページです。
 御質疑ありませんか。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 1点お願いします。
 今回の人事院勧告によって、実施によって、人件費が大幅にアップすると思うんですが、それに加えて、先ほどの説明では、通勤手当も5万5,000円から15万円に限度額を上げたと。それから、管理職の夜勤時間を今は0時から5時間ですけども、それを2時間足して22時から5時までとするとか、いろいろ改正されることによって、市としてトータルどれぐらい人件費が上がるのか、来年度。それがかなり財政を圧迫すると思うんですが、その辺の見込みがあれば教えてください。
 あわせて、それを少しでも少なくしようという努力についてもお願いします。
◎総務課長(西山安幸 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 西山総務課長
◎総務課長(西山安幸 君) それでは、森川議員の御質問にお答えいたします。
 まず、正規職員の人件費につきましては、今年度約8,100万円の増額を見込んでおります。
 通勤手当につきましては、来年の4月1日からの適用となりまして、通勤手当に伴う増額というのは、来年度75万円の増額を見込んでおるところでございます。
 それと、この人勧に伴う給与増額に伴いまして、昨日の参議院で成立しました補正予算において、この給与増額分については普通交付税の増額交付、上乗せがあるということで決定しておるところでございます。
 この人件費増額に対する取組につきましては、正規職員につきましては、もう以前より行財政改革により削減をしておりまして、合併時413名いた職員が、今現在、令和6年4月1日現在で351名ということで、62名削減しておるところでございまして、現在の定員がぎりぎりのところに来ていると考えておるところでございます。
 質問にはありませんでしたけども、会計年度任用職員のほうも大幅に増額しておりまして、今回全体の事業費が上がるということで、先般の部課長会において、会計年度任用職員の業務と正規職員の業務について、いま一度仕分というか業務の見直しを行い、基本的に会計年度任用職員については縮小の方向で検討してくださいということをお願いしております。
 以上でございます。
○議長(門田裕一 君) よろしいですか。
            〔4番森川建司議員「はい」と呼ぶ〕
○議長(門田裕一 君) そのほか御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
 議案第86号伊予市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について。
 議案書(その2)90ページないし92ページです。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
 議案第87号伊予市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について。
 議案書(その2)93ページないし95ページです。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 次へ参ります。
 議案第88号伊予市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。
 議案書(その2)96ページないし100ページです。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 以上で質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第84号ないし議案第88号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第84号ないし議案第88号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
            午前10時42分 休憩
       ───────────────────────
            午前10時42分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第84号ないし議案第88号の5件については、一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第84号ないし議案第88号について、一括採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 議案第84号ないし議案第88号について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(門田裕一 君) 賛成全員であります。したがって、議案第84号ないし議案第88号の5件については、原案可決といたしました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 報告第15号
         (提案理由の説明・質疑・受理)
○議長(門田裕一 君) 日程第4、報告第15号を議題といたします。
 これより提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、提案理由を申し上げます。
 詳細につきましては、補足説明をさせます。
 報告第15号和解及び損害賠償額の決定の専決についてでございます。
 これは、市道大道寺城ケ端線において発生した交通事故に関するものであります。
 このたび和解及び損害賠償額について協議が調ったことに伴い、専決処分いたしましたので、御報告するものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(門田裕一 君) この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎総務課長(西山安幸 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 西山総務課長
◎総務課長(西山安幸 君) それでは、補足説明を申し上げます。
 議案書(その2)3ページをお願いします。
 報告第15号和解及び損害賠償額の決定の専決について。
 別に参考資料をお配りしております。
 参考資料1ページ、2ページに事故発生位置図、3ページに事故現場写真、4ページに破損状況写真、5ページに舗装補修後写真を掲載しておりますので、併せて御参照ください。
 議案書は5ページをお願いします。
 1、相手方の住所及び氏名は、記載のとおりであります。
 2、和解の条件、1号、伊予市側の過失割合を80%とし、伊予市は、相手方に対して、損害賠償金2万2,792円の支払い義務があることを認める。
 2号、伊予市は、相手方に対し、前号の金員を相手方が指定する口座に振り込む方法により支払う。
 3号、相手方と伊予市は、本件に関し、この和解事項に定めるもののほか、何らの債権債務のないことを相互に確認する。
 なお、事件の概要につきましては、令和6年10月27日午後7時50分頃、相手方車両(原動機付自転車)が、市道大道寺城ケ端線(市場甲964番地1地先)を走行中、市道上に舗装が剥離してできた穴を避けきれず通過しようとしたところ、後輪を破損させたものであり、伊予市に管理業務遂行上の瑕疵があることを認め、損害賠償額の協議が調った相手方の損害を賠償するものであります。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(門田裕一 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 報告第15号和解及び損害賠償額の決定の専決について。
 議案書(その2)3ページないし5ページです。
 御質疑ありませんか。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) この事故については、本当に物損で終わったということで、そんなに大きな賠償額ではなかったんですけれども、同じようなことが起こって、人身事故だったり大けがだったりあるいは最悪は御老人だと死亡に至ることもあると思うんですけども、これの再発防止についてもし何か対策をということであれば答えていただきたい。
◎土木管理課長(武智博 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智土木管理課長
◎土木管理課長(武智博 君) 失礼します。
 森川議員の御質問に私から答弁申し上げます。
 今回の事故が起きまして、従来まではこういう道路の異常等の対応につきましては、市民の皆様からの通報及び土木管理課職員の道路パトロールによって対応しておったわけですが、この事故の後、先月の中旬、市役所職員全員に協力依頼の周知をしたところでございます。1か月経過しておりますが、土木管理課以外の職員から10件程度情報の提供ももらっております。今後も引き続きこのようなことを継続しまして、適正な道路管理に努めてまいります。
 以上です。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) ありがとうございます。
 あとは併せまして、職員だけじゃなくて、区長さんとか地元の方の積極的な情報提供なども呼びかけていただければと思います。要望です。
 以上です。ありがとうございました。
○議長(門田裕一 君) そのほか御質疑ありませんか。
◆2番(金澤功 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 金澤功議員
◆2番(金澤功 君) 失礼します。
 この損害賠償金2万2,792円なんですが、この支払いをまず市のほうがされた後、例えば保険からの補填があったりするんでしょうか。
◎土木管理課長(武智博 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智土木管理課長
◎土木管理課長(武智博 君) 失礼します。
 金澤議員の御質問に私から答弁申し上げます。
 この市道の年間の保険に入っております。今回の支払い額の全額につきましては、この保険会社のほうから支払っておりまして、市の持ち出しというのはございません。
 以上です。
○議長(門田裕一 君) 御質疑、そのほかありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 以上で質疑を終結いたします。
 報告第15号は受理することにいたします。
           ~~~~~~~~~~~~~~~
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 議長不信任動議について日程を追加し、直ちに審議をしていただきたいと思います。
            〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○議長(門田裕一 君) 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
  議長不信任動議について
○議長(門田裕一 君) この際、本動議を日程に追加し、議題といたします。
 暫時休憩いたします。
            午前10時50分 休憩
       ───────────────────────
            午後1時00分 再開
○副議長(吉久俊介 君) 再開いたします。
 この際、提出者から提案理由の説明を求めます。
◆4番(森川建司 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 森川建司議員
            〔4番 森川建司君 登壇〕
◆4番(森川建司 君) 議長不信任の動議について提案理由を3点説明いたします。
 まず、1点目、発言削除の不当性です。
 2024年12月5日の一般質問における私の発言項目が、11月29日に議長の判断により品位がないとされ、不当に削除された。この決定は、議会運営委員会の全会一致によるとのことであった。議長に対し、不適切な箇所は修正、削除に応じると言っても聞いてもらえなかった。
 また、一般質問の当日、冒頭に枕言葉として、発言項目の削除の事実を述べた内容を議長は不穏当発言と判断し削除した。不穏当発言の基準3つ、事実に反する、相手が不快感、人権侵害のどれにも当てはまらないのは明白である。
 削除された発言は、市長の多選や議長等人事に関する質問であり、議会の透明性と公正性を損なうものである。
 次に、2点目、市長との関係性です。
 11月27日昼頃及び12月5日の夕方、市長が議会事務局、またはその近辺で私の発言について不適切だなどと言及していた。議長が市長の言及に従ったことになる。議長の行動は、議会の独立性を損なうものであり、市民の信頼を裏切るものである。
 最後に3点目、議会の秩序と品位の損失です。
 議長が議会の秩序と品位を保つための責任を果たさなかった。特定の議員に対する不公正な対応が、市民の信頼を損なう結果となった。
 以上、3点の理由に基づき、門田裕一議長に対し、不信任を決議することを求める。
 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○副議長(吉久俊介 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 本動議について御質疑はありませんか。
◆13番(日野猛仁 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 日野猛仁議員
◆13番(日野猛仁 君) ちょっとお聞きしたいと思います。
 多分このことだろうなと思うんですが、森川議員がSNSを使って発信されております。内容を見ますと、初めて一般質問を不当に削除された等々書かれて、議長の辞職勧告の動議をする予定だというふうに書かれておりました。全世界にそういったものを発信されていました。そこの中に、森川議員の発言通告、こういったものが多分皆さんにはよくなじみの文章だと思います。そこの中に、一つちょっとよく分からないんですが、「前期高齢者の市長より、若い後継者に任せるほうが市のためになるのでは」というような文言が入っております。今少子化が進んでおります。いわゆる現役、シニアの皆さん、本当に頑張っていただいて、市の活性化に盛り上げていただきたいというふうに心から思っている次第でありますが、この文言、どういった形で出されていたという、その真意をお聞きしたいのと、もう一つ、SNSの中で、「最悪裁判をやる覚悟だ」というようなことも書かれておりますが、そのあたりお聞かせ願いたいと思います。
◆4番(森川建司 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 日野議員からSNSでの内容について聞かれました。
 1点目は、若い人というか、そういう話だったですかね、1点目は。
            〔13番日野猛仁議員「いや、あなたが書いたことですから」と呼ぶ〕
◆4番(森川建司 君) 前期高齢者という話につきましては、私はそりゃ前期高齢者だろうが後期高齢者だろうが、それは頑張っている人もおると思いますけれども、全体の流れとして、やはり10年後、20年後を任せるには、やはり若い人のほうがいいだろうという思いで書きました。
 2点目のこの裁判をする覚悟というんは、今回はたまたま動議という形で私の意見が削除されたということは、議会の中でこういうことを言うことができましたけれども、こういう動議もできないということであれば、全てがこの議会で私の発言が削除されたということが、全てなくなるという場合は、仕方なく裁判といいますか、そういうものに訴えることも考えておりました。
 以上です。
◆13番(日野猛仁 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 日野猛仁議員
◆13番(日野猛仁 君) 長くは申し上げません。今回、この4点目、森川議員取り下げられたというふうに記憶しております。議会等発言がなかったと思いますが、何ゆえにやったのかなと思えて仕方がありません。答弁は結構です。
 以上です。
○副議長(吉久俊介 君) よろしいですか。
            〔13番日野猛仁議員「はい」と呼ぶ〕
○副議長(吉久俊介 君) ほかにございませんか。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 今回の動議に賛成の立場を出した金澤議員ですが、どういう趣旨、どういう内容、どういう意味で賛成されたのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
◆2番(金澤功 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 金澤功議員
◆2番(金澤功 君) 賛成討論を今から行うつもりなんで、その賛成討論の内容を聞いていただいたらと私は思うんですけど、それじゃ駄目なんでしょうか。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 討論を待ちたいと思います。
○副議長(吉久俊介 君) ほかにございませんか。
◆6番(川口和代 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 森川議員の文章を読ませていただきました。何点か教えてください。
 流れとして、11月29日に一般質問の中の4番目をもうしませんと、一応森川議員の中でしないと決めたと聞いているんですね、私たちは。決めて一般質問のときに枕言葉で言ってしまったと、その決めたことに対して、決めた過程というか、決めたんならそれでいけばよかったのかなと思うんですが、そこに何か自分が納得できないものがあったのでしょうかというのが1問目です。
 2問目は、3番目に言われた議会の秩序と品位の損失というところで、特定の議員に対する不当な対応が市民の信頼を損なう結果となったというのは、その特定の議員というのは誰を、森川議員のことでしょうか、誰かほかにもいらっしゃるのかというその2点についてお願いします。
◆4番(森川建司 君) 議長
○副議長(吉久俊介 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 1点目につきましては、私は議長室に日にちは多分29日だったと思うんですけれども、議長室に呼ばれて、議長に今回の4問目は、そこに書いてますけれども、全て取り消せということを言われて、私はそのときにいろいろと表現をこうします、こうしますということはちょっとやり取りをしたんですが、最後にはもうこれは全員の決定やと、品性がないんだということで削除だと命令をされまして、議長の許可がなければ、質問はできませんので、それでその場は終わりました。そういうことです。
 2点目につきましては、特定の議員というのは私を指しております。
 以上です。
○副議長(吉久俊介 君) ほかにございませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(吉久俊介 君) 以上で質問を終結いたします。
 暫時休憩いたします。
            午後1時09分 休憩
       ───────────────────────
            午後1時09分 再開
○副議長(吉久俊介 君) 再開いたします。
 本動議に対する討論の通告がありますので、発言を許可します。
 まず、反対討論。
 日野猛仁議員、御登壇願います。
            〔13番 日野猛仁君 登壇〕
◆13番(日野猛仁 君) 失礼いたします。
 13番議席、日野猛仁でございます。
 反対討論をさせていただきます。
 私は、本不信任動議に対し、反対の立場から討論いたします。
 まず、不信任動議の中で問題とされている発言削除についてです。
 議会の発言内容が品位を欠く場合、その削除を求めることは市議会会議規則に基づいた適切な手続であり、議長の責務でもあります。当該削除の決定は、議会運営委員会で慎重に協議され、全会一致で正当と認められたものであり、議長個人の独断ではありません。また、議会からの修正、削除への申出があったとしても、それが議会の品位や秩序を保つ観点で不十分であった場合、最終判断を行うのは議長の役割です。さらに、一般質問冒頭における発言も、会議規則及び議事進行を妨げていると判断されたため削除されたものであり、不適切性がないとの主張は、事実に基づいておらず、会議規則に沿った議長の適切な判断であったと考えます。
 次に、議会の秩序と品位を守ることは、議長の最重要な責務であり、今回の判断は、それを全うするものでありました。
 一方、不信任動議を提出する側が、削除された発言内容や手続を不当に批判し、議会の議事進行を混乱させるような行為を行うこと自体、議会の秩序を乱すものではないでしょうか。
 議会は、市民に開かれた場であり、品位を保ちながら、建設的な議論を行うことが求められています。議長の判断は、これを実現するためのものであり、特定の議員への不公正な対応があったとの主張は、事実に基づかない誤解であります。
 以上の理由から、本不信任動議は、議長の---判断を根拠もなく批判し、議会運営の適正性を失うものと考えます。議長は、議会の品位と秩序を保つ資質を全うしており、不信任に値する理由は何ひとつないと確信しております。それゆえに、議長不信任の動議が提出されたのは、いまだに理解できません。問題の発端であった12月定例会で削除された市長との関係性、議会との信頼関係など、多くの不満のはけ口が、今回の動議に集約されているのではないでしょうか。その不満のはけ口を伊予市議会定例会の貴重な時間に使わないでいただきたい。
 議場の皆様には、議会の健全な運営を守るため、本不信任動議に対し、反対の意思を表明するよう強くお願い申し上げ、私の討論を終わります。
○副議長(吉久俊介 君) 次に、賛成討論。
 金澤功議員、御登壇願います。
            〔2番 金澤 功君 登壇〕
◆2番(金澤功 君) 失礼します。
 議長不信任の動議についての賛成討論を3点に絞り行います。
 1点目、発言通告書の項目の削除について。
 市民の声を市政に届けるのが使命である議員にとって、日本国憲法第21条第1項で保障している言論や表現の自由が命であり、議長がかたくなに文言の修正に応じず、質問項目を削除させたのは適切でないと思います。議長は、自由闊達な議会運営に努める責務があると思います。
 2点目、一般質問冒頭の発言を不穏当発言とし、発言を削除させたことについて。
 森川議員の一般質問冒頭の発言には、私は何の違和感も持ちませんでした。その内容は、発言項目が削除された事実と削除により地元住民の声に応えられなかった無念さを述べたにすぎません。これをもって不穏当発言というのは無理があります。議長には、議会の透明性について御理解を深めるべきだと思います。
 3点目、市長との関係性について。
 11月27日及び12月5日に市長が議会事務局の前などで森川議員の発言は不適切であると話していたと見聞きしています。結果として、議長が森川議員の発言を2度にわたり認めなかった今回の行為は、議会の独立性を損なうものであり、二元代表制の根幹を揺るがしかねません。議長は、議員が市政をチェックする機能を高める議会運営を推進すべきと考えます。
 以上の3点から、私はこの動議に賛成いたします。
 以上です。
○副議長(吉久俊介 君) 次に、反対討論。
 平岡清樹議員、御登壇願います。
            〔8番 平岡清樹君 登壇〕
◆8番(平岡清樹 君) 議席番号8番、平岡清樹です。
 私は、議会運営委員会の委員として、ただいま議題となりました議長の不信任動議において反対の立場から討論を行うものであります。
 この反対討論に至る経緯を述べたいと思います。
 私の所属する議会運営委員会は、全ての議会で枢要な委員会で、その委員会において一般質問における発言通告があった全ての議員の内容を審査いたしました。その中で、森川建司議員の通告は、思い込みと臆測に基づいたものであり、その臆測で市長が公人とはいえ、一個人の過去を含めて批判するものでありました。森川議員の発言通告書の内容には、事実に基づくものが判別できないものや偏見によるものと疑われるもの、個人攻撃につながるおそれのあるものがあり、品格を重んじる議場において、明らかな臆測と不適切な言葉を使い、伊予市議会全体を不快にさせる言葉を使おうとしたことを委員会全体で確認し、全会一致で発言不許可が相当であるとの意見を出しました。
 議長は、この意見を参考にして、発言不許可の決定を下したのであります。私は、議員になって3期になります。伊予市は1年ごとに議長選を行います。毎年のように議長選に関わってきましたが、私たち会派と仲間での会合に市長が同席や介入するようなことは一切なかったことを断言いたします。そもそも議長は、市議会全体で決まったこと、その議長への不信任要件は、議長の行為自体が市政運営や市民生活に重大な影響を及ぼした際に成立するものであり、今回の不信任動議は、事実すら確認されず、自らの意見が通らなかったという安易な発想だけで出されたものであり、不信任要件の域に達するものではないことは明白であります。議員の言葉は、重たいものです。提出議員は、不信任を突きつけるということの重大さを理解してないとしか考えられません。この程度の内容で不信任が出て、報道機関に取り上げられ、選挙も近い時期に市民の伊予市政への不信を招くようなことがあれば、市民の政治参加を促してきている活動にも悪影響を及ぼしかねず、危惧しているところであります。今ここにも愛媛新聞社さんがいらっしゃいますが、あした以降、新聞等で公表され、市民からはそんなことをしているより、しっかりと市民生活に寄り添い、伊予市をよくする政策提案をしてくださいよと叱られることでしょう。説明責任もありますので、森川議員並びに動議に賛成した議員には、丁寧な対応をお願いしたいと思います。
 以上のことから、門田裕一議長が議会の秩序と品位を保つための責任を果たせなかったとは思えず、不信任動議には反対するものであります。よろしくお願いいたします。
○副議長(吉久俊介 君) 次に、反対討論。
 田中慎之介議員、御登壇願います。
            〔1番 田中慎之介君 登壇〕
◆1番(田中慎之介 君) 議席番号1番、田中慎之介です。
 提案理由について反対の立場から討論いたします。
 1点目の発言削除の不当性についてですが、これは先ほど来、日野議員、平岡議員からもありましたとおり、議長は議会運営委員会に諮り判断を下しており、広く議員の意見を聞いていることから、独断とは言い難く、その手続上において不当性はないと考えます。
 2点目の市長との関係性について。
 議員が懸念されることが事実であれば、二元代表制を揺るがすゆゆしき問題であると感じます。しかし、市長の考えと議長の考えが一致をしていたということでそのように判断するというのは拙速であり、不信任等を出すのであれば、より精査された調査が必要であり、今回の件では不適当と考えます。
 よって、3点目に挙げられました議会の秩序と品性を損失させているということにおいては、十分にこれまでの議会運営を振り返っても公正な議会運営が今後も期待できると考えるため、今回の不信任には反対をいたします。
 今後、こうした不信任動議が出ることのないように、一言申し添えます。
 今回の不信任に至る主たる理由は、議長によって議員の表現の自由が侵されたと感じたことに起因をしています。表現の自由は、憲法において最大限に保障されるものであり、その中に含まれる言論の自由は、議員にとっての全てであり、一般質問の場は年に4回、計2時間議員に与えられる大切な権利であります。今回の議員の発言取消しについて、議会運営委員会で果たしてこの表現の自由について最大限に尊重がなされたのか、そういった議事録になっているのかは疑問です。表現の自由の起源は、近代の市民革命、とりわけフランス革命時の人権宣言で定式化されたものです。近代市民が獲得をした権力批判の自由であります。通告書の文言の不適切な部分の削除は当然のこととして、今回の質問の発言の趣旨は、市長が議長選等への介入があったのではないか、二元代表制に反しているのではないかということが趣旨の質問であり、くしくもこの権力批判の自由を制限することとなりました。もちろん表現の自由は公共の福祉に反しない限り、他者に危害を加えることを目的とせず、属性でもって差別しないことを例外規定としていますが、表現の自由は、まず認められるべきものであり、その上で、害が生じた場合に事後的に救済をするという論理を取っていることを忘れてはいけません。
            〔「議長、賛成討論か反対討論かはっきりしてください」と呼ぶ者あり〕
◆1番(田中慎之介 君) 反対討論です。
            〔「その確認です」と呼ぶ者あり〕
◆1番(田中慎之介 君) その時々の解釈で恣意的に何が許されるのか、そういったことが変わってしまう可能性があるからです。人を傷つけるような表現はするべきではないというのが、道徳論としてはあり得ても、法律論としては成り立ちません。表現の自由を制限する際には、議会運営委員会においてより慎重な精査を求めます。独裁主義は、反対派を抑えることで権威を保ちますが、民主主義の議会は、多様な意見が集い、議論が行われ、安全が保障される場であってこそ議会の権威は保たれます。門田議長においては、引き続きこの民主主義の議会運営に対して、より一層御尽力をいただきたいと考えております。
 以上のことから、今回の不信任に関しては反対をいたします。より開かれた、そして品位と秩序を保った民主主義の議会運営が今後伊予市に開かれることを期待して、反対討論を終わります。
○副議長(吉久俊介 君) 以上で討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 本動議について原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○副議長(吉久俊介 君) 賛成少数であります。したがって、本動議は否決されました。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(吉久俊介 君) 暫時休憩いたします。
            午後1時28分 休憩
       ───────────────────────
            午後1時28分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(門田裕一 君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、本日の会議を閉じます。
            ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(門田裕一 君) 市長から閉会の挨拶があります。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 閉会に当たりまして御挨拶を申し上げます。
 議員各位におかれましては、11月27日の開会以来、終始熱心に御審議をいただきまして、誠にありがとうございます。
 今議会の審議の過程で賜りました御意見、また御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮をしてまいりたいと存じております。
 特に、市の重要施策の進捗状況や懸案事項などは、市議会との適切な情報共有に努めてまいりたいと存じます。
 なお、ウェルピア伊予等に関する事項につきましては、この後の議会全員協議会で経緯等について説明させていただくとともに、市民の皆様への説明等も適宜行ってまいりたいと考えております。あわせて、庁内に検討チームを立ち上げ、今後必要な機能構築を視野に入れながら、施策の在り方等議論を深めてまいる所存であります。
 さて、先日の民間建設会社が発表いたしましたいい部屋ネット街の幸福度ランキング2024(四国版)において、伊予市が4年連続で愛媛県1位、四国内では3年前が1位、一昨年から3年連続で2位という大変高い評価をいただきました。本市に住む皆様方の幸福度が高いということ、この結果は、3万人が住み続けられる伊予市を目指す私ども、当然議会も含めてでありますけれども、非常に励みになり、大変光栄なことと存じております。
 今後とも市民の皆様の満足度、幸福度がさらに高まるよう、また本物になるよう、職員一丸となって住民福祉の向上に努めてまいる所存であります。
 次に、昨日、東京都内にて開催されました移住で理想的な暮らしを実現した人たちを表彰する第1回ニッポン移住者アワードにて、見事伊予市の元地域おこし協力隊の上田沙耶さんとそれを支えた伊予市の取組が評価され、地域産業賞(農林水産業等地域に根差した事業への参画した方)の受賞を受けました。伊予市の魅力が全国に発信されますこと、非常にうれしく存じております。
 次に、専決処分させていただきたい案件がございます。このたび国の総合経済対策により、住民税非課税世帯へ給付金を支給することとなりました。詳細につきましては、今後国、県から指示があるものと推察をいたしておりますけれども、早期執行に向け、必要に応じて予算補正の専決処分を行いたいと考えております。市議会へは改めて御報告いたしますので、御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 今年も残すところ2週間を切りました。県内では、新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加傾向にあり、またインフルエンザは注意報レベルへと急増いたしております。また、これから年末年始にかけて、寒さも厳しさを増してまいります。議員各位におかれましては、御自愛をいただき、健康で希望に満ちあふれた新年を迎えられますよう御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶に代えさせていただきます。いろいろとありがとうございました。
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○議長(門田裕一 君) これをもって令和6年度第8回伊予市議会定例会を閉会いたします。
            午後1時32分 閉会
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