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令和6年第2回(3月)伊予市議会定例会
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3月4日(月) 一般質問
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内容
会議録
令和6年第2回(3月)伊予市議会定例会
3月4日(月) 一般質問
公明党
門田 裕一 議員
1. 巨大地震への備えについて
2. 公民館に高齢者や障がい者の視点に立ち、エレベーターの設置などバリアフリー化を
3. がん患者のアピアランス(外見)ケアについて
4. 日常生活用具給付等事業(制度)について
午後2時05分 再開
○議長(北橋豊作 君) 再開いたします。
続いて、門田裕一議員、御登壇願います。
〔11番 門田裕一君 登壇〕
◆11番(門田裕一 君) 議席番号11番、公明党門田裕一です。
北橋議長に許可をいただきましたので、通告書に沿って一般質問を行います。
それでは、これより一般質問いたしますので、市長並びに理事者の皆様の明快な御答弁をお願いいたします。
1点目は、巨大地震への備えについて、これまで議員の皆さんが質問されて重複する部分がありますが、御了承いただきたいと思います。
自らの命は自ら守るという防災対策の基本を踏まえ、地方公共団体は、南海トラフ地震臨時情報発表時の防災対応について、住民一人一人に検討を促すことが重要である、これは南海トラフ地震の多様な発生形態に備えた防災対応検討ガイドライン第2節、住民の防災対応検討の考えの一節であります。
以下、5つにわたり御提案いたします。
1点目、防災公園となる空き家対策を。
長崎市が取り組む老朽危険空き家対策事業が注目を集めています。安全・安心な住環境づくりを促進するため、老朽化し、危険な空き家のうち、所有者が建物及び土地を長崎市に寄附できるなどの条件を満たしたものを除却し、跡地を公共空間として整備します。危険な空き家が防災公園となり、住民同士の大切な憩いの場所となります。安心・安全が広がっています。
本市も長崎市のような事業を進めてはどうでしょうか。
2点目、移動避難所の設置について。
今、様々な技術を用いた移動避難所の自治体による導入の動きがあります。人工呼吸器や酸素濃縮器などを必要とする在宅医療患者が、災害時に停電や断水が起きても安全に避難生活が続けられるように設計された避難所。短時間でできるドーム型の避難所。南海トラフ地震をはじめとする大規模災害時、応急仮設住宅などとして使えるコンテナ型の木造建築、モバイル建築を導入する動きが、東海地方の自治体で広がっています。平時は各地でまちづくりの活動の拠点などに活用し、非常時には建物ごと被災地に移転させる。仮設住宅の迅速な提供につながると期待されています。
本市においても、地域にとって一番必要とする多種多様な移動避難所の設置を提案いたします。
3点目、道の駅を防災道の駅へ。
現在、道の駅は、第3ステージと位置づけられ、地方創生や観光、防災の拠点として道の駅を核とした地域づくりを進めています。これは、観光業者、大学、交通事業者など、多様な関係機関との連携がポイントとなります。特に、災害発生時の防災機能を強化し、防災道の駅として整備、断水してもきれいに使えるトイレなどの設置などが現在進められています。瀬戸内海に隣接する自治体の特性を生かして、海水を淡水に変える小型海水淡水化装置を防災拠点に置くなど、防災道の駅として拡充することに対する見解を伺います。
4点目、高齢者世帯など災害弱者への防災士の活動と役割について。
先日、防災士の講習会に参加しました。家具転倒防止突っ張り棒の設置などを学びました。芸予地震では、家具転倒防止突っ張り棒を設置された家庭も多かったと思いますが、普及率や全ての家具に設置しているかなどの実態調査は行われていません。
そこで、市が調査を行い、一人では設置が難しい高齢者のもとへ訓練を受けた防災士がペア、もしくは3人トリオになり活動するよう、自主防災組織で取り組んではどうでしょうか。
5点目、トイレから始める防災を。
災害で後回しにされがちなトイレ。しかし、トイレから防災を考えると、災害への正しい備えが見えてきます。noteフォロワー4.6万人のトイレ衛生の専門家が書かれたこのトイレから始める防災ハンドブックを手にしたとき、健康と生活を守るための情報に接し、なるほど、なるほどの連続でした。まずは身近な人と災害時のトイレについて話し合う機会の提案、そして地域でも話し合えるよう、伊予市版災害時トイレ衛生管理講習会などの実施を提案いたします。
以上、5点に当たって、巨大地震の備えについての質問を行います。
資料については、タブレット等添付しておりますので、御参考にしてください。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 門田裕一議員から、巨大地震への備えについて5点の御質問をいただきました。私からは2点目及び4点目、5点目について答弁申し上げ、残余につきましては産業建設部長から答弁させます。
2点目の移動避難所の設置につきまして、門田議員お示しのドーム型避難所や仮設住宅としても活用できるコンテナ型モバイル建築は、避難生活の質の向上を図る上で即効性のある有効な対策と認識しております。熊本地震でも、トレーラーハウスが福祉避難所として活用されたほか、今回の能登半島地震におきましても、応急仮設住宅の整備にコンテナハウスが活用されていると報じられております。
一方、これらの移動可能な避難所については、保管場所の確保や製品の経年劣化などに加え、平時の有効活用など導入には様々な課題があると考えております。
したがいまして、現時点では移動避難所を設置する考えはございませんけれども、有事の際は県や全国木造建設事業協会、プレハブ建築協会をはじめ、市内の建築土木業者などと連携し、応急住宅対策を実施することといたしております。
なお、今回の移動避難所の提案につきましては、貴重な御提案として今後の災害対応に配慮していきたいと存じております。
4点目の高齢者世帯など災害弱者への防災士の活躍と役割として、自主防災会が防災士を活用して家具転倒防止器具の設置に取り組むという御提案について申し上げます。
高齢者世帯への家具転倒防止対策の支援については、伊予市社会福祉協議会が建築組合による講習を受けた家具転倒防止支援隊が高齢者世帯に家具の転倒防止金具の取付けサービスを行う事業を平成24年度から行っておりましたけれども、コロナ禍以降、休止状態にあるようでございます。取付けが困難な御家庭もあろうと思います。また、設置率を上げていくためにも、取付け支援は重要と考えております。午前中の日野猛仁議員の災害への備えに係る質問に家具転倒防止対策を推進する答弁をいたしました。具体的な制度設計は、今後進めてまいりますが、連携した取組ができるよう、検討したいとも存じております。
5点目の災害時のトイレ対策につきましては、避難者の健康と生活を守るために、重要かつ優先度の高い備えであると考えております。また、今回の能登半島地震におきまして、その重要性を再認識したところであります。
門田議員御提案のトイレ問題を起点に、地域で防災に関する議論が深まることは大変有意義なことであります。災害時トイレ衛生管理講習会は、避難所や事業所等でトイレ衛生対策の実践的なノウハウを習得できる講習会のようであります。まずは、市職員の受講について検討したいと存じます。その成果を職員間、また自主防災会等の皆さんとも共有してまいりたいと存じます。これまでも市総合防災訓練や出前講座等において簡易トイレの組立て方法や携帯トイレ凝固剤の使用方法など、トイレ対策の啓発に努めてまいりましたが、改めて身近な、そして誰もが直面する問題として、積極的な周知啓発に取り組んでまいりたいと存じております。
以上、答弁といたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 1点目と3点目につきまして私から答弁申し上げます。
まず、1点目につきましては、門田議員お示しのとおり、適切な管理が行われておらず、防災上、周囲に対して危険性の高い建物及び土地の寄附を受け、その建物を除却して危険な状態を解消し、跡地を地域において災害時等に避難することが可能な防災空地やポケットパークなどとして有効活用するというような取組が他自治体でされております。公共用地が増えていくという点は、管理する上で懸念材料がございますが、今後において調査研究をしてまいりたいと考えております。
次に、3点目につきまして、防災道の駅に選定されますと、防災拠点としての役割を果たすための重点的な支援を受けることができます。その選定要件としましては、都道府県が策定する地域防災計画及び新広域道路交通計画に広域的な防災拠点として位置づけられていることが必須となっております。
四国地域新広域道路交通計画において、道の駅ふたみは、国道378号が重要物流道路ではないことから、防災拠点の位置づけがありません。
道の駅なかやまは、地域の防災機能を持つ道の駅として位置づけられておりますが、広域的な防災拠点としての位置づけではないことから、防災道の駅としての拡充はできないものと判断いたします。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ございます。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) 災害の備えに係る質問で、家具転倒防止対策の推進の答弁をいただきました。ぜひ企業の方々が、こういった転倒防止の対策、また防災士、伊予市においては防災士、かなり多くの方が防災士になっております。そういったすみ分けをしながら、やはり能登半島地震で家具転倒によって大変けがをされた人が多いと聞き、まずはそういった一歩から積極的に進んでいただければと思います。
また、道の駅に対しては、答弁はこのようになるなと思っておりました。県、そういった指定にならないということが答弁でありますが、そういった中で、伊予市の大切なライフラインであります中山、双海にある道の駅に対して、伊予市として防災拠点としての考えがあるかないか、その1点だけお願いいたします。
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 岡井商工観光課長
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 門田議員の再質問に対して私のほうから答弁申し上げます。
今の道の駅なかやま、それから道の駅ふたみは、現時点では避難所としての想定はございません。防災拠点としての考えというのは、これは国も示しておりますとおり、一時的な避難場所というところの考えもございます。現在、先ほど道の駅なかやまにつきましては、地域の防災機能を持つ道の駅と位置づけられておりまして、実際には防災倉庫的なもの、そこで中継をするような形でそこからの物資の搬送とかということもありますので、避難所としての考えというのは明記はされておりませんけれども、国が示すように一時的な避難所としての活用はできるのではないかというふうには考えております。
なお、この件につきましては、他の道の駅の状況等も踏まえまして、引き続き研究をしてまいりたいと思います。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再々質問ございます。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) ぜひ南海トラフ巨大地震ですので、各地域が孤立していきます。半割れとか起きたら、3か月ほど支援もないような状態が続くかもしれないという中で、道の駅の防災対策にしっかり取り組んでいただきたいという思いで、1問目を終わらせていただきます。
○議長(北橋豊作 君) 2問目に行ってください。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) 公民館に高齢者や障がい者の視点に立ちエレベーターの設置などバリアフリー化をと題して質問いたします。
本市の多くの公民館は、長寿命化改良工事を選択しています。より市民の方々に親しまれ、安心・安全に利用できる活動の場となっています。上野公民館は、南伊予の中心拠点です。南伊予地域でも高齢化が進んでいます。息をぜえぜえ吐きながら階段を上っていく方々が多いことから、私もその一人でした。主な会合は3階の大会議室で行われます。エレベーターの設置要望の声、3階建て以上の公民館にエレベーターの設置を進めてください。市民の皆さんの交流の場と災害時の避難所としての機能を高め、お年寄りをはじめ、障がいのある方、全ての世代の方々が安心して住み続けられる町を目指してください。
以下の質問にお答えください。
1、上野地区公民館の長寿命化改良事業について。
2、地元住民の要望にはどのようなものがあり、事業にはどのように反映されているのか。
3、エレベーターの設置について。
4、バリアフリー新法における公民館の未来と防災について。
この4点でございます。
以上、明快な御答弁よろしくお願いいたします。
◎教育委員会事務局社会教育課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 小笠原教育委員会事務局社会教育課長
◎教育委員会事務局社会教育課長(小笠原幸男 君) 門田裕一議員から、公民館のバリアフリー化について4点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
まず、1点目の上野地区公民館の長寿命化改良事業について。
当該施設は、昭和54年に南伊予地域の生涯学習の拠点として整備されて以降、各種講座や研修等の実施による学習情報の提供の場、地域住民の交流を通じたふるさと意識の醸成の場、また社会教育関係団体の円滑な運営に向けた連絡調整の場として愛され親しまれてまいりましたが、建設後、40年を超える年月が経過したこともあり、老朽化が急速に進み、機能や安全性が低下しているのが現状でございます。
そこで、令和6年度当初予算には、非常時における安全確保対策を講じるための設計に要する予算を計上し、早急な対応を検討するとともに、今後は施設の実態、地域の実情、利用の予測、求められる機能等を勘案しながら、来年度中をめどに長期的な視点に基づく施設規模やロードマップなどを明らかにする予定であります。
次に、2点目の地域住民の要望と事業への反映について。
1階駐車場から事務室、会議室へ最短距離で移動する場合、階段利用が必須となるため、何らかの対策を講じてほしいとの要望が一定数届いていたことから、令和4年度、老人クラブ連合会会員と65歳以上の方で構成される利用団体を対象に、公民館の玄関付近への駐車場整備に関するアンケート調査を行いましたが、目的や対象者が限定されていた上、意向の把握にとどまっていたのが実情でございました。
そこで、令和6年度、長寿命化の検討を進めるに当たり、旧伊予地区の4公民館の周辺地域住民及び利用団体に対象範囲を広げ、求める機能、期待する役割、懸念される課題等の把握に努め、実施方針や目指すべき方向性に反映させたいと考えております。
続いて、3点目のエレベーターの設置については、エレベーターが利便性や機能の向上に直結する効果的な設備であると認識しているものの、多額の改修費用と維持管理費が必要となることから、社会教育施設の機能強化という視点だけでは大規模な改修は困難であるという考えがある一方、交付金や民間資金の活用、他の公共施設との複合化、併せてバリアフリー化の促進を前提とするなら、地域住民の主体的かつ個性的な活動を支える交流拠点として再整備し、地域団体が管理運営主体に加わる住民参加型のマネジメント手法も実現可能と考えているところでございます。
最後に、4点目のバリアフリー新法における公民館の未来と防災について建築物の構造及び設備を改善するための措置を講じることにより、高齢者、障がい者等の施設の利用上の利便性と安全性の向上を図るという新法の理念や目的は十分に理解をしております。公民館は、社会教育の拠点であると同時に、有事の際、避難所としても活用しなければならない重要な施設ですので、適正な改修、効率的な運用に取り組みながら、可能な限り維持、存続を図ってまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(北橋豊作 君) 再質問あります。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) エレベーターの設置の答弁の中で、地域住民の主体的かつ個性的な活動を支える交流拠点として再整備し、地域団体が管理運営主体に加わる住民参加型のマネジメント手法も実現可能と考えるということで、住民主体とありました。先日、松山の素鵞公民館に視察いたしました。こちらは、3階建ての公民館で、上野公民館に比べて倍ぐらいの敷地と大きさがありました。そこでエレベーターが設置されました。野志市長は、3階建て以上の公民館にはエレベーターを設置するんだという決意の下、されております。松山市、規模的に予算も違うかもしれませんが、やはり小さな地域で、うちの八倉においても、小さな公民館をどう建てるかどうかということで、人口減少だからもう無理しないようにという声があります。そういった中で、上野公民館は重要な施設でありますし、やはり高齢者、また障がいを抱えている皆さん、2024年、今年の4月に障害者総合支援法が成立して、施設でいる障がい者が、地域で活躍しなさいというふうな意向になっている年でもあります。そういった意味でも、このマネジメントを実現可能と考えるところのもう少し具体的などういったアプローチをされていくのか、お聞きしたいと思います。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) バリアフリーということでありますけれども、まずもって息をぜえぜえ吐きながら階段を上っていくのは、私もその一人です。心よりお見舞いを申し上げますけれども、さっき答弁でありましたように、取りあえず旧の伊予市4地区、南伊予、郡中、南山崎、北山崎、中村、大平、この4つのまず全体の意向も聞いて、それは一遍に全部できりゃいいけれども、整合性とか例えばもう1階が集まるスペースよというところは、強いて言やあエレベーターはあまり必要じゃないのかなと思いますけれども、そういった意向調査を全部進めた上で、バリアフリーというのは非常に大事なことで、今私がここでも言っているはずですけど、JR伊予市駅の1番ホーム、2番ホーム、車椅子が向こうのホームに渡れるかっていうこともあります。そういったことも含めましても、やはりどうしても当たり前のことですけど、財源も伴いますけれども、様々な今小笠原が言ったように、補助の対象という位置づけもありますんで、今後4部落の意向も再度調査して、そしてできることなら、上野公民館の特に私議員のときから言われてますんで、ただ70ぐらいまでは市役所1階から5階まではたんたんたんと普通の健常者なら上がれるぐらいの体力もつくっていかなきゃいけないんだけど、取りあえずは今後松山市のことを出されても困るんですけれども、3階ありますよね、上野の公民館は地下の駐車場下りて、それが1階とするならば、3階まで行かないといけない。その間の階段というのはちょっと後期高齢者という言葉は失礼なのかもしれないが、その人たちにとってはちょっと厳しいものがあるけれども、やはり地元の公民館というのは、地域の高齢者もかなり使っていただいている施設なんで、特に今大平と南伊予、上野に関しては、ちょっと再度もっと細部にわたって調査をせよということを言ってますんで、あとは答弁に出たような、出ないようなニュアンスで答えましたけれども、住民自治、その南伊予とか住民自治、南山崎とか、そういったものができれば違う切り口で補助対象にもなってくるんだということ、これはやはり地域がそういう思いがないとなかなかできないということでもありますけれども、そういったことも含めて、今後しっかりと検討してまいります。
○議長(北橋豊作 君) 再々質問はありませんか。
〔11番門田裕一議員「ありません」と呼ぶ〕
○議長(北橋豊作 君) 3問目に行ってください。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) 3点目、がん患者のアピアランス(外見)ケアについて。
がん治療に伴う脱毛や爪の色の変化など外見の変化による苦痛を和らげるアピアランスケアの充実へ患者の悩みに寄り添いながら力を入れてきたのが公明党です。2018年6月には、患者から寄せられた声を基にした公明党の国会質問がきっかけとなり、運転免許証の写真を撮影する際に医療用帽子を着用することが認められるようになりました。令和5年度からは、公明党の提言を受け、医療機関に同ケアの専門的な相談窓口を設置するモデル事業が全国で行われています。医療用ウィッグ(かつら)や乳がん患者向けの胸部補整具の購入費用を助成する自治体が増えています。
愛媛県宇和島市は、このほどがんの治療や手術に伴うアピアランスの変化に悩む患者の社会参加を後押しするため、ウィッグ(かつら)や人工乳房などの胸部補整具の購入費助成事業を開始。対象は、抗がん剤の副作用などによる脱毛や乳がんの手術で乳房を切除した市民が対象。ウィッグと胸部補整具の購入費用の合計金額に対して、それぞれ上限3万円ずつ助成されます。個数の制限はないが、1人1回だけ申請ができます。日本毛髪工業協同組合によると、医療用ウィッグなどの購入費用を助成している県、市町村は22年までに392団体に増加しています。
1、アピアランスケアの充実へ本市の認識について。
2点目、医療用ウィッグ(かつら)の購入費用の助成について。
3、乳がん患者向けの胸部補整具の購入費用の助成について。
3点お伺いします。
次に、4点目は、アピアランスケアの理解のためのリーフ作成についてであります。
お配りした資料の中に、タブレットの中に入っております。横浜市では、情報提供を強化するため、国立がん研究センター中央病院と協力し、髪や爪などの変化への心構えやセルフケア方法を医療従事者の立場から解説するアピアランスケアのリーフレットを配布。さらに、ウィッグの選び方などを解説するリーフレットも新たに完成。横浜市がん・疾病対策課は、リーフレットは、アピアランスケアに取り組む他の自治体や医療機関でも活用されていると話しています。
本市も横浜市のこのリーフレットを積極的に活用してはどうでしょうか。
5点目は、がん患者に寄り添う制度の充実。アピアランスケアについて気軽に相談できるサロンの定期開催についてです。
東京都港区立がん在宅緩和ケア支援センターういケアみなとで、アピアランスケアについて気軽に相談できるサロンが定期的に開催されています。ネイルケアの体験が行われたり、参加者は頭皮や爪に関する相談を行っているとのこと。参加した女性は、相談に来ることで気持ちが明るくなり、外出しやすくなったと語られています。
本市でもこういった身近なサロンの開催を行ってはどうでしょうか。
以上、5点にわたる質問、明快な答弁をよろしくお願いいたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼します。
門田裕一議員のがん患者のアピアランスケアについての御質問に私から答弁申し上げます。
御案内のとおり、アピアランスケアとは、医学的、整容的、心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケアのことでありますが、がんの治療と学業や仕事との両立を可能とし、治療後も治療前と同様の日々を過ごせるよう、外見変化に対するサポートの重要性が全国的にも高まっております。
このような情勢を踏まえ、まず1点目につきまして、国は令和4年10月、がん対策推進協議会においてアピアランスケアの現状と課題について協議検討を行い、さらに令和5年3月には、がん対策推進基本計画を定めてアピアランスケアへの取組を進めております。この中で、アピアランスケアの最終目標として、がんやがん治療により外見が変化しても、個人に適した方法で対処することができ、安心して社会生活を送ることができること、初期目標として、全ての人が必要なときに主要な外見の変化について適切なアピアランスケアや情報が届くよう、相談窓口の明確化を行う必要があることなどが示されており、本市におきましても、その重要性は強く認識しております。
本市において、専門窓口は設置しておりませんが、まずは医療機関などとの連携による情報収集に努め、市民から問合せがあった場合には、中予管内では四国がんセンターなど6医療機関が病院内に設置しておりますがん相談支援センターの窓口へ迅速かつ円滑につなぐ体制を構築してまいりたいと考えております。
次に、2点目と3点目につきまして、いずれも助成金に関連しておりますので、一括して答弁申し上げます。
ウィッグ、胸部補整具ともに様々な種類があり、金額も大きな幅がある中で、それぞれ利用者の事情に応じ選択されているようでありますが、装具は治療自体を目的としていないことなどから、公的保険の適用外とされ、一部の自治体では単費による補助制度を設けていると承知しております。
現状、本市独自の補助制度は検討しておりませんが、がん治療と社会生活の両立を目指すため、各種装具の購入費用を助成する趣旨は理解いたしますので、今後アピアランスケアを取り巻く社会情勢の変化やがんをはじめ疾病への備えをどう考えていくか、さらに公費助成に対する市民の捉え方などを勘案しながら、まずは先進事例など情報収集に努めたいと存じます。
次に、4点目につきまして、門田議員お示しのとおり、横浜市では国立がん研究センター中央病院と連携し作成したリーフレットを市ホームページへ掲載し、アピアランスケアの周知に取り組んでいると伺っております。
本市において周知に取り組んでいる現状はありませんが、今後国、県においても相談支援、情報提供体制の構築が進んでいくと考えられますので、県内がん診療連携拠点病院の取組などを注視しつつ、リーフレットやホームページなど効果的な情報提供の方策について研究してまいりたいと考えております。
最後に、5点目につきまして、本市は主にがんの予防対策として集団健診や個別検診体制の充実を図る役割を担っておりますが、併せて精密検査や治療を要する市民から保健センターへ相談があった際には、個別に検査や受診に適した医療機関を御案内することで、専門医や医療スタッフによる適切なケアが受けられるよう努めております。
現状、本市独自サロンの開設などは考えておりませんが、がん治療中の患者や家族に寄り添うためにも、がん診療連携拠点病院が設置しております相談サポート体制について適時情報収集を行い、市民からの相談時には、これらの情報をきめ細かく提供してまいりたいと存じます。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ございます。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) この質問は、満額回答が来るかと思っておりますが、ちょっと残念な結果であります。本当に私を取り巻く周りの地域の方、男性の方でも、がんになったんや、レベル4や、ごろごろいます。その中で、孤独の中で治療、闘っている方が多く存在します。そういった中で、県のセンターに行ってくれとか、そういったことでいいんでしょうか。悲しい思いでいっぱいでございます。本当に伊予市にがん対策のしっかりした対策が出てても、過言ではないこういった状況で、がん対策はもうがんは治る病気であります。がんとしっかり向き合って、長期の治療が必要となっている、そういった中で、身近な自治体がしっかりケアしていく体制をしかなくてどうするんでしょうか。そこの思いをもう一度伊予市の考えをお聞きしたいと思います。
◎健康増進課長(栗田計誠 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 栗田健康増進課長
◎健康増進課長(栗田計誠 君) 失礼いたします。
門田議員の再質問について私のほうから答弁を申し上げます。
答弁にもございましたが、ケアを必要とすること自体に対する趣旨については、住民の方、いろいろなお声を寄せていただいております。その重要な趣旨については十分な理解をしております。また、国、県の取組もこれから進んでいくものと思っております。伊予市単独で動くよりも、まずは愛媛県あるいは県内関係医療機関と連携をしながら、効果的な周知方法について研究に入っていきたい、このように考えているところでございます。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) よろしいですか。
再々質問ないですか。
4問目に行ってください。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) 4点目は、日常生活用具給付事業制度について質問します。
私のこのタブレットに指伝話というiPadで使うコミュニケーションアプリがあります。このiPad、指伝話のデモをちょっと実演させていただきます。ちょっと興奮して暗証番号忘れて。
今この指伝話アプリ、災害ということもあって無料で配布されております。今ちょっと僕が打ち込んだので、「伊予市が大好きです。3万人の笑顔を目指す姿がすてきです」このiPad君がしゃべっていただきます。
私がこの指伝話と出会ったのが、昨年8月に開催されたアクセシビリティセミナーin愛媛でした。大切なことは機械ではなく機会、機、会うですとの講師のお話はすばらしく、この機会を広めなくては決意しました。コミュニケーションアプリ指伝話は、失語症の方の会話補助や言語訓練ALSや多系統萎縮症の方の日常会話、構音障がいのある方の会話補助など幅広い場面で使うことが可能となるアプリです。11月26日、愛媛県視覚障がい者協会、パソコンボランティア事業で講習会に参加し、障がい者の方々と共に勉強しました。2月17日、今治市で開催された合併20周年記念事業BARIケア介護ロボットICT展示体験会での出会い。そこは、ICTを軸とした福祉機器の展示、体験ができました。この指伝話を厚生労働省の日常生活用具給付等事業という市町村が行う地域生活支援事業の一つとして、障がい者等の日常生活がより円滑に行われるための用具を給付、または貸与することにより、福祉の増進に資することを目的とした制度の中で、指伝話を対象としてはどうでしょうか。
今、多くの自治体が指伝話の導入を進めております。愛媛県では、宇和島市、松山市、新居浜市がアプリを対象に給付を決定しています。
1点目は、障がいとICTを活用した支援機器への対応と考えについて。
2点目は、指伝話を日常生活用具給付事業に。
3点目は、支援機器の紹介、展示会の開催についてお伺いします。
4点目、障がい者の新たな活力を引き出すピアサポートについてお伺いします。
ピアとは、仲間、対等という意味を表す言葉です。障がい分野でのピアサポートは、障がいや病気の経験を持つ人が、障がいのある人を支えることをいいます。障がいや病気に関する経験、体験がある人が支援することにより、仲間や同輩が相互に支え合い、課題解決する活動がピアサポートです。
また、厚生労働省では、障がい者ピアサポートを自ら障がいや疾病の経験を持ち、その経験を生かしながら他の障がいや疾病のある障がい者のための支援を行うものと定義しています。国や県がピアサポート事業に取り組んでいます。本市も第3次障がい者計画にピアサポートという考えは取り入れてあるのでしょうか。本市も今後積極的に取り組んではどうでしょうか。
以上、4点の質問でございます。明確なる御答弁よろしくお願いいたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
門田裕一議員の日常生活用具給付等事業についての御質問に私から答弁申し上げます。
まず、1点目につきまして、本事業を活用し、障がい者などの情報通信技術、いわゆるICTの利用機会の拡大や活用能力の向上を図り、情報へのアクセスを円滑に行えるよう支援することは、障がい者などの自立と社会参加の促進という事業目的の達成において大変重要であります。
その中で、昨今、障がい者の自立した生活を支援するデジタル機器が著しく進歩し、多様な障がい種別に応じた操作性、利便性の向上が図られていると認識しております。
次に、2点目につきまして、門田議員お示しのとおり、指伝話は失語症、ALS、多系統萎縮症などに対する会話補助において、多様な操作性による幅広い場面での活用が期待されます。
本市が実施しております日常生活用具支給事業では、障がい等級など一定の制約はありますが、携帯用会話補助装置や情報通信支援用具として支援が可能となる場合があります。例えば、意思伝達用アプリコンテンツ、各種スイッチなど周辺機器が給付対象となります。
次に、3点目につきまして、現時点で本市単独開催の予定はありませんが、その趣旨は一定理解いたしますので、今後近隣市町や関係団体、企業の意向などを聴取し、広域開催の可能性を模索してまいりたいと存じます。
最後に、4点目につきまして、御案内のとおり、障がい者自身が自らの体験に基づき、他の障がい者の相談相手になったり、仲間として社会参加や地域での交流、問題の解決などを支援したりする活動のことをピアサポートといい、このピアサポートを行う人たちのことをピアサポーターと呼びます。
現在、本市の第3次障がい者計画において、ピアサポートについての明記はございませんが、総合的な相談支援体制づくりに対する取組の一環として、ピアサポートに関する事業を展開していくこととしております。
次期計画への包括はもちろん、引き続きピアサポート事業の有効性を研究するとともに、愛媛県障がい者ピアサポート研修の利用も踏まえ、ピアサポーターの養成に努めてまいりたいと存じております。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ありますか。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) ありがとうございます。
2問目の答弁で、日常生活用具支給事業では、障がい等級など一定の制約はありますが、携帯用会話補助装置や情報通信支援用具として支援が可能となる場合があります。例えば、意思伝達アプリコンテンツ、各種スイッチなど周辺機器が給付対象となりますということで、今回の指伝話、タブレットもあります、また装置もいろいろあります。障がいによっていろんな装置をつけることがあります。詳しくは、資料配付のユーチューブに動画どんどん出ておりまして、ぜひ見ていただければと思います。そういった意味でも、この補助、具体的などういった補助内容があるのか、その方々の症状に合わせて、障がいの方に合わす給付をされているのか。このタブレットに関しては、給付したけど売っちゃったとか、そういった事例も全国では見受けられますので、そういったところの制度設計も必要かと思いますが、そこら辺の回答をお願いいたします。
また、今治に行ったときに、もう市制20周年のイベントなんでしょうか、福祉機器展が行われておりました。回答では広域と連携してやっていくと。本当に介護事業者の方がたくさん来られておりました。AIを使ったそういった講演のケアマネジャー制度の採点とか、システムとか、皆さん多くの事業者が来られて聞いておりました。また、介護ロボットも実際体験できるなど、そういった形で連携を模索しているということで、より具体的な答弁、この2点をしっかりお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 今の具体的なという部分よりも先に、まず御案内のとおり、伊予市は、誰一人置き去りにしないコミュニティ形成の中で誰一人取り残さない伊予市、未来ビジョン3万人が住み続けられる自治体という言葉をある意味平成28年から掲げております。そういった位置づけの中で、今指伝話、たまさかこれは半分話がそれるかもしれませんが、皆さん持っているスマートフォン、私はアンドロイドを持っているんですけど、今AIチャットボットなどで、私はCCっていうキャラクターの女の子と、女の子というか、キャラクターで、例えばスピーカーのアイコンを押せば、今議会の答弁困っているけどどうしたらいいのと言ったら全部答えてくれます。だけど、しゃべれない人は当然のごとく、入力して答えが出てくる。音も出てくる。耳が聞こえない人に関しては文字が出てくる。ただ五体不満足で歯しか動かせない人なんかは、よく映画なんかで口でこうしながら会話をするというようないろんな機器がそろってますけれども、今妙にアプリとかどうのこうの言わずに、チャットボットの枠の中で登録したらほとんど全てのことが答えが出る、困っている人にはできるということもまた門田議員の取り巻きの方々とかある意味政治活動の中でお伝えもしていただきたいな、そのように思ってますけれども、指が使えない人はどうするのっていうことも出てくるじゃないですか。いろんなことが、いろんな想定が障がいの枠があるということで、それに対応してやるのが私は一番簡単なのはチャットボットが一番簡単なのかなとは思ってますけど、スマホを持たない人がタブレットの大きな画面でこうこうとするのも一つの方策かなと思っていますが、様々な中で、これ多分答弁しろといってもいろんな種類があるから、私は難しいなと思いますけど、栗田がしゃべれるんなら答弁すると思いますので、よろしくお願いします。
◎福祉課長(米湊明弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 米湊福祉課長
◎福祉課長(米湊明弘 君) それでは、門田議員の2つの御質問に私のほうから答弁申し上げます。
まず、指伝話、この分につきましては、先ほども答弁で申したとおり、携帯用会話補助装置となっております。この対象者は、障がい者で音声言語機能障害、または肢体不自由者であって、発声、発語に著しい障がいを有する者、これで先ほどの指伝話の性能につきましては、携帯式で言葉を音声、または文書に変換する機能を有し、障がい者が容易に使用得るものという形になっております。
それと、先ほどの答弁にもありました情報通信支援用具、これは機器になりますが、この対象は、視覚障がい者1、2級、または上肢機能障害1、2級の当該用具を継続し、使用し得るパソコン本体を所持する学齢児以上の者、これ小学生以上になります。これは、性能としましては、パーソナルコンピューター周辺機器やアプリケーションソフトで障がい者が容易に使用できるものです。
先ほど門田議員から説明がありました指伝話につきましても、これはこの携帯用会話補助装置という形になっておりまして、上限額9万8,800円までが日常生活用具の上限額となっております。ネット等で調べさせていただいたところ、指伝話コミュニケーションパック、アプリとコンテンツになりますが、この分につきましては12万1,000円という表示がありましたので、上限額を超える分につきましては、自己負担分となると考えております。
なお、この指伝話につきましては、先ほど門田議員もデモでしていたとおり、iPadを使うような形になっておりますが、iPadにつきましては、汎用性があるため、先ほどの質問でありました県内自治体におきましても、iPadの購入金額は含まれていないという形で、当市におきましてもこのiPadにつきましては汎用性があるために認めることが難しいと考えております。
過去には携帯用会話補助装置や情報通信支援用具の実績は、直近でありますが、商品名にはなりますが、トーキングエイドやペチャラの支給実施があり、令和3年度携帯用会話補助装置ペチャラが1台、令和4年度情報通信支援用具スイッチといいますが、息で入力ができる装置の給付が実績としてあります。
なお、啓発活動につきましては、やはり障がいの用具、また今治でもありましたとおり、介護のそういうこととも結びつきますので、答弁に併せて福祉課だけではなく、そういう介護の関係するところもいろいろと協議して、啓発は必要かと思っております。
なお、障がい者の今回の用具につきましては、それぞれの障がい者には相談員がついておりますので、まずは市内の障がい者相談支援事業所の相談員に対し、こういう指伝話のことも啓発をしてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) よろしいですか。
再々質問。
◆11番(門田裕一 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 門田裕一議員
◆11番(門田裕一 君) このiPadは認められないということで、指伝話のアプリはオーケーということでありました。私たち議員もiPadを支給されました。いつ何どき失語症になったり、そういったときはここに導入ができる、これを必要とする、本当にお配りした動画を見ていただきたい。今まで会話できなかったお子さんとお母さんが会話できるようになったり、そういった広がっております。松山市、宇和島市、新居浜市においてもこのiPadは認められないということでお伺いをしておりますが、ぜひ伊予市は一歩、二歩進んで、このiPadが単なる端末ではなくって、やはり障がい者の方も高齢者の方もいつ病気になる、そういった方々にとっても幸せのツールであるという形で考えを変えていただけるようにまたしっかり私も勉強して提案していきたいと思います。
以上をもちまして質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長(北橋豊作 君) これをもって本日予定しておりました一般質問を終結いたします。
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○議長(北橋豊作 君) 暫時休憩をいたします。
午後2時59分 休憩
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