録画中継

令和5年第5回(12月)伊予市議会定例会
12月15日(金) 委員長報告(質疑・討論・表決)、その他
開議宣告
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 議案第74号~議案第99号
      (各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
 第3 議案第100号・議案第101号
      (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
閉議宣告
市長あいさつ
閉会宣告
            午前10時00分 開議
○議長(北橋豊作 君) 市長から議案第100号及び議案第101号の提出がありましたので、御報告いたします。
 議案書(その2)を御参照願います。
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○議長(北橋豊作 君) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序に従って審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(北橋豊作 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において8番平岡清樹議員、9番大野鎮司議員を指名いたします。
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△日程第2 議案第74号~議案第99号
         (各常任委員長報告・質疑・討論・表決)
○議長(北橋豊作 君) 日程第2、これより本定例会において各常任委員会に付託され審査になっておりました議案第74号ないし議案第99号の26件を一括議題といたします。
 この際、各常任委員長から委員会における審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。
 まず、総務委員長向井哲哉議員、御登壇願います。
            〔7番 向井哲哉君 登壇〕
◆総務委員長(向井哲哉 君) それでは、総務委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして当委員会に付託されました議案10件につきましては、去る12月8日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第86号伊予市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 これは、国の法改正に伴い、産前産後期間における国民健康保険税の軽減措置を講じるための条例改正であるが、対象数と軽減額の想定はとの質疑に対し、対象件数は年間15件から20件程度、令和5年度は1月から3月の間で4名程度を見込んでおり、市負担総額3万円程度の軽減を想定しているとの答弁がありました。
 その答弁に対し、軽減による本市の負担割合はとの質疑に対し、国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1の負担割合であるとの答弁がありました。
 次に、議案第92号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第7号)について申し上げます。
 歳出、2款1項1目一般管理費、3節時間外勤務手当について、他の款項目と比較しても、今回の時間外勤務手当の700万円は突出していると思われるが、その要因はとの質疑に対し、新規事業の対応が主な要因であるが、特に自動運転バス実証運行事業に係る業務や国土交通省本省、観光物産協会ソレイヨへの派遣職員の時間外勤務が新たに増えたことが要因であるとの答弁がありました。
 その答弁に対し、働き方改革の一環として、時間外労働の削減に努めている市内の民間企業も多いように感じるが、市における取組はとの質疑に対し、本市においても、休日勤務した場合は振替休暇での対応も行っているが、職員数が変わらない中で、国、県等から新しい事業や業務が増加している現状がある。今後は職員の健康面の配慮に加え、在宅勤務が可能となるシステムや職員の出退勤システムの導入なども検討しながら、働き方改革を推進していきたいとの答弁がありました。
 次に、同じく7目企画費について、今回ふるさと納税に係る寄附金額5,000万円の増加を見込んで、ふるさと納税業務に係る経費を約半分の2,495万円程度増額するわけだが、市の実質収支の見込みはとの質疑に対し、当初予算で1億5,000万円を計上しており、今回の増額分を合わせると2億円程度の寄附金額を見込んでいる。例年の実績から踏まえると、約半分の1億円が実質収支となる見込みであるとの答弁がありました。
 その答弁に対し、ふるさと納税による寄附金額が、今年9月の1か月間だけで8,000万円超の実績があったとのことであるが、その要因と主な返礼品はとの質疑に対し、今年10月からの返礼品の基準と経費に使える50%ルールの厳格化により、10月までに寄附したほうがお得であるとのマスコミによる宣伝効果と紅まどんなの受付を例年の10月より1か月早めて9月から行ったことにより注文が殺到したことが主な要因である。主な返礼品としては、紅まどんな等のかんきつ類が全体の8割を占めているとの答弁がありました。
 また、経費を抑えるための工夫はとの質疑に対し、ふるさと納税サイト内の職員一押し紹介ページに応募し、中国、四国地方代表として本市が掲載されるなど、経費を抑えた形でPR広告に努めているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第80号ないし議案第85号、議案第90号及び議案第91号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案10件につきまして、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で総務委員会の審査報告を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(北橋豊作 君) 次に、民生文教委員長田中弘議員、御登壇願います。
            〔17番 田中 弘君 登壇〕
◆民生文教委員長(田中弘 君) それでは、民生文教委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案8件につきまして、去る12月11日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第78号和解について申し上げます。
 これは、本市が平成30年度に業務委託した放課後児童クラブ運営業務において、市と受託事業者のいずれもが交付基準を誤認していたことにより、国及び県へ補助金を一部返還する必要が生じたものであるが、今後の解決策はとの質疑に対し、今回の事案は、利用児童がいないときも支援員を2人以上配置していなければならないところを1人しか配置していなかったことによるものである。今後の解決策として、利用児童数だけでなく、それに関わった支援員数も報告させて確認するとともに、開所要件の基準について、市内全ての児童クラブ運営事業者に周知し、誤認がないように努めていきたいとの答弁がありました。
 次に、議案第87号伊予市保育所設置条例等の一部を改正する条例について申し上げます。
 今回のきたやまさき認定こども園の名称決定は公募で実施したと聞いているが、その決定に至るまでの過程はとの質疑に対し、今回応募のあった18点について、地名がついた案が複数あったこと及び市内の同様の施設でも地名がついた名称が多いということなどを考慮した上で、子ども・子育て会議で諮ったところ、本名称に決定したとの答弁がありました。
 その答弁に対し、市内の同様の施設では、地名がついた名称が多いということなどを考慮して決定したということだが、市民からそういう意見があって決定したなら理解できるが、これ以外にも、地名がついていない、少数ながらも自由な発想の名称があったのではないかと考えられる。今後の名称決定における公募の在り方、選定方法について検討してほしいとの要望がありました。
 また、きたやまさき認定こども園の新設に伴い、定員数を90人に設定した理由はとの質疑に対し、令和5年12月現在の入所者数は、なかむら保育所が64人、北山崎幼稚園が17人の合計81人であり、今後少子化で出生数が大幅に増えないことなどを勘案し、今回の定員数の設定に至ったとの答弁がありました。
 次に、議案第94号令和5年度伊予市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。
 歳出、3款3項4目任意事業費、12節高齢者配食サービス事業委託料について、今回中山地域の利用件数が増えたことによる増額とのことだが、その要因はとの質疑に対し、以前から中山地域においても配食サービスを実施しており、年度別の延べ件数では、令和元年度が1,500件程度、令和4年度が3,200件程度と倍以上増加している。その要因として考えられるのは、高齢者世帯が増えていることも一因だが、これまで中山地域にあった訪問介護事業所が1社辞めたことによることが主な要因ではないかと推測されるとの答弁がありました。
 次に、債務負担行為補正、地域包括支援センター運営業務委託事業について、今年度末で地域包括支援センターの委託期間が終了し、新たな事業者を選定するための時期が迫っているが、今後の予定はとの質疑に対し、まず業者選定に当たりプロポーザルを行うため、12月中に公募を実施し、1月中に業者を決定した後、2月から3月にかけて引継ぎを含めた諸手続を進める予定としているとの答弁がありました。
 そのほか、議案第77号、議案第88号、議案第92号及び議案第93号、議案第97号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案8件について、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で民生文教委員会の審査報告を終わります。御審議のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(北橋豊作 君) 次に、産業建設委員長門田裕一議員、御登壇願います。
            〔11番 門田裕一君 登壇〕
◆産業建設委員長(門田裕一 君) 産業建設委員会の審査の報告を申し上げます。
 今期定例会におきまして、当委員会に付託されました議案10件につきまして、去る12月7日に委員会を開催し、関係者の出席を求め、慎重審査をいたしました。
 その結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
 以下、審査の過程において特に論議がなされた事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第74号しおさい公園の指定管理者の指定について申し上げます。
 今回、指定管理候補者に選定された伊予ささえるプロジェクトは、設立して間もないということを聞き及んでおり、情報も少なく、実績面などが心配されるが、今後、施設をうまく運営していけるのかとの質疑に対し、当該事業者は、令和5年9月に設立した5社で構成するグループ企業であり、その代表企業である株式会社ルネサンスは、主にスポーツ施設や宿泊施設などの施設管理や自主事業の企画運営を行っている。グループ全体では190施設を全国で展開し、公共施設の指定管理についても数十か所の実績があり、今後、しおさい公園(以下、本施設)の総括管理を担当することになる。本施設の管理には、構成企業4社がそれぞれのノウハウを生かし、各業務を担当することになる。具体的には、日用品雑貨やインターネット売買、リフォーム業務などを主とする株式会社日昇が本施設の運営管理を担当、ゴルフ場経営や芝生管理業務を主とする有限会社伊予カントリークラブが現在も本施設の天然芝等の管理業務を請け負っており、そのまま引き続き管理業務を担当することになる。次に、保守管理、清掃業務を主とする有限会社創美舎が本施設の清掃業務全般を担当し、さらにスポーツ指導、企画運営業務を主とする株式会社SASAERUが地域活性化業務として本施設において市内のスポーツ団体の指導やイベントの企画運営などを行い、5社が一つのチームとして本施設の管理を行うことになっているとの答弁がありました。
 その答弁に対し、会社の実績面では問題ないと思うが、本市においては、初めての指定管理でもあることから、利用者に不便を来さないよう、今後注視してほしいとの意見に対し、これまでの経験上、スタートが一番肝心と考えていることから、引継ぎ作業には、市職員も情報共有し、利用者に不便を来さず、さらにこれまで以上に利用しやすい施設管理を目指したいとの答弁がありました。
 次に、現在勤務しているパート従業員の方は、継続して雇用していただけるのかとの質疑に対し、今後の雇用の件に関しては、伊予ささえるプロジェクトが、現在の指定管理者を交えて協議をする予定と聞き及んでいるとの答弁がありました。
 次に、議案第76号JR伊予市駅前街の交流拠点施設の指定管理者の指定について申し上げます。
 今回の選定に当たり、プロポーザルの申出が1社のみということで、株式会社まちづくり郡中が継続して指定管理候補者に選定されているが、今後の運営に当たり何か新しい提案などなかったのかとの質疑に対し、現在、町家においては、現金による会計を主としているが、今後、非接触型決済によるキャッシュレス化の導入を進めていくことが新しい取組であるとの答弁がありました。
 次に、議案第79号JR南伊予駅前ふれあい広場条例の制定について申し上げます。
 第6条使用料の別表中における区分や算定単位等の表記の矛盾点をはじめ、条例の条文自体が古く、現代の情勢にそぐわない内容が多いと思われるため、早急に見直しをかける必要があるのではとの質疑に対し、この条例を制定するに当たり、他の公園条例等と整合性を図ったことから、現代の情勢にそぐわない部分があることは否めない。今後、市の関係部署で協議し、関連する条例、規則の整合性を図り、公園の供用開始までに改正したいとの答弁がありました。
 次に、議案第92号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第7号)の所管部門について申し上げます。
 歳出、8款5項4目都市再生整備計画費、14節図書館・文化ホール前広場整備工事について、他県の事例ではあるが、駐車場については人工芝を採用しており、大型バス等が入っても耐久性に問題ないとのことであったが、本市は現在舗装を予定していることから、今後人工芝を採用するよう見直す考えはないのかとの質疑に対し、現計画では、一部分を芝生とし、それ以外の大部分については舗装を考えている。人工芝については、以前、伊予市民競技場に導入した際の経験上、耐久面等での懸念があるため、可能かどうか設計業者と協議させていただきたいとの答弁がありました。
 そのほか、議案第75号、議案第89号、議案第95号及び議案第96号、議案第98号及び議案第99号については、特に申し上げることはございません。
 以上、付託されました議案10件について一括して採決した結果、全会一致で原案を可決すべきものと決しました。
 以上で産業建設委員会の審査報告を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(北橋豊作 君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。
 これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北橋豊作 君) 以上で質疑を終結いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 念のため申し上げます。
 各常任委員長の報告結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりであります。
 お諮りいたします。
 議案第74号ないし議案第99号については、一般会計予算、特別会計予算、条例等に分けて一括して採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北橋豊作 君) 御異議なしと認めます。
 まず、議案第74号ないし議案第91号の18件について一括採決いたします。
 各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(北橋豊作 君) 賛成全員であります。したがって、議案第74号ないし議案第91号の18件については、各常任委員長の報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第92号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第7号)について採決を行います。
 各常任委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(北橋豊作 君) 賛成全員であります。したがって、議案第92号については、各常任委員長の報告のとおり原案可決と決定しました。
 次に、議案第93号ないし議案第99号の7件について一括採決いたします。
 民生文教委員長及び産業建設委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(北橋豊作 君) 賛成全員であります。したがって、議案第93号ないし議案第99号の7件については、民生文教委員長及び産業建設委員長の報告のとおり原案可決と決定しました。
            〔委員会審査報告書は付録に掲載〕
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△日程第3 議案第100号・議案第101号
         (提案理由の説明・質疑・討論・表決)
○議長(北橋豊作 君) 日程第3、議案第100号及び議案第101号の2件を一括議題といたします。
 これより提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、議案第100号及び議案第101号につきまして提案理由を申し上げます。
 詳細につきましては、補足させますので、よろしくお願い申し上げます。
 まず、議案第100号伊予市手数料条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、戸籍法の一部を改正する法律及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の公布に伴い、条例の一部を改正するものでございます。
 次に、議案第101号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第8号)についてでございます。
 今回、歳入歳出それぞれ3億5,787万7,000円を追加し、本年度累計予算総額は205億1,367万8,000円となっております。
 補正内容は、国からの物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の低所得世帯支援枠を活用しての給付金支給事業と、同交付金の推奨事業メニュー分を活用しての市内宿泊施設燃料・物価高騰対策事業費のほか、上灘漁業協同組合に対する漁港施設改修事業費補助金を計上したものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北橋豊作 君) この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎総務課長(西山安幸 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 西山総務課長
◎総務課長(西山安幸 君) それでは、議案第100号の補足説明を申し上げます。
 議案書(その2)3ページをお願いします。
 議案第100号伊予市手数料条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは、自らや父母等の戸籍について、本籍地の市区町村以外の市区町村窓口でも、戸籍謄本等の請求を可能とし、また戸籍等電子証明書提供用識別符号を行政機関に提出することにより、戸籍等電子証明書の提供を可能とするため、係る手数料の徴収について定めるものでございます。
 4ページから9ページを御参照ください。
 別表中、1、戸籍の部、1の項では、本籍地が市外の戸籍謄本等を取得することを追加し、3の項では、戸籍電子証明書提供用識別符号1件につき400円とすることを追加しております。
 4の項では、本籍地が市外の除籍謄本等を取得することを追加し、6の項では、除籍電子証明書提供用識別符号1件につき700円とすることを追加しております。
 その他、併せて字句等の調整を行っております。
 9ページをお願いします。
 附則におきまして、この条例は、令和6年3月1日から施行するとしております。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
◎財政課長(皆川竜男 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 皆川財政課長
◎財政課長(皆川竜男 君) それでは、議案第101号に係る補足説明を申し上げます。
 議案書10ページをお開きください。
 議案第101号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第8号)についてでございます。
 12ページをお願いします。
 一般会計補正予算(第8号)では、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,787万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ205億1,367万8,000円とする。
 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとしております。
 13ページをお願いいたします。
 第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。
 今回の補正に係る財源については、11款1項地方交付税及び15款2項国庫補助金で編成しており、歳入補正額合計3億5,787万7,000円、補正後の歳入合計205億1,367万8,000円となっております。
 次ページの歳出については、事項別明細書にて款項目を追って説明いたします。
 19ページをお願いいたします。
 3款民生費、1項社会福祉費、20目電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金給付事業費では、国が追加的に拡大した低所得世帯に対する支援策であり、1世帯当たり7万円を給付するための経費3億3,452万9,000円を計上。財源は、全額国庫支出金です。
 6款農林水産業、3項水産業費、2目水産業振興費では、漁港施設改修事業費補助金124万円を計上。これは、本年11月に上灘漁業協同組合の冷蔵・貯氷設備が故障し、現在、応急修理にて使用しておりますが、早期の本対応を実施する必要が生じており、それに対する補助金でございます。財源は一般財源です。
 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費では、全額国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しての宿泊事業者支援のための経費2,210万8,000円を計上しております。
 なお、20ページから30ページに給与費明細書をつけておりますので御参照ください。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北橋豊作 君) 以上で提案理由の説明を終わります。
 これより質疑を行います。
 まず、議案第100号伊予市手数料条例の一部を改正する条例について。
 議案書(その2)3ページないし9ページです。
 御質疑ありませんか。
◆4番(森川建司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 森川建司議員
◆4番(森川建司 君) 議案100号、これは全国どこでも戸籍等が取れるということで、便利になるということは分かるんですけれども、逆に全国どこからでも取れるということで、危惧されることはないかちょっと心配なんです。その辺のところの保全というか、そのあたりの対応はどのようになってるのか教えてください。
◎市民課長(高橋洋司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 高橋市民課長
◎市民課長(高橋洋司 君) 私からお答えいたします。
 戸籍証明書等の広域交付ですが、これは令和元年に成立した戸籍法の一部を改正する法律の施行によるものです。
 当時の検討資料には、住んでる市区町村の窓口で戸籍証明書等が請求できることで、相続手続が円滑にできるようになるメリットが記載されております。
 その一方で、例えば郵送であったり、代理人による請求を認めた場合には、特定の市区町村に請求が偏り、事務に支障が生じるデメリットが記載されております。今言いましたとおり、基本的には、本人、例えば直系であるとか、そういう方でないと証明書は取れないようになっておりますので、現状では問題はないかというふうに理解をしております。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) よろしいですか。
◆2番(金澤功 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 金澤功議員
◆2番(金澤功 君) 失礼します。
 手数料400円っていうのは、これ全国一律、統一された金額でしょうか。
 それと、今、本人と直系の方のみっておっしゃったんですが、例えば相続に係るその戸籍の取得なんかにおいては、直系以外の方、その身内の方で法定相続人、いろいろいらっしゃると思うんですけど、そういう方も可能なんですか。
 それと、今まで士業の方が取得、代わりにされよったと思うんですが、委任されて。その士業の方に対しての取扱いはどうなるのか教えてください。
◎市民課長(高橋洋司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 高橋市民課長
◎市民課長(高橋洋司 君) 私より答弁いたします。
 まず、手数料ですけども、これにつきましては、地方公共団体の手数料の標準に関する政令というのがありまして、これで基本400円になるという金額が定められておりますので、あくまでも標準ですので、これ以外ということはないんですけども、県内では、皆さん統一してこの金額になるというふうに理解しております。
 さらに、直系ということでなければ請求できないということですけども、具体的に請求できる方を申し上げますと、本人、配偶者、父母、祖父母など直系の尊属、子、孫などの直系の卑属に限られているというふうになっております。これはもう国のほうで定めたことになっておりますので、これ以外の方は市区町村以外の窓口での請求はできないということになります。
 さらには、士業ということですので、一般的に職務上の請求というのがございます。これにつきましても、第三者請求になりますので、請求はできないというふうなことに現状定められております。
 以上でございます。
○議長(北橋豊作 君) 再質問あります。
◆2番(金澤功 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 金澤功議員
◆2番(金澤功 君) 1点だけ。
 相続においては、例えば直系じゃなくて兄弟の方が相続権持たれたりするんですけど、そういう場合でも、例えばその兄弟の方とか、直系じゃない方が請求することは不可能っていうことでよろしいんでしょうか。
◎市民課長(高橋洋司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 高橋市民課長
◎市民課長(高橋洋司 君) 再質問にお答えいたします。
 先ほど申しました範囲が現在定められている範囲になりますので、現状としてはそこまでという形になろうかと思います。
 以上でございます。
○議長(北橋豊作 君) ほかにないですか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北橋豊作 君) 次へ参ります。
 議案第101号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第8号)について。
 議案書(その2)10ページないし30ページです。
 御質疑ありませんか。
◆1番(田中慎之介 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中慎之介議員
◆1番(田中慎之介 君) 議案書の19ページの商工振興費にて市内の宿泊施設への補助を行うということになってますが、この歳入である重点支援の地方交付金だと思われるんですが、ここでのお金の使われ方として、推奨事業メニューとして確かに地域観光事業者等のエネルギー価格高騰に対する影響緩和のためというので使うことができるようになっているんですが、この事業者支援の推奨事業メニューとしては、1つには、医療、介護、保育施設、学校施設、公衆浴場等に対する物価高騰対策支援ができますよというのが1つ、それから2つ目として、農林水産業における物価高騰対策支援ができますよというのが1つ、もう一つは、中小企業等に対するエネルギー価格高騰対策支援で使えますよと。これは例えば、影響を受けている中小企業や商店街や自治会等の負担の緩和、そういったものに使ってもいいですよというふうなこと。もう一つが、地域の公共交通、これのエネルギー価格高騰支援、それに基づいて、物流とか地域観光等にもできますよと。さらに言えば、そのほかこの推奨事業メニューよりもさらに効果が考えられるものについては実施計画出せたら申請可能ですよというふうに出せれるんですけど、その中で今回伊予市はこの宿泊業者に支援というふうにしていると思うんですが、そこに今回支援しようというふうに決まった経緯について、理由について教えていただければと思います。
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 岡井商工観光課長
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 田中慎之介議員の質問に対して答弁申し上げます。
 こちらの物価高騰の対応の重点支援地方創生臨時交付金でございますけれども、6月にも一部実施をされておりまして、そちらの6月の段階では、福祉関係の施設、それから事業者支援、農業者の支援を行っております。
 今回は、市内事業者からも要望が出ておりまして、物価高騰分、宿泊料にも転嫁をできていないという現状も鑑みたことから、宿泊、民泊事業者を広く支援をするということでこちらのほう予算化いたしました。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問あります。
◆1番(田中慎之介 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中慎之介議員
◆1番(田中慎之介 君) ということは、今の市内の宿泊業者がそういった価格が高騰しているものを宿泊費に転嫁できてないので、そこをしっかり支援しますということなんですが、ということは、当然ながら、市として宿泊料金を上げるなよということは言えないまでも、今の現状の今回市が補助するのをしっかり使っていただいて、今後も市内の宿泊料金に関しては、今の価格を維持できるように期待をする意味で今回支援をするということでしょうか。
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 岡井商工観光課長
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 田中議員の再質問にお答えいたします。
 こちらの価格転嫁につきまして、こちらのほうから事業者に対して依頼を行っているということはございません。ですので、今回もまだ実際の支払う形っていうのが、完全に決まったわけではございませんけども、そういう価格転嫁をもし行っておる場合は、相応の対応といたしたいと思います。ですので、今、都市部等を中心に宿泊施設の価格等の転嫁というのが実際に起こっておりますので、そういう事業者が実際に事業を行うに当たって、そういった転嫁をするということに対しては、市は特にそちらについては今の維持をしてくださいということではありませんので、そういったところとは別にしておりますけど、今回支援につきましてはそういった形で考えております。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) よろしいですか。
 再々質問ある。
◆1番(田中慎之介 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中慎之介議員
◆1番(田中慎之介 君) となると、今回のその支援の目的は何なんでしょうか。どうぞ価格のほうも御自由に御設定くださいと。その宿泊者にはお金を支援しますよということの今回この支援の目的について最後ちょっと、それだけ確認させてください。
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 岡井商工観光課長
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 田中議員の再々質問に答弁申し上げます。
 こちらの価格につきまして、自由にとは申し上げませんけれども、実際に価格を上げておるということでありましたら、その高騰分につきましては事業者のほうでの努力と申しますか、そういった形で行っておるということになりますので、減額あるいはそちらのほうの支援がないということも想定はしております。あくまでも宿泊事業者の特に今年度上半期がまだ宿泊が非常に厳しいということも鑑みまして、あくまでも事業者、観光としては滞在時間の長さが宿泊を使うことによって延びる、そういうことで消費が進行するというのが観光庁等の調べでも出ておりますので、そういったところから、今回宿泊事業者を支援するということで予算化しておりますこと、御理解いただければと思います。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) ほかに御質疑ありませんか。
            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北橋豊作 君) 以上で質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第100号及び議案第101号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北橋豊作 君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第100号及び議案第101号は委員会の付託を省略することに決定しました。
 暫時休憩いたします。
            午前10時47分 休憩
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            午前10時47分 再開
○議長(北橋豊作 君) 再開いたします。
 討論の通告はありませんので、これより採決を行います。
 採決は、採決表示システムにより行います。
 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。
 まず、議案第100号について、原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(北橋豊作 君) 賛成全員であります。したがって、議案第100号については、原案可決と決定いたしました。
 次に、議案第101号について採決を行います。
 原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。
            〔議員投票〕
○議長(北橋豊作 君) 賛成多数であります。したがって、議案第101号については、原案可決と決定いたしました。
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○議長(北橋豊作 君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日の会議を閉じます。
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○議長(北橋豊作 君) 市長から閉会の挨拶があります。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 閉会に当たりまして御挨拶申し上げます。
 議員各位におかれましては、11月27日の開会以来、終始熱心に御審議をいただきましてありがとうございました。
 今議会の審議の過程で賜りました御意見等々は、今後の市政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じております。
 また、先ほど御承認いただきました重点支援地方交付金関連事業につきましても、早期執行に向け、鋭意準備を進めてまいります。議会閉会後にまた協議会もあるということで、また理事者の意見も聞いてやってください。
 さて、先日、民間建設会社が発表したいい部屋ネット街の幸福度ランキングにおいて、本市は3年連続で愛媛県で1位、四国内では、一昨年が1位、去年と今年は2位という大変高い評価をいただきました。この結果は、3万人が住み続けられる伊予市を目指す私どもや議会にとりましても、非常に励みになる大変な光栄なことだと存じております。本年も市民の皆様の満足度、幸福度がさらに高まるように、引き続きそっ啄同時を念頭に置き、職員一丸となって、10年先、20年先を見据えた未来志向型の行政運営に努めてまいる所存でございます。
 次に、コロナワクチン接種につきまして、一部報道でもありましたとおり、全額公費による特例臨時接種は今年度末で終了いたします。その後、来年度からは季節性インフルエンザの定期接種というのと同様の扱いとなり、公費補助の対象者は、65歳以上の高齢者などで接種を希望される方に限定されるなど、コロナ対策は大きな転換点を迎えようといたしております。
 さらに、今月11日から国から公表されました新たな接種体制に関する方針を受け、伊予市保健センターでの集団接種は今月末で終了し、以降3か月間の接種は個別医療機関のみとなります。国からの急な通達であったため、本市におきましても、関係機関との調整に努めている最中でございますけれども、市民の皆様方への情報提供を含め、引き続き感染症拡大防止に向け、国、県と連携して適切に対応してまいりたいと存じております。
 次に、本市では、9月以降、秋雨前線や台風の影響を受けなかったことから少雨傾向が続いておりまして、9月、10月の2か月間の降水量が18ミリメートルで平年比5.9%、11月は54ミリメートルで、平年比83.9%でございまして、12月に入り若干持ち直しつつありますけれども、13日現在、伊予地区の高瀬、宮下、八倉の水源地は、いずれも12月の平年水位60センチメートルから86センチメートル下回っている状況でもございます。これは、今すぐ給水制限を行わなければならないという数値ではございませんけれども、これからの時期は少雨が予想されるため、市民の皆様方には今後の降雨量により、節水の御協力をお願いすることになるかもしれません。節水広報等早め早めの対応に心がけ、市民生活への影響を極力少なくしてまいりたいと存じておりますので、議員各位におかれましても、この点につきまして御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 今年も残すところあと2週間余りとなりました。インフルエンザは流行のピークを過ぎたとの報道もございますけれども、新型コロナウイルス感染症は増加傾向にあるようでございます。また、来週以降、厳しい寒さとなる予報も出ております。議員各位におかれましても、どうかお体を御自愛いただき、健康で希望に満ちた令和6年、たつ年新年を迎えられますことを御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶に代えさせていただきます。本日はありがとうございました。
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○議長(北橋豊作 君) これをもって令和5年第5回伊予市議会定例会を閉会いたします。
            午前10時53分 閉会
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