録画中継

令和5年第4回(9月)伊予市議会定例会
9月1日(金) 議案上程・提案理由の説明
開会宣告
市長招集あいさつ
諸般の報告
開議宣告
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期の決定
 第3 報告第10号~報告第13号
    認定第 1号~認定第11号
    議案第67号~議案第72号
      (提案理由の説明)
閉議・散会宣告
            午前10時00分 開会
○議長(北橋豊作 君) ただいまから令和5年第4回伊予市議会定例会を開会いたします。
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△市長招集挨拶
○議長(北橋豊作 君) 市長から招集の挨拶があります。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 改めまして、おはようございます。
 議員各位には御案内のとおりでございますけれども、去る8月27日、岡市裕二社会教育課長が逝去されました。この場をお借りいたしまして、故人に対して謹んで哀悼の意を表します。
 前日の26日に体調不良を訴え、救急搬送されたと一報を受けて大変心配をいたしておりましたが、御家族からは命に別状はないと聞いていたため、しばらくすると元気に戻ってきてくれるものと信じておりました。しかしながら、翌日の午後、訃報の連絡を受けました。電話口で泣きじゃくる奥様に、私はかける言葉が見つかりませんでした。突然の別れで、御家族の皆様の悲しみを思うとお慰めの言葉もございません。ただ、このことを一番無念に思っているのは、ほかでもない岡市裕二君本人であると思います。
 岡市裕二君は、昭和57年4月、伊予市役所に奉職され、建設課、都市整備課、学校教育課等様々な分野で経験を積み、令和4年度から社会教育課長として御活躍をいただいておりました。今年60歳を迎え、今後の第二の人生に思いを巡らせていると伺っておりました。まだ60歳、これからいろいろやりたいことがあったと思います。御本人は本当に無念であったと存じます。心より御冥福をお祈りいたしますとともに、御家族の皆様には心よりお悔やみを申し上げます。
 私といたしましても、そして後輩職員にとっても無念の極みでございますけれども、今後残された職員が力を合わせて、伊予市発展のため全力を挙げて取り組んでいくことを岡市裕二君にお誓いを申し上げます。
 ただ、議員各位におかれましても、理事者側においても、このたびの岡市裕二君の訃報は、なかなか注意できるものではございませんけれども、いずれ我が身と考え、それぞれが自愛されて日々を送っていただくことを切に願う次第であります。岡市裕二君、どうぞ安らかにお眠りください。
 さて、本日令和5年第4回伊予市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御参集を賜り、ありがとうございます。
 私は、令和5年度伊予市中学生海外派遣事業の団長として、8月19日に日本を発ち、アメリカ合衆国に10日間滞在し、29日に帰国したばかりでございます。まずは、滞在期間中にセーラム伊予文化交流委員会会長エド・デイビス氏、コーディネーターの伊藤克己氏をはじめ、関係各位の御尽力とセーラム市及びカイザー市の温かい歓待を受け、無事に所期の目的を達成することができましたこと、御報告を申し上げます。
 派遣された14名の生徒たちは、初日のホストファミリーとの対面時には不安で自信がなさそうに感じが見受けられましたが、翌日からは皆が元気よく地域の方々と交流する様子に驚かされるとともに、成長をじかに確認することができました。
 生徒たちが海外の文化、風習、自然などに触れ、体験学習を通して得たものは、何事にも代え難い財産になったと思います。今回の経験を生かして、将来国際社会で活躍できる人材に育ってほしいと切に願っております。
 また、8月21日にカイザー市のキャシー・クラーラ市長を表敬訪問した際には、市長をはじめ、関係各位から熱烈な歓迎を受けました。来年度以降も中学生派遣事業を継続することを確認する中で、カイザー市から、今後伊予市との友好を深めたいとの提案も受けました。「そっ啄同時」を今年の行政運営目標に掲げる本市といたしましても、これを千載一遇のチャンスと捉え、前向きに両市の友好関係を築く方向で調整してまいりたいと考えますので、今後庁内協議を進め、具体的な進展がございましたら、議会に改めて相談もさせていただきます。
 次に、8月は2件の連携協定を締結いたしました。
 1つ目は、8月7日に株式会社リクルートと「地域活性化に向けた地域定着と雇用促進に関する協定」でございます。本協定により、3万人を支える産業の育成として、事業承継の促進や継続的な事業運営が課題となる中、同社が有するネットワーク、また採用力向上のノウハウを活用し、本市で働きたいと思う人が働くことができるきっかけになればと考えてもございます。
 2つ目は、8月8日に明治安田生命保険相互会社と「地域課題の解決に向けた包括連携協定」を締結をいたしました。本協定により、急速な人口減少、社会経済情勢の変化、高度化、多様化する市民ニーズなど様々な行政課題への対応が求められる中、同社が持つソリューションやネットワーク、情報や人材を生かしながら、健康測定会やウォーキングイベントの開催、金融教室の実施、保険契約者への情報発信などに取り組むことで、市民生活の質的向上、市内各地域のにぎわい創出を図りたいとも考えてございます。
 本市が掲げる「3万人が住み続けられる伊予市」の実現には、行政の力だけでは限界がございます。今後とも積極的に民間企業のノウハウやアイデアをお借りし、目標の実現に全力を挙げて取り組んでまいる所存でもございます。
 さて、この機会に去る6月28日、第三セクターである株式会社まちづくり郡中の第22回定時株主総会が開催され、経営状況の報告がありましたので、概要を御報告申し上げます。
 令和4年度、JR伊予市駅前街の交流拠点「町家」がオープン18周年を迎えました。経済活動再開の機運が高まる中、感染防止策を継続しながら、施設の適正な管理に努めるとともに、特産品販売所においては伊予市産品、各種加工食品、趣味の手作り品等の委託販売を実施してまいりました。
 また、6月に「町家ビワ市」の開催をはじめ、9月には伊予市ふるさと納税返礼品として伊予市特産品詰め合わせの発送、10月から3月にかけて関東地方を中心に展開するジュースショップとの伊予市産かんきつ類の取引を行いました。駐車場台数の大幅な減少があった中、開催時間帯を制限したイベントを開催するなど経営努力を重ねた結果、売上総利益と営業外収益を足した総収益が4,545万5,477円、販売費及び一般管理費と営業外費用を足した総支出額が4,460万3,013円となり、総収益から総支出額を引いた経常利益が85万2,464円、経常利益から税額を引いた当期純利益が46万1,872円となり、黒字決算を達成いたしております。
 なお、詳細につきましては、まちづくり郡中のホームページに掲載しておりますので、後ほど御覧ください。
 市といたしましても、今後とも町家の適正な運営及び中心市街地の活性化が図られるよう、的確な指導、助言を行ってまいりたいと考えております。
 最後に、今議会からタブレット端末を導入し、議案審議等を行います。今回は初の試みということで、議案書等はペーパーとタブレット端末を併用しておりますが、議会運営の効率化やペーパーレス化に向けた議会側の積極的な取組に敬意を表する次第でございます。今後とも議会と市がお互いに連携しながら、社会全体のデジタル化を推進してまいりたいと存じております。
 今議会に提案をしております議案は、第三セクターの経営状況等の報告4件、令和4年度各会計の決算認定11件、財産の処分、各条例の改正及び各会計補正予算等6件でございます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、招集の御挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(北橋豊作 君) それでは、ここに教育委員会事務局社会教育課岡市裕二課長の御冥福を祈り、謹んで黙祷をささげたいと思います。
 一同御起立をお願いいたします。
 黙祷。
            〔黙  祷〕
○議長(北橋豊作 君) お直りください。
 黙祷を終わります。ありがとうございました。
 御着席ください。
 今定例会から議場内においてタブレット端末及びパソコンの使用を許可しておりますが、会議に関係のない目的の使用は控えていただき、適正な使用をよろしくお願いいたします。
 また、ペーパーレス化を目的に、これまでお手元に配付しておりました書類につきましては、できるだけデータ化し、会議システム内に入れておりますので、それらを御参照願いたいと思います。
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△諸般の報告
○議長(北橋豊作 君) この際、諸般の報告を行います。
 去る6月議会から今議会までの間につきましては、別途配付しておりますから、これをもって報告に代えます。
 以上で諸般の報告を終わります。
            〔議長一般報告は付録に掲載〕
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○議長(北橋豊作 君) 市長から報告第10号ないし報告第13号、認定第1号ないし認定第11号、議案第67号ないし議案第72号の提出がありましたので、御報告いたします。
 議案目録を御参照願います。
 また、本議会に提出されました陳情につきましては、陳情文書表として配付しておりますので、御確認願いたいと思います。
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○議長(北橋豊作 君) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序によって審議いたします。
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△日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(北橋豊作 君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において5番吉久俊介議員、6番川口和代議員を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(北橋豊作 君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
 今期定例会の会期は、本日から9月22日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北橋豊作 君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は22日間と決定しました。
 会期日程を御参照願います。
            〔会期日程は付録に掲載〕
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△日程第3 報告第10号~報告第13号
      認定第 1号~認定第11号
      議案第67号~議案第72号
        (提案理由の説明)
○議長(北橋豊作 君) 日程第3、報告第10号ないし報告第13号、認定第1号ないし認定第11号、議案第67号ないし議案第72号の21件を一括議題といたします。
 市長から提案理由の説明を求めます。
 武智市長。
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) それでは、報告第10号から報告第13号、認定第1号から認定第11号及び議案第67号から議案第72号につきまして提案理由を申し上げます。
 詳細につきましては、補足説明させますので、よろしくお願い申し上げます。
 まず、報告第10号株式会社プロシーズの経営状況についてでございます。
 これは、株式会社プロシーズの令和4事業年度の経営状況につきまして、その説明書類を作成いたしましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により、報告するものであります。
 次に、報告第11号令和4年度伊予市財政健全化判断比率等の報告についてでございます。
 これは、令和4年度の一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに水道事業会計及び下水道事業会計決算の提出を受けましたので、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、健全化判断比率及び公営企業に係る資金不足比率を報告するものであります。
 次に、報告第12号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第4号)の専決についてでございます。
 これは、6月30日から7月1日にかけての梅雨前線豪雨により被災した施設の応急復旧に係る経費6,702万4,000円を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、報告し、承認を求めるものであります。
 次に、報告第13号和解及び損害賠償額の決定の専決についてでございます。
 これは、市職員が運転する公用車で相手方車両を損傷させた事故に関するものであります。
 このたび和解及び損害賠償額について協議が調ったことに伴い、専決処分したので、御報告するものであります。
 次に、認定第1号から認定第9号につきましては、令和4年度の伊予市一般会計歳入歳出決算及び各特別会計歳入歳出決算9件につきまして、監査委員の意見を付して、議会の認定を求めるものであります。
 一般会計の歳入決算額は195億5,396万2,236円、対して歳出決算額は183億8,385万3,096円で、差引き残額は11億7,010万9,140円となり、翌年度へ繰り越すべき財源2億584万900円を差し引いた実質収支額は9億6,426万8,240円となっております。前年度と比較しますと、6億7,610万8,302円、率にして41.2%の減となっております。
 次に、特別会計全体の決算総額は、歳入合計額が97億714万1,625円、歳出合計額が94億2,585万9,084円、差引き残額は2億8,128万2,541円となり、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、同額が実質収支額であり、前年度比13.6%の増となっております。
 依然として地方交付税や補助金及び交付金、市債など依存財源に頼るところが大きく、また特別会計の多くは一般会計からの繰入れにより財政の健全化を図っております。
 こうした状況の中、効率化、合理化を図りながら、より一層効果的な行財政運営に向けて積極的に取り組んでいく所存であります。
 次に、認定第10号令和4年度伊予市水道事業会計決算の認定についてでございます。
 これは、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和4年度水道事業の決算書を監査委員の意見を付して提出いたしております。
 令和4年度の経営収支の状況は、事業収益8億1,268万2,017円に対し、総費用7億2,074万4,465円であったことから、9,193万7,552円の純利益となり、前年度繰越利益剰余金1億4,790万7,706円と合わせ、当年度未処分利益剰余金は2億3,984万5,258円となっております。
 今後も企業会計の効率的な運営を図り、健全な水道財政の維持と水資源の有効利用を推進し、安心で快適な水道水の供給に努めてまいりたいと考えてございます。
 次に、認定第11号令和4年度伊予市下水道事業会計決算の認定についてでございます。
 これは、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和4年度下水道事業の決算書を監査委員の意見を付して提出いたしております。
 令和4年度の経営収支の状況は、事業収益8億2,652万1,118円に対し、総費用7億6,794万6,917円であったことから、5,857万4,201円の純利益となり、前年度繰越利益剰余金は1,621万9,674円と合わせ、当年度未処分利益剰余金は7,479万3,875円となっております。
 今後も企業会計の効率的な運営を図り、健全な下水道財政を維持し、快適な生活環境づくりに努めてまいりたいと考えております。
 次に、議案第67号財産の処分についてでございます。
 これは、市有財産である旧出渕葉たばこ共同利用施設を民間企業に売却するものであります。
 次に、議案第68号伊予市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは、子育てしやすい社会の実現に取り組むため、子ども医療費の助成対象年齢を拡大することに伴い、条例の一部を改正するものであります。
 次に、議案第69号伊予市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、条例の一部を改正するものであります。
 次に、議案第70号伊予市空家等対策審議会条例の一部を改正する条例についてでございます。
 これは、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律の公布に伴い、条例の一部を改正するものでございます。
 次に、議案第71号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。
 今回の補正予算は、歳入歳出予算補正、債務負担行為補正及び地方債補正により編成をいたしておりまして、歳入歳出それぞれ2億4,057万1,000円を追加いたしました結果、本年度累計予算額は195億7,316万5,000円となっております。
 歳入歳出予算補正の内容につきましては、補正予算(第4号)の調整後において、やむを得ず追加、または変更の必要が生じたものでございます。
 また、債務負担行為補正では、2事業を追加設定し、地方債補正では、5事業に係る限度額を変更いたしております。
 最後に、議案第72号令和5年度伊予市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。
 今回、歳入歳出それぞれ1億9,970万2,000円を追加し、本年度累計予算額を48億3,503万1,000円といたしております。
 その内容は、国の交付金運営要領の見直しに伴う介護基盤整備事業費補助金などの追加計上、前年度繰越金や前年度事業費の確定に伴う介護給付費国庫負担金等返還金及び介護保険事業運営基金積立金の計上であります。
 以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(北橋豊作 君) この際、補足がありましたら説明を求めます。
◎会計管理者(渡邉有香里 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 渡邉会計管理者
◎会計管理者(渡邉有香里 君) それでは、認定第1号から認定第9号について補足説明を申し上げます。
 別冊の令和4年度伊予市歳入歳出決算書で御説明いたします。
 認定第1号令和4年度伊予市一般会計歳入歳出決算の認定について。
 決算書2、3ページをお願いいたします。
 歳入でございます。
 主な収入済額は、1款市税39億3,414万1,351円、前年度比0.19%の減となっております。
 収入未済額は、5,871万8,413円で、徴収率は98.41%、前年度比0.04%の増でございます。
 表の中段、7款地方消費税交付金8億3,255万円、前年度比2.56%の増となっております。
 表の最下段、11款地方交付税63億9,377万4,000円、前年度比1.92%の減となっております。
 4、5ページをお願いいたします。
 表の中段、15款国庫支出金33億598万5,655円、前年度比19.56%の減となっており、前年度に実施した子育て世帯への臨時特別給付金給付事業が減となったことが主な要因でございます。
 収入未済額9,462万5,000円は、繰越明許費等に係る翌年度繰越財源でございます。
 16款県支出金14億4,177万6,786円は、前年度比3.58%の減となっており、収入未済額65万円は、繰越明許費に係る翌年度繰越財源でございます。
 20款繰越金16億6,255万1,942円、前年度比63.91%の増となっております。
 6、7ページをお願いいたします。
 22款市債9億9,250万円、前年度比24.90%の減となっております。
 歳入合計は、収入済額195億5,396万2,236円、調定額に対する収入率は98.56%でございます。
 8、9ページをお願いいたします。
 歳出でございます。
 主な支出済額は、2款総務費26億2,986万9,425円、執行率88.18%で、前年度比5.35%の増となっております。翌年度繰越額2億1,711万円は、高度無線環境整備推進事業費です。
 項別の主な支出済額は、1項総務管理費22億2,515万623円でございます。
 3款民生費68億2,055万1,419円、執行率92.68%で、前年度比5.56%の減となっております。翌年度繰越額4,107万8,000円は、小児科新規開業促進事業及び認定こども園改修工事設計業務委託事業費でございます。
 項別の主な支出済額は、1項社会福祉費38億8,484万2,550円、2項児童福祉費24億1,251万9,191円、3項生活保護費5億2,318万9,678円でございます。
 4款衛生費18億4,026万7,158円、執行率92.56%で、前年度比20.27%の増となっており、火葬場費における伊予消防等事務組合への斎場建設割負担金の増額及び上水道整備費における水道料金減額事業が増となった主な要因でございます。
 項別の主な支出済額は、1項保健衛生費8億8,401万6,745円、2項清掃費7億1,427万3,520円でございます。
 6款農林水産業費8億2,606万3,158円、執行率90.75%で、前年度比7.22%の増となっております。翌年度繰越額1,682万円は、漁業振興助成事業及び水産物供給基盤機能保全事業費でございます。
 項別の主な支出済額は、1項農業費5億9,235万9,889円でございます。
 7款商工費5億3,480万2,762円、執行率91.34%で、前年度比24.82%の減となっております。前年度に実施した新型コロナウイルス感染症対策商工振興事業の減が主な要因でございます。
 8款土木費15億5,614万9,849円、執行率91.41%で、前年度比6.81%の減となっております。翌年度繰越額1億1,122万2,000円は、都市再生整備計画事業費等でございます。
 10、11ページをお願いいたします。
 土木費の項別の主な支出済額は、6項下水道費6億6,797万6,000円でございます。
 9款消防費8億4,000万3,292円、執行率96.90%で、前年度比3.21%の増となっております。
 10款教育費13億1,402万5,751円、執行率85.70%で、前年度比6.05%の減となっております。翌年度繰越額1億1,912万7,900円は、中山小学校教室棟長寿命化改良事業に伴う継続費です。
 項別の主な支出済額は、1項教育総務費2億9,968万8,698円、2項小学校費2億8,637万8,709円、5項社会教育費2億6,739万9,818円、6項保健体育費2億6,519万4,233円でございます。
 12款公債費18億2,773万3,641円、執行率99.99%で、前年度比4.77%の増となっております。
 歳出合計は、支出済額183億8,385万3,096円、執行率は91.83%でございます。
 歳入歳出差引き残額は11億7,010万9,140円で、前年度比4億9,244万2,802円、29.62%の減となっております。
 認定第2号令和4年度伊予市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。
 14、15ページをお願いいたします。
 まず、事業勘定について款別に説明をいたします。
 歳入における主な収入済額は、1款国民健康保険税6億6,184万6,217円、前年度比6.03%の減となっております。徴収率は91.91%で、前年度比1.44%の増でございます。
 そのほか、3款県支出金31億8,979万6,867円、5款繰入金3億5,959万7,841円で、歳入合計は収入済額43億539万8,264円、不納欠損額171万3,752円で、収入未済額5,663万3,315円は国保税等によるものです。
 16、17ページをお願いいたします。
 歳出における主な支出済額は、2款保険給付費31億5,113万9,350円、3款国民健康保険事業費納付金9億8,790万3,226円でございます。
 歳出合計は、支出済額42億5,615万5,242円、執行率は96.37%でございます。
 18、19ページをお願いいたします。
 歳入歳出差引き残額は、4,924万3,022円でございます。
 20、21ページをお願いいたします。
 診療施設勘定でございます。
 歳入における主な収入済額は、1款診療収入4,581万4,328円で、前年度比9.78%の減となっております。
 そのほか、5款繰越金1,478万1,483円でございます。
 歳入合計は、調定額、収入済額ともに6,245万6,388円でございます。
 22、23ページをお願いいたします。
 歳出における主な支出済額は、1款総務費3,408万7,192円、2款医業費1,206万6,837円でございます。
 歳出合計は、支出済額4,615万4,029円、執行率88.86%となっております。
 歳入歳出差引き残額は、1,630万2,359円でございます。
 認定第3号令和4年度伊予市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。
 26、27ページをお願いいたします。
 歳入における主な収入済額は、1款介護保険料8億6,178万6,730円、前年度比0.22%の増となっております。徴収率は98.83%で、前年度比0.09%の増でございます。
 そのほか、4款国庫支出金10億5,770万4,460円、5款支払基金交付金10億7,045万4,000円、6款県支出金7億4,924万7,166円、8款繰入金6億4,357万1,873円でございます。
 歳入合計は、収入済額45億3,321万5,526円、不納欠損額134万2,100円で、収入未済額892万2,460円は保険料等によるものです。
 28、29ページをお願いいたします。
 歳出における主な支出済額は、1款総務費3億1,722万9,629円、2款保険給付費37億4,026万5,483円でございます。歳出合計は、支出済額43億3,786万4,195円、執行率92.79%となっております。
 歳入歳出差引き残額は、1億9,535万1,331円でございます。
 認定第4号令和4年度伊予市飲料水供給施設特別会計歳入歳出決算の認定について。
 32、33ページをお願いいたします。
 歳入における収入済額は、2款使用料及び手数料124万4,590円、前年度比19.93%の減となっております。徴収率は98.82%で、前年度比0.80%の減でございます。
 そのほか、3款繰入金319万9,522円で、歳入合計は、収入済額444万6,472円で、収入未済額1万4,820円は使用料によるものです。
 34、35ページをお願いいたします。
 歳出における支出済額は、1款総務費301万3,370円、2款公債費143万3,102円でございます。歳出合計は、支出済額444万6,472円、執行率84.55%となっており、歳入歳出差引き残額はございません。
 認定第5号令和4年度伊予市浄化槽整備特別会計歳入歳出決算の認定について。
 38、39ページをお願いいたします。
 歳入における収入済額は、1款使用料及び手数料400万4,820円、前年度比29.95%の減となっております。徴収率は90.57%で、前年度比2.52%の減でございます。
 そのほか、2款繰入金1,118万5,259円で、歳入合計は、収入済額1,519万79円、不納欠損額3万8,390円で、収入未済額37万8,410円は使用料によるものです。
 40、41ページをお願いいたします。
 歳出における支出済額は、1款総務費1,000万1,339円、2款公債費518万8,740円でございます。歳出合計は、支出済額1,519万79円、執行率は84.30%となっており、歳入歳出差引き残額はございません。
 認定第6号令和4年度伊予市農業集落排水特別会計歳入歳出決算の認定について。
 44、45ページをお願いいたします。
 歳入における主な収入済額は、1款使用料及び手数料3,073万5,990円、前年度比6.19%の減となっております。徴収率は97.89%で、前年度比0.18%の減でございます。
 そのほか、2款繰入金7,373万1,248円、5款市債1,120万円でございます。歳入合計は、収入済額1億1,647万418円、不納欠損額1万2,790円で、収入未済額65万1,190円は使用料によるものです。
 46、47ページをお願いいたします。
 歳出における支出済額は、1款総務費6,939万4,950円、2款公債費4,707万5,468円でございます。歳出合計は、支出済額1億1,647万418円、執行率は91.45%となっており、歳入歳出差引き残額はございません。
 認定第7号令和4年度伊予市伊予港上屋特別会計歳入歳出決算の認定について。
 50、51ページをお願いいたします。
 歳入における主な収入済額は、1款使用料及び手数料899万7,120円で、歳入合計は、調定額、収入済額ともに1,183万6,974円でございます。
 52、53ページをお願いいたします。
 歳出でございます。
 歳出合計は、支出済額1,129万3,496円、執行率は90.51%となっており、歳入歳出差引き残額は54万3,478円でございます。
 認定第8号令和4年度伊予市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。
 56、57ページをお願いいたします。
 歳入における主な収入済額は、1款後期高齢者医療保険料3億7,739万9,220円で、前年度比2.90%の増となっております。徴収率は99.78%で、前年度と変動はありません。
 そのほか、3款繰入金1億7,129万1,477円で、歳入合計は、収入済額5億7,228万1,013円、不納欠損額3,380円、収入未済額81万7,820円は保険料によるものです。
 58、59ページをお願いいたします。
 歳出における主な支出済額は、2款後期高齢者医療広域連合納付金5億3,652万3,647円で、歳出合計は、支出済額5億5,318万3,593円、執行率92.76%となっております。
 歳入歳出差引き残額は、1,909万7,420円でございます。
 認定第9号令和4年度伊予市都市総合文化施設運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について。
 62、63ページをお願いいたします。
 歳入における主な収入済額は、2款繰入金7,078万6,560円、3款繰越金1,502万3,351円で、歳入合計は、調定額、収入済額ともに8,584万6,491円でございます。
 64、65ページをお願いいたします。
 歳出における主な支出済額は、1款業務費8,508万6,560円で、歳出合計は、支出済額8,510万1,560円、執行率99.50%となっております。
 歳入歳出差引き残額は、74万4,931円でございます。
 なお、67ページ以降に各会計の事項別明細書、実質収支に関する調書、401ページ以降に財産に関する調書がございます。
 また、別冊にて主要な施策の成果調書をお配りしておりますので、併せて御参照をお願いいたします。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◎上下水道課長(長岡崇 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 長岡上下水道課長
◎上下水道課長(長岡崇 君) それでは、認定第10号及び認定第11号に係る市長提案理由の補足説明を申し上げます。
 認定第10号令和4年度伊予市水道事業会計決算の認定について。
 別冊、令和4年度伊予市水道事業会計決算書で御説明いたします。
 1ページをお願いします。
 令和4年度伊予市水道事業決算報告書は、予算に対する実績を示すもので、消費税を含めた経理となっております。
 収益的収入及び支出について。
 収入では、第1款上水道事業収益、決算額7億5,641万7,274円、前年度比1.6%の増。
 第2款簡易水道事業収益、決算額1億1,278万1,543円、前年度比7.5%の増となっております。
 収益的収入合計としましては、決算額8億6,919万8,817円であり、前年度比2.4%の増でございます。
 2ページをお願いいたします。
 支出では、第1款上水道事業費用、決算額6億4,770万4,293円、執行率は92.3%。
 第2款簡易水道事業費用、決算額1億886万2,517円、執行率95.9%でございます。
 収益的支出合計としましては、決算額7億5,656万6,810円で、執行率は92.8%でございます。
 3ページをお願いいたします。
 資本的収入及び支出について。
 収入では、第1款上水道事業資本的収入、決算額2億9,361万6,052円は、予算額に対し1,646万7,948円の減。
 第2款簡易水道事業資本的収入、決算額1,502万5,600円は、予算額に対し7万5,600円の増となっております。
 資本的収入合計としましては、決算額3億864万1,652円で、予算額に対し1,639万2,348円の減でございます。
 4ページをお願いいたします。
 支出では、第1款上水道事業資本的支出、決算額6億4,673万4,791円、翌年度繰越額1,181万円で、執行率は繰越額を含めると92.1%でございます。
 第2款簡易水道事業資本的支出、決算額4,519万1,458円で、執行率は96.3%でございます。
 資本的支出合計としましては、決算額6億9,192万6,249円で、翌年度繰越額1,181万円、執行率は繰越額を含めると92.3%でございます。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億8,328万4,597円は、当年度分消費税等資本的収支調整額、過年度分及び当年度分の損益勘定留保資金で補填しております。
 続きまして、5ページをお願いいたします。
 水道事業損益計算書は、企業の経営成績を明らかにするもので、ここからは全て消費税抜きで計上いたしております。
 上水道事業及び簡易水道事業の合計額で、営業収益合計額5億6,231万6,964円、営業費用合計額6億5,758万7,757円でございます。
 したがいまして、営業損失9,527万793円となっております。
 次に、営業外収益合計額2億4,636万7円。
 続きまして、6ページをお願いします。
 営業外費用合計額6,204万9,075円でございます。
 したがいまして、経常利益8,904万139円となっております。
 また、附帯事業による利益303万2,840円のほか、特別利益、特別損失により、純利益は9,193万7,552円となり、前年度の繰越利益剰余金1億4,790万7,706円を加えますと、当年度未処分利益剰余金は2億3,984万5,258円でございます。
 そのほか、7ページに剰余金計算書、8ページから10ページに貸借対照表、11ページから14ページにキャッシュ・フロー計算書、注記表、15ページから30ページに水道事業報告書、31ページ以降に収益費用明細書、資本的収支明細書、固定資産明細書、企業債明細書をそれぞれ記載しておりますので、御参照いただきたく存じます。
 次に、認定第11号令和4年度伊予市下水道事業会計決算の認定について。
 別冊、令和4年度伊予市下水道事業会計決算書で御説明いたします。
 1ページをお願いいたします。
 令和4年度伊予市下水道事業決算報告書は、予算に対する実績を示すもので、消費税を含めた経理となっております。
 収益的収入及び支出について。
 収入では、第1款下水道事業収益、決算額8億5,001万3,014円で、前年度比0.9%の減となっております。
 支出では、第1款下水道事業費用、決算額7億8,636万1,016円で、執行率は94.5%でございます。
 2ページをお願いいたします。
 資本的収入及び支出について。
 収入では、第1款資本的収入、決算額3億9,252万9,230円、予算額に対し270万9,770円の減となっております。
 支出では、第1款資本的支出、決算額6億930万4,736円で、執行率は98.6%となっております。
 続きまして、3ページをお願いいたします。
 下水道事業損益計算書は、企業の経営成績を明らかにするもので、ここからは全て消費税抜きで計上いたしております。
 営業収益3億1,301万8,176円、営業費用6億9,406万6,257円でございます。したがいまして、営業損失3億8,104万8,081円となっております。
 次に、営業外収益5億1,350万2,942円、営業外費用7,376万8,265円により、経常利益5,868万6,596円となっております。
 また、特別損失を差し引くことで、純利益は5,857万4,201円となり、前年度の繰越利益剰余金1,621万9,674円を加え、当年度未処分利益剰余金は7,479万3,875円でございます。
 そのほか、4ページに剰余金計算書、5ページから8ページに貸借対照表、9ページから12ページにキャッシュ・フロー計算書、注記表、13ページから23ページに下水道事業報告書、24ページ以降に収益費用明細書、資本的収支明細書、固定資産明細書、企業債明細書をそれぞれ掲載しておりますので、御参照いただきたく存じます。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(北橋豊作 君) ここで暫時休憩をいたします。
            午前11時01分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時10分 再開
○議長(北橋豊作 君) 再開いたします。
◎総務課長(西山安幸 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 西山総務課長
◎総務課長(西山安幸 君) それでは、報告第10号及び報告第13号並びに議案第67号から議案第70号に係る補足説明を申し上げます。
 議案書4ページをお願いいたします。
 報告第10号株式会社プロシーズの経営状況について。
 これは、株式会社プロシーズの令和4事業年度の経営状況について報告するものであります。
 別冊の経営状況報告書(第29期)及び事業計画及び予算書(第30期)を御参照ください。
 経営状況報告書(第29期)、1ページから3ページに令和4年度事業報告書を、4ページ以降に決算報告を記載。事業計画及び予算書(第30期)に、令和5年度事業計画書及び予算書を記載しております。
 なお、勘定科目内訳明細書につきましては、農林水産課及び商工観光課においてそれぞれ取り寄せ、経営確認の精査に努めておりますので、御報告をさせていただきます。
 議案書21ページをお願いします。
 報告第13号和解及び損害賠償額の決定の専決について。
 23ページをお願いします。
 1、相手方の住所及び氏名につきましては、記載のとおりであります。
 2、和解の条件、1号、伊予市は、相手方に対して、本件事故によって破損した相手方の車両に関して発生した損害賠償金総額10万3,950円の支払い義務があることを認める。
 2号、伊予市は、相手方に対し、前号の金員を相手方が指定する口座に振り込む方法により支払う。
 3号、相手方と伊予市は、本件に関し、この和解事項に定めるもののほか、何らの債権債務のないことを相互に確認する。
 なお、事件の概要につきましては、令和5年6月12日午後3時50分頃、市職員が庁舎立体駐車場1階に駐車しようと公用車を後進した際に、後方確認が不十分であったため、駐車中の相手方車両に接触したものでございます。
 35ページをお願いします。
 議案第67号財産の処分について。
 1、処分する財産、旧出渕葉たばこ共同利用施設。
 所在は、伊予市中山町出渕4番耕地1534番地6ほか。
 種別は、土地計4筆9,390.39平方メートル。
 建物計6棟2,681.44平方メートル。
 2、契約の方法は、随意契約。
 3、処分価格は、3,700万円。
 4、契約の相手方は、東京都千代田区丸の内3丁目1番1号。入江工研株式会社代表取締役社長入江則裕でございます。
 36ページをお願いします。
 議案第68号伊予市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について。
 これは、将来を担う子どもたちが、必要な医療サービスを公平に受けることができるよう、現在15歳到達年度末までとなっている子ども医療費の助成対象を、18歳到達年度末まで拡大するため、条例の一部を改正するものであります。
 次のページをお願いします。
 第2条において、「15歳」を「18歳」に改めております。
 附則第1項におきまして、この条例は、令和6年1月1日から施行するとし、附則第2項において経過措置を規定しております。
 38ページをお願いします。
 議案第69号伊予市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について。
 これは、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、本条例において引用する同法の条項番号に変更が生じることから、これを改めるものであります。
 次のページをお願いします。
 第15条第2号において、「同条第11項」を「同条第10項」に改めております。
 附則におきまして、この条例は、公布の日から施行するとしております。
 40ページをお願いします。
 議案第70号伊予市空家等対策審議会条例の一部を改正する条例について。
 これは、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律の公布に伴い、本条例において引用する同法の条項番号に変更が生じることから、これを改めるものであります。
 次のページをお願いします。
 第2条第2号において、「第14条第3項」を「第22条第3項」に、同条第3号において、「第14条第9項及び第10項」を「第22条第9項及び第10項」に改めております。
 附則におきまして、この条例は、空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律(令和5年法律第50号)の施行の日から施行するとしております。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
◎財政課長(皆川竜男 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 皆川財政課長
◎財政課長(皆川竜男 君) それでは、報告第11号及び報告第12号並びに議案第71号及び議案第72号に係る補足説明を申し上げます。
 まず、議案書5ページ、報告第11号令和4年度伊予市財政健全化判断比率等の報告についてでございます。
 別冊の令和4年度伊予市財政健全化判断比率等報告書を御覧ください。
 1ページに健全化判断比率報告書を、また2ページに資金不足比率報告書をそれぞれ掲載しております。
 1ページの健全化判断比率では、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は、昨年度に引き続き実質収支が黒字となりましたので、数値欄にはバーの表示をしております。
 実質公債費比率は5.3%であり、前年度の6.2%に比して0.9%好転しております。これは、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金が減少する一方、標準財政規模が増加したことによるものであります。
 将来負担比率についても、将来負担すべき実質的な負債が減少したことにより、前年度31.1%に対し12.2%と18.9%好転しております。
 2ページの資金不足比率報告書では、公営企業会計の各会計で資金不足が生じていないことを示しております。
 次に、議案書6ページをお開きください。
 報告第12号令和5年度伊予市一般会計補正予算(第4号)の専決についてでございます。
 9ページをお願いいたします。
 一般会計補正予算(第4号)では、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,702万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ193億3,259万4,000円とする。
 第2項で、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
 第2条で、地方債の追加は、第2表地方債補正によるとしております。
 10ページをお願いいたします。
 第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。
 13款1項分担金、16款2項県補助金、20款1項繰越金、22款1項市債で編成いたしておりまして、歳入補正額合計6,702万4,000円、補正後の歳入合計193億3,259万4,000円となっております。
 次ページの歳出については、後ほど事項別明細書にて説明いたします。
 12ページをお願いいたします。
 第2表地方債補正でございます。
 追加分として、農地・農業用施設災害復旧事業、限度額720万円、林業用施設災害復旧事業、限度額310万円、公共土木施設災害復旧事業、限度額1,900万円を定めたものであります。
 なお、起債の方法、利率、償還の方法は、表記のとおりであります。
 18ページをお願いいたします。
 歳出でございます。
 まず、11款災害復旧費、1項農林水産業施設災害復旧費において、1目農地・農業用施設災害復旧費では、上唐川青戸農道ほか9路線の崩土撤去等業務委託料510万円と上唐川青戸農道ほか2路線の測量設計業務委託料300万円の合わせて810万円の委託料と上唐川青戸農道及び上野本願寺農道に対する300万円の応急工事請負費のほか、愛媛県土地改良事業団体連合会などに対する負担金2万4,000円を計上。
 2目林業用施設災害復旧費では、林道歯朶谷線及び林道小中村線の測量設計業務委託料600万円と林道石畳上灘線ほか3路線の崩土撤去等業務委託料290万円の合わせて890万円の委託料と林道歯朶谷線に対する100万円の応急工事請負費を計上。
 次に、2項公共土木施設災害復旧費において、1目道路橋梁災害復旧費では、市道栗田座呂峰線地滑り調査業務委託料2,000万円と市道永木石山線ほか13路線などの崩土撤去等業務委託料1,500円の合わせて3,500万円の委託料と市道栗田座呂峰線及び市道下三秋原中線に対する600万円の応急工事請負費を計上。
 2目河川災害復旧費では、福住地区ほか2地区の水路の土砂撤去業務委託料400万円及び坪ノ内谷川に対する100万円の応急工事請負費を計上いたしております。
 以上、令和5年度伊予市一般会計補正予算(第4号)を令和5年7月11日に専決処分いたしました。
 続きまして、議案第71号及び議案第72号の一般会計補正予算及び介護保険特別会計補正予算について、別冊補正予算書にて説明いたします。
 お手元に御用意願います。
 1ページをお開きください。
 令和5年度伊予市一般会計補正予算(第5号)について説明いたします。
 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,057万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ195億7,316万5,000円とする。
 第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
 第2条で、債務負担行為の追加は、第2表債務負担行為補正による。
 第3条で、地方債の変更は、第3表地方債補正によるとしております。
 2ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。
 13款分担金及び負担金をはじめ、8つにわたる款により編成いたしておりまして、歳入補正額合計2億4,057万1,000円、補正後の歳入合計195億7,316万5,000円となっております。
 次ページの歳出につきましては、後ほど事項別明細書にて説明いたします。
 4ページをお開きください。
 第2表債務負担行為補正、追加分です。
 来年度以降の事業実施のため、早急に発注を必要とする次の2事業について債務負担行為を設定いたしております。
 まず、ぐんちゅう保育所給食調理等委託事業が、期間、令和6年度から令和8年度まで、限度額1億2,000万円。
 学校給食センター配送車購入事業が、期間、令和6年度から令和7年度まで、限度額9,000万円です。
 次ページ、第3表地方債補正、変更分です。
 臨時財政対策債の限度額を7,720万円から6,460万円に、義務教育施設整備事業の限度額を4,400万円から4,620万円に、農地・農業用施設災害復旧事業の限度額を720万円から1,580万円に、林業用施設災害復旧事業の限度額を310万円から1,210万円に、公共土木施設災害復旧事業の限度額を1,900万円から3,930万円にそれぞれ変更するものであります。
 続きまして、歳出について説明いたします。
 13ページをお開きください。
 2款総務費、1項総務管理費においては、1目一般管理費で、市長が市長会長の立場として、在伯愛媛県人会創立70周年記念式典に参加するための負担金100万円を計上。
 7目企画費では、愛媛FCが主催する事業に対し、愛媛FCコンテンツコラボレーション事業負担金として200万円を計上。
 15目諸費では、高齢者のみで構成される世帯の特殊詐欺被害防止のための電話機等購入費に対する補助金60万円を計上。
 17目公共施設等総合管理基金費では、旧出渕葉たばこ共同利用施設の土地及び建物の売払い代金を本基金へ積み立てるための積立金3,697万4,000円を計上いたしております。
 3款民生費、1項社会福祉費、9目老人福祉費では、前年度事業精算に伴う県補助金返還金7万3,000円を計上。
 17目結婚支援費では、国からの地域少子化対策重点推進交付金を活用しての婚活スキルアップ及び出会い創出業務委託料77万円を計上。
 2項児童福祉費、1目児童福祉総務費では、国からの地域少子化対策重点推進交付金や県からのえひめ人口減少対策総合交付金を活用した新たな事業を計上するとともに、当初予算で計上していた子育て短期支援事業を委託から直営とするための組替えを行った結果、6,997万円の計上。
 3目保育所費では、フリー保育士の旅費、うえの保育所国旗掲揚ポールの修繕料及びぐんちゅう保育所の包丁、まないた殺菌庫購入費を計上した結果、69万円の計上。
 7目子ども医療費では、子ども医療費助成事業に関し、令和6年1月から対象者を18歳年度末まで拡大することに伴う経費453万9,000円を計上。
 10目子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費では、前年度事業精算に伴う国庫補助金返還金610万8,000円を計上いたしております。
 6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費では、県から補助内示のあった新規就農者確保緊急対策事業費補助金588万6,000円を計上。
 4目水田農業対策費でも、県から補助内示のあった水田農業競争力強化支援事業費補助金523万5,000円を計上。
 5目中山間地域等直接支払事業費、ここでも県から補助内示のあった中山間地域等直接支払交付金257万4,000円を計上いたしております。
 7款商工費、1項商工費、2目商工振興費では、新型コロナウイルス感染症対策雇用調整助成金活用促進事業費補助金及び新型コロナウイルス感染症対策緊急地域雇用維持助成金の不正受給業者からの返還があったので、国への返還金47万1,000円を計上。
 4目観光費では、当初予算に計上していた事業に対する国のデジタル田園都市国家構想交付金の交付決定があったので、財源内訳の変更を行っております。
 9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費では、消防団員等公務災害補償等共済基金からの消防団員安全装備品整備事業助成金を活用しての防火服7着と防火帽7個の購入費31万6,000円を計上いたしております。
 10款教育費、2項小学校費、4目学校施設長寿命化改良事業費では、現在進めております郡中小学校23教室棟長寿命化改良工事設計業務において、現場精査を行う中、23教室棟と隣の29管理教室棟の一部が、構造上、同一建物として建築されていることが判明したため、29管理教室棟の一部の壁をコア抜きする耐力度調査を追加する必要が生じ、それに係る経費225万8,000円を計上。
 5項社会教育費、6目文化交流センター費では、6月に実施いたしました中央監視設備及び空調自動制御システムの保守点検において圧力検出器の不具合が見つかり、各部点検の結果、空調自動制御設備の差圧発信器の交換が必要となったため、修繕料90万2,000円を計上。
 6項保健体育費、2目社会体育費では、長沢体育館の浄化槽において、本来2台が交互稼働すべき送風機の1台が故障して停止していることが保守点検により判明したため、修繕料95万7,000円を計上いたしております。
 11款災害復旧費では、本年5月6日から8日にかけての豪雨、また6月30日から7月1日にかけての梅雨前線豪雨により被災した施設の復旧費を計上いたしております。
 1項農林水産業施設災害復旧費では、1目農地・農業用施設災害復旧費で3,124万8,000円を。
 2目林業用施設災害復旧費で2,000万円を計上。
 2項公共土木施設災害復旧費では、1目道路橋梁災害復旧費で4,600万円を。
 2目河川災害復旧費で200万円を計上いたしております。
 18ページから28ページに給与費明細書、29ページに債務負担行為の支出額に関する調書、30ページに地方債の現在高に関する調書をつけておりますので、併せて御参照ください。
 31ページをお開きください。
 令和5年度伊予市介護保険特別会計補正予算(第2号)です。
 第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,970万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億3,503万1,000円とする。
 2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるとしております。
 32ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。
 4款2項国庫補助金、6款2項県補助金及び9款1項繰越金により編成いたしておりまして、歳入補正額合計1億9,970万2,000円、補正後の歳入合計48億3,503万1,000円となっております。
 次ページの歳出については、事業費明細書にて説明いたします。
 38ページをお開きください。
 歳出です。
 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費では、国の交付金運営要領の見直しに伴い、介護基盤整備事業費補助金及び介護施設開設準備経費助成事業費補助金合わせて432万円を追加計上するとともに、前年度事業費精算に伴う介護給付費国庫負担金等返還金8,099万3,000円を計上。
 4款1項1目基金積立金では、介護保険事業運営基金への積立金1億1,438万9,000円を計上いたしております。
 以上で補足説明を終わります。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
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○議長(北橋豊作 君) 以上で本日の日程は全て終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。
 9月5日は定刻より本会議を開き、提出議案に対する質疑を行います。
 本日はこれをもって散会いたします。
            午前11時35分 散会
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