録画中継

令和7年第4回(9月)伊予市議会定例会
9月9日(火) 一般質問
無所属
吉田 貴則 議員
1.伊予市における新規就農者への対応、営農継続について

2.コミュニティバス運行見直しについて
            午後1時24分 再開
○議長(大野鎮司 君) 再開いたします。
 続いて、吉田貴則議員、御登壇願います。
            〔6番 吉田貴則君 登壇〕
◆6番(吉田貴則 君) 議席番号6番、吉田貴則です。
 大野議長に許可をいただきましたので、通告書に沿って一般質問をいたします。市長をはじめ、関係理事者の皆様の明快な答弁をよろしくお願いいたします。
 まず、1問目ですが、伊予市における新規就農者への対応と経営継続についてお伺いします。
 本市において農業は重要な基幹産業であります。本市では、中山間地域や平地を兼ね備えた多様な農業経営が行われています。そのことから、就農を考えている方への営農に適した農地への提供が可能であります。このメリットを生かして、本市での就農を選んでいただきたいと考えております。
 そこで、新規就農者への対応として、本市での就農者を確保するため、希望する作物と農地をどのようにマッチングするのか、また農地をあっせんする場合に、遊休農地の情報等をどのように連携させているのか、お聞かせください。
 また、伊予市で農業をしたいと思ってもらえるため、どのような取組を行っているのか、お聞かせください。
 次に、スマート農業導入についてお伺いします。
 ドローンによる農薬散布、農園管理をする場合、ライセンスの取得に10から30万円程度の経費が必要となります。さらに、農業用ドローンの購入には、100から300万円程度の経費が必要となります。これに伴う飛行許可申請など実現するための課題は山積みであります。
 そこで、ドローンをはじめとしたAI農機の導入に対して、補助事業や講習会の開催など取り組む予定はあるのでしょうか、お聞かせください。
 以上、2点について答弁をよろしくお願いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 吉田貴則議員から、伊予市における新規就農者への対応、営農継続について2点の御質問をいただきましたので、私から答弁を申し上げます。
 まず、1点目につきまして、本市では、市農業振興課、農業委員会事務局、伊予農業指導班、JAえひめ中央及び県農業共済組合を構成員として農業振興センターを設置し、さらに実効性を高めるための4つの担当者チームを運用しております。そのうち新規就農サポートチームでは、就農希望者の栽培希望品目と適切な農地のマッチング等を図っております。これまでの経験から、就農希望者は、栽培品目等を事前に決定していることが多く、例えばかんきつであれば双海地域や南伊予地区、落葉果樹であれば南山崎地区から中山、双海地域にかけて、米麦であれば伊予地域の平場等一定の産地形成がなされている地域をあっせんしております。
 また、就農希望者は、本市に縁があり、既に農地のあっせんを受けている場合も多いため、既存農地の拡大を希望する場合には、そのニーズに沿う適地をあっせんするなど就農者の希望を極力かなえるよう努めております。
 さらに、やむを得ない事情によりリタイアする高齢農業者等の農地につきましては、特に所得性の高い中晩柑成木園地や施設、設備のある農地を選定し、近隣の就農希望者や規模拡大を希望する農業者に情報提供とマッチングを図るなど、優良農地の遊休化防止と適切な経営継承に努めております。
 そのほかにも、市内外から参加者を募った勉強会を年2回程度開催するなど、就農希望者の掘り起こしも行っております。この勉強会では、座学や現地研修のほか、個別面談も行い、ニーズに応じたきめ細やかな相談支援を実施しており、過去5年間で66名の参加をいただき、好評を得ております。
 いずれにいたしましても、農業振興センターでは、主な関係機関のワンフロア化によって、密な連携と高い支援体制が構築された他市町にはない本市独自の取組であり強みでございますので、今後も農業振興センターが拠点となり、就農希望者が伊予市で農業をしたいと思える施策をより多方面から実施してまいりたいと考えております。
 次に、2点目につきまして、本市では令和2年度に2名の農業者が、令和4年度に1つの農業生産法人が、県事業を活用しドローンを導入する際の事業申請等に対する支援を実施いたしました。スマート農業に対する補助は、様々な種類や要件があることから、要望をいただいた場合には、個別案件として利用可能な補助の有無から申請に至るまで農業振興センターが包括的に支援してまいります。
 なお、中山間地域等直接支払交付金には、ドローン等のスマート農業の導入に活用できる加算措置もございますので、具体的な取組や事業計画がある集落につきましては、別途御相談いただくよう周知してまいりたいと考えております。
 また、伊予農業指導班や伊予地区農業改良普及事業推進協議会では、農業振興センター共催の下、不定期ではございますが、スマート農業の実演講座を実施いたしております。これまでにラジコン草刈り機や無人運搬車、ドローンによる薬剤散布、アシスト機能付き田植機について、本年度は自動抑草ロボットについて実施しており、今後も時流に沿う講座を開催するよう支援してまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。
◆6番(吉田貴則 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 再質問。吉田貴則議員
◆6番(吉田貴則 君) 答弁ありがとうございます。私、先日無人ヘリコプターによる農薬散布をたまたま見かけました。ヘリコプターかドローンかを比較しますと、私としては初期導入費用を考えて、今後はドローンのほうが主流になるのではないかと考えます。それぞれ特徴やメリットやデメリットあると思います。何か考えがあればお聞かせください。よろしくお願いいたします。
◎農業振興課長(池内伸至 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 池内農業振興課長
◎農業振興課長(池内伸至 君) 吉田議員の再質問に私から答弁をさせていただきます。
 スマート農機のうち、特に無人航空機による防除につきましては、本市において最も普及しておるのは米麦、お米、麦に関してでございます。今年度はまだ全ての実施が完了しておりませんので、申込みの面積で申し上げますと、無人ヘリコプターによるわせ苗の申込み品種面積が合計165.1ヘクタール、なかて品種によりますものが226.8ヘクタール、おくてが4ヘクタールということでございまして、対してドローン使用による防除につきましては、中山地区に限定されますけれども、合計して3ヘクタールの無人航空機による水稲一斉防除というのは申込みがあったようでございます。
 主流としましては、過去からこの無人航空機につきましてはヘリが一般的なものでございまして、1点はヘリのローターによる上昇気流の発生というのが防除効果をより高める効果があるということでございまして、一方、近年出てきておりますドローン防除につきましては、条件不利地、いわゆる有視界飛行ができないような地域であったり、特に中山町栗田地区におきましては、ヘリができなかったところがドローンによって薬剤散布ができておるということもございます。
 いずれにいたしましても、ヘリとドローン、これヘリも昔に比べるとずっと小型化をし、それでいてローターの風圧等というのは、一定を確保したままのものもございます等、技術の改革は日進月歩でございますので、今後おおむね山間地域を中心としては、今水稲、麦の防除について申し上げましたけれども、例えば樹園地であったりというものを対象としたときには、どうしても有視界飛行が困難なところもありますので、そういったところにはこれからはドローンを使った薬剤散布というのを導入が実現可能になってくるというふうに考えてございます。
 以上でございます。
◆6番(吉田貴則 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 再々質問。吉田貴則議員
◆6番(吉田貴則 君) 質問といいますか、今後も時代に合った農業のために今後も取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。終わります。
○議長(大野鎮司 君) 次へ移ってください。
◆6番(吉田貴則 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 吉田貴則議員
◆6番(吉田貴則 君) 次に、2問目の質問に移ります。
 コミュニティバス運行について2点お伺いいたします。
 まず、1点目です。
 現在、週1回水曜日に南山崎平岡線の運行が資料1のように行われています。平岡集落住民の中には、地理的に伊予市中心部よりも中山町にあります佐礼谷診療所をかかりつけの医療機関とされている方もいらっしゃいます。平岡集落は、南山崎から海が見えるほどの高所に位置しております。伊予市中心部へ向かうには、山道を上り下りしなければなりません。
 一方、佐礼谷診療所へは、比較的水平移動でアクセスしやすいという特徴があります。
 そこで、現在の運行ルートを見直し、伊予市と中山町の区域の壁を越えて運行コースを佐礼谷診療所まで延伸することを検討していただけないでしょうか。
 あわせて、資料2の小野集落については、現在コミュニティバス運行コースには含まれておりません。小野集落には住宅が多く、現在運行されている唐川方面行きのバス路線と地理的に近接しています。そのため、月、火、木、金曜日のいずれかで小野集落を通過するよう、コースを変更し、住民の実情に即した運行ルートとすることで、利便性が大きく向上することと考えます。
 このように、市内には見直しを検討すべき運行ルートがほかにも存在していると感じております。市民の声を丁寧にお聞きいただき、可能な限り早期に改善を実現していただきたいと考えます。
 これらのことを踏まえて、コミュニティバス運行ルートの見直しについて次に実行できるのはいつ頃を予定されているのか、お伺いいたします。
 次に、2点目の質問です。
 コミュニティバス運行エリア内において、買物、通院、市役所での手続等を終えた後、タイミングよく移動したいというニーズは少なくありません。しかし、地域によっては、必ずしもタクシーがすぐに利用できるわけではなく、交通手段が限られているのが実情です。鉄道、タクシー会社との共存を優先した上で、補助的な移動手段としてライドシェアの導入を検討することも選択肢の一つではないかと考えております。北海道奥尻島では、ヤマト運輸の協力の下、人と荷物を混載したライドシェアの実証運行が始まったようです。形にとらわれない、時代に合わせた、地域の状況に合わせた新しいライドシェアも含め検討してはいかがでしょうか。ライドシェア導入について、考えをお聞かせください。
 以上、2点について答弁をよろしくお願いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 吉田貴則議員から、コミュニティバス運行見直しについて2点の御質問に私から答弁申し上げます。
 まず、1点目の御質問につきまして、現在伊予地域においては、地域内の公共交通機関としてコミュニティバスを導入し、地域の皆様の日常生活における移動及び外出の支援を行っております。
 このコミュニティバス運行ルートにつきましては、令和5年度から令和6年度にかけて実施いたしました住民アンケート、法定協議会の開催、さらには広報区長さんへの要望調査の結果を基に伊予市地域公共交通計画を策定し、その内容に基づき令和7年4月1日より新たな運行体制で実施しているところでございます。
 吉田議員お示しの小野集落を通過する運行ルートや平岡集落から佐礼谷地域への延伸につきましては、御要望がなかったことから実現に至っていない状況でございます。
 また、効率的な運営のためには、利用状況や運行経費等とのバランスが重要であることから、現時点においての路線の延伸や新規ルートの追加は困難な状況でございます。
 次回見直し時期につきましては、令和12年4月1日からの新たな契約期間を見据えております。見直しに向けたスケジュールといたしましては、令和9年頃から御意見などの情報の収集を開始し、令和10年度に公共交通計画の改定、令和11年度に運行実施に向けた事業者選定及び関係機関への許認可手続等を予定しております。吉田議員の御提案につきましては、今後都市整備課で検討をしてまいりたいと考えております。
 次に、2点目につきまして、ライドシェア導入の前提条件の一つとして、交通空白地域であることが求められております。しかしながら、現在は伊予地域全域を対象としてコミュニティバスが運行されていることから、本市においてはその条件を満たさないものと認識しております。仮にライドシェアを導入するために既存のコミュニティバスの運行範囲を縮小、またはルートを廃止する場合には、現在の利用者への影響も考慮しなければならず、様々な課題が想定されます。とはいえ、本市といたしましても、地域における補完的な移動手段の一つとしてライドシェアの活用は有効な手段と捉えておりますので、今後も引き続き持続可能な地域公共交通の在り方について検討をしてまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。
◆6番(吉田貴則 君) 議長
○議長(大野鎮司 君) 再質問。吉田貴則議員
◆6番(吉田貴則 君) 答弁ありがとうございます。
 再質問ではないのですが、伊予市内全域において交通空白地がないというのは評価できると思います。しかし、より快適に、より便利にと住みやすいまちづくり、住み続けたいまちづくりという意味では、時代、状況に合わせて今後も取り組んでいただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上で質問を終わります。
○議長(大野鎮司 君) お疲れさまでした。
 これをもって本日予定しておりました一般質問を終結いたします。
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