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川口 和代 議員
令和4年第6回(12月)伊予市議会定例会 12月7日(水) 一般質問
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内容
会議録
令和4年第6回(12月)伊予市議会定例会
12月7日(水) 一般質問
無所属
川口 和代 議員
1. 8月の女性議会より
2. 市政20周年記念事業
3. 細やかな子育て
△日程第2 一般質問
○議長(谷本勝俊 君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
発言の通告がありますので、順次質問を許可します。
なお、発言残時間及び発言回数をモニターに表示しますので、御確認願います。
川口和代議員、御登壇願います。
〔6番 川口和代君 登壇〕
◆6番(川口和代 君) 改めて、おはようございます。
皆さんサッカーの応援の疲れは取れたでしょうか。私の気持ちは、もうお正月の箱根駅伝に走っておりますが。
それでは、始めます。
議席番号6番、川口和代です。
議長の許可をいただき、通告書に沿って3問の一般質問を行います。御答弁をよろしくお願いいたします。
ここで、川柳を一句、勇気ある議場に響く女子の声、勇気ある議場に響く女子の声。
1つ目、8月の女性議会よりと題しまして。
8月の市民女性議会で、10人の女性が格好よく一般質問をされました。そのときには、丁寧な御答弁をありがとうございました。皆さんの一般質問と答弁から、今回の一般質問につなげます。
(1)防犯カメラつき防犯灯について。
安心できる住みやすい地域をつくりたいと、防犯カメラつき災害救済自動販売機を設置してはという女性の提案に対して、防犯カメラつき防犯灯の整備等について研究していきたいという答弁でした。事故や事件の早期解決や不法投棄を防ぐためにも、防犯カメラつき防犯灯は、有効ではないかと思いますが、整備の予定はどうなっているでしょうか。
(2)番、家庭での防災教育について。
防災参観を開催して、親子で避難用リュックを作ってはどうでしょうかと提案した女性がいました。そこにヒントを得ての提案です。1世帯に1個、災害用携帯トイレを配布して、家庭での避難用リュックを作るきっかけにしてはどうでしょう。荷造りをしながら、家庭で防災の話もすることでしょう。市として災害時のトイレの準備には限界があるので、家庭での災害用トイレの備えを促すことにもつながるのではないでしょうか。そして、市民に上下水道のことも知ってもらい、自ら備えるきっかけになると思います。
(3)ドッグランについて。
動物が好きな人も、苦手な人も住みやすい市にと野良猫問題を訴えた女性がいました。私自身、動物は苦手ですが、犬を飼っている人から、伊予市にドッグランをとよく訴えられます。松前にはあるのにともよく言われます。他県に視察に行きますと、道の駅にドッグランを備えているところがあります。市内に有料で管理をしっかりしたドッグランを整えてはどうでしょう。候補としては、道の駅や管理事務所のあるウェルピア伊予やしおさい公園、栗の里公園やふたみふれあい館などでしょうか。市としてのお考えをお聞かせください。
(4)特別支援学級について。
双海地区の子育ての現状を訴え、低学年での複式学級の大変さも話された女性がいました。答弁では、複式学級のクラスは、少人数を生かしたきめ細やかな指導が成果として表れているということでした。私自身も息子も娘も郡中小、港南中の卒業なので、小規模校の現状を知らなかったことを反省しました。
私からは、特別支援学級についてです。
由並小に特別支援学級が開設できないので、北山崎小か南山崎小に通学をしないといけない生徒ができるという話を耳にしました。そうなると、通学に親の送迎の負担が大きいし、地域で子どもを育てるという観点からも外れてしまうと思います。双海地区に特別支援学級を開設することを切に願います。県への強い要望をお願いいたします。
(5)予防住宅改修助成について。
介護保険サービスと介護保険外サービスをうまく組み合わせて利用して、日常生活の不便や困り事を解消できたらと訴えた女性がいました。
そこで、私からの提案です。介護保険住宅改修は、要介護認定者にしか申請できません。住宅改修のためだけに介護認定を受ける高齢者がいることも聞きます。要介護認定を受けていない高齢者が、住み慣れた家で生活するための手すりや踏み台、スロープを設置する場合、その費用の一部を在宅高齢者転倒予防住宅改修助成事業として助成をしている自治体があります。高齢者の自宅での転倒、転落は、非常に多いと聞きます。伊予市独自の予防住宅改修助成事業を強く希望します。85歳以上の独り暮らしの高齢者などの条件をつけてもいいと思いますが、どうでしょう。
以上、5点についてお願いします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 8月の女性議会よりと題して5点の御質問をいただきました。私からは1点目、2点目の御質問に答弁申し上げます。
1点目の防犯カメラつき防犯灯でございますが、防犯灯の設置及び維持管理につきましては、電気代の支払いも含めて地元広報区が行っており、市は広報区に対して新設、取替えに要する費用を補助しております。防犯灯にカメラ機能を追加することで、周辺の画像情報を取得することになりますが、個人情報保護の観点から、設置者である広報区に情報の厳格な管理が求められるなど、一定の責任も発生いたします。また、事件、事故の捜査に関連して、警察から情報提供を求められるケースもあります。つきましては、広報区長等の見解や要望などにも留意するとともに、他の自治体などの取組事例なども参考にしてまいりたいと存じます。
2点目の家庭での防災教育につきましては、家族で防災について話し合うきっかけとして避難用リュックの製作、またその取っかかりとして携帯トイレの全戸配布の御提案をいただきました。
携帯トイレを全戸配布するとした場合、400万円程度の予算が必要と試算しております。
一方では、配布したとしても、家庭での避難用リュックの製作や家族防災会議にまで至ることなく、廃棄や押し入れの隅に保管されるといった事態も一定程度あるものと考えられ、費用対効果に対する懸念もございます。
さらに、携帯トイレについては、家庭で備えていただきたい非常持ち出し品の一つとして、市ホームページや今年3月に全戸配布しました総合防災マップで啓発を図っているところでもあり、現在のところ、全戸配布は考えておりません。ただ、市総合防災訓練や自主防災活動等の場面を通じて、使用方法はもとより、断水時や下水道が使えない場合に携帯トイレが必要になるといった備蓄の必要性など、家庭での備蓄推進に向けた効果的な周知啓発は必要と考えております。
なお、家族で防災対策について話し合うことは、防災・減災対策の一つとして重要な位置づけにあると認識しており、現在そのきっかけとなり得るジュニア防災検定への取組について教育委員会や学校とも協議していることを申し添えます。
以上、答弁といたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 3点目のドッグランについての御質問に私から答弁を申し上げます。
近年では、増加する愛犬家の要望に応え、各所でドッグランが整備をされており、愛媛県内の道の駅では津島やすらぎの里、公園施設では松山市総合公園や石手川公園にあり、民間では松山自動車道石鎚サービスエリアやエミフルMASAKIほか数か所に設置されております。
本市の道の駅、ウェルピア伊予や公園などへの整備につきましては、他の利用者も多数あることから、慎重な検討が必要となりますが、候補地として可能性が高いしおさい公園では、指定管理者の自主事業として、ペットと同伴のEHIMEわんにゃんマルシェが実施されていることなどから、利用者アンケートを実施するなど、ニーズも把握した上で検討を行ってまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 失礼いたします。
4点目について私から答弁申し上げます。
現在、市内小・中学校13校のうち、全ての中学校4校と小学校の5校に、合わせて17学級の特別支援学級が設置され、特別な支援を必要とする子どもたちが元気に学んでいます。我々教育委員会は、その子どもたちも含め、市内に住む全ての子どもの適切な就学について責任を負っております。その中で、議員御質問の特別支援学級については、最終的な設置の判断は愛媛県教育委員会が行うことを前提とした上で、市教育委員会としましては、子どもを真ん中に据えて、本人、保護者の意向を最大限に尊重しながら、本人の状態や教育的ニーズ、教育、医学等専門的見地からの意見、学校の状況等を踏まえて、総合的な観点から学びの場を決定しています。既に来年度の新たな特別支援学級設置に向けて県への申請を行っているところでありますし、常に現時点での最善の学びの場、学びの方法を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
以上、答弁といたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
5点目について私から答弁申し上げます。
まず、介護保険制度における給付を利用した本市の住宅改修は、手すりの設置や段差解消工事など、令和元年度156件、令和2年度148件、令和3年度167件であり、中でも軽度の介護認定者の割合が多い現状にあります。軽度の段階で改修することは、その後の重度化防止や自立促進などにつながるとされ、介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けるための有効な一手法としてその必要性を認識しております。
次に、議員御提案の介護保険制度によらない独自事業を実施している先進地事例を参考に、1人上限5万円の助成をした場合、85歳以上の独り暮らしの高齢者を想定して試算いたしますと約5,200万円もの財政負担が見込まれます。さらに、高齢者の生活支援の根幹となるべき介護保険制度への影響や社会保険における公平性の観点などを踏まえ、係る支援を市単独で実施することは極めて困難であり、国や県の支援について機会を捉え要望してまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、住宅改修の目的は、利用者の生活領域の拡大による自立意欲の向上に加え、家族や介護者の精神的、物的負担を軽減することにあります。その目的を最大限達成するためには、日頃から利用者の身体状況や家庭環境を把握している介護支援専門員などが、介護保険制度の基準に基づき、本人と家族の意向や専門家の助言を得て詳細に計画された申請書を作成し、市においては、真に自立を促進する最適な改修となるよう入念に審査することが重要と考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
以上、答弁といたします。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 答弁ありがとうございました。
一つ一つ確認していきたいんですが、1つ目の防犯カメラつき防犯灯についてです。
この件につきましては、広報区が単位となって防犯灯をつけているということなので、広報区長会とかでそういうことを話題にしてもらうことも一つの一歩かなと思いますので、広報区長会等で話題にしてもらえるかっていうことが1つ目です。
それと、家庭での防災教育について、私自身、いろんな方と話したときに、割にリュックを作っていない方がいて、先日もリュックを作るきっかけがあれば作るのになあとか、川口さん、防災のリュックは、買った物を使ってますかっていう話になって、いや、私は古い使ってないリュックに伊予市の防災マップに書いてある品物を全部、軍手とか笛とか詰め込んでいるだけなんですよっていう話をしました。なので、やっぱり何か品物をもらうだけのことではないんですが、何かをもらったらそこがきっかけに作るのかなと思いまして、私もちょっと百均にも出向きまして、これ百均で売っている緊急簡易トイレなんですが、これを1世帯に1個配ったら、これは1個ですけど、こういうのを備えるきっかけにはなるんではないかなと思いますが、やっぱりそれは甘い考えでしょうかというのが2点目です。
3点目、ドッグランについてですが、ドッグランについては、私、これを勉強しているときに、上灘のあるお店をしている方が、自分とこの田んぼにドッグランをつくっているっていうのに出くわしました、まだ完成はしてないんですが。そこでいろいろな話を聞きましたら、やはり犬同士でも人間同士の問題に発展するというようなことで、時間とか料金とかをちゃんと規定して、うんちやおしっこ問題もしっかりしたほうがいいというようなことも勉強させてもらいました。なので、ドッグランをつくるに当たっては、結構管理が大変だなと思うので、これから候補とするウェルピア伊予と前向きな話合いができるんでしょうかというのが3点目です。
4点目ですが、特別支援学級についてです。
これは、本当に愛媛県教育委員会との兼ね合いですので、2月に許可が下りるかということですが、もしその由並小学校に特別支援学級の設置がかなわなかった場合は、南山崎とか北山崎小学校に行かないで、しっかりとした支援員さんをコーディネートしてもらって、その子が由並小で地元で頑張れるようなことができるのか、そこもお願いします、4点目です。
5点目です。5点目は、予防住宅改修助成についてですが、部長が言われましたように、多額のお金が要るのかもしれませんが、85歳以上の人が全てがその予防住宅改修助成を使う仮定で5,200万円という金額が出ているとは思うんですが、伊予市の予算的には無理と、それはしょうがないとしましても、介護保険や医療保険を全く使わないで自宅で独り暮らしを頑張っている高齢者がいるっていうことを分かってほしいです。今の介護保険の考え方としては、予防をしっかりしようっていう考え方に国自体が変わっていると思うんですが、伊予市としては、予防についてはどんな施策を持ってらっしゃるのか、その5点についてお願いします。
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 宮崎危機管理課長
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 失礼いたします。
川口議員の再質問、1点目と2点目につきまして私のほうから答弁を申し上げます。
まず、1点目の防犯カメラつき防犯灯でございますけれども、広報区長協議会担当の総務課とも連携しながら、広報区長協議会役員会等もございますので、そういったところで協議をさせていただいたらと思います。
それから、2点目の携帯トイレの配布に関しまして、一番のところはきっかけづくりをどうするのかというふうな趣旨だと思います。これにつきましては、答弁の中でも申し上げましたけれども、一定程度廃棄や押し入れの隅に保管される分が出てくる、費用対効果に対する懸念もあるというところは現在もそういった認識でございます。
家庭での防災会議につきましては、今回の答弁の最後に申し上げましたジュニア防災検定の取組の中で、試験項目の一つに家族防災会議レポート、家族で防災について話し合った内容をレポートで提出をするといったような試験項目も含まれております。これまだ協議を始めたところではございますけれども、家族防災会議の推進には有効な手段になり得るのではないかなあというふうにも思っておりまして、こちらの面でもまた家庭防災会議の推進という面で協議を行っていきたいというふうに考えております。
以上、答弁といたします。
◎都市整備課長(小寺卓也 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 小寺都市整備課長
◎都市整備課長(小寺卓也 君) 川口議員さんの3点目の御質問について、ドッグランの管理方法や料金の問題等についてお答えいたします。
ドッグランの候補地としては、今検討しているのがしおさい公園のほうでございまして、一度平成26年度に指定管理者からドッグランの活用ということで料金関係や施設整備、費用等について検討しておりましたが、問題がありまして、実施には至りませんでした。今回、いろいろ指定管理者のほうも自主事業を、わんにゃんマルシェ等を実際行っておりまして、非常に前向きなそういう感がございまして、これから指定管理者とそういった詳細なことを詰めてまいりまして、実施に向けて検討していきたいと考えております。
以上でございます。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) それでは、私のほうから4点目の生活支援員の配置につきましての再質問に答弁させていただきます。
この特別支援学級に関しましては、伊予市の教育支援委員会という組織の中で、子ども一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる学校や学びの場について検討を行いながら、本人及び保護者、学校との合意形成を進めた上で、教育委員会が特別支援学級の設置の必要があると判断したものについて、県に対しては現状を詳細かつ切実に伝えることで、設置に向けた要望を行っておるところでございます。その上で、県の選考から漏れた場合につきましては、この実態がありますものですから、生活支援員の配置については、積極的に市のほうも教育委員会として配置のほうを考えていきたいというふうに考えておるところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
◎長寿介護課長(野間美幸 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 野間長寿介護課長
◎長寿介護課長(野間美幸 君) 川口議員さんの再質問に対してお答えいたします。
伊予市として介護予防事業にどのように考えているかということなんですけれども、介護予防事業、住み慣れた地域で自立して暮らし続けていくということについては大変重要だということで、それらを目的に、今現在ですが、一般介護予防事業におきまして一般介護予防教室とか介護予防、家族介護教室等行っております。その中で、本人や介護者がそういった方の相談とかを受けたり、どういった介護がより自立促進するかというような専門的な知識からのアドバイス等もしていきたいと考えております。
また、いずれにしましても、予防住宅改修に対する支援につきましては、国や県に対しても今後機会を捉え要望していこうと考えておりますので、御理解をお願いいたします。
以上です。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 答弁ありがとうございました。
1点だけですが、ドッグランについてですが、私が質問のときに、ウェルピア伊予と言ってしまったのかなと、すみません、しおさい公園でした。しおさい公園が前向きであるということなので、もしドッグランをできるようになったとします。そしたら、そこへの有料でもしもできるようになったとしたら、そういう利用のチケットとかを本当ふるさと納税の返礼品にしたりすることができたら、もっと伊予市の交流人口みたいなのが広がるんではないかなと思いますが、その点についてはどうでしょう。お願いします。
◎地域創生課長(松本宏 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 松本地域創生課長
◎地域創生課長(松本宏 君) 失礼します。
川口議員の再々質問に対し、私のほうからふるさと納税を担当している所管として答弁させていただきます。
まずもって、ふるさと納税、今年度は昨年度の2倍で今推移しておるところでございます。この要因といたしましては、返礼品を充実させたことが一因として考えられます。昨年度まで64品しか返礼品なかったのが、現在160を超える返礼品を準備し、全国の伊予市を応援する皆様の御期待に沿えるように準備しているところでございます。
御質問のドッグラン等につきましては、交流人口を拡大する上でも大変魅力ある施設ではないかと思っておりますので、現在はそのほかの体験メニュー等も返礼品にならないか今検討しているところでございますので、もしそういうドッグランが利用料を伴う施設になった場合には、前向きに検討させていただきたいと思います。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、次へ行ってください。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 2番、市制20周年記念事業についてと題しまして。
令和7年、2025年には、市制20周年を迎えます。市としては、どんな記念式典や事業を考えていますか。市民の協働参画についてはどうでしょう。市民の方からは、伊予市の食材で山形の巨大芋煮のような料理をみんなで食べるとか、期間限定スピーダー復活とか、市制10周年のときのタイムカプセル缶開封イベントとか、伊予市を巡る100キロウォークをしたいとか、桜の木を記念植樹とか、いろいろ案を聞いております。私からは、市制誕生の年に生まれたベビーが二十歳を迎えるので、成人式議会を開催とか、伊予市の木であるメタセコイアを記念植樹とか、IYO夢みらい館広場の完成に併せて記念式典とか、記念にインクルーシブな公園整備とかの提案です。市としてのお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 川口和代議員より市制20周年記念事業について御質問をいただきました。私から答弁申し上げます。
前に、勇気ある議場に響く女子の声、勇気ある議場に響く女子の声。返句は、集いしは未来につなぐ伊予の女子、集いしは未来につなぐ伊予の女子ということでございますが。
御案内のとおり、本市は令和7年4月1日で市制20周年を迎えます。市制10周年に当たる平成27年度には、記念式典及び市民の皆様から御提案いただいた中から4つの記念事業を主催したほか、市民団体や企業等が実施する5つの事業への経費補助を行うなど、年間を通じて様々な記念事業を展開いたしましたのは御案内のとおりであります。このうち市主催事業として実施した10年後の自分や家族など大切な人へ思いを届けるタイムカプセル缶につきましては、20周年を迎える令和7年度に、参加された2,300名の方にお返しする予定としているところでございます。市制20周年の詳細につきましては、現在未定ではございますが、令和5年度には事業実施に向けての体制や実施スケジュール等の検討を始め、令和6年度に推進本部、準備委員会等の設置及び実施計画等の策定並びに必要となる周知啓発等を行うなど、令和7年度の本番に向け準備を進めたいと考えております。
議員御案内のとおり、令和6年度末には、伊予郵便局跡地にIYO夢みらい館の関連施設が完成予定であることから、コロナ禍の新型コロナウイルス下で延期をしておりました地域創生フォーラム等を含め、議員御提案の市民の皆様の参画、協働による事業など、総合的な事業展開を考えており、現在情報収集等の事前準備を進めているところでもございます。10周年記念と同様、市挙げて20周年という節目を祝うとともに、3万人が住み続けられる伊予市の新たな出発点、また礎となる一年としたいと存じております。
以上、答弁といたします。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 答弁ありがとうございました。
私は、市制10周年の記念行事のときには、ただの一市民だったので、いろいろとわくわくして参加しました。10周年の映画作製にもキョロキョロ隊のかっぽう着を着て出演したりとか、あとタイムカプセル缶も家族みんなの分を中に詰め込んでそれを20周年のときに開けるのをすごく楽しみにしていますが、今答弁の中でそのタイムカプセル缶に参加した人数が2,300名ということで、それを開けるのを楽しみにしている人が2,300人は私と一緒でいるのだなってわくわくしました。この行事については、ちょっと早いかなと思ったんですが、少しずつ準備していきたいなと思ってこの質問を今回しました。私が感じるのは、私が双海に行きます。そしたら、双海の方は、よう伊予市から来てくれたねって言われます。えっ、ここも伊予市でしょうって言うんですが、双海や中山の人にとっては旧伊予市の人が伊予市の人で、自分たちはまだ伊予市民じゃないというような感覚があるのかなっていつも不思議になります。なので、何か20周年を記念にそういう市民も払拭する、今度双海に行ったら郡中からよく来てくれたねって言ってもらえるような何か地域の区画割りというか、何か不思議なあれがないかなと感じながら20周年を迎えたいと思います。これは感想になりますが、以上です。
○議長(谷本勝俊 君) 次へ行ってください。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 3番、細やかな子育てをと題しまして。
(1)母子健康手帳について。
母子健康手帳が、10年ごとに見直され、来年度以降に刷新に向けて厚労省の検討会が議論をしてきたという記事を読みました。乳幼児期の健康診査の記録や身長や体重も含む発育の状況といった内容は、全国一律に盛り込むよう厚労省が決めていますが、母子健康手帳の一部は、自治体の判断で内容を決められることを知りました。
伊予市の母子健康手帳はどうなっているんだろうと思い、そこで近所の2歳児の親子の母子手帳を借りてきました。そしたら、表紙は今伊予市は母子健康手帳ではなくて、親子健康手帳となっています。今小学校の5年生の母子手帳は、まだ母子健康手帳なんですね。わっ、親子健康手帳に変わっているということで、そこから私も勉強が始まったんですが、今この伊予市の母子健康手帳の1ページ目をめくりますと、行きます。今どんな気持ちでこの手帳を手にしていますか。子どもが生まれてくる健康をかみしめながら、一方ではきっと様々な不安も頭をよぎっていることでしょうというところから始まって、中抜きます。悩んだとき、心が折れそうになったとき、立ち返る場所としてこの手帳が皆様のお役に立つことを願っています、こういうとこから始まります。手に取って、とても温かい気持ちになりました。私の子育てのときの母子手帳は、古いですが、本当に6歳までしか記入できない、こういう母子手帳でしたが、今の母子手帳、伊予市の親子健康手帳っていうのは、妊娠、出産編から乳児期編、幼児期編、小学生以降編、中学生以降18歳編と分かれて、子どもの医療履歴やお薬履歴を成人まで残せるようになっています。パパになる準備とか、乳児期のパパ力とか、お父さんが参加できる工夫がされていました。33年前の私と息子や娘の母子健康手帳と比べると、育児書を購入する必要がないくらい充実した内容でした。とても感激したのですが、でもその中でも私からの要望です。
表紙の絵なんですが、いろいろあります。これは私のですが、これが5年生の子です。これが今2歳児の子なんですが、やはりずっと持っているためには、何か表紙が夢のある絵に、何か伊予市らしい絵になってほしいなあって思いました。
それと、育児教室やお習い事や学校のことも記入できる欄をつくってはどうかなって思いました。
私も孫ができたわけですが、祖父母も記入できる欄もあったらうれしいなあなんて思いましたが、今の伊予市の親子健康手帳にこういうふうになった経緯とこれからの手帳のどういうふうになっていくのか、そういう何か案がありましたらお尋ねします。よろしくお願いします。
(2)番、伊予市職員に孫育て休暇を。
宮城県で県職員が孫の育児をするために特別休暇を取得できる制度を設けたそうです。定年が65歳に引き上げられることに伴い、在職中にお孫ちゃんを持つ職員が増えるのではないでしょうか。伊予市職員にもどうでしょう。市が制度を設けると、民間の企業にも波及するのではないでしょうか。
(3)子どもの車やバスの置き去り事故や転落事故について。
子どもの車やバス置き去り事故やマンションからの転落事故のニュースの多さに心が痛みます。国として支援策を検討しているようですが、市としての対応をお聞かせください。
11月に父親が認定こども園に長女と三女を預けた後、次女を保育所に預けたつもりが、車内に乗ったままになっての死亡事故がありました。保育士さんの欠席確認の連絡が一本あれば、父親はとても急いでいたんだろうか、後悔してもし切れません。以前に伊予市でも上の子が認定こども園、下の子が小規模保育園というケースがありました。少しでも事故を減らすためにも、兄弟は同じ園にお願いしたいものです。
幼稚園バスだけでなく、放課後児童クラブや習い事の送迎バスなどにおいても、危機管理対策を指導すべきだと考えますが、どうでしょうか。
3点についてお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 川口和代議員より細やかな子育てをについて3点の御質問をいただきましたので、2点目の伊予市職員に孫育て休暇をについて答弁申し上げ、残余につきましては空岡直裕市民福祉部長に答弁させます。
少子・高齢化や人口減少の進展により、社会全体の在り方が大きく変化し、男女共に社会全体を支えていくことが求められ、働く女性は年々増加しております。それに伴い、働く女性が出産や育児により離職しないための制度整備も進められてきました。
本市においても、育児をしながら働く女性をサポートする特別休暇の例として、配偶者の出産時における休暇、配偶者の出産前後の子の養育休暇、そして中学校就学前の子の看護を行うための休暇等が認められております。
川口和代議員の御指摘のとおり、令和5年度からスタートする定年延長制度に伴い、在職中に孫が誕生し、孫の世話を必要とする職員が増加することも予想され、子育てに悩む様々な家庭環境に柔軟に対応した支援策を積極的に打ち出していく意義は非常に大きいものと考えております。
また、先日発表されたいい部屋ネット街の幸福度ランキング2022の四国2位という結果を本物にするためにも、それぞれが支え合い、安心して子育てができる伊予市づくりの見本となるよう、先進事例に倣い職員の孫育て休暇を私としては来年度早々に開始したいと存じておりますけれども、今後協議を重ねてまいりたいと存じます。
以上、答弁といたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
細やかな子育てについて3点の御質問をいただきましたので、私から1点目と3点目について答弁申し上げます。
まず、1点目につきまして、母子健康手帳とは、母子保健法に位置づけられている公的な文書であり、同法第16条において、市町村は、妊娠の届出をした者に母子健康手帳を交付しなければならないと定められ、さらに第3項で、その様式は厚生労働省で定めると規定されております。すなわち妊娠、出産及び育児に関する一貫した健康記録を、必要に応じて医療関係者が記載、参照し、また保護者自らも記載し、管理できるよう工夫された非常に優れたツールとして活用されております。
今の形式になった経緯といたしましては、平成4年の母子保健法の改正により、手帳の交付義務が市町村に移譲されたことを踏まえ、手帳の構成が改正されたことが大きく影響しております。その記録部分は、保健医療従事者の使いやすさに配慮し、全国統一として手帳の前半にまとめられる一方、情報部分は記載すべき事項のみを省令で定め、具体的内容については地域の実情に応じて工夫することができるよう、市町村の裁量に委ね、手帳の後半に配置されたものと伺っております。
本市におきましても、国の制度設計に倣い、全国どこへ転出入がなされても不都合なく利用し続けられるよう、標準的な母子健康手帳を年度ごとに調達する形式で導入してきており、今後も基本的な方向性に変更はありません。
議員御案内のとおり、母子健康手帳は、保護者と子にとっての妊娠、出産、そして育児期の一貫した健康記録であり、大変重要な意義がありますので、その様式につきましても、国において、社会情勢の変化や保健・医療・福祉の様々な制度の変化などに伴い、適時改正が行われてまいりました。現在、直近の改正から10年余が経過し、国では専門家による検討会が進行していると伺っております。
このたび議員からいただきました御要望は、これら母子健康手帳制度を踏まえつつ、一人一人の保護者や子どもが手にしたとき、役に立つだけでなく、心も満たされるような手帳であってほしいとの願いからと拝察いたします。
本市におきましても、現在の手帳になる以前の一時期、親子健康手帳の名称を採用しておりましたが、それが議員御案内の母子健康手帳であろうかと存じます。あいにく出版社の都合で絶版になり、今の手帳に切り替えた経緯があります。議員御要望の点につきまして、国の検討会の協議状況を調べましたところ、父親や祖父母など家族の気持ちを記載する欄の充実を図る観点から欄を増やすなどの工夫をすることが適当として検討されており、さらに家族の多様性を踏まえ、保護者という表現に改めることが望ましいとの議論がされているようであります。今後の動向を注視してまいりたいと考えております。
なお、表紙のデザインにつきましては、次に手帳を調達する機会に合わせ、市の希望するデザインが組み込められるのか、どのようなデザインが適しているのかなど、協議検討の一つに加えてまいりたいと存じております。
残る1点の御要望は、全国的な手帳制度の中で実現が難しい事項であると推察されることから、別冊子を作成するなど、市内部でも検討を重ねる必要がございます。
いずれにいたしましても、妊娠、出産、子育て支援につながる施策は、市全体でアイデアを出していくべき分野であることから、今後も見直しを続けてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
次に、3点目について答弁申し上げます。
まず、子どもの車やバスの置き去り事故につきまして、このような痛ましい事故を受け、国は、新たに送迎用バスの置き去り防止のためのブザーの設置等に必要な経費について補助金を創設し、該当保育所などに通知すると承知しておりますが、本市における該当園は、私立幼稚園型認定こども園1園と放課後児童クラブ1施設であります。本市といたしましても、さらなる安全対策のため、今後必要に応じて国の事業などを活用し、対策を講じてまいりたいと考えておりますが、まずは議員御提案のとおり、市内保育所などにおける安全管理の徹底を図ってまいりたいと存じております。
さらに、市内保育所などへ登園していない児童の保護者へも周知を図るとともに、保育所入所調整の際には、兄弟は同じ園への入所を図るなど、可能な限り保護者の意向に沿うよう努めてまいりたいと考えております。
なお、スイミングスクールなど放課後の習い事に関する送迎バスにつきましては、事業所のある各自治体から行政指導など事故防止対策の徹底を図ると伺っております。
次に、転落防止事故につきまして、保健センターにおいて実施しております1歳半健診や3歳児健診では、保護者などへ子どもの発達段階に応じた事故防止対策パンフレットを配布するなど危機意識の醸成に努めております。
また、保育所などにおきましても、参観日や保護者会など機会を捉え、事故防止の啓発を積極的に実施してまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても御支援を賜りますようお願いいたします。
以上、答弁といたします。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 答弁ありがとうございました。
市長さんが答弁してくださった伊予市職員孫育て休暇をっていうことに関してですが、いつも伊予市の答弁としては、他市の動向を見てという言葉が多いのですが、今回はいい答弁をいただきました。ありがとうございます。
あと母子健康手帳についてですが、実際これを手にして私細かく読んでみました。そして、子育てのお母さんに、この母子健康手帳、いいことが書いてあるから読んだらって言ったら、そうなんですか、読んだことないですって言われたので、これがとってもいいものであるということをもっと広報してほしいなあって。これを渡すときにとか、保健センターとかでこれはいいもので、しっかり読んだら本当に育児書要らないよっていうぐらいの広報をしていただきたいなあ、これは要望です。
あと3点目の子どもの事故についてですが、本当に今ニュースになっているのは、幼稚園での子どもの虐待っていうことが話題になったりしています。私としては、本当に伊予市が虐待や差別に対して目をしっかり向けれる市であってほしいなと思って、今日の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) お疲れさまでした。
暫時休憩いたします。
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