伊予市議会
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令和4年第3回(6月)伊予市議会定例会 6月15日(水) 一般質問
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内容
会議録
令和4年第3回(6月)伊予市議会定例会
6月15日(水) 一般質問
無所属
川口 和代 議員
1. 伊予市のSDGsについて
2. IYO夢みらい館について
3. 多方面からアピール
午後3時00分 再開
○議長(谷本勝俊 君) 再開いたします。
川口和代議員、御登壇願います。
〔6番 川口和代君 登壇〕
◆6番(川口和代 君) 2日目のアンカーとなりました。本当にいろんな考え方の方がいらっしゃるんだなと思って勉強になりました。
始めます。議席番号6番、川口和代です。
通告書に沿って3問の一般質問を行います。御答弁よろしくお願いいたします。
ここで川柳を一句、知恵絞りメタセコイアに夢託す、知恵絞りメタセコイアに夢託す。
1、伊予市のSDGsについてと題しまして。
伊予市のオリジナルのSDGsのロゴマークができて、市民一人一人がSDGsのことを理解するきっかけになるのではないかと期待しております。ある新聞の声の欄に、中学生の男の子が、僕の通う中学校はSDGsを授業や行事に取り入れて活動しています。校舎の様々な場所にその場に合うSDGsを書いた紙を貼り、生徒に意識させるなど、様々な取組をしていますが、学校外ではあまり取り組まれていませんと投稿していました。その投稿が気になりました。
そこで、SDGsについて3つの質問と3つの提案です。
①伊予市オリジナルのSDGsロゴマークを活用して、今後どのような取組をしていくのか。
②職員の有志の皆さんが、3グループに分かれて2年をかけて取り組んだSDGs推進プロジェクト会議の内容とそれを伊予市の暮らしに、職員の仕事にどう生かしていくのか。
③学校現場はどのような取組をしているのか。
④市民一人一人が、私のSDGs宣言をするという提案です。
環境に配慮した商品を購入しますとか、生ごみ処理機を購入してごみの削減に努めますとか、男のくせに、女のくせにという言葉は使いませんなど、SDGsの達成のための具体的な活動や目標を決めると、SDGsを身近に感じるのではないでしょうか。例えば、宣言シートに目標を書き、市が確認したら、健康ポイントをもらえるとか、SDGsの缶バッジやシールをもらえるなどの特典をつける案はどうでしょうか。
⑤宅配ボックス購入費補助の提案です。
生ごみ処理機購入補助のように、宅配ボックス購入金額の2分の1(上限金額あり)を補助するというものです。宅配ボックスを自宅玄関前に設置することで、再配達のために車が行き来する回数を減らし、二酸化炭素を削減することになり、指定している日に荷物が受け取れなかったときに感じるストレスもなくなると考えます。
⑥SDGsについて、体験学習する修学旅行の誘致の提案です。
先日の土曜日、五色姫海浜公園でビーチヨガに参加してきました。浜では、テントを張って水遊びをする家族、ウォーキング、犬の散歩、ビーチテニスにビーチヨガ、ビーチバレーをする人ですてきな景色でした。そんな中、ある企業の労働組合の大勢の親子がごみ拾いを始めました。話を聞いてみますと、ごみ拾いの後、環境マイスターの先生からプラスチックごみのことを学び、森の水産試験場を訪ね、地引き網体験をして昼御飯を食べるというプランでした。これは一例ですが、五色浜、秦皇山、下灘駅、森林公園など、自然体験活動や環境教育のプログラムがつくれる可能性が伊予市にはたくさん転がっています。
以上、6点についてよろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 川口和代議員より、恒例の川柳をいただきました。知恵絞りメタセコイアに夢託す、まさにアカデミックな川柳だな。私が思いついた返しの言葉、SDGs妻耐えてきた40年、妻の目にSDGsが目に浮かぶ、こういったことしか思いつきませんですけど、御勘弁をいただきたいと思います。
それでは、川口和代議員から、伊予市のSDGsに関し6点の御質問をいただきましたので、3点目を除く5点について私から答弁申し上げます。残余については、教育長が答弁申し上げます。
まず、1点目のオリジナルロゴマークの活用につきまして、国連本部は、SDGsの推進に当たり、持続可能な開発目標──サスティナブルディベロップメントゴールズという文言に17色から成るカラーホイールを組み合わせたロゴマーク、またカラーホイールのみを戦略的に活用をいたしております。要は、丸いやつがカラーホイールで、文字が書いてちょっとSDGsのマークがあるのがロゴマークということらしいんですけれども、戦略的に活用しておる枠組みの中で、愛媛県、埼玉県、堺市のほか、数多くの自治体は、独自のロゴマークを制定して、市民・企業・団体、また学校・行政等の一体的な取組を視覚的に後押しをしておるのが今の現状でもございます。
そのような中、本市伊予市においても、昨年12月、SDGs推進ツールとしてオリジナルロゴマークを作成し、ピンバッジ、ポロシャツを製作したほか、現在市民の皆様方や企業等への利用拡大について準備を進めておるところでございます。原稿にはございませんけれども、今日議員各位に、私が今日ちょっと間違って着てきたポロシャツ、まだ啓発できていなかったということで、議会事務局にはしっかりと今日以降、注文書を作るようにとお願いもしております。
今後も伊予市も取組の発信や普及啓発など、様々な場面で活用していくことで、SDGsに対する理解と深化及び気分の醸成を図ってまいりたく存じてもございます。
続きまして、2点目の職員のSDGs推進プロジェクト会議に関しましては、当会議は、SDGsの達成に向けた事業や取組を総合的かつ効果的に推進するため、市職員10人程度で組織するもので、令和2年度に設置をいたしまして、3つのチームが2年間にわたって調査研究・検討を重ねてまいりました。昨年の末には農業アルバイト、農業体験を通した新規就農者の確保、空き家の利活用による移住促進、人・もの・仕事・学びをつなげるプラットフォームの構築について提案発表があり、担当部署等も情報共有を図りながら、実現可能性に関し検証を行っている今段階でもございます。今年度からは、メンバーを一新して、新たなスタートとなりますけれども、同じく職員で組織するデジタル化推進プロジェクト会議ともリンクさせながら活動を展開することで、より実効性の高い取組に昇華させてまいりたいと考えてもおります。
次に、4点目の市民一人一人の私のSDGs宣言につきましては、持続可能で充実した活動に発展させていくためにも、当面は今後の展開方針の策定や推進手法の具体化に取り組んでいく予定でございますけれども、川口議員の御提案や先行自治体の事例等も参考にしながら、事業者や学校、団体等との連携強化、また市民の皆様方への波及・浸透に傾注してまいりたいと存じてもございます。
続いて、5点目の宅配ボックス購入費補助につきましては、本市におきまして現在脱炭素社会実現に向け、俗に言うカーボンニュートラルでございますけれども、環境基本計画、地球温暖化対策実行計画等の策定作業を進めておる段階でもございます。
また、環境省においても、結果的に二酸化炭素の削減につながる宅配ボックスの普及を推進してございますので、議員御提案の宅配ボックスの普及に係る補助事業の必要性についても計画策定の過程において、しっかりと検討してまいりたいと存じてもございます。
最後に、6点目の体験学習できる修学旅行の誘致につきましては、修学旅行の誘致は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、深刻な打撃を受けた地域経済の回復策の一つとして、数多くの自治体が大きな期待を寄せている分野でもございますけれども、本市もこれまで全国に営業所を持つ旅行代理店も含め、複数の事業者と意見交換を重ねてもまいりました。
また、松山市の観光部門からは、道後温泉や松山城など、従来松山市だけにとどまっていた修学旅行の訪問先を中予圏域に広げたいとの要請を受けており、SDGsの視点を持った誘致プランを提案いたしたいとも考えております。
修学旅行の誘致は、即時的な経済効果に加え、伊予市ファンの醸成にもつながりますので、本市単独による売り込みと並行して、愛媛県観光物産協会やせとうちDMOなど、広域で活動する観光団体とも連携をしながら、積極的かつ継続的なPRにしっかりと取り組んでまいりたいと存じております。
以上、答弁といたします。
◎教育長(上岡孝 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 上岡教育長
◎教育長(上岡孝 君) 失礼します。
それでは、3点目の学校現場の取組について私から答弁申し上げます。
学校では、学習指導要領を基に作成する年間指導計画に、SDGsに関することを追記し、発達段階や地域の特性等に応じて、教育課程の中に位置づけられた既存の学習の中で、17の目標のいずれかを課題として設定・意識づけした学習を展開しております。例えば、小学6年生では、総合的な学習の時間に、平和についての課題を設定して追求し、中間発表会などを経て、それぞれの表現方法で結果をまとめながら、目標16「平和」について触れ、世界の人々が共通の目標に向かって動いており、自分たちもその一つを担えることに気づけるよう、指導と支援を行っています。
また、環境問題について課題追求するときには、目標13「気候変動」、14「海洋資源」、15「陸上資源」、人権問題の学習であれば目標3「保健福祉」、5「ジェンダー」、10「不平等」など、学習に合わせて17の目標に触れることで、SDGsへの関心を高めて、自分たちの学習とのつながりを意識させ、学習の意義を高めております。
そして、昨年度からESD活動センターと連携して、翠小学校と伊予小学校の児童と教職員が、えひめ森林ESDプログラムに参加しており、えひめ森林公園を学びのステージとしながら、愛媛グローバルネットワークと学校とが自然に触れ、親しみ、よさに気づき、環境保全の必要性を実感できる教材の共同開発を行っております。今年度は参加した学校を中心に、昨年度より作成したプログラムの活用や検証を行い、その成果を近隣の学校へ広げていく予定です。
さらに、児童・生徒だけでなく、教職員の研修も実施しており、本年度5月初旬には、愛媛グローバルネットワークからESD(持続可能な開発を実現するために発想し行動できる人材育成)について講話をいただき、児童・生徒に新たな視点、切り口を教示するための教職員の研修も大切との考えを備えたところです。今後も専門家の力を借りながら、教職員研修を実施し、児童・生徒の学習内容の質の向上を図りつつ、学校における継続的な取組の充実に努めてまいりたいと思います。
以上、答弁といたします。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 御丁寧な答弁ありがとうございました。
何点か要望のところもあるんですが、まず1つ目のオリジナルSDGsのロゴマークを生かすっていうことで、ピンバッジとポロシャツを製作したということで、昨日もオピニオンリーダーの会に行ったら、すぐ私の胸元のピンバッジを見つけて、かわいい、これどうしたのっていうのが2人ぐらいに質問を受けました。なので、このマークを生かすっていうのは、とってもいい施策だと思うんですが、その物を作るだけじゃなくって、これを生かして何かないのかな、その取組。物を作るだけじゃなくて何かないかなっていうのが1点目です。
2点目の職員さんのSDGsの推進プロジェクト会議の件ですが、2年間本当に3グループに分かれて頑張ってきたと思うんですが、これを発表した場が、昨年度の部長・課長の前で発表したと聞いているので、今年度課長職がかなり入れ替わりました。なので、そこでせっかくやった3グループの内容が、新しい課長あたりにもちゃんと伝授できているのか、それが一つと、その活動が、本当今回も市長さんが言われたようにデジタル化推進プロジェクト会議も立ち上げるって言ったんですが、それで発表したことを実現することの難しさっていうのも職員さんにも知ってほしいというか、偉そうですけど、分かるように何かつながる施策はないのかなっていうのが大きく2点目です。
3番の学校現場においてですが、私は図書館が大好きなので図書館によく行きます。そこで去年、伊予中の3年生がまとめたこういう食品ロスをなくそうとか、防災パンフレットとか、こういうのも見つけました。だから、伊予中はかなり熱心にやっているのかなって、これを見ただけで私は思ってしまったんですが、なので、何かそういう紹介する場があれば、ほかの学校の取組も紹介できないかっていうのと、やはり親子で勉強するっていうのが、一番入っていくのかなと思うので、参観日等を利用して、学校現場でも親子のSDGsの教室っていうのは考えていないのかっていうのが3点目です。
4点目の私のSDGs宣言っていう提案なんですが、これも図書館で見つけたんですが、こんな資料があって、後ろに自分の取り組んでいきたい目標とか、行動宣言っていうのを書くような、これは子ども向けのもんだと思うんですが、こういうのを見つけました。こういう何か伊予市でシートみたいなのを作って、簡単に目標を決めれないかなって思いました。実は、私孫が帰ってきてるときに孫に、男のくせにビービー泣くんじゃないって言いました。そしたら娘に、いや母さん、それは女のくせに議員になってって言われてるのと一緒だよって言われて、はっ、私はまだジェンダー平等を実現できてないっていうような思いがあって、そういうことで具体的に何か自分で、男のくせにとか女のくせには口に出さないようにしようとかという、そういう目標が書けれたら、実現につながるんじゃないかなって思うので、こういうのを伊予市独自で作れないかなっていうのが4点目です。
5点目においては、宅配ボックスの購入費の補助については、よろしくお願いします。
それと、体験学習の修学旅行の件についてですが、それは、そのときに五色浜で知り合った方が、県の環境マイスター派遣制度っていうのを利用してここに来たんですよっていうことがあったので、伊予市としてもそういう県の環境マイスター派遣制度とかを利用して、SDGsのことを勉強するのも策かなと、その件についてはどうでしょうか。
5点になりますでしょうか、よろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 再質問1点目、2点目は私のほうからお答えします。3点目以降は、教育長以下担当がお話をします。
ここでも前お伝えしたかもしれませんけれども、職員にSDGsなんて誰一人伊予市の中では意味が分からないよ、それは失礼な言い方かもしれないけれども、要は、せめて伊予市版ずっとSDGsとかという言葉にしてみたらということを私が発言した結果、「あなたとずっと みんなでもっと みらいはきっと」という言葉に変わり、メタセコイヤのロゴを市職員一から全部つくり上げた、これはすばらしいことだよね。本当に先ほどの川柳で意味が分からなかったかもしれませんけど、持続可能なっていうのは、大変難しいことなんで、妻も耐えて持続可能、様々なこと、メタセコイアもある意味扶桑木ということで、伊予市の木ということで、このピンバッジ、このマークを利用して、伊予市の木であるメタセコイアも市内外、県内外にも発信できる、また施策をつくってもいけたらいいな、そのようにも思ってます。
本当に様々な形で、コロナ禍になる前ですから、令和元年、平成31年・30年あたりに大阪や東京へ行くと、ごみステーションに子どもたちが描いたポスター、SDGsのポスター、すばらしい子どもの感性で描いた文字が貼ってあるんです。まだまだそのときは、伊予市にSDGsのエの字もまで普及してなかった頃なんですけれども、これいいよねと。確かに2015年9月に国連が提唱した持続可能な開発目標ということでありますけれども、その枠組みの中でやっとこさ伊予市も腰を上げた。であるならば、腰を上げたなら、今まで出遅れた分を取り戻すためにもしっかりとやろうよねっていう部分であります。
そして今、川口議員が言われた職員によるSDGs提案、またDX──デジタルトランスフォーメーション等々の位置づけ、そういったこともしっかりといい発表もしていただいた。今は月に1回ほど、重要施策会議の運営委員会っていうのを三役プラス関係部長等々とやってます。その中でその職員がいい意見出した部分に関しても、重要施策として盛り込めるものは盛り込めということでやってます。私に言わせたら、やるかやらないかなんです。まず最初の一歩を始めることによって、もしできなかってもそれは仕方がないけれども、まず動くこと、それが一番かなと思ってます。せっかくいい意見が出て、意見だけ言わせて、あと課長が代わったから、どっかに行っちゃったよっていうんじゃ話にならないんで、そういう枠組みはちゃんと組織再編のときにもしっかりと報告・連絡・相談をしながらつないでいってねっということはやってますし、今の新しい課長さんも、そういうことは全部分かってます。それは御心配なきようにお願いしたいんですけれども、本当様々な形で今後カーボンニュートラルであったりSDGs、もうここでも言いましたけど、それは何のためか。私にとっては、伊予市が国の推計であと18年後2040年には2万7,000人を切ってしまうと、こう国が数字を出している。その反面、6年前につくった伊予市第2次総合計画において、3万人が住み続けられる自治体を目指すと、こう掲げた以上は、SDGsもカーボンニュートラルもそして全国幸福度ランキング2位も全て本物にするように動こうねっていうことで頑張っておりますので、また様々な気づいた点がございましたら、また御指導、御助言をよろしくお願いいたします。
◎教育長(上岡孝 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 上岡教育長
◎教育長(上岡孝 君) 失礼します。
3問目の川口議員さんの再質問に私のほうから答弁いたします。
先ほど答弁でも申しましたけども、学校現場の昨年度の作成したプログラムや成果については、できるだけ近隣の学校にも紹介をして、その学校で取り組めないかということを積極的に進めていきたいと思います。
それから、学校単独ではなかなかできませんので、先ほども申しましたように、ESD活動センターと連携しながら、各学校において取り組めることを、継続して指導も行っていきたいと思っております。
ただ、ESDのことについては、総合的な学習の時間を中心にやっておりますので、学校現場では、4月の段階で、あるいはもう昨年の末に年間指導計画等を立てますので、それによって新しく親子でっていうような形やいろんな形のプログラムを入れるのは、なかなか難しいところがあります。それも学校現場と相談をしながら、今後そういった親子でも取り組めるものや違った形での取組方、ESDの活動を徐々に広めていきたいと教育委員会も考えております。
以上です。
◎企画政策課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 小笠原企画政策課長
◎企画政策課長(小笠原幸男 君) 失礼いたします。
それでは、私から川口議員の4点目、5点目の再質問についてお答えいたしたいと思います。
まず、4点目のSDGs宣言に関するシートについて御提案があったわけですけれども、そのほかの御提案も含めてすばらしい策ではないかと考えております。
ただ、現在まで伊予市、今後も含めましてどのような方法で、またどのような手順でSDGsを推進していくのかというものが明確になってない部分もございます。プロジェクト会議の委員とも協議を重ねながら、そういう方向性をしっかりまずは策定を行いたいと。その中の一手法として、本日御提案いただいたものも検討を加えてまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
5点目の県環境マイスターの派遣制度についてでございますが、SDGsの推進におきましては、私ども企画政策課がコーディネートは行ってまいりますけれども、それぞれの分野、それぞれの所管がございます。当然そちらとの調整が必要になってまいりますし、海岸清掃という分野だけでも、現在までも様々な活動が行われておりますし、様々な機関から同じような御提案もいただいております。こちらにつきましても、森林清掃等も含めまして、担当の部署とどのような形で、どのような団体や機関と連携をするのかというのもしっかり調整を行って進めてまいりたいと思いますので、環境マイスター派遣制度についてもしっかり研究をして、伊予市に適応するような制度でありましたら、しっかり取り組んでまいりたいと思いますので、その点についても併せて御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) SDGsっていうのは、本当に具体的な成果が見えづらいものだと思うんですが、せっかくメタセコイアのすてきなロゴができたわけですから、少しずつみんなで協力して進めていけたらと思います。
1問目は以上で終わります。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、2問目に行ってください。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 2、IYO夢みらい館についてと題しまして。
ウェルピア伊予への伊予郵便局移転工事が始まり、郵便局跡地のIYO夢みらい館の玄関は、駐車場になるんだろうか、公園になるんだろうか、来年度には指定管理になると聞いているけどどうなるんだろうと、市民の皆さんの関心事になっています。
そこで質問です。
①IYO夢みらい館の玄関前広場は、当初の青写真では、芝生の広場で、障がい者用駐車スペースを設けるのだったかと思いますが、どういう玄関広場になる予定で、完成予定はいつ頃になりますか。
伊予市の木であるメタセコイアを植えてはどうか、ラビリンスウォークができる広場にしてはどうか、インクルーシブな遊具を採用した公園にしてはどうかなどの提案の余地はあるのでしょうか。
そして、伊予市駅から市役所、IYO夢みらい館、郡中駅や商店街へのまちの流れは考えていますか。
②番、令和5年度指定管理に向けての今後の予定を教えてください。
直営から指定管理に切り替えるのを、玄関広場が完成してからでは遅いのでしょうか。
また、文化ホール、地域交流館、図書館の全てを指定管理にするのでしょうか。
市と指定管理先と市民の参画協働についてはどういうお考えでしょうか。
以上、大きく2点についてお願いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) IYO夢みらい館についての御質問のうち、1点目の玄関前広場について私から答弁を申し上げます。
この広場は、IYO夢みらい館玄関前のエントランスとして、施設本体の実施設計の時点で作成をしております完成予想図を基に、広場と駐車場などを主体に詳細設計を進める予定としておりますので、御理解を賜りますようお願いをいたします。
完成は、伊予郵便局移転後、令和5年度に用地の取得と広場等の詳細設計を行い、令和6年度に整備を実施し、令和6年度末を予定をいたしております。
また、伊予市駅から市役所、IYO夢みらい館、郡中駅や商店街への流れについてでございますが、既に供用をしております灘町小学校線と同様のカラー舗装を今年度市道神武屋敷線で実施をいたします。あわせて、駅や交差点などに情報板と案内板の設置を進め、流れを創出したいと考えております。
以上、答弁といたします。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) それでは、2点目の指定管理について私から答弁申し上げます。
IYO夢みらい館は、議員御承知のとおり、文化ホール、地域交流館、図書館が存在する複合施設であり、連携した事業を展開することが大きな特性です。絶え間なく変化し、多様化する住民ニーズに対応したきめ細やかな質の高い事業やサービスを提供するには、早期に指定管理制度を導入すべきとの考えから、令和5年4月からの導入といたしております。
これまでに総務課、財政課など、関係各課との協議を実施し、現在は、事業者公募に必要な仕様書及び実施要綱を策定しているところでございます。
今後の予定といたしましては、8月には公募を実施し、その後応募のあった事業者等に対し、外部の有識者を含めた選定委員会において、指定管理の候補者を特定し、議会の議決を経て、指定することとなります。その後、必要な引継ぎを経て、令和5年4月1日から指定管理業者による管理運営を開始することとしております。
また、議員御指摘の市民の参画協働につきましても、民間事業者の視点を加え、発展させていきたいと考えております。
指定管理者による運営が開始いたしましても、運営状況や利用状況などの確認を常々行い、市民の皆様が繰り返し訪れたくなるような居心地のよい施設となるよう努めてまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 御答弁ありがとうございました。
まず、①の部分においてですが、玄関広場は、大体広場と駐輪場を主体に設計をする予定だっていうことですが、それで何か私が思うには、まずIYO夢みらい館っていう名前を決めるときに市民から公募して、それでTさんていう女性の方の名前に決まった覚えがあるんです。そのときに私も応募しました。だから、いろんな市民の人が何の名前になるんだろうと思ってすごい期待を込めてその名前が決まったっていういきさつがあるので、今あそこは広場になると思ってます。そしたら、二、三日前も、ここのIYO夢みらい館の近所のおばちゃんから電話があって、川口さん、あそこに昔はぐんちゅう保育所のところに2本桜の木があったのよ。やはり町なかで桜見ができるところなんてないから、やっぱり桜の木を植えてとか、灘町や米湊の人は歩くところがないから、あそこを歩く場所にしたら、距離がここまで歩いたら何メートルになるかを書いとってもらえるように頼んでくれるとか、いろいろ市民の人の要望が聞こえてきています。先ほどの休憩時間に佐川議員と話したら、どうも佐川議員も昨日米湊の人から、あそこは米湊の集会所にしてくれるように頼んでくれって言われたそうなんです。なので、まだ令和6年度末までの予定の整備になってるので、そこに伊予市らしい何か、本当にああ伊予市にインクルーシブな遊具があそこに行ったら1つだけどあるんだってっていうような何か特徴のある広場にできないかっていうのをもう一度、1問目お尋ねします。
②番のことにおいては、もう指定管理にしたほうが、いろいろといいところもあるということで、令和5年度には指定管理になるわけですが、指定管理になるからといって、全部丸投げにして貸し館だけにしてしまうのは悔しいと思うんです。今すごくいい施設です。そんな中で、これから市と指定管理先と市民とがどんなふうに関わっていくかっていうのは、これからの課題だと思うんですが、図書館においては、今正職員の司書さんが不在っていうような状態です。だから、今度指定管理をするときには、ちゃんとした司書さんを雇ってもらうっていうようなお願いとか、あと先日、産業建設委員会の視察で、周南市に公共施設の再配置ということの勉強に行ってきました。その中で指定管理に対してすごくチェック機能を強化していて、もしチェック機能の指導ができない状態であれば、もう直営に切替える、そういうノウハウも蓄積してやっているっていうような話も聞いたので、今回指定管理に任せます。でも何年かたって、やっぱりこれは市が経営したほうが、直営にしたほうがいいわっていったら、直営に戻そうというような気持ちはあるのかっていうようなところをお聞かせください。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 事務的な御質問は担当に答えをさせますけれども、まずもって今こっから見える郵便局もウェルピア伊予に今年度末、令和5年3月めどあたりでウェルピアに完成してから、当然のごとく、用地取得とか撤去とかやって、実施設計も組んでやると。ただ、前ここでも多分発言したような記憶はあるんですけど、協議会か何かで。今文化ホールにそもそも大型バスが乗り入れることができない文化ホールなんかはないだろうと。要は、2階の松本踏切から入ってくる立体の駐車場は、大型バスが乗り入れたら対応できない構造計算になってるんで、あくまでも今の郵便局のところに、せめて2台ぐらいの大型バスは、毎日じゃないにしても入るときは、ちゃんとそのスペースを確保しながら、今言う駐輪場、またサイクルスタンド的なものも今後一つの作戦の中で、いろんなサイクルマップも作っていくときに、一つの文化ホールが核となるかどうかは、これからまた考えますけれども、そういったものも考えていく。そして、もしスペースに余裕がしっかりとあるんであれば、今言われたメタセコイアとかそういったものを植えたらいいよねと私は思います。あと遊具についても、西等のフェンスも作らないと危ないから、ですけれども、何がしかこれからあそこの郵便局がのいた後の残地は、これからまださらに図面も青写真も今後、当初の図面は、そもそもあくまでもグリーンベルトで芝生をつくって、ちょっと憩いの場所っていうようなイメージだったんですけど、すったもんだして、結局今はまだ郵便局があるという状態で、もうとにかくあそこを民間の不動産会社に買われたんじゃたまったもんじゃないということで、様々な動きをして、今何とか伊予市が買えるようなシステムになってますけれども、その枠組みの中で、いろんな意味で、これから教育委員会等々がというか、産業建設部あたりが、指定管理が決まってからになるのか、その前にするのか、今年度中に。一つの前の土地の、俗に言う市民を交えたワークショップ的なもの、意見を出す場を構築するのか、それはまだ私の耳には入ってきてませんからあれですけれども、そういった意見も取り入れながらつくっていく。私は、文化ホールっていうのは、直営であろうが、民間に委ねようが、基本的には、カーネギーホールとかブロードウェイじゃないんで、市民のための文化ホール、要は、当然民間に任せる場合は利益も上げなくてはいけないけれども、現実に365日人が集える伊予市の諸団体やたくさんの伊予市の市民の人があの施設を使っていただける、そういったものになったらいいよねと、私は市会議員のときからLCC──ライフサイクルコストっていうのを常に大事にしてくれと。要は、今更地のところに物を建てる、そして50年たったら物を壊して更地に戻る、このLCC──ライフサイクルコストというものを考えながら、50年後の人が、ああ昔の人はいい施設を造ったよね、ああ壊れるのか、惜しいよねって思っていただけるような施設になるため、今様々なことを協議をしております。また、いろんなことの気づきがあれば、我々にも御助言をいただきたいと思います。
細部については、担当が発言をいたしますので、よろしくお願いします。
◎教育委員会事務局社会教育課長(岡市裕二 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 岡市社会教育課長
◎教育委員会事務局社会教育課長(岡市裕二 君) 失礼します。
川口議員の再質問に私のほうから御回答させていただきます。
まず、指定管理者への事業の委託というか、任せる内容ですけれども、先ほどの局長の答弁にもありましたように、現在仕様書及び実施要綱を作成中でございます。案のほうができましたら、選定委員会において再度内容について協議をいただくことといたしておりますが、市のほうの今の考えといたしましては、今現在図書館を含め、文化ホール全てのところで行っておる市のほうがやってる事業、これは基本的に引き継いでいただくとともに、新たな事業者が自主事業として、今市長が申し上げましたように、市民の方が使いやすいというか、喜んでいただけるような、そういった事業を提案していただけるよう公募の要綱に入れさせていただいて、プロポーザルによって審査をして業者を決定したいというふうに考えております。
なお、司書のことにつきましてなんですけれども、こちらもうちのほうの条件で正職員を必ず置くことということが可能かどうか、選定委員会のほうで委員さんにお諮りをさせていただいて、検討していきたいと思っておりますし、あと期間なんですけれども、事務局のほうとしては、最初の指定管理でありますので、3年が妥当ではないかと、今現在考えておりますけれども、こちらにつきましても、選定委員会のほうで検討して、決定していきたいと思っております。
以上、答弁といたします。
◎都市整備課長(小寺卓也 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 小寺都市整備課長
◎都市整備課長(小寺卓也 君) 川口議員の再質問にお答えいたします。
広場の設計の関係でございますが、来年度設計になりますので、住民皆さんの意見も取り入れる検討をしていきながら、設計をしていきたいと考えております。
以上でございます。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 前向きな御答弁ありがとうございました。
今年度をかけて指定管理に移行するこの移行期間の間に、いろんなすてきな取組とかが続いたままで引き継げたらいいなって、そういう気持ちで質問を終わります。
○議長(谷本勝俊 君) 次へ行ってください。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 3、多方面から伊予市をアピールと題しまして。
伊予市をきょろきょろしますと、「海がある、山がある、伊予のことばが流れてる」、これは私が小学校、中学校のときに、愛媛の歌として何回も繰り返し聞いた曲ですが、海があり、山があり、伊予のことばが流れてると、伊予市は本当にアピールどころが満載です。
そこで、2つの提案です。
①令和5年1月に伊予市観光物産協会の法人化を目指して、地域商社立ち上げに係る伴走支援事業委託料990万円の予算が組まれています。新しい観光物産協会に期待を膨らませています。
そこで、動く観光物産協会の提案です。
動く観光物産協会っていうのは、観光案内の車を仕立てて、伊予市を紹介するチラシやブランド商品を載せて走らせるのです。現在の伊予商工会館2階を拠点にするにせよ、JR伊予市駅の駅舎内を拠点にするにせよ、観光案内車で市内外のイベントに出かけて積極的に市の魅力をアピールして回ってはどうでしょうか。
②番、去年の9月議会でふるさと納税を自動販売機でできるようにしては、企業版ふるさと納税にチャレンジしてはと提案しました。今回は旅先納税の提案です。
旅先納税は、ふるさと納税の形態の一つで、自治体に寄附をすると、返礼品が地元でしか使えない電子ギフトというところがポイントです。ポスターのQRコードをスマートフォンで取り込むと納税ができ、すぐに電子ギフトがもらえるのです。ふるさと納税をきっかけに伊予市に訪れてほしいし、伊予市に来てファンになって旅先納税をして、電子ギフトを使って食べて、お土産を購入するという好循環を生み出します。交流人口も増やすことができると思います。
そしてもう一つ、ふるさと納税の返礼品に、伊予市の作家さんの工芸品を加えたり、そば打ちや陶芸などの体験券を加えるのはどうでしょう。
また、最近、フレンドシップえひめと連携協定を結びましたが、そのことによるメリットもお教えください。
以上、2点についてお願いします。
◎副市長(青野昌司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 青野副市長
◎副市長(青野昌司 君) 川口和代議員から、多方面から伊予市をアピールとして2点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
まず、1点目の動く観光物産協会につきましては、お示しのあった観光案内の車を仕立て、伊予市の紹介を行うという提案は、市をアピールする手段として効果が大きいと思われます。何分観光協会の法人化が最重要案件ですので、提案いただいた件は、その後の検討となろうとは思いますが、観光協会にその旨お伝えいたします。
繰り返しになりますが、導入に当たっては、観光協会の判断に委ねられますことを御了知くださいますようお願いいたします。
次に、2点目のふるさと納税につきまして、初めに本市のふるさと納税の現状について触れておきます。
この制度が始まって以来、市内各地域で生産・製造される特産の農林水産品や加工品を返礼品に上げ、取り組んでまいりました。
しかしながら、他の自治体が納税額を伸ばす中、返礼品の種類やバリエーションが限定的であったことに加え、PR不足だった点も相まって、本市におきましては、納税額がいささか伸び悩んでいるのが現状でございます。
今回、御提案いただきました旅先納税は、ふるさと納税の実施から返礼品である電子クーポンの受け取り、そして利用までをスマートフォン一つで旅先でも簡単に行うことができます。スピーディーな地域への還元が可能となることに加え、手軽に利用できることから、ふるさと納税のアップも期待できるものであります。
その一方で、導入に当たっては、専用システムを利用しなければならないことや、一定のインフラ整備が必要なことなどから、相応の費用が発生することも考えられますので、今後費用対効果も含め調査研究してまいりたいと存じます。
次に、5月30日にふるさと納税制度の推進に関する協定を締結した株式会社フレンドシップえひめでありますが、地元企業と連携しながら、愛媛県産品の販路拡大等に取り組み、事業者の収益機会の拡大、さらには愛媛県の経済を活性化させることを目的に、金融機関を含む県内3社が令和3年11月1日に共同で成立した地域商社であります。
本地域商社には、ポータルサイトの拡充と運営を行っていただくとともに、返礼品事業者の開拓や返礼品の選定、開発などのプロモーション業務に加え、返礼品提供事業者への発注や発送管理、寄附者からの問合せ対応など、オペレーション業務にも対応していただく予定であります。これにより、ふるさと納税の拡大と併せ、事務量増大への対応も図れるものと考えております。
なお、議員お示しの体験型返礼品につきましては、本市の魅力でもある「ヒト・モノ・コト」といった要素を最大限生かすためにも、ふるさと納税制度を有効に活用し、関係人口の創出に努めていきたいと存じます。
以上、答弁といたします。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 答弁ありがとうございました。
①番目の動く観光物産協会についてですが、去年、観光物産協会を法人化したいという話を聞いたときに、地域おこし協力隊の荒井さんって方が、それを実現するために、毎週まちづくり郡中さんで、シーサイドふたみとなかやまのクラフトの里を1週間ずつ交代で情報収集に回ってました。それを見て、ああじっとしていたんでは観光協会は駄目なんだなって。動いたら、そしたらそれには何かいろんなものを積んで走って、しおさいの体育館で大きな大会がありますって言うたら、その車が行って、県外の人に、伊予市、こんなところへ試合の帰りに寄ってくださいとか、そういう案内ができるんじゃないかなって思い当たったわけです。なので、観光物産協会は、これから立ち上がっていくので、市としては全面的にこうしてくださいとは言えないかもしれないけど、そういう提案をしていってもらいたいなって、それはお願いです。
2点目のふるさと納税の件ですが、この間5月の初めに愛媛新聞に出てたと思うんですが、愛南町さんがふるさと納税の仲介サイトを3から7件に増やしたことによって、3.4倍の額になったっていうことが新聞に出てたと思うんですが、私は、今回旅先納税のことを提案しましたが、これから伊予市としては仲介サイトっていうのを増やしていくつもりはあるのかっていうのと、あと本当に何をするにも目標が必要だと思うんですが、来年度の目標金額とか、ここ何年間、どういう目標金額を設定しているかっていう、その2点についてよろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) もし原課担当のほうで目標金額でも掲げているんなら、後で発言させます。
御要望の枠組みの中で、荒井綾子さんの名前が出ました。地域おこし協力隊として彼女は郡中で頑張ってくれてます。彼女とある会合でお話をしたときに、彼女は福島の出身なんで、瀬戸内海の夕日っていうのは、太平洋では絶対に見えないんだと。要は、あんななぎの、べたなぎの状態で夕日が沈む、これは多分太平洋でも日本海でも見れない。まるで違う別世界に来たみたいなんですよ、そのことを私の知り合いの仙台の女性に流したら、まさにそのとおりって言ってました。要はそういったことも含めて、様々な伊予市を愛する人たちに、俗に言う伊予市を宣伝してもらうインフルエンサー的な立ち位置の方々をたくさんたくさん増やしていく、そのことがまずもって動く観光物産協会とか、どう動くか、私もこよみスペースのイベントであったり、翠小学校の蛍のイベントなど、様々なイベントには、でき得る限り顔は出してます。その枠の中で発信力がある、そして私が思うのは、ふるさと納税の目標金額でなくして、そのことを扱うことによって、例えば北海道の人も沖縄の人も、ああ四国の伊予市だ。下灘駅もあるところだけど、ああ彌満仁やヤマキやマルトモさんもある、花かつお、削り節の工場もあるところだね、様々なこと、そしてこの間もここで発言したかどうか忘れたけれども、例えばこれからは道後温泉やもろもろというよりも、SDGsも絡めながらですけれども、やはりちょっとディープな場所っていうのをこれからの観光っていうのは、私は構築されていくんじゃないのかな。例えば、下灘の池ノ窪の大シイノキの一対の2本の大きなシイノキ、そこはどういう場所かというと、江戸時代参勤交代のときに九州細川の殿が瀬戸内海を渡っていたときに座礁した。地域住民が助けた。恩義を感じた殿があそこにほこらを築いた。そのエリアから見渡す瀬戸内海もまたきれいで、その一つの歴史もある、そういったことをまた伊予市の観光ボランティアガイドさんとかもろもろの方々、文化協会さんとか、様々な形で発信をしていく。そのことが、またふるさと納税にもつながっていく、そう私は信じてます。
目標金額は、あったら言います。
以上です。
◎地域創生課長(松本宏 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 松本地域創生課長
◎地域創生課長(松本宏 君) それでは、川口議員の再質問に私のほうから答弁させていただきます。
議員が御紹介いただきました愛南町のほうにも我々職員出向いていって、実情を聞いてまいりました。コロナ禍である中で、ふるさと納税の推進に力を入れてきたということで、倍・倍・倍、今年は3倍というような形で伸びてきております。その要因として、やはり御紹介いただいた仲介サイトの増設と町内の事業者に御協力をいただいて、返礼品の数を増やしたというようなことがございましたので、本市におきましても、現在仲介サイト1サイトのみです。県内の実情を見ましても、どこの自治体も複数のサイト、多いところでは、11サイト利用している自治体もございます。そういう面では、仲介サイトを利用してPRを行っていくことが大事かなと思っております。当然、先ほど市長が答弁申しましたように、財源を確保するということも目標でございますけれども、やはり伊予市を知ってもらう、そして訪れてもらう。さらに、移住・定住や関係人口の創出につながるようなことを推進していきたいと考えております。
地域商社と連携協定を結びまして、今現在、推進体制のほうについて協議を進めておるところでございますが、昨年度の返礼品を対象とするふるさと納税につきましては4,344万円というのが、伊予市の令和3年度の実績でございますので、当面倍ぐらいを目標にやっていきたいなと。さらに倍と、頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
以上です。
◆6番(川口和代 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 川口和代議員
◆6番(川口和代 君) 御答弁ありがとうございました。
私も金額にはこだわってないんですが、やはり伊予市を知ってもらいたい。娘のことばっかり言うんですが、娘に、どこに納税してるのって言ったら、いやどこの市か分からないけど、ハーゲンダッツのアイスがもらえるからしてるって言ったときに、何なん、そんなの本当のふるさと納税じゃないじゃんって思いました。やはり伊予市を知って伊予市のファンになるから、納税もしてほしいなっていうのが一番の気持ちです。私としては伊予市が大好きなので、これまで以上にきょろきょろして頑張っていきたいと思います。
どうも今日はありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) お疲れさまでした。
これをもって本日予定しておりました一般質問を終結いたします。
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