録画中継

令和4年第3回(6月)伊予市議会定例会
6月14日(火) 一般質問
自民党
北橋 豊作 議員
1. 農業基盤再生強化振興策について
2. 伊予市中心駅前(自由歩道橋)整備について
3. 北山崎海岸の高潮対策事業について
            午前11時05分 再開
○議長(谷本勝俊 君) 再開いたします。
 続いて、北橋豊作議員、御登壇願います。
            〔12番 北橋豊作君 登壇〕
◆12番(北橋豊作 君) 12番議席、北橋豊作でございます。
 谷本議長の許可をいただきましたので、ただいまから3問の一般質問をさせていただきます。武智市長以下、理事者の明快なる御答弁をよろしくお願いいたします。
 まず最初に、農業の関係でございます。
 農業基盤再生強化振興策についてであります。
 3月議会での武智市長の所信表明では、本市の魅力ある農業の振興について、農業の持続可能な取組を推進するため、新たに農業経営を開始する者や経営継承による親元就農等の将来有望な担い手に対して、県、JAえひめ中央との連携を密にしたサポート体制による就農後の経営の安定性・生産性の向上を図り、より多くの新たな人材確保に努めます。
 さらに、遊休農地の解消や持続可能な農地利用を推進するため、農地利用の最適化を推進する農業委員会と連携し、農業経営拡大を目指す農業者に情報提供を行い、経営の効率化に向け、農地の集積・集約化を推進するとうたっております。
 今、ロシアのウクライナ侵攻により輸入穀物価格は高騰し、様々な食品値上げへの圧力となっております。日本を取り巻く情勢も変化する中で今回の価格上昇は、一過性とは言えないのではないかと思われます。それだけにも国内自給率を高め、拡大した耕作放棄地の活用を促進する契機としなければならないと思っておるわけでございます。
 本市が進める土地利用型農業の観点から見ると、水田フル活用の中で推進品目の裸麦、本年から小麦、大体中予地区で100ヘクタールでありますけれども、生産も始まっております。国産小麦は、輸入小麦に比べ、輸送時の二酸化炭素排出量が低減し、SDGsにも貢献します。今こそ穀類を含めて自給率向上に取り組み、耕作放棄地の解消や地域農業活性化に取り組むべきであります。これらの観点から、3点について質問をさせていただきます。
 1つ、水田フル活用と土地利用型農業の振興についてであります。
 まず、2022年産米の生産につきましては、需給の緩和はコロナの影響だけではなく、人口減や高齢化で需要量は10万トンずつ毎年減っておるわけでございます。需給バランスを取るためには、21年産比4万ヘクタール、全国の3%に相当するわけでございますが、また次年度も作付転換が必要になっておるわけでございます。ちなみに本市におきましては、昨年並みということです。米価を維持するためにどうするのか、各自治体の知恵の出しどころであります。
 一方、裸麦、小麦を含む穀類についても、国際価格の急騰とは裏腹に、国産価格は至って低調であります。愛媛県産裸麦生産量は、全国1位であり、先月10日ぐらいから本市でも収穫が行われ、既に終了しておるわけでございます。裸麦は3年連続豊作であり、本年産も平年作であることから、民間流通業者との契約に一部ミスマッチが起こっているのも事実であります。本県産裸麦生産量につきましては、日本一は守りたい。しかし、これ以上の生産拡大は、需給バランスの関係で厳しい。小麦転換も今の生産拡大は難しい状況にあります。次年度生産拡大に向けて、各関係機関と今後の対応についてお伺いしたいと思います。実需者を含めての対応でございます。
 2つ目、新規就農者の支援対策であります。
 愛媛県では、今後農業従事者の高齢化や担い手不足が急速に進み、このままでは農業生産や集落維持が困難になることが想定されております。このため、県が示している担い手総合支援事業では、県が目標とする年間180人(自営就農者は130人、法人就農50人)の新規就農者を確保するため、JA等による募集から研修、就農、経営発展、経営継続まで一貫した支援を行い、担い手の確保・育成強化するとあります。
 本市では、JAえひめ中央が運営する新規就農研修センターでの年間募集人数は18名でございます。一般コース16人、法人経営育成コース2人でございますけども、応募条件をクリアすれば、国の農業次世代人材投資資金の準備型でございますけども、原則として49歳以下でありますけども、研修期間中、最大150万円を最長2年間交付されます。現状、この2年間を見ますと、希望者が募集を上回っております。給付を受け、就農を考えている方の受皿として、既存のJA研修センター以外の認定研修場所、例えば農業指導士とか認定農業者等でございますけれども、これらを本市として準備しておく必要があると思うのですが、理事者の見解をお伺いいたします。
 3つ目でございます。伊予市農業振興センターの総括についてでございます。
 伊予市農業振興課、伊予市農業委員会、JAえひめ中央南部営農支援センター、そして愛媛県中予地方局農業振興課伊予農業指導班の4機関が1か所に集まった地域農業の拠点施設、伊予市農業振興センターが、2013年4月に誕生して今年で10年の節目を迎えておるわけでございます。県下でも規模、人員とも最も充実したセンターであります。どこへ相談に行けばいいのかと迷っている新規就農者が訪れた場合には、関連するアドバイスを一度に得ることが可能となり、その迅速で効果的なサービス提供につながっています。10周年に当たり、担い手対策、耕作放棄地対応及び農地の集積等の視点から、総括と課題があればお伺いしたいと思います。
 以上、3点よろしくお願いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 農業基盤再生強化振興策について3点の御質問をいただきましたので、私から答弁を申し上げます。
 まず、1点目の水田フル活用と土地利用型農業の振興につきましては、ウィズコロナ展開により、外食産業などが一定の回復基調との報道がある一方、依然として主食用米の在庫増加や裸麦の供給過多が問題となっており、県は、水田基盤の維持と生産者所得の確保を図るため、やむを得ず小麦への転換を推進しているところでございます。
 本市といたしましても、県の方針に従い、小麦への一部転換による裸麦の需給バランス調整を図るとともに、主食用米と麦の二毛作に対し支援することで、水田フル活用を促し、生産者所得の確保に努めてまいりましたが、県で一体形成されている麦類には、本市独自での実需者調整が図れないという懸念があり、今後のさらなる生産拡大には、慎重な検討と調整が必要であります。
 しかしながら、議員お示しのとおり、土地利用型農業の存続において、水田を有効活用し生産維持を図ることは必須でありますので、農業振興センターを中核とした関係団体との連携による経営所得安定対策の推進と必要に応じた米・麦需給調整に関する県への要望等を積極的に実施してまいりたいと考えております。
 なお、このたびの臨時交付金を活用した主食用米生産者への支援について、ただいま検討を加えておりますが、併せて国や県の動向を引き続き注視し、適切な支援につなげてまいりたいと考えております。
 続きまして、2点目の新規就農者支援対策につきまして、農業従事者の不足が急速に進んでいる現状において、新規就農者等の育成は喫緊の課題でありますが、就農を目指す研修生を円滑な就農へ導くためには、栽培技術の習得はもちろん、関係法や各種制度の理解、活用、就農先の農地取得、農業用機械の手配等を研修中から計画的に進める必要があります。そのため、本市における唯一の認定研修機関としてJAえひめ中央新規就農研修センターが設置されました。
 しかしながら、議員お示しのとおり、市内複数の研修機関がそれぞれ特色を持って運用することは、新規就農者等の確保に大変有効であると認識しております。今後、一定の要件を満たした農業法人や農業者が、研修機関として県から認定を受けられる制度を活用し、農業者による研修先1か所が新たに開設する予定でありますが、引き続き対象となり得る農業者への周知に加え、認定希望者には、農業振興センターにおいて、認定から運用に至る総合的な支援を継続実施してまいりたいと考えております。
 最後に、3点目の伊予市農業振興センターの総括につきまして、議員御承知のとおり、平成25年度に開設いたしました農業振興センターでは、県農業振興課伊予農業指導班、JAえひめ中央南部営農支援センター、市農業振興課、農業委員会事務局が、ワンフロアで連携するとともに、県農業共済組合とも共同し、農業振興センター運営協議会を組織しております。
 この運営協議会では、新規就農、認定農業者、集落営農、耕作放棄地、企業活動・女性・高齢者、鳥獣害、災害の7案件を本市の重要課題と捉え、各機関の担当者で構成する担当者会を設置し、個別協議・調整を行うなど、各課題の解消に向け、努めてまいりました。その実績といたしましては、栗の実証実験における収穫量1反当たり300キログラムの達成、新規就農勉強会の定期的開催、認定新規就農者31名の確保、集落営農の2組織化、適切な情報提供による農地の集積化などが上げられます。
 しかしながら、議員お示しのとおり、日々変化する農業ニーズに対し、重点課題にも様々な変化が生じてまいりました。10年の節目に当たり、このニーズへ柔軟に対応するため、去る5月20日に開催されました運営協議会において、今年度内にこれまでの実績と効果について検証を行い、必要に応じ担当者会の再編を含めた重点課題の見直しを行うとの決定がなされましたので、今後時流に沿った展開に向け努めてまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) 何点か再質問させていただきたいと思うわけでございますけども、まず1番目でありますが、麦にしたって小麦にしたって、栽培に当たりましては契約というふうなことで、事前に実需者との協議が必要になっておるわけでございます。愛媛県も裸麦はとにかく日本一はずっと守りたいと。しかし、生産はこれ以上増やさないというふうなことなんです。このような国際情勢の中で、輸入小麦よりは日本の小麦のほうが安いわけなんです。年々価格も下がっておるというふうなことの中で、質問でございますけれども、小麦にしたって裸麦にしたって、再生協議会ですね、伊予市の。産地交付金というのがあるわけなんで、ほとんど米・麦も9割はいわゆる補助金です。ですから、それに産地交付金をメニュー化、伊予市再生協議会でできないかどうか。それによって安定した所得が得られるんではないかと思うんですけども、そのことについて1点お伺いしたいと思います。
 2点目の新規就農者の関係で、答弁書の3ページに、農業者による研修先1か所が新たに開設するというふうなことですけど、この1か所とはどこなのか。県は、伊予市が認めれば、必ず100%認めますというふうに、私個人は聞いてはおるんですけども、この1か所はどこか。
 3つ目ですけども、10周年に当たっていろいろ協議はされておるとは思うんですけども、JAえひめ中央が研修センターを持っておると思うんですけれども、ここにもうちょっと関わってもらいたいという意見はないことはないんです。それによって新規就農者が育成できる可能性が強いんじゃないかと思うんですけど、そこら辺の考えについてはどうなんですか、この3点よろしくお願いします。
○議長(谷本勝俊 君) 暫時休憩します。
            午前11時20分 休憩
       ───────────────────────
            午前11時20分 再開
○議長(谷本勝俊 君) 再開いたします。
◎農業振興課長(池内伸至 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 池内農業振興課長
◎農業振興課長(池内伸至 君) 北橋議員から再質問いただきましたことに関してまして私のほうから答弁させていただきます。
 まず、2つ目の新たな研修先につきましては、大平地区でございます。ただ自然農園を営んでいらっしゃる方になりますので、ちょっと一般の研修所とは、また異なった形になろうかと思います。
 3点目の新規就農研修所に係ります関わりに関してですけれども、これがまさに農業振興センターのメニューの見直しというところと重なってくることになってこようかと思います。ここに関しては、従来新規就農、認定農業というような形で、それぞれの担当者会を設けておりましたけれども、そうではなくて、例えば担い手という位置づけの中で、初期の部分をもう少し強化するというようなことも協議会の中では意見として出ておりましたので、この1年をかけてしっかりと検討をし、求められる関わりが可能なものであれば、増やしていきたいというふうに考えてございます。
 最初にいただきました麦の契約に係ります産地交付金のメニュー化でございますけれども、裸麦の産地日本一、県単位でございますけれども、これを守りたいというのは、私どももまさに議員さんと同様の御意見でございます。十分御承知のことと思いますけれども、産地交付金に新たなメニューを加えるに当たりまして、今補助あたりが、県のほうで満度にいただけてない状況にありますので、過去に推進してきた重点品目との関係性を加味しながら、次回の総会のほうで協議してまいりたいと存じます。
 以上でございます。
○議長(谷本勝俊 君) 再々質問ありませんか。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) 再々質問はないわけでございますけれども、今農家も非常に困っておるわけでございますので、そこらあたりの対応を十二分に振興センターとしてお願いしたいと思います。
 以上で終わります。
○議長(谷本勝俊 君) 次へ行ってください。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) 2番目の伊予市中心駅前、自由歩道橋でございますけども、整備についてであります。
 3万人が住み続けられる伊予市を掲げ、保健福祉センター、IYO夢みらい館等、ハード面整備や地域を担う人づくりの新たな取組として一般社団法人地域活性化センターと協定を結んで人材育成のほか、持続的な地域づくりを始めるグループへの補助金制度創設検討など、ソフト面を組合せ、市民総ぐるみで活性化を図ろうとしております。本市は、南予への玄関口であるとともに、経済圏も松山圏域に入り、ウィズコロナ・アフターコロナにおいて、ますます人流が活性化することが予想されます。
 そこで、今回伊予市の中心であります駅前整備について提案をさせていただきます。
 令和4年度当初予算で、都市再生整備計画費として、JR伊予市駅周辺整備基本計画策定業務委託料、立地適正化計画改定業務委託料、JR伊予市駅周辺公共空間活用社会実験等支援業務委託料等3,990万円の委託料を計上しております。これから遅れていた整備計画が、本格的に動き出すことになります。
 まず、社会的な背景では、我が国の都市における今後のまちづくりは、人口の急激な減少と高齢化を背景として、高齢者や子育て世代にとって安心できる健康で快適な生活環境を実現すること、財政面及び経済面において持続可能な都市経営を可能にすることが大きな課題です。
 こうした中、伊予市は、国の制度の一環として立地適正化計画制度を活用し、医療・福祉施設、商業施設や住居等がまとまって立地し、高齢者をはじめとする住民は、公共交通によりこれらの生活利便施設等にアクセスできるなど、福祉や交通なども含めて都市全体の構造を見直し、コンパクト・プラス・ネットワークの考えで取り組んでおります。全国957都市が立地適正化計画について具体的な取組を行っており、そのうち405都市が計画作成・公表し、伊予市もそこに含まれておるわけでございます。伊予市が公表する課題の一つとして、伊予市駅前の施設の老朽化、にぎわいの起爆剤の不足などが上げられます。にぎわいのある中心市街地の形成に努めることが、重要な課題となっております。
 次に、現状についてであります。
 伊予市駅前エリアは、全国的にも珍しく、2つの駅が近接しており、それぞれの交通の軸が市民によって欠かせられない生活基盤となっています。伊予・中山・双海の3つのまちを接続する重要な交通拠点であり、伊予市内の商業重点地区等でもあります。
 そこで、伊予市の中心でありますJR伊予市駅前のエリア、またさらに範囲を広げてJR伊予市駅前裏側にある農協エリアそれぞれの視点で現状の問題を意識すると、伊予鉄郡中港駅及びJR伊予市駅の2つは、1点目、景観的連続性の不足、2つ目、駅前の広場的空間の不足、3つ目、車優先で、歩道の分離ができていない、4つ目、駐輪場内の自転車が乱立である、5つ目、駅舎の老朽化等、様々な課題と思われる姿が市民の目に映っているのではないでしょうか。
 次に、農協エリアについては、民間事業者でありますが、伊予市として今後総合的に検討するエリアです。見方として、1つ、駅周辺の中でも一等地であり、再開発の目玉事業、2つ目、駅裏の印象が強い、3つ目、駅との接点が弱い、すなわち現状のルートとしては踏切を渡るポイントまで迂回しなければならないということです。4つ目、周辺が住宅地であるため、住宅に配慮することが重要等であります。
 そこで、これらの現状と課題を踏まえ、6点についてお伺いいたします。
 1点目、補助事業の活用でございます。
 伊予市立地適正化計画(資料編)では、伊予市の中心市街地をシティコアゾーンと位置づけ、駅周辺開発・市街地整備事業の推進、商業施設を計画的に誘導するとともに、住環境整備の推進を図ることにより、にぎわいのある中心市街地の形成に努めるとありますが、開発を実施する場合、駅前だけではなく、農協エリアを含めた幅広く議論を進めていく必要性があると思われます。その場合、国からの補助制度の活用はどのように考えているのか、お伺いします。
 2つ目、自由歩道橋の設置であります。
 年々人口減少が続く中、行政負担を減らす観点から、コンパクトシティ化は最重要課題です。駅前に人口を集中させることは、駅の高度利用が期待されると同時に、歩行者ネットワークが生まれます。また、人口の集中は、より経済の中心地として多くのテナントが集まることが期待されます。そこで、将来タワー系複合施設を農協エリアに計画し、駅が直結できるよう2階レベルの自由歩道橋、ペデストリアンデッキというわけなんですけど、全国に200ぐらいあります、を新設する計画を考えてみてはと思うのですが、いかがでしょうか。
 3つ目、伊予市版とほ活を検討してはでございます。
 車中心の駅前を今後歩行者に優しい空間に変えるため、駅前だけではなく、さらに広い範囲で郡中の町並みがそろう市道灘町中央線を含めた歩行者ネットワークを形成するようにしていくことが求められると思っております。先進事例であります富山県では、歩くライフスタイルの推進「とほ活」事業があります。それは、市民にとって富とは健康との出会い、まちにとっての富とは、にぎわいと公共交通の活性化を目的としております。伊予市もその観点から、ミニ版とほ活を検討してはいかがでしょうか。
 4つ目、市民アンケート調査の結果であります。
 JR伊予市駅、伊予鉄郡中港駅周辺整備のアンケート調査を昨年9月に実施しておるわけでございます。今後の計画づくりの参考のための住民アンケートですが、その結果についてお知らせ願ったらと思います。
 5つ目、伊予市都市再生推進調査会についてであります。
 伊予市都市再生推進調査会を立ち上げておるわけでございますけども、委員の構成及び今後の役割についてどのようなのか、お知らせ願ったらと思います。
 6点目、今後のスケジュールについて。
 以上、理事者の見解をよろしく6点お願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 北橋豊作議員より、伊予市中心駅前(自由歩道橋)整備について等々御質問をいただきましたので、私から御答弁申し上げます。
 また、1点目と2点目は関連をいたしておりますので、一括してお答えをいたします。
 北橋議員御提案の農協エリア付近全体は、議員御指摘というか、伊予市が考えておる伊予市のシティーコアゾーンでございます。タワー系複合施設の建設を含めた再開発ということで、もろもろ図面まで用意もしていただいておりますけれども、この再開発というのは、大変魅力的ではございます。
 しかしながら、2ヘクタール以上の大規模な土地利用になって、商業施設の集積において既存商店街の存続に影響を与えかねないことからも、慎重に検討する必要も欠かせません。そのことを踏まえながらもペデストリアンデッキ、要は大きな都市に見られますショッピングモール等で見受けられる屋上と高架された歩道や広場の機能を持ち合わせる施設でありますけれども、このことについては、自由通路よりも大規模なものであり、莫大な事業費が必要となるわけではありますが、一方で大地震に伴う津波の際、避難タワーとしての機能も期待できます。そのため、災害に強いまちづくりに資する施設になり得ますので、ペデストリアンデッキの設置については、農協エリア全体の開発において、民間企業との連携を視野に入れながらも、その可能性についてしっかりと検討してまいりたいとも考えております。いずれにいたしましても、農協エリアを含めて駅周辺の整備事業を推進するためには、関係者と意見調整を行いながら、あらゆる国の支援制度を活用するほか、民間企業と連携し、その資金を活用するなどの調査研究をする必要があるわけであります。この内容を伊予市都市再生推進調査会で検討し、JR伊予市駅周辺整備基本計画に反映してまいりたいと存じております。
 3点目の伊予市版とほ活、富山市でやっておるスマートライフ・スマートウォークということについての検討についてでございますが、近年町歩き、松山市のロープウェー通りや花園通りに代表されるように、道路空間を再配分して、居心地がよくて歩きたくなる町なかづくりが、日本全国で進められており、本市におきましても、道路空間の再配分を検討するため、県道郡中港線の一部を一方通行化した公共空間活用社会実験を令和元年と3年に実施するなど、その効果を地域住民の皆様方と共有することを進めてきた経緯もございます。
 北橋議員御提案の伊予市版とほ活は、大変有意義な提案でございますが、市道灘町中央線に代表される町なかの道路は、現状では対面通行で歩道がなく、また歩きやすい道とは言えない状況でありますので、国の補助事業である都市構造集中支援事業を活用しての道路整備や公共交通の計画見直し等を実施した後に検討をさせていただきたいと考えてもおります。
 4点目の市民アンケートの結果についてでございますけれども、昨年度から実施をしております伊予市駅周辺整備基本計画策定業務におきまして、地域住民のニーズを計画に反映するために、旧伊予市の住民から2,000名を無作為に抽出をいたしましてアンケート調査を実施し、922名の回答を得ております。調査項目は、性別、年齢、居住地区など本人の属性、またJR伊予市駅、伊予鉄郡中港駅及びその周辺の利用と満足度、重要度等について実施をいたしております。不便を感じることの代表的なものとして、駐車場が少ない、駐輪場に屋根がないなどの意見が多くありました。今後整備に取り組むに当たって重要なこととして、駅前広場の車での送迎のしやすさ、JR伊予市駅、伊予鉄郡中港駅の利用のしやすさに多くの回答が寄せられております。
 また、JR伊予市駅東側に自由通路や広場、駐輪場が整備された場合、利用しますかとの問いに対し、利用する、あれば利用すると回答された方は、全体の約60%いらっしゃいました。今回のアンケートは、通常のアンケートに比べ、回収率が約46%で、市民の皆様方の関心も高く、いただいた意見を反映し、計画を策定していきたいと存じてもございます。
 5点目の伊予市都市再生推進調査会についてでございますが、今回JR伊予市駅周辺整備基本計画を策定するに当たり、伊予市都市再生推進調査会条例に基づく調査会を設置いたしております。
 調査会は、委員10人以内で組織することとされており、学識経験を有する者として愛媛大学の教授、関係行政機関の職員として愛媛県中予地方局、市長が認めた団体の代表者として四国旅客鉄道株式会社、伊予鉄道株式会社、愛媛県ハイヤータクシー協会、伊予市商業協同組合、伊予市観光協会、そして公募委員として応募のあった市民2名の計9名で構成をいたしております。調査会には、アンケートの調査結果や地域住民によるワークショップを経て、事務局が取りまとめたJR伊予市駅周辺整備基本計画(原案)の内容を調査審議していただく予定といたしております。
 6点目の今後のスケジュールについてでございますが、現在、第2期目の都市再生整備計画事業を進めておりますけれども、その期間が令和7年度までとなっております。したがいまして、JR伊予市駅周辺の整備につきましては、令和8年度からの第3期都市再生整備計画において事業を推進してまいりたいとも考えております。私自身も様々な機関や様々な方々の御指導、御助言を賜りながら、理想の伊予市を追いかけていきたい。伊予鉄郡中港駅またJR伊予市駅、シティーコアゾーンでございますその場所から海、そして市街地、そして山へとつながっていく施策をしっかりと財政面と費用対効果をにらみながら、未来ビジョン、3万人が住み続けられる自治体の大きな目標を目指してまいりたいと存じております。
 以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) 市長、御答弁ありがとうございました。これはちょっと見とってください。
 何点か再質問させていただくわけでございますけども、まだ計画はこれからというふうなことで、具体的なものはほとんどないわけでございますけども、今現在、ちょうど松山市で伊予鉄松山市駅前それとJR松山駅前で、いわゆるバスタ計画、これをやっておると思うんですけれども、JRの高架については愛媛県が、あと周辺につきましては伊予鉄もJRも松山市がやっておると思うんですけれども、歩いて暮らせるまちづくりを松山市も伊予鉄松山市駅前ではメインに整備をしておるようでございます。
 本市におきましては、ちょうど伊予市駅前は非常に狭いわけで、バスタ構想はなかなか難しいんやないかと思うんですけども、バスタ構想以外でも、いわゆる乗合バス事業等々で活性化は図れるんじゃないかという意見もあります。その中で、今後これから進めていくわけですが、ちょっと自由歩道橋、ペデストリアンデッキなんですけども、これは市長答弁のように、駅前で点だけで整備したんでは全く意味がない。もうこれは通路でええわけなんですけども、歩道橋になりますと、JAエリアを含めた何かタワー系の施設をJA圏に造ってやれば、地域のにぎわい、活性化が生まれるんじゃないかと思うんですけども、要は地下道か高架か、いろいろ議論があるわけですけども、高架にしたほうが、コストが地下道よりも安い、また景観がよくなる。そして何よりも市長、伊予市の顔としてこれを造っていく方向で検討していただけないかというのが私の意見です。全国で大体200か所ぐらいあるんですけども、昨今の駅前整備については、大体いわゆるこのペデストリアンデッキ、これを採用しとるところがかなり多いというふうなことですが、そこらあたりの考え、1点お聞きしたいと思います。
 2点目については、5番目の今後ワークショップを経て意見を取りまとめるということですけども、ワークショップについてはいつ頃から始めて、どのような方で構成するのか、お伺いしたいというふうに思っております。
 この2点、すみません。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 2点と言われましたが、るる申されたので、ちょっと私の中でまとめて御答弁申し上げますけれども、確かに今JR松山駅高架事業、表と裏がしっかりつながっていく施策、そしてそのことに鑑みて伊予市・松前町が連携したのが貨物基地、広いフィールドに貨物基地も誕生して、要は今の鉄道高架事業には当然のごとく、伊予市と松前町と松山市は参加をしております。その枠組みの中で当然伊予市は、北橋議員御案内のとおり、JRの駅が10駅あるわけです。その駅をどう利用していくか、そのことも鑑みながら、松山の駅がよくなったね。でも南に走ったら、何これっていうんじゃ駄目。でもひなびた駅で人気の下灘駅というのも、また考え方も角度が違ったらあるので、今バスタのことを言われましたけれども、松山で成功したらいいよねと私は個人的には思ってますけれども、先般ちょっと東京出張の際に半蔵門から新宿まで歩いていって、バスタ新宿を見てきました。やはりそこには人の流れが完全にあるんです。だからそういったことも含めながら、松山駅にそういうバスタができたときに、また伊予市がどう連携していくかっていうのは考えていきますけれども、メインは多分自由歩道橋という位置づけなのかなと。当然そのときには、もう北橋さんの古巣でもありますJAさんとそれなりの協議もしていかなくてはならない。ただ私が思っているのは、確かに基本的に表と裏、今どちらが表か裏かはちょっと別にしても、表と裏を海と平野部と山をつなぐための大きな大きな起点が、JR伊予市駅及び伊予鉄郡中港駅であるわけです。そこだけじゃ駄目なんで、JAさん、また当然伊予市の商店街プラス例えば海へ行けば五色姫海浜公園、当然山に行けば谷上山とか、もろもろもっと双海町、中山町も含めたことも考えていきます。ただ地下道っていうのは、あの間のスパンは短いから、これは不可能だと私は思います。だからもしそういうことが具現化されて、できるという位置づけと財源の見通しもできたときには高架で、要するに北橋さんが今図面持ってきてますけれども、私の考えです。JR伊予市駅の1番ホーム、2番ホームにエレベーターつなぎましょうと。当然そのときにJAさんにも延ばしましょうと。エレベーター作りましょう。そして幾分電柱とかもろもろのけないといけないんですけれども、郡中港駅にもつなぎましょう。4つのエレベーターで車椅子の方でも表と裏に行き帰りができる、そういった誰一人置き去りにしないまちづくりっていうのは大事じゃないのかな。それがまた、伊予市の顔になるんじゃないのかな。少し長く話すと、私が平成17年に市会議員に上げていただいたときに、正直、私も仕事柄のり面とか道路の仕事をしてたんで、しょっちゅう通ってました、それまでにも。でも市会議員になって、あのJR伊予市駅を見たときに、うんと思ったのは事実であります。まさにJR伊予市駅と伊予鉄郡中港駅、私鉄とJRが歩いて30秒で行けるとこは、恐らく私の知り得る限りでは、四国にはない。近い将来、松山駅に路面電車が導入されるから、一番近い駅には松山がなるでしょう。でもそういったロケーションをどう利用していくかというのを平成17年から真剣に考えてました。でももろもろ財源とかあって、市会議員のときもその質問はあえていたしませんで、海に船を呼ぼうやっていうようなことで、当時船は来てなかったが、今はいろんなプロパー船とか来てますけれども、そういったことをやってました。でも本当にもろもろの枠組みの中でJR伊予市駅は、私は南伊予に住んでますけれど、伊予市の玄関だと認識してます。その玄関口を今後南予の出入口でもある伊予市との連携も含みながらつくっていく。そして松山に行くのに雨にぬれずに松山へ行けるよね、JAからっていうようなことも、私の中では理想を追いかけてます。ある意味、今のこの段階では大風呂敷をしゃべってるような気もしますけれども、この件も4区選出の国会議員の先生方にもいろいろと御相談して、どういう補助があるか、どういう起債が取れるか、そういったことも既に相談はしてます。ただ今後、さっき言ったように、令和7年度から第3期で具現化していくと。時間はかかるでしょう。でもそのことによって私は、私の勝手な意見かもしれませんけど、それが3万人が住み続けられる魅力のある伊予市につながっていくと確信をしております。
 あとワークショップ、いつからっていうのは、担当に答弁させますので、よろしくお願いします。
◎都市整備課長(小寺卓也 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 小寺都市整備課長
◎都市整備課長(小寺卓也 君) 北橋議員の再質問にお答えいたします。
 ワークショップのメンバーでございますが、駅の東西の住民で10名程度を予定しておりまして、公募で5名から10名程度を見込んでおります。
 それで、実施につきましては、今コンサルタント会社と調整しておりますが、9月ぐらいから実施可能ではなかろうかと今調整済みでございます。
 以上でございます。
○議長(谷本勝俊 君) 再々質問ありませんか。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) ありがとうございました。
 これは再々質問じゃないんですけども、市長にお願いがあるんですけども、2点あるんですが、1点目は、いわゆる富山駅前の整備については、当時の助役さんということで、望月明彦さんという方がおるんですけど、この方は、こういう事業のスペシャリストです。一言最後にこう言うたら、全部それが進んで、今の日本で有数の富山駅前の整備ができたわけなんです。やはりちょっとこれの専門家に聞いてみますと、やはり市長が第三者のいわゆる助言者一人だけ、やっぱり伊予市の駅前整備を成功さすためにはつけなんだら、なかなか厳しいんやないかというふうな意見もありますので、誰かそこらあたりの助言者1名お願いしたいのと、山下裕子さんという方が本を出しておるんですけど、「にぎわいの場 富山グラウンドプラザ」ということで、学芸出版社なんですけども、この本は、人と人とが出会う場所としての仕掛け、これをちゃんとやってある、魅力あふれておる本なんで、非常に参考になると思うんですが、この2点ちょっと参考にしていただければと思います。
 以上です。
○議長(谷本勝俊 君) 要望でよろしいでしょうか。
            〔12番北橋豊作議員「はい」と呼ぶ〕
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 御要望ということでありますので、ここに登壇することもあれなんですけれども、富山駅、確かに新幹線が入ってきたり、もろもろの形の中で今北橋議員がおっしゃられた望月明彦さんの名前は私も存じ上げてます。
 伊予市における駅周辺の開発スペシャルアドバイザー、一瞬今御質問というか、御要望が来たときには、北橋豊作先生どうかなと私は思いましたけれども、それはそれとして、様々な今おかげさまでいろんなまちづくり、大塚製薬やソフトバンクやいろんな人材育成の枠組みである地域創生の東京とか、いろんなところと連携もしながらやってます。うちは手前みそかもしれませんけど、私の肝煎りで青野昌司副市長もここにいます。それを踏まえた上で、市長直属のスペシャルアドバイザー、それはまた今後しっかりと検討の土俵には乗せさせていただきますけれども、本当に平成24年ぐらいに、当時同じ会派であった佐川秋夫さんと一緒にJAに行って、ここに庁舎とか文化ホールもというようなこともございましたけれども、我々議員でしたけれども、幾分JAさんも高い金額だったけれども、今考えると、ここに庁舎ができて、文化ホールがあそこにできて、今残っている枠のJAさん、今後大きな期待値を持ったエリアだと私は思ってます。
 1点だけ要らんことをしゃべります。
 先日、マルトモの明関眸副社長が、国会議員でもあった衆議院議員の杉村太蔵さんを連れてきました。あのとき川口和代議員は会ったのかなと思ってますけど、その枠の中で彼が、旭川で250坪の土地を自分で買って、起業支援のブースをつくってます、25ブース。女性が6割ぐらい起業するということで、来月ぐらいから本格稼働するんでしょうけれども、彼が言うには、四国でも考えてるんです。マルトモさんも様々な商品開発をしてるから、伊予市はどうかなって思うんです。彼が行ったことがあるのは、五色浜だけなんで、市長、五色浜はどうでしょうか。道がないと私は蹴りました。建てるところはいっぱいあるけど、市街化調整区域とか旭川にはないエリアもあるという話を3階でして5階に上がって、JAの駅の裏、どうだろうかねって言ったら、最高ですね。彼が欲しいのは、JAの中の10分の1どころか、小っちゃなスペースが欲しいだけですけれども、そういった情報もタラ話かもしれませんけど、考えながら、駅の海側と山側がつながっていって、いろんな意味でいろんな仕掛けができて、その仕掛けのためには、インフラだけじゃないそのソフト面、さっき言った大野議員からも提案があったもろもろのこととか、いろんな発信も必要になってきます。全部が連動しなくちゃ、多分絵に描いた餅になってしまいます。そこも考えながら、真剣に取り組んでまいりますが、話ながらも、やはりスペシャルアドバイザーはちょっと今は浮かびませんので、またよろしくお願いをしたいと思います。
 以上です。
○議長(谷本勝俊 君) よろしいですか。
            〔12番北橋豊作議員「いいです」と呼ぶ〕
○議長(谷本勝俊 君) それでは、次へ行ってください。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) 3点目であります。北山崎海岸等の高潮対策事業でございます。
 これは4回目の一般質問でございますが、現在北山崎海岸等、約1.5キロでありますけども、高潮・波浪等による背後地への越波を防ぐための護岸工事が計画的に進められております。工事は愛媛県が発注し、森浜集会所から本郡浜集会所までの約780メートルを先行して実施されております。工法は直立護岸方式で、護岸の高さは5メートル、実際に現地で見ますとかなり高く、地域住民からは、海が見えなくなったけど、これで少しは安心して暮らすことができるんよとの言葉もいただきました。今後残りの護岸工事にも多額の費用と歳月がかかりますが、災害は明日起こるかも分かりません。早急な事業完工が望まれておるわけでございます。
 そこで、次の2点についてお伺いします。
 1点目、現在までの進捗状況と本年度の計画について。
 2つ目でございますけども、伊予港海岸は旧の運輸省管轄でございます。並行して実施する可能性と今後のスケジュールについてお伺いします。
 以上、2点よろしくお願いいたします。
◎土木管理課長(武智博 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智土木管理課長
◎土木管理課長(武智博 君) 失礼します。
 北山崎海岸等の高潮対策事業についての2点の御質問に私から答弁申し上げます。
 この高潮対策事業につきましては、議員お示しのとおり、県営事業で実施しておりますので、愛媛県担当課に照会した結果を御報告いたします。
 まず、1点目の現在までの進捗状況と今年度の計画につきましては、北山崎海岸の施工予定区間780メートルのうち、令和3年度末までに森地区330メートルを施工しており、今年度は引き続き同地区130メートルに併せ、本郡地区の一部を施工する計画とのことでございます。
 次に、2点目の伊予港海岸を並行して実施する可能性と今後のスケジュールでございます。
 まず、伊予港海岸につきましては、今年度、来年度の2か年で設計を行い、令和6年度から工事着手する計画とのことでございます。
 また、北山崎海岸につきましては、令和7年度末の完了を見込んでいるとのことから、議員お示しの並行して実施する可能性はあるものと考えております。
 本市といたしましても、当該事業が切れ目なく実施され、地域住民の安全・安心な暮らしが一日も早く実現できるよう、愛媛県及び地元関係者と連携し、取り組んでまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) 1点だけお伺いしたいと思うんですけど、2番目でありますけども、伊予港海岸の関係です。令和6年から着工して7年に完了ということですけども、ちょっと市道があるわけなんですけれども、一部では家が密集しておるのでダンプが入らないんじゃないか、なかなか工事が難しいんやないかという意見も一部では出ておるんですけど、そこらあたりの懸念等についてはどうなんですか。計画どおりできるのかどうか、ちょっとそこらあたり1点よろしくお願いします。
◎土木管理課長(武智博 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智土木管理課長
◎土木管理課長(武智博 君) 北橋議員の再質問に私から答弁申し上げます。
 今年度、来年度の2か年で実施設計、設計業務を行っていく中で、地元関係者とまた協議を行い、最適な方法で工事を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再々質問。
◆12番(北橋豊作 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 北橋豊作議員
◆12番(北橋豊作 君) ありがとうございました。
 もうこれで以上で終わります。
○議長(谷本勝俊 君) お疲れさまでした。
 暫時休憩いたします。
            午前11時59分 休憩
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