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令和4年第3回(6月)伊予市議会定例会 6月14日(火) 一般質問
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内容
会議録
令和4年第3回(6月)伊予市議会定例会
6月14日(火) 一般質問
公明党
大野 鎮司 議員
1. 誰一人置き去りにしない優しいごみ収集支援について
2. 投票率向上に向けて
3. 親子投票啓発チラシを作成し、本市の小中学校に配布しては
4. 遊び心でまちを元気に
5. 今までにない施策で観光・食・体験のPRを
6. 物価高騰等に対する地方創生臨時交付金について
△日程第2 一般質問
○議長(谷本勝俊 君) 日程第2、これから一般質問を行います。
発言の通告がありますので、順次質問を許可します。
なお、発言残時間及び発言回数をモニターに表示しますので、御確認願います。
大野鎮司議員、御登壇願います。
〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 改めましておはようございます。
議席番号9番、公明党大野鎮司です。
谷本議長に許可をいただきましたので、一般質問を行います。武智市長はじめ、関係理事者の皆様の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
それでは、通告書に沿って質問いたします。
まず、1問目ですが、誰一人置き去りにしない優しいごみ収集支援についてお聞きいたします。
先日、市内の高齢の女性から、最近ごみ出しが大変に感じてきたんよ。前までは車でちょっと運びよったけど、免許も返して歩いて出しだしたら、ごみ出す場所まで結構距離があるし、生ごみとか重い日は大変。あと車もよく通るから怖いんよ。家の前まで回収に来てくれたら助かるんよねと、御相談いただきました。
また、私の地元の鳥ノ木でも、各町内が区に分かれているのですが、私の自宅前にごみ置場がありますが、そこは鳥ノ木8区の方が出すので、道を挟んだ鳥ノ木7区の方は出せません。道を挟んだ7区のおばあちゃんが、ごみを台車に乗せて離れた7区のごみ置場に出しているのを見かけます。地域によっては、どうしてもごみ置場が設置できない場所は、自宅の前にごみを置き、回収されているところもあります。ごみ出しは、自治会が大きく関係してきます。ごみステーションの設置費用や場所の理解、ごみ出しの場所の変更や収集方法の変更は、いろいろ関係してくると思うので難しい面があるとは思います。ですが、高齢者が増えてきている現状で、御相談のあった方のように困ってきている方が多くなっているのではないでしょうか。今は何とかできている方も、これからもっと年を重ねていくと、厳しい現状になってくるのは明らかだと思います。
そこで、2点お聞きいたします。
まず、1点目ですが、今こそごみ出し場所、収集方法の総点検をすべきです。高齢者や障がいのある方、また赤ちゃんがいる御家庭でもおむつのごみも多く大変でしょう。そのような対象の方々にアンケート調査や各自治会に現状や要望を聞き、まず現状を正確に知ることが大事であると考えますが、御見解をお伺いいたします。
2点目、高齢者、障がい者に優しいふれあい収集をお願いします。
以前の質問で、自治会の住民同士でごみ出しを助け合って行い、その見返りではないですが、その援助をしている世帯、1世帯当たり1,000円の助成金を市がその自治会に助成しているのを御紹介、提案しました。この方法も予算面などを考えると、私もいいとは思いますが、もっとよい収集をされている自治体がありました。松山市では、令和4年1月11日から社会実験として、久米・河野・垣生の3地区をモデルに効果などを検証、家庭から出るごみを集積場所に出すのが難しい独り暮らしの高齢者などを対象に、市が自宅まで収集に出向き、ごみ出しの負担を軽減、また必要に応じて声かけをし、コロナ禍での孤立化を防ぎ、誰もが住み慣れた地域で生き生きと暮らせるまちづくりを推進しております。収集は毎週火曜・木曜・土曜で実施、対象は、1番、75歳以上の単身者で、要介護2以上の方、2番、75歳以上の単身者で、身体障害者手帳1級・2級の方、障がい者種別は、身体不自由また視覚障がいであります。3番目、その他支援が必要と認められる方、65歳以上、要介護1以上の方で、ケアマネジャーなどから聞き取りをし、支援が必要と認めた方が対象です。また、5月2日から、対象地域を集合地域や山間部、また狭路などでの収集など、さらに検証期間を延長し、モデル対象地区を増やしております。大変市民の方から好評とお聞きしております。
本市でも取り入れてはどうでしょうか。市が行うのが厳しいのなら、伊予市版としては、この回収作業をシルバーさんや障がい者就労施設さんに委託するのもいいのではないでしょうか。誰一人置き去りにしない伊予市へ、以上2点お伺いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 誰一人置き去りにしない優しいごみ収集支援について2点の御質問をいただきました。私から1点目について答弁申し上げます。
本市のごみ集積所は、伊予市ごみ集積所の設置及び管理に関する要綱の中で、新設・変更等は、町内会などの承諾を得た後、その代表者が市に申請許可後、設置を行う。また、町内会などの管理者は、自らの責任において維持管理しなければならないとされていることから、各町内会などで地域住民との合意形成の上、決定されたものと認識をしております。
しかしながら、高齢化などの社会情勢の変化により、ごみ出しに苦労されている方が増加するなど、時間の経過とともに、集積所の利用において、必ずしも効率的でない場合も散見されていることから、ごみ集積所の合理化やごみの回収方法について、地域の御要望や実情を把握することは、重要であると認識をしております。そのため、関係部署と連携しながら、これらの課題が解決されるよう、環境学習など様々な機会を捉え、情報収集及び情報の提供を行ってまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
私からは、2点目の高齢者、障がい者に優しいふれあい収集をについて答弁を申し上げます。
議員お示しの松山市における事例でございますが、本市では、高齢者、障がい者などでごみ出しが困難な方は、介護保険事業による訪問介護員が実施する事業や障害福祉サービスにおける居宅介護サービスの家事援助を必要に応じて活用されており、対象者を網羅している状況でございます。
なお、今後本市も高齢化・核家族化の進行により、ごみ出し困難な方々の増加が懸念されており、戸別回収などの手法につきましては、将来的な課題と認識して、引き続き注視しつつ、調査研究に努めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 御答弁ありがとうございました。
それでは、2問目について再質問させていただきます。
答弁の中で、介護保険事業による訪問介護員が実施されていると、伊予市のほうでは今現状こういうふうなサービスをしていますという御答弁なんですが、伊予市では、今現在何世帯ぐらいあるのでしょうか。
ほんで、先ほど質問の中にありましたとおり、そういうサービスに漏れている方も多く散見されるんじゃないかなと思うんですけど、その辺どのようにお考えか、以上2点お願いします。
◎福祉課長(米湊明弘 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 米湊福祉課長
◎福祉課長(米湊明弘 君) ただいまの大野議員さんからの御質問に私のほうから答弁申し上げます。
まず、障がい者の案件になりますが、令和4年3月末時点で、月65人の方が家事援助、訪問系のサービスを利用しているような状況になっております。ただこの中には、ごみ出しも含まれておりますし、また調理とか室内の清掃も含まれているような状況になっております。
それとあと、そういう制度を利用してない方の把握につきましては、相談員とか、または関係機関のほうに、またこれは75歳以上となってきますので、65歳以上の方になりますと、介護保険が優先の事業になってきますので、長寿介護課のほうと連携しつつ、その辺の把握は考えていこうと考えております。
以上でございます。
◎長寿介護課長(野間美幸 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 野間長寿介護課長
◎長寿介護課長(野間美幸 君) 大野議員さんの再質問に私のほうから回答いたします。
私のほう、訪問介護の利用者なんですが、障がい者の方と同様、令和4年3月実績で483人の方が利用されておいでます。あと漏れるというか、そのほかの方につきましては、地域の方の情報とか、高齢者見守り員さん、地域包括支援センターとも連携しておりますので、そのようなところからまた把握して、必要な方には支援をしていっております。
以上でございます。
○議長(谷本勝俊 君) 再々質問はありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
先ほど1問目の質問にあったとおり、今後そういった地域のごみ出し処理の見直しといいますか、情報収集をされるということですので、その中でまた浮き彫りになってくるかなと思ってくる案件もたくさん出てくるかと思いますので、引き続き御支援のほどよろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、2問目に移ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、2問目に移ります。
投票率向上に向けてと題しましてお聞きいたします。
本年4月、松山の友人とお会いしているとき、ちょっと気になる会話をお聞きしました。友人のお子さんがおじいちゃんに、お父さん、お母さんは選挙にもう行ったけん、じいちゃん選挙に連れて行ってやと、不思議に感じた私は友人に聞くと、子どもが学校でプリントをもらって先生に言われとんよとのこと。早速、松山市議、松山選挙管理委員会に問合せをし、プリントをいただきました。本日皆様の元に参考資料としてお配りさせていただいております。このチラシを市内小・中学校に配布をし、児童・生徒を通じて保護者に配布したそうです。本市でも投票率向上に向け、18歳になった方にはがきを郵送したり、議会としても議会だよりの改革や子ども議会の開催、また本年8月25日には女性議会も開催し、市民の皆様に親しみやすい議会をと行っております。今回の松山市さんのチラシ、新しい投票率向上へのアプローチとして大変よいと感じます。私の友人のような例がたくさん起きると、若い保護者さんもちょっと変わってくるのではないでしょうか。この夏には参議院選挙があります。来年は県会議員選挙もあります。そうこうしていると、本市の選挙になります。前回の選挙は、過去最低の投票率でした。本市も親子投票啓発チラシを作成し、小・中学校に配布してはと考えますが、御所見をお伺いいたします。
◎選挙管理委員会書記長(橘かつら 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 橘選挙管理委員会書記長
◎選挙管理委員会書記長(橘かつら 君) 投票率向上に向けての御質問について私から答弁申し上げます。
平成28年の公職選挙法改正により、選挙人が選挙に行く際に投票所に同伴できる子どもの範囲が、幼児から満18歳未満に引き上げられました。この改正の趣旨は、保護者などが投票に行きやすくなるとともに、実際に投票する姿を子どもに見せることで、将来の有権者に対する有効な啓発につなげるというものです。この改正後、平成28年及び令和元年の参議院議員選挙後に総務省等が、若年層の意識調査も実施しています。この調査で、投票を行った人のうち、子どもの頃に親の投票について行ったことがある人とそうでない人との割合を比較したところ、いずれも20ポイント以上の差が生じたとの検証結果が出ております。この結果は、親の投票について行った経験がある人は投票に行く割合が高いということを裏づけるものであります。若年層の投票率低迷は、全国的な課題でもあり、本市としましても、投票率向上に向けた意識啓発には、大変苦慮しているのが現状でございます。議員御案内の松山市の取組は、子育て中の若い世代とともに、将来の有権者である子どもたちに対するアプローチとしては、大変効果的なものと思われます。今後、松山市及び先行自治体の運用実績などを参考に、市内各小・中学校との連携を図りつつ、前向きに捉えてまいります。
なお、今回の御提案を受け、市ホームページに親子連れ投票についての記事を掲載し、周知啓発に努めることといたしております。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 大変前向きな御答弁、誠にありがとうございます。
前向きに検討していただけるということですので、一日も早く伊予市版のこういった親子版のチラシができることを願いまして、私の一般質問2問目を終了します。ありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、3問目に行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 防災・減災力アップについてお聞きいたします。
令和元年9月定例会で、ジュニア防災士推進についてお聞きしました。前回の質問中にも感じていたのですが、議事録を読み返しても、私が言いたかったことがちょっと違っていたこともあり、微妙に答弁とかみ合っていなかったので、再度お聞きいたします。
本市は、比較的災害が少ないと思いますが、最近の雨は、思ってもいない雨量であったり、南海トラフ巨大地震など、想像を超える災害が起こるかもしれません。自助・共助・公助の3つが大切ですが、公助には限界があり、自助・共助の意識向上、底上げが重要なのは、どなたも分かっていることと思います。各地域自主防災会がありますが、仕方がないことではあるのですが、中心者の方は、その地域にお住まいの方ですから、知識や経験、人柄によって温度差があるのが現状です。それに自主防災会役員さんの高齢化、活動しても決まった方の参加や若い方の参加が少ないなど、どの地域も悩んでいるのが現状です。
そこで、私は、ジュニア防災検定が大いに有効だと考えます。前回も申し上げましたが、小・中学生向けのジュニア防災検定とは、試験は小学4年生・5年生の初級、小学6年生・中学校1年生の中級、中学校2年生・3年生の上級の3段階あり、試験内容は、家庭で防災について話し合う家族防災会議レポートの提出、筆記試験、災害に関する作文やポスターを作成する防災自由研究、検定料は2,000円から3,000円です。ジュニア防災検定は、筆記試験だけではなく、家族防災会議レポートと防災自由研究の3つから構成されるので、子どもたちが日頃から防災と減災に深い関心を持ち、意識を高め、自分で考え判断し、行動できる防災力を身につけることができます。
また、課題の一つに、家族防災会議がありますので、子どもを通じて保護者の防災意識向上に大いにつながるのではないかと思います。そして、地域の防災意識の底上げとなり、高齢化が目立ってきている自主防災会組織において、若い世代や中学生や高校生の活躍が期待されるのではないかと考えます。このような観点から、他の複数の自治体で対象学年全校を受検実施していたり、また企業などが地域貢献の一環として推進をしております。本市も推進すべきではと考えますが、いかがでしょう。前回も申し上げましたが、夏休みなどの長期休暇の課題にちょうど適しているとも思います。
そこでお聞きいたします。
前回の質問の答弁で、南山崎小学校をモデル校に、学校防災教育実績モデル地域研究事業を進め、土砂災害の防災教室を実施、防災キャンプや地域安全マップの作成などに取り組む予定、また防災意識の底上げと自主防災活動を引き継ぐ若い世代の育成につながり、有益なことと考える。防災教育の機会として、教育委員会とも連携が必要であると考えている。これからも連携をしていくとありましたが、今まで、また現状どのような連携をされていますでしょうか。このジュニア防災検定、推進すべきと考えますが、以上、御答弁をよろしくお願いいたします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) ジュニア防災士推進についての御質問に私から答弁申し上げます。
お尋ねの防災教育の機会に関する教育委員会との連携については、教育委員会や学校の要望に応じて、市役所等で防災・減災に関する出前授業を随時行っているほか、今年度は、伊予農業高等学校と佐礼谷小学校をモデル校に、学校防災教育実践モデル地域研究事業が進められており、児童・生徒による防災マップの作成や防災学習会などに取り組む予定であります。
小・中学生や高校生が資格取得を通じ、防災に関する知識を深めることは、地域の防災活動を受け継ぐ若い世代の育成につながることであります。
なお、昨年度は、高校生の防災士も誕生し、若年層の防災意識の高まりも感じるところでございます。
議員の推奨されるジュニア防災検定につきましては、子どもたちの防災・減災に関する知識の向上はもちろんでございますが、家族防災会議レポートの取組は、保護者も含めて自助・共助の推進に有益なものであると考えております。つきましては、若い世代の育成に向けた防災教育の観点から、このジュニア防災検定の推進に向け、教育委員会及び学校の意見を聴取するとともに、受検希望者や事業効果の把握など、事業化に向け精査すべき事項を整理してまいりたいと存じます。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 大変前向きな御答弁、誠にありがとうございます。
事業化に向けて精査すべき事項を整理をして進めていただけるというお話ですので、これも先ほどの投票率と同じいち早くできることを願いまして、3問目を終了いたします。ありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) 続いて、4問目に移ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、4番目に移ります。
遊び心でまちを元気にと題しましてお聞きいたします。
現在、本庁舎1階にガチャガチャが設置されております。私も設置初日に1回ガチャガチャをして、SNSでPRしました。反応はいいです。以前、高速道路のサービスエリアや本市の道の駅で行ったガチャガチャも、私はできませんでしたが、好評だったとお聞きしております。先日、SNSで花の森ホテルにもガチャガチャがあると知り、行ってきました。こちらも1回500円、引くと5等、700円のタマネギドレッシングでした。多分私は、普通700円のドレッシングは購入しないと思います。多分500円でも購入しないでしょう。ですが、結果は500円で購入したことになるのですが、1等が当たるのかとのわくわく感と結果は5等でしたが、200円お得になったとの感じで、ちょっと楽しく感じました。今回1階に設置のガチャは、伊予市SDGsピンバッジの宣伝がメインですが、ちょっとしたクーポンもついております。こういった遊び心を取り入れて、本市の産品の宣伝や市外から伊予市に来られた方を、お店や様々な施設に行く流れをつくるのはよいことだと思います。
また、いろいろ手作りで小物を作ったりされている団体や個人の方、たまに1階でよく展示会をしている障がいのある方の絵や小物、こういったものも宣伝になればいいなと考えます。
そこで、これからもアーティストガチャや市内クーポンガチャを設置して、市内の方はもちろん、市外の方が少しでも本市でいろいろと購入していただけるよう、ちょっとした手段の一つにされてはどうでしょうか、お伺いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 失礼します。
遊び心でまちを元気について私から答弁申し上げます。
まずもって、伊予市SDGsピンバッジの購入に関し、感謝を申し上げます。協賛いただいた商業施設のクーポンを付加することで、SDGs推進はもとより、購入された方々の行動喚起や消費喚起につながるものと期待をしております。
今回、SDGs推進という市の施策の一環として、カプセルトイを設置いたしております。議員御提案のとおり、今後も施策推進の一手段として活用することには同意をいたしますが、民間団体や個人が取り扱う商品のガチャ販売につきましては、公益上、必要があるかどうか、慎重にならざるを得ないこともございますので、今後研究をしてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
別に無理に再質問するあれではないんですけど、1回SDGsのガチャガチャをしたときにちょっと思ったことは、今回のガチャガチャはピンバッジの宣伝がメインでありますので、クーポンに重きを置いてないのは分かるんですが、そういった今後されるときに、もうちょっと付加価値が高いといいますか、その分は補助をして、その分そういった交流人口が生まれるための分にしたほうがよかったかなというふうに個人的にも思いますし、ガチャガチャを引いた方も、はっきり言って、もうちょっといいものが当たったらよかったかなというふうなとか、あと全部が全部当たらなくても、例えば花の森ホテルでやってたのが、1等がたしか5,000円のチケットとか、まあ言うたらガチャガチャというものは、皆さんも子どもの頃、いろんなガチャガチャをして、このアイテムが欲しいから何回もお小遣いを投入したというような経験があると思うんですけど、そういった形のいわゆる大人のガチャとして、金額は1回単価も高いけど当たりも高いというふうな形のふうなことも踏まえながら、検討していただきたいと思います。
ほんで、先ほど部長答弁にもありましたように、もちろん公共性とか、一部の民間団体だけが利益を享受するということはまずいことではあるかと思いますので、そういった点も考慮しながら続けてやっていただきたいなと思いますが、答弁よければお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 大野議員のガチャガチャについての熱き思いの再質問、三谷部長が言ったとおりの部分は、もうこれはこのとおりなんですけれども、例えばシーサイドふたみに設置を私が要望して設置しているパールガチャ、1,000円ガチャと3,000円ガチャ、これは恋人の聖地という位置づけでシーサイドふたみと宇和島のメーカーさん、セッティングしてやってもらいました。今はNEXCOの伊予灘サービスエリアにもNEXCOの所長と今伊予鉄さんが相談しながら、多分近いうちにか、もしかしたらもう登場しているかもしれませんけど、恋人の聖地ということで作っていただくようにしてます。これはどういうガチャかというと、やはり伊予市の魅力の発信をしてもいくという、恋人の聖地を市内外にPRするという位置づけ、三谷部長が言ったのは、あくまでも民間の、例えばどこどこ商品の何々をというと、幾分税金をそこに投入するのはどうかな。現実に御案内のとおり、一番安いガチャでも1台9万円ぐらいするんです。だからそこの枠の中で、今後もまた様々な形、伊予市の魅力が発信できるのであれば、しっかりと検討していきたいし、最後に大野議員がつぶやいた、ある意味もう少しのプレミアムをというのは、まさにそうかなと思います。だから、今後SDGsのバッジ等々にももう少し付加価値をつけて、昨日はまだガチャの玉があったのに、今日来たらもうないよねっていうぐらいの魅力のあるものを作っていきたいなと思ってます。まだまだ1階、売れ残ってますんで、議員の皆さんお買上げでない方は、議員さんは皆持ってるか。一応付加価値のついてる、ソフトクリームのただ券であったりでありますけれども、やはり市外から来た人がそれを見てやってみようかと、500円でというような、イメージ的な文章をつけたガチャにしていきたいし、もう少し私がちょっと不満を持っているのは、せめて何がしかののぼりぐらいつけろよと、のぼりを立ててガチャの横にというふうなことも、担当の曽我部っていうんですけど、一応要望はしてますので、さらなる魅力の発信を今後構築してまいりたいと存じておりますので、お気づきの点があれば、また御教示いただきたいと存じます。
○議長(谷本勝俊 君) 次へ行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、5問目に移ります。
今までにない施策で観光・食・体験のPRをと題しましてお聞きいたします。
これは先ほどのガチャの質問にも相通ずるようなところがありますが、皆さんハッシュタグって聞いたことあると思います。例えばハッシュタグ伊予市カフェと検索すれば、タグのついたSNSが見れ、その中で気になるお店を探せます。自分の知りたいことを集中して検索でき、そのSNSにはコメントもあり詳しく分かり、便利です。ユーチューブやティックトックには、〇〇で食べ歩き、〇〇で体験してきたや〇〇へ行ってみたなど、多くのチャンネルがあり、私もよく見ては、今度この地域に行ったらこの店に行ってみよう、今度家族でお出かけのときはここに行ってみようと参考にしております。実際に行く前にいろいろと情報を集めるのは便利ですし、再生回数やチャンネル登録数、フォロワー数などを見ていると、たくさんの方が見ているのがよく分かります。今はコロナでなかなか出かけにくいですが、SNSの宣伝力は、すごいと思います。実際、ユーチューブの中には、今日は〇〇県さんとのコラボ企画で、〇〇県さんのおいしいものを紹介しますといったチャンネルも見かけます。本市でも今までに、またこれからも伊予市のPRに様々取り組んでおります。ウィズコロナを見据えて、伊予市だけではなく、他の市町も当然いろいろ取り組んでくる、もしくはもうしてきていると思います。これだけ情報が豊富な現代、その情報の発信や収集方法も豊富な現代、ちょっと気を抜いたら、あっという間に取り残されてしまうかもしれません。私は、ある程度ターゲットを絞ったPRも必要だと思いますし、今までにない伊予市の観光・食・体験をPRする施策も必要と感じます。
そこで、インフルエンサーに、伊予市を市内外の方に発信してもらってはどうでしょうか。有名なインフルエンサーは、結構な予算が伴うと思いますから、ある程度の方に直接オファーしてみたり、例えばインフルエンサー応援企画、本市のPR配信していただける方は宿泊料無料など企画してみてはと考えますが、御見解をお伺いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 今までにない観光・食・体験のPRをについて私から答弁申し上げます。
総務省における令和3年度情報通信白書によりますと、令和2年度の個人のインターネット利用率は全国で83.4%、愛媛県で77.7%となっており、議員お示しのとおり、SNSを通じ様々な情報が得やすい社会となっております。
本市のPRにつきましては、県内の情報紙の活用、また新たに製作した観光冊子が大変好評をいただいております。今年度の新たな取組として、伊予市の特色を生かした記事による電子雑誌の製作、また伊予市の魅力を発信する動画制作及び配信を検討しております。現在、委託事業者を選定する段階のため、詳細について申し上げることはできませんが、観光・食・体験をPRできるよう進めたいと考えております。
また、インフルエンサーについて御提案をいただきました。
現状、インフルエンサーへの委託は、検討しておりませんが、本市において、昨年8月に策定しました伊予市まるごとおもてなしプランの中でも、マスコミやインフルエンサーへの働きかけを通して消費者のニーズを顕在化させるため、様々な手法を市民の皆様に提案しております。中でも女性をターゲットとした口コミ、SNSでのプロモーションが重要と考えており、口コミ情報を発信していただける伊予市ファンづくりを進めていくこととしております。今後も様々な切り口から情報発信を行い、市のPRにつなげてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
何か分かったような分からないような、いいようなちょっと足りないようなっていう感覚なんですけど、いろんな雑誌が出ているのも分かります。その雑誌の電子版ですか。それは多分僕の想像では、PDF化されたものがパソコン上やスマホ上で画像として見れるというふうな感じなのかなというような想像と、動画の配信、制作っていうのも大事なんですけど、僕が言いたいのは、要は発信する方法がもう一歩かなという感じで、今回のインフルエンサーということを提案をさせていただきました。今は本当、グーグルでも何をするんでも検索をすれば、もう情報っていうものなんかは、ワァーと出てくるんです。もう出過ぎて、どれを見てええかというのがもう、そこで面倒くさくなるというところを、今回のインフルエンサーやSNSっていうことを使うことによって、先ほど御紹介したハッシュタグでの検索であったりとか、今伊予市もフェイスブック、インスタされて、特に伊予市のインスタなんかはすごいなって、いつも僕も拝見しよるんですが、フォロワー数も多いですし、いいね数も多いというふうなことも見ております。ああいったところで発信をしながらファンをつくっていく。そしてファンに直接訴えかけていくという流れをつくり上げていくに当たって、どこかの会社に委託をして何かをするじゃなく、というのが、その会社が例えばインフルエンサーであるような、今市内でもある企業がされて、御存じの方もいらっしゃると思うんですけど、そこの地域の様々なお店や施設を紹介されているところがあります、インスタで。そこは、もう今現在毎回投稿すると、1,000人近くの方がいいねをし、1万人超える方がフォロワーとなって、伊予市のことをしております。ほんで、ここで言うたら、誰もが知ってるところです。例えば伊予市の朝日屋さんとか大平のアイドルさんとか、伊予市の人なら知ってるよ、行ったこともあるし、何となくなら分かるけど、でもそういったことっていうのは、市外の方からすると、あそこってどういうとこなんや、行ってみたいけど何かどうなんやろうっていったときに、そういった情報っていうのが非常に大事だというか、有効になると思います。そういう点で、どこかの観光とか雑誌とかに委託するのではなくて、もう一歩進んだそういった情報発信を得意とするといいますか、そうなっている企業さんに、申し上げにくいかもしれませんが、検討されているのか。
また、できれば、そういったところにぜひお願いをして、ただ画像を作って、ただ雑誌がPDF化されてパソコンで見れるじゃなくて、もう一歩進んだ感じでPRをしていってほしいという質問ですので、再度御質問しますので、答弁お願いいたします。
◎地域創生課長(松本宏 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 松本地域創生課長
◎地域創生課長(松本宏 君) 失礼いたします。
大野議員の再質問に私のほうから答弁させていただきたいと思います。
ローカルインフルエンサーと言われる地域愛の強い方々が市内にたくさんいらっしゃいます。本年度伊予市魅力発信プロジェクトチームというのを若手職員を中心に構成して、これからSNSへの情報発信について研さんを深めたり、1,000人以上フォロワーがいるインスタのメンバー等と交流しながら、今後の情報発信について検討していきたいなと考えておるところでございます。
先ほど大野議員が御紹介いただきました企業とのインスタを通じた勉強会も先般行ったところでございますので、いろんな形で連携ができるような方向を探っていきたいなと思っております。
以上、答弁といたします。
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 岡井商工観光課長
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 大野議員の再質問にお答えいたします。
先ほど答弁にもありました伊予市まるごとおもてなしプランにも短期計画それから中・長期計画ということで、初期の段階ではプロモーション戦略ということでマイクロツーリズム、小さな旅行というのが主流となるために、メインターゲット層の女性を中心として、まずは口コミ、そういったところからSNSを通じて進めようと考えておりますので、今議員御提案等も踏まえて、また研究させていただければと思います。
以上、答弁といたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) もう再々質問なきように答弁をいたしたいと存じておりますけれども。
下灘駅なんかは、ほっとったって鹿児島の人や横浜の人が勝手に発信していただいて、どんどんどんどん全国的に有名になってくる。そして御案内のとおり、下の千と千尋の神隠しのカオナシが海に入るシーンが、全くあの映画に似てるねというんで、大概の人たちが来ている、これも勝手に広がっているんです。でも大野議員の御質問の俗に言う、要はその人の発信力によって伊予市のPRをより深めていこうよっていうインフルエンサーっていうんですか、という位置づけの中で、例えば伊予市には5人の観光大使がいます。その5人の観光大使、小野賢章さんや中川優さんや冨士菜々香さんや森本麻衣さんやNicoさん、こういった彼女たちの持つ発信力も利用しながら、例えば朝日屋の鍋焼きうどん食べてみたけど、めっちゃおいしかったっていう発信で、伊予市の企業が潤っていく。伊予市の企業が潤うということは、伊予市の税収も幾分上がってくる、そういった位置づけの中でしっかりとインフルエンサーというか、発信をしていきたい。結構やってるつもりで、まだまだ足りないんですよ、まだ伊予市の発信力。全国、北海道に行って、伊予市どこにあるのって言ったら、知らない人がかなりいます。かなりというかほとんどです。そういうことも含めて、伊予市を訪ねてみようという、俗に言う交流人口、また伊予市とちょっと何か関係持ってみようねという関係人口、これを増やしながら、俗に言う大野議員、6月議会お得意の誰一人置き去りにしない、この枠組みの中で、本当3万人が住み続けていける自治体を目指すためには、本当にSNS等々、またインフルエンサーによる様々な発信力が非常に大事だと思ってますんで、今後さらにブラッシュアップをして、どういったことが一番いいのかね、ベター、ベターを積み重ねながら、最終的にはベストになる、そういった方針でやっていきたいと存じておりますので、何か今後またお気づきの点があれば、御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○議長(谷本勝俊 君) 再々質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 再々質問ではございませんが、先ほど僕の質問にもあったとおり、決して冊子が駄目だとか、PDFのそういう画像が駄目だとか、動画が駄目だとかって言ってるつもりはございません。それはそれで見られる方もいらっしゃいます。先ほど答弁のありました今若手の職員でプロジェクトチームをつくって今後そういった発信をしていくとか、されているということで、どんどん進めていっていただけたらなということで、要はターゲットを絞ったPRを手がけてほしいと。そういった広報紙だって必要ですし、広報紙じゃなくてインスタやスマホで情報収集している世代もいるということ、ほんで平たく可もなく不可もなくではなくて、一点集中型で何かを、今回はここってみたいな形をつくるようなめり張りをつけた伊予市の発信力、PR力、ほんでその中で伊予市の観光・食・体験を非常にいろんな様々ないいことがたくさんあります。パラグライダーであったりとか、手打ちのそばであったりとか、御飯もおいしいところもたくさんあるし、中華そばなんかは僕好きなんですけど、おいしいとこ、朝日屋だけじゃなくてほかにもたくさんございます。そういった形とか、ほんで先日たまたま南伊予を通ったときの南伊予駅の夜景は本当にきれいだなっていうふうなことも感じました。それに特化した感じで、例えば鉄道ファンに特化したとか、ラーメンに特化したとか、そういった田舎暮らしに特化したとか、そういっためり張りをつけた宣伝を、今後いろんなおもてなしプランであるとか、先ほどのプロジェクトチームであるとかということも踏まえて進めていっていただくことを願いまして、私の5問目の質問を終わりとします。ありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、次へ行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 最後、6問目の質問をさせていただきます。
物価高騰に対する地方創生臨時交付金についてお聞きいたします。
新型コロナウイルス感染症の長期化並びにロシアの一方的な武力侵攻によるウクライナ危機によって、物価の高騰の影響が様々な分野で起こっております。公明党は、本年3月から4月にかけ、生活者や事業者などから事情を聞く総点検運動を展開し、全国47各種団体との緊急政策要望懇談会や議員主催の地域懇談会を各地で行いました。これにより集約した要望を基に、緊急提言を2度にわたり政府に申し入れたところ、4月26日に決定されたコロナ禍における原油価格・物価高騰などの総合緊急対策において、コロナ禍における原油価格・物価高騰等対策分として創設されることになりました。今回の臨時交付金は、地域の実情に応じた取組の財源に充てれるものであり、国の施策と組合せながら、各自治体の判断により、地域の実情に応じて必要な取組を行ってくださいと言われております。今後、様々な原材料が高騰し、その影響が心配されます。
そこで、以下の3点をお聞きいたします。
まず、1点目ですが、小・中学校、保育施設への給食費等の対策はどうされますでしょうか。
現在、伊予市では、一般財源を充て、保護者に負担がかからないようにしていただいております。大変ありがたいことです。ですが、今後材料費のさらなる高騰で、影響が出てくるかもしれません。どのようにお考えですか、お聞かせください。
2点目、農林水産業への経営支援施策はどうされますでしょうか。
先日、農家の方から、肥料や農薬がかなり上がるから大変との相談をいただきました。第一次産業は、本市にとって大切な産業の一つです。どのようにお考えですか、お聞かせください。
3点目、福祉施設を運営する事業者への支援対策はどうされますでしょうか。
原油価格の高騰により、送迎車やお風呂などの燃料費の高騰、紙おむつも高騰してくると思います。どのようにお考えですか。
以上、3点お聞かせください。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 物価高騰等に対する地方創生臨時交付金について3点の御質問をいただきました。私から1点目の小・中学校、保育施設への給食費等の対策について答弁申し上げます。
このたびの臨時交付金における給食費等への活用につきましては、関係する学校教育課、子育て支援課においてただいま協議中であります。具体的な内容につきまして、市内の小・中学校におきましては、給食材料費の物価高騰分を全国消費者物価指数に基づき5%と見込み、補助金交付要綱を制定の上、物価高騰の影響により現行制度で賄えなくなった額を予算の範囲内で、伊予市学校給食センター運営委員会へ交付する手法を検討しております。
また、市内の私立保育園等におきましても同様に、給食材料費の物価高騰分を全国消費者物価指数に基づき5%と見込み、補助金交付要綱により交付する手法であります。
いずれにいたしましても議員お示しのとおり、長期化するコロナ禍を背景に、食材料費が高騰する中で、極力保護者負担を増やすことなく、栄養バランスや量を保った給食を提供するための有効な手段であると考えておりますので、実現に向け、注力したいと存じます。
以上、答弁といたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 2点目の農林水産業者への経営支援対策につきまして私から答弁申し上げます。
このたびの臨時交付金における農林水産業への支援につきましては、関係課においてただいま協議中でございます。具体的な内容について一例を述べますと、まず事業用燃料代の差額支援につきましては、農林水産省における原油価格高騰に対する緊急対策であるセーフティネットからの補填により国費の保証を受けた場合、重複補助となる可能性が否めないことから、断念をいたしました。
次に、外食産業の低迷等による昨年産米の価格下落と今期の水稲作付に要する資材等の価格高騰に対し、特に影響を受けた米販売農家の経営継続支援に資する資材等経費の一部補助を検討いたしております。
水産部門におきましては、昨年度から漁協及び漁業者に対して、漁業経営の継続・安定化に必要な資材の導入または漁具等の購入に係る経費の支援として補助金を既に交付し、対策を行っていることから、今回は見送ることとしております。
以上、答弁といたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
私から3点目の福祉施設を運営する事業者への支援対策について答弁申し上げます。
議員お示しのとおり、福祉施設においても長期化する新型コロナウイルス感染症の影響や原油価格・物価の高騰は、利用者の送迎や食事の提供など、直接的な経費に加え、それ以外の間接的な経費にも影響が及んでおります。そのため、このたびの臨時交付金の活用について、部内関係課で検討したところでありますが、福祉課所管の自立支援給付や検査費用助成、長寿介護課所管の介護保険給付や検査費用助成、子育て支援課所管の施設型給付・地域型給付や地域子ども・子育て支援事業補助、保育対策総合支援など、これまで様々な別途支援策と他事業者との公平性に鑑み、限られた交付金の中で、庁内他事業を優先すべきものと判断いたしました。
しかしながら、コロナ禍の影響を受けながらもサービスの提供に努める福祉施設を支援することは、施設の維持・存続をもって、利用者や家族、事業者などの生活の安定において重要であると認識しておりますので、引き続き国や県の動向を注視し、適切で効果的な支援につなげてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(谷本勝俊 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
もうおおむねありがとうございましたではあるんですけど、1点だけ、2番目の農林水産業者への経営支援ということで、いろいろ御答弁いただいた中で、米農家さんが、外食産業の低迷によるということで、水稲作付資材の一部補助を検討していくというふうな話ではあるんですが、外食っていうのは、僕はお米だけじゃないと思うんです。野菜もそうですし果物もそうですし、今全般的に肥料や農薬等が、これからもどんどん上がるというふうな形です。かといって、じゃあその農作物が高値で販売されるのかというのも、これも分からないし、そうなると、どんどん外食のお店の金額も上がってくるというふうな、全部つながって考えられると思うんですけど、ちょっとその答弁を私がよく理解してなくて間違ってたらあれなんですけど、お米農家さんだけではなくて、農業全般に当たってする必要があるのじゃないかなと思うので、再度質問をさせていただきます。
◎農業振興課長(池内伸至 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 池内農業振興課長
◎農業振興課長(池内伸至 君) 大野議員の再質問に私のほうから答弁をさせていただきます。
このたび肥料につきましては、JAえひめ中央のほうで購入される肥料についての支援というのが決定をし、既に実施をされているところでございます。
また、全品目につきましての肥料については、化成ではなく堆肥には限定されますけれども、農業活性化緊急対策事業の枠組みの中で既に支援をしております。
今回品目限定を検討しております中で、米価につきましては、直近5年間下落を続けておりまして、昨年度も価格低下を招いたことで、生産者が二重の打撃を受けていること、次に、水稲が市内で最も作付面積が大きい品目であること、さらには、農業再生協議会を通じて生産予定の面積等の把握が容易であったこと、この品目から今回の予算措置に関しては水稲でいこうということで検討しておるところでございます。
次回以降、さらに価格高騰を招いた際の交付金があった際には、議員の御意見も踏まえて、全般的または今回支援から漏れたことについても調査研究を重ね、検討していきたいと思います。
以上です。
○議長(谷本勝俊 君) 再々質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
もう皆さんも御存じのとおり、コロナ禍、今だんだんと徐々にいろんな夏祭りの開催であったりとか、いろんな緩和がされて経済が動き出した感じは受けてはおりますが、まだまだ──
〔一般質問終了5分前のブザーが鳴る〕──厳しい現状ではございます。それを踏まえて、世界の情勢等々によりまして様々な高騰等が続いております。思いも寄らないところに大きなひずみがあっているのが現状でありますので、よく広くアンテナを張っていただいて、そのアンテナもセンサーの感度よく、また即動いていただけるように、伊予市のためにこれからもよろしくお願いいたしたいと思います。私もしっかりとアンテナを張ってどんどんと発言してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で私の一般質問を終わりとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) ありがとうございました。
暫時休憩をいたします。
午前10時55分 休憩
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