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令和3年第6回(12月)伊予市議会定例会 12月7日(火) 一般質問
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内容
会議録
令和3年第6回(12月)伊予市議会定例会
12月7日(火) 一般質問
公明党
大野 鎮司 議員
1. 詐欺から高齢者を守ろう
2. 重すぎるランドセル・鞄について
3. 3万人が住み続けられる伊予市へ(情報収集、発信、共有編)
午前10時51分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
続いて、大野鎮司議員、御登壇願います。
〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 議席番号9番、公明党大野鎮司です。
日野議長に許可をいただきましたので、一般質問を行います。武智市長はじめ、関係理事者の皆様の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
それでは、通告書に沿って質問をいたします。
まず、1問目ですが、詐欺から高齢者を守ろうと題しましてお聞きいたします。
先日、市内にお住まいの高齢者の御夫婦の県外に住む御家族から、両親が振り込め詐欺に遭っているようで、郵便物を止めれないかと電話で御相談を受けました。私は、制度上、特定の郵便物のみ配達を止めるのは難しいのではとお伝えし、とにかく一度詳しく状況を確認に訪問してきました。そこで目にしたのは、私の想像をはるかに超えた現状でした。おびただしい数の郵便物、聞けば、一度に二、三十通の封筒やはがきが、2日に一度のペースで届いていました。中身を確認すると、どれも高額懸賞など当たった、またその権利を維持するために手数料として3,000円から1万円を同封の封筒に入れ郵便で送れとの内容でした。県外に住む家族の方が電話で、何年か前に両親が海外の宝くじを買ったと聞いていたが、そのときはあまり気に留めていなかったとおっしゃっていたので、多分その権利の維持に1口当たりそんなに高額ではないので送り続けていたと思われます。私は、早速長寿介護課へ相談、課長をはじめ職員の皆さん、即対応してくださり、各関係先に連絡。郵便は、時間はかかりますが、配達を止めれる方法を被害に遭った方の御家族の方に連絡をしていただきました。現状でできる最善の対応・対策、家族と本人に対しては、気遣いある対応を迅速にしていただき、長寿介護課の職員の皆さん、本当にありがとうございました。
私は、今回の件以外にも今まで何人もの方から、大野君、こんなはがきや封筒が来たんやけど、振り込め詐欺よねと聞くたびに、詐欺ですから、絶対に返信や電話をしては駄目ですよとお伝えしてきております。私は、多分今回の件は氷山の一角で、被害に遭った方、またまさに被害に遭っている方がいるのではないかと思います。そしてこの手の被害は厄介なことに、被害に遭った方は恥ずかしがったり、家族に怒られると隠したり、本人が被害に遭っていることすら認めない、認めたくないと、周りに分かりづらくなります。高齢化が進み、近くに御家族がいらっしゃる方はまだいいほうですが、市外や県外に御家族がいて、高齢者のみの御家庭は心配です。
そこで、3点お聞きいたします。
まず、1点目ですが、本市の特殊詐欺の被害状況は、難しいかもしれませんが、件数、被害額を分かる範囲でお願いいたします。
2点目、郵便物の対策は、今回のケースのようにどう考えてもおかしい場合、郵便物を止めたり、もしくは郵便局から配達先の家族や市や介護関係先に連絡が入るようにはできないか、お聞きいたします。
3点目、見守りの一環で対応できないか。訪問介護で訪問される方や高齢者見守り員さん、民生児童委員さんに御協力をお願いできないか。
以上、3点よろしくお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 大野鎮司議員より、高齢者を対象とした詐欺防止対策について3点の御質問をいただきました。答弁申し上げます。
1点目の本市の特殊詐欺の被害状況につきまして、市町ごとのデータは公表されていないため、愛媛県の状況を申し上げますと、令和2年の認知件数が42件、被害額は9,158万円であります。ただし、被害に遭っても届け出ていない方、また詐欺であると認識していない方も相当数存在すると考えられることから、実際の被害件数及び被害額は、公表数を大きく超えるものと考えております。
一方、全国の総認知件数1万3,550件のうち、65歳以上の高齢者が被害に遭った割合は85.7%に達しており、認知機能や判断力が低下した高齢者が特殊詐欺のターゲットとなっているのが現状であります。
続いて、2点目の郵便物の対策につきまして、本市では、おれおれ詐欺、還付金詐欺、架空料金請求詐欺など、各種特殊詐欺から高齢者を守るため、経済雇用戦略課に専門知識を有する消費生活相談員を配置し、日々の相談対応や警察をはじめとする関係機関との連絡調整、出前講座の開催等に当たってもらうとともに、広報紙、ホームページ、地上デジタル放送を使った周知啓発など、様々な対策に取り組んでございます。このたび大野議員から御報告をいただいた郵便サービスを使った送りつけ商法についても、注意喚起は行ってまいりましたが、御承知のとおり、郵便物は勝手に開封したり、関係者の申出なしに配達を止めたりすることが、郵便法によって禁じられていることから、有効な対策を講じることができていないのが実情でもあります。
最後に、3点目の見守りの一環で対応できないかにつきまして、高齢者は昼間一人で在宅していることが多く、詐欺グループや悪質な事業者と接するリスクが高まります。このような状況を鑑み、本市では、高齢者見守り員に対して、詐欺防止に関する研修会を定期的に開催するとともに、訪問先で詐欺被害の疑いを発見した場合は、速やかに関係機関に連絡・相談を行っております。
また、高齢者と接する機会が多い地域包括支援センターや伊予市民生児童委員協議会においても同様の研修会を開催し、詐欺防止に努めているところでもございます。
大野鎮司議員お示しのとおり、郵便サービスを使った特殊詐欺を防ぐためには、本人の注意だけでなく、周囲の気づき、声かけが重要であります。現在、行政・警察・地域・関係機関・民間事業者など、多様な主体が連携して見守り活動を行う消費者安全確保地域協議会の設立準備を進めており、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活することができる新たな見守りネットワーク体制を構築してまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 御答弁誠にありがとうございました。
市別では被害総額がまだ出ていないということで、県の件数と全国の件数等々教えていただきまして、多分先ほど市長が言われたとおり、これはまだまだ報告が上がってないものを考えると、こういったものではないんだろうなというふうなことも私も思います。
最後の答弁にも、今後消費者安全確保地域協議会の設立の新しい見守りのネットワークの体制づくりを構築していただくというふうな、大変ありがたく前向きな御答弁をいただきまして、本当感謝申し上げます。
1点再質問なんですが、ちょっと難しいとは思いますけど、先ほどもありましたとおり、私も郵便法でなかなかそういったことを他人が開封したりとかっていうのは難しいとは思うんですが、これも難しいのかも分かりませんが、配達員さんの方からすると、この家にこの封筒がこの量届くっていうのは、ちょっと考えてあれっと思うんじゃないんかなとかというふうに私は思うんですけど、それも法律上、そういったことを他人とか、例えば第三者に伝えるとか、個人情報等のことがあるかも分かりませんが、ここで何かしら郵便局さんからちょっとした情報がいただけるようにはならないのかなと。今回僕も初めていろいろ詳しく資料等を見させていただいたんですけど、振り込め詐欺って、本当に高額なのを振り込むとかぎりかなと思ってたら、この封筒とか見てみると、本当少額なんです、1口3,000円とか6,000円とか。僕もだまされてたら、これぐらいだったら送っとこかぐらいに思う料金なんです。ということは、多分これは私の想像のあれですけど、以前に多分大きな金額がもう既に詐欺に遭われて、そのお金がなくなるのが嫌なので、多分そういうふうに続けているのかなというふうなことを、うまいこと考えるなと、ああいうふうには感じました。そういった点から、やはり郵便物っていうのが、非常に大事なところかと思うんですけど、そういったことを、例えば市のほうから郵便局のほうにお願いすることとかということはできないのか、再質問よろしくお願いいたします。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩いたします。
午前11時02分 休憩
───────────────────────
午前11時02分 再開
○議長(日野猛仁 君) 再開いたします。
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 小笠原経済雇用戦略課長
◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男 君) 失礼いたします。
大野議員の再質問に私のほうからお答えいたします。
郵便の取扱いでございますけれども、こちらは先ほど答弁の中にもございましたが、郵便法の中で厳しい規制がかかっておりますので、なかなか配達員等の判断から難しいところはございます。例えば、お一人じゃない、お二人以上で住まわれている場合、他の御家族の方が頼まれていた商品であったり、また御本人が以前頼んでいたものを忘れてしまっていたというケースもございますので、なかなか難しいことはあろうかと思います。ただ明らかにそれが特殊詐欺につながっていく可能性を秘めているということもあろうかと考えておりますので、伊予市では、日本郵便の四国支社と連携協定を結んで、様々な取組を行っております。その中で、郵便局関係者と定期的に懇談会のほうを持っておりますので、その中で今回大野議員から御提案のあった件も含めて、こちらのほうから申入れを行い、どのような対策を講じることができるか、共に検討協議を重ねてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 大変再質問の答弁も前向きなことで、本当にありがとうございます。こうしている間にも、今詐欺に遭われている方っていうのは、いらっしゃるかもしれません。一日も早い新しい見守りネットワークの構築をしていただき、いろんな方面で、いろんなことを考える詐欺グループから伊予市に住む高齢者を守っていく安全対策を講じていただくようお願い申し上げまして、私の1問目の質問とさせていただきます。ありがとうございました。
それでは、2問目に移ります。
○議長(日野猛仁 君) 次に行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 重過ぎるランドセル・かばんについてお聞きいたします。
このことに関して、以前から保護者の方からお話を聞いておりました。私の娘が中学生のとき、私もかなり重いなとは感じてはおりました。中学生は、自転車通学の生徒もいて、自転車の後ろにかばんを乗せて入りますが、バランスも悪く、非常に危険だと思います。徒歩通学の生徒も大変です。小学生においては、体重の20%を超えるランドセルは体によくないとのことであり、腰痛になっている児童もいると報道で見ました。小学校から遠い地域によっては、重いランドセルを背負って何キロも歩いている小学生もいると思います。今回、この質問をするに当たり、実際に中学生を持つ保護者の方に協力をいただき、重さを量っていただきました。重いかばんの子で10.5キロ、今は冬ですが、夏場はここに水筒が加わります。そしてさらに、今回のタブレット型パソコンも加われば、10.5キロは軽く超えてくるのではないでしょうか。平成30年9月議会で当時の水田議員の答弁に、教科書もサイズが大きくなり、ページ数も増え、以前より重くなっているのが現状。学校は、子どもたちの負担を軽減するため、教科書やノート等、必要最低限の物を持参させ、書写や音楽など、一部の教科によっては教室で保管する。児童の健康面や登下校の安全面から、今後もこれらの課題を学校と保護者が話し合い、適切に対応が取れるように支援とありました。
そこで、2点お聞きいたします。
まず、1点目ですが、置き勉している──置き勉というのは教科書を教室へ置くことなんですけど、教科は何教科中、幾つあるのか、小学・中学別にお教えください。
2点目、置き勉してもしっかり家庭学習ができるようにタブレットを活用していけばと思いますが、以上、2点よろしくお願いいたします。
◎教育長(上岡孝 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 上岡教育長
◎教育長(上岡孝 君) 失礼します。
大野鎮司議員からの重過ぎるランドセル・かばんについての2点の御質問に私から答弁申し上げます。
1点目の置き勉してる教科についてですが、基本的に小・中学校とも、音楽や図画・工作、美術、技術・家庭科、保健体育、道徳など、家庭学習では活用しない教科書は、学校保管となっております。
また、学習プリントや学習プリントをとじるファイルや家庭学習で使わないワークや資料集なども、学校保管としていますが、家庭学習の内容によっては、持ち帰ることもあります。自主学習を推奨していますので、国語・算数・理科・社会・英語といった主要教科については、原則として持ち帰るようにしておりますが、学年や活動内容によっては、そうでないこともあります。各校とも児童・生徒の負担を考えて対応しているところです。
2点目のタブレット活用により、より多くの教科書類の学校保管が可能になるのではないかという御提案ですが、タブレット活用が始まって3か月、まずはタブレットに慣れること、安全に使えることを目標に、実態に合わせて計画的に指導を進めているところです。家庭学習の内容によっては、タブレットでの学習は可能かと思われますが、現在、個々のタブレット活用能力が、家庭で一人で対応できるまでには至っていない児童・生徒もいることなどから、家庭学習をタブレット活用に現段階で切り替えることは、やや難しい状況にあります。ただ、今後各学校の児童・生徒を対象に、日頃のかばんの重さに関するアンケート調査を行うなど、実態把握に努め、置き勉した場合のタブレットの有効活用について、学校現場と情報交換しながら、最善策を調査研究してまいりたいと考えます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 御答弁ありがとうございました。
何かオーケーのようでオーケーじゃないような何か答弁というか、あれなんですけど、ちょっと私もこの質問をするに少しタブレットを活用するっていうのは、時代時代というか、時期的には早いかなということは、正直ありました。ですが、せっかくタブレットを持つことで、極論です。極論を言えば、タブレットの中に教科書が全て入り込めば、もう要らないわけですよね、教科書は。ノートとかドリルとかは必要になるかなと思うんですけど、それが今後はそういったことを進めていくということをしっかり学校側のほうとかにも教育委員会さんのほうから周知といいますか、そういった形で進めていっていただきたいということをぜひ発信していただきたいなというふうに思います。
本当、結構うちのところも今小学生だけになりましたけど、6年生ですので、これぐらいの重さやったら、男やけん持てやみたいな感じで行かせてはおるんですけど、本当、女の子のときの中学校のかばんっていうのは、物すごく重く感じました。それを後ろに乗せて自転車で通学をするということは、ちょっと危険だなと。ちょっとしたときにふらついたら、一気に国道だったら、後ろからダンプでも来たらぐじゃですよ。というところなんで、その点と、あと聞くところによると、先生とかクラスによって置き勉しやすいクラスがあるとかないとかっていうふうな、しやすい生徒というか、ということもよくお聞きするので、またそういったところは、おとなしい子なんかは、先生が構んと言うたとしても、みんなが周りが持ちよるからということでされてる子もいらっしゃいます。中には置き勉したらいかんというのに、昔の生徒なんかはほとんど置いて、かばんはペラペラで行きよったような時代でしたけど、私らのときには。そういった子もよく聞くので、そういった点でやっぱり安全面も考えると、もう少ししっかりいっていただきたいなというふうに思います。
そこで、先ほど教育長のほうから、アンケートをして今後協議をしていくというふうなお話ではあったんですけど、ちょっと前回の水田さんの答弁に、今後もこれらの課題を学校と保護者が話合い、適切な対応が取れるように支援していくというふうな答弁だったんです、30年のときに。そのときには、ずっと私もそういった話は今まで聞かれたことが保護者としてないなと思うんですけど、これはなかったんでしょうか、その話合いというか、そういったことを言う、実際、今回アンケートを取られるということをしていただくようになりましたけど、平成30年には一時こういった質問があったのに関して、何かしら、いつどのような行動があったんでしょうか、御答弁よろしくお願いします。
◎教育長(上岡孝 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 上岡教育長
◎教育長(上岡孝 君) 失礼します。
大野議員の再質問にお答えしたいと思います。
各学校には、それぞれ個人的にかばんがあるいはランドセルが重いというような相談はありました。その都度各学校において、子どもの実情に応じた対応策を各学校で考えているのが現状でございまして、教育委員会としましては、直接ランドセルが重いなど、かばんが重いというような情報もそういったものもなかったもので、そういった対策はしてないのが現状だと思います。私も、この前テレビでランドセル症候群とかいうのも話題に上がっとりましたが、そういったのを見まして、ちょっと調べてみたんですけれども、タブレットを持って帰るならば、タブレットの重さは約1.2キロ、それから小学校の1年の国語の教科書が0.25キログラム、だからタブレットになりますと4冊以上の教科書、教科書によってそれぞれ重さも違いますので、そういったこともありますので、タブレットを持って帰るとなると、4冊ぐらいの教科書を持って帰ることになる。それから、一番簡単なのは、先ほど言われましたように、教科書をタブレット内に入れて、そういったふうにすれば、教科書を持ち帰る必要がないというような御指摘もありましたけれども、デジタル教科書の導入をすれば、そういったことも可能なんですけど、今の教科書をいわゆるデータ化して、PDFとかそういったことでタブレットに入れて家庭学習で利用することは、やや著作権に関して、そういったことは著作権の問題がありまして、それをすぐに今の教科書をデータ化して、個人の学校での学習で使うのは可能なんですが、著作権の問題はないんですけども、それを持ち帰らせて家庭の学習で使うというのは、著作権にやや問題もあるということで、このことに関しては、慎重に調査研究をして、具体策を考えていきたいと考えております。
以上です。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 幾分ちょっと考え方を訂正とは言いませんけれども、この議会で議員さんに発言したことは、学校教育現場だからとかという話じゃないんで、基本的には、もう理事者または教育委員会がしっかりと学校側に精査をして、こういったことだよということで、適切な対応が取れるように支援をしますと言って議員さんに言ったんであれば、それはそういう経過をたどって、現地点に達しなくてはいけないというのは当然のことであります。だから、ただもろもろそういった学校に振ったということは、指示はしてますんで、それぞれの学校の考え方、また校長先生の裁量権もあろうとは思います。ただそういった意味では、また御理解もいただきたいけれども、とにもかくにも議会の一般質問は、非常に私は大事だと認識しております。検討するとか、こういったことをするって言ったのは、どうこうあれ、しっかりと構築をしていきたいなと思ってます。
最後に、答弁協議のときに、例えばの話、タブレット、これから5Gという位置づけの中で、完全にデジタル化をする教育にもなってくる。ただ字を書いたりどうのこうのするのは、やはり鉛筆を持って、しっかりとノートに記入していかないと、もう字がいつまでたっても上手にならないねっていうことがありますけれども、その枠組みの中で、例えばあした勉強する国語の13ページと14ページ、写真を撮って持って帰って、そこを勉強することは、私は可能じゃないのかなと。そういうことを子どもたちが覚えていくことによって、これから到来するであろう5Gの世界、学校教育現場もろもろの連携、そして学校と家庭とをつなげるタブレットを通じた勉強の仕方、いつまたコロナが復活するかも分かりません。そういったこともしっかりと考えながら、今後伊予市としては、やはりデジタル化社会にもしっかりと対応していきたいと思っております。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございます。
ちょっと私も今回の質問は、少し早過ぎるところもあるかなというふうなこともありつつ質問させていただきました。今、私ごとであれですけど、小学校6年生の息子が、毎週金曜日にはタブレットを持って帰るんですけど、もう本当、タブレットから出る宿題は、もうすぐやるんですよね、帰ってきて。普通は、帰ってきてすぐゲームして何もせんので、早せい、早せいになるんですが、本当に子どもたちは楽しくタブレットをしてました。先日、学校の参観日に行ったときも、授業でタブレットを使っているのが本当みんな楽しく、いろんな画像も動く動画が出たりとか、そんなことをしている中で、本当に子どもたちというのは、今のスマホやそういったゲームとかで、僕らより以上にパソコンに触れるところはもう早いし、すぐ慣れます。ですので、先ほど市長が言われたとおり、これからの5Gやデジタル化の推進をしていただく中で、やはり伊予市がICT教育の先進市というぐらいの意気込みで進めていっていただけたらなと思います。3万人が住み続けられる伊予市に当たって、子育て環境の充実は大事です。その次には教育環境だと私は思います。今は少子・高齢化の中で、子どもが1人もしくは2人のところに、何にお金をかけるかっていうとなると、やはり子どもの教育費じゃないでしょうか。やはりそういったところで、しっかりとした伊予市は、公的な学校の場においても先進的なそういった環境が整っているプラスアルファ習い事とかをすることによって、伊予市から世界のリーダーを輩出するんだというぐらいの気概で進めていっていただきたいというお願いをさせていただきまして、2問目を終了させていただきます。ありがとうございました。
○議長(日野猛仁 君) 次に行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、最後の3問目に移ります。
3万人が住み続けられる伊予市へ(情報収集、発信、共有編)としましてお聞きいたします。
2点お聞きいたします。
まず、1点目ですが、本市が住み続けたい自治体ランキング(愛媛県版)第1位、幸福度の高い街ランキング(全国版)第2位とネットニュースで見ました。大変喜ばしいことだと私は思います。本市の大きな目標である3万人が住み続けられる伊予市、これに対して大変プラスになる情報です。今回の内容をどのように分析し、またどのように発信をしているのか、お考えをお聞かせください。
2点目、課の横の連携を強化するなど、さらに市民サービスの向上を目指し、3万人が住み続けられる伊予市へとしてお聞きいたします。
例えば、子育てに関することは、子育て支援課の対応ですが、子育て世代がよく利用する公園の整備は都市住宅課、横の連携を強化することで、現在もいいものができておりますが、さらによいものができるのではないでしょうか。また、健康増進に関する健診受診は健康増進課、教育委員会と連携し、子どもに成人病の怖さ、健診の大切さを伝えることで、子どもから親へ健診の大切さを話されたら、子どもから言われた親は動くものですなどなど、いろいろな例があると思います。全ての施策は、3万人が住み続けられる伊予市へつながるとの考えで、課の横の連携を強化することが大事とは考えますが、御所見をお伺いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 大野鎮司議員より、3万人が住み続けられる伊予市へについて2点の御質問をいただきました。御答弁申し上げます。
このたびの民間建設会社がインターネット経由で実施したいい部屋ネット街の幸福度ランキング、住み続けたい街ランキング2021(愛媛県版)において、本市が愛媛県で1位を獲得し、さらに街の幸福度ランキングでは、四国版で1位、全国版でも2位という名誉な結果をいただきました。回答者のコメントを見てみますと、高速インターや県都松山が近く、公共交通機関が便利に使える。スーパーやドラッグストアが充実し、車で10分程度で大型ショッピングセンターに行ける。治安がよく、自然も多く、子育てがしやすいなど、本市の持つ豊かな自然、交通の利便性といった生活環境のよさが上げられておりました。特に街の幸福度ランキングの設問では、非常に幸福だと思うから非常に不幸だと思うまで10段階で採点されておりましたが、全国2位という幸福度の高さは、生活環境のよさと相まって、本市のこれまでの取組も一定評価され、住み続けたい、幸福だと感じている市民の皆さん方が多いのではないかと存じてもおります。これは、大野議員御指摘の3万人が住み続けられる伊予市の実現を目指す私にとりましても、この上ない至極光栄なことと存じてもおります。本市では、今回の結果をチャンスと捉え、現在注力をしております移住・定住施策のほか、来年度計画をしております首都圏に在住する伊予市関係者の交流会などを通じ、市内外に広くPRするなど、これを機に反転攻勢をかけ、より多くの方に伊予市を知っていただき、また訪れていただき、交流人口及び関係人口、ひいては移住人口の増加、またふるさと納税の増額につなげ、持続可能な伊予市の実現を目指してまいりたいと存じてもおります。
次に、2点目の課の横の連携強化により、市民サービスの向上を目指し、3万人が住み続けられる伊予市へについて申し上げます。
御承知のとおり、近年時代の変化とともに、社会課題や市民ニーズは多様化・複雑化をしてきておりまして、新たな施策や課題を一つの部署だけで対応し、解決することが、大変困難にもなってきております。本市では、これまでも転入・転出や出生・死亡時における必要となる窓口手続の多くをワンストップで完了することができる総合窓口を設置するなど、市民の利便性向上に努めてきたところではございますが、しかしながら、大野議員の御指摘のとおり、今後の行政運営は、これまで以上に多角的な視点が必要であり、部・課をまたがる横連携は、必須であると考えております。今期定例会に関連議案を上程しておりますが、来年度の組織機構の見直しに当たっては、これまで以上に生活者の視点に立ち、新たな行政課題や組織横断的な課題に柔軟に効率的に対応できる体制の構築とともに、報告・連絡・相談等、情報共有のさらなる強化など、職員一人一人の意識改革にも努めてまいる所存でございます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(日野猛仁 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 大変御答弁ありがとうございました。
再質問する言葉もございません。先ほども市長が言われたとおり、本当今回のことっていうのは、捉え方によってはそんなにあれかなということもありますが、いいものはいいものと素直に受け止めて、それをどんどん発信することで、伊予市の魅力を発信していっていただきたい。先ほど質問の中にも申し上げたとおり、全ての施策が3万人が住み続けられる伊予市へつながっているんだとの気概で、市長はじめ職員の皆様、また議員ともしっかり力を合わせて、これからの伊予市のために頑張ってまいりたいというふうに私も思いますので、どうかお力添えのほどよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終了とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(日野猛仁 君) 暫時休憩します。
午前11時27分 休憩
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