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令和7年第1回(3月)伊予市議会定例会 2月27日(木) 一般質問
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内容
会議録
令和7年第1回(3月)伊予市議会定例会
2月27日(木) 一般質問
公明党
大野 鎮司 議員
1 体育館の空調設備について
2 迷惑解消条例を
3 新しい地方経済・生活環境創生交付金(地域防災緊急整備型)について
4 ウェルピア伊予について
△日程第2 一般質問
○議長(門田裕一 君) 日程第2、これから一般質問を行います。
発言の通告がありますので、順次質問を許可します。
なお、発言残り時間及び発言回数をモニターに表示しますので、御確認願います。
大野鎮司議員、御登壇願います。
〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 議席番号9番、公明党大野鎮司です。
門田議長に許可をいただきましたので、一般質問を行います。武智市長をはじめ、関係理事者の皆様の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
それでは、通告に沿って質問いたします。
まず、1問目ですが、体育館の空調設備についてお聞きいたします。
災害時には避難場所になる体育館。最近の温暖化による気温の上昇、期間の延長により、教育現場でもある体育館での活動が、時に重大な事故を起こすかもしれない状況であることは皆さんよく御存じのことかと思います。これ前回の議会でも平岡議員が取り上げてましたんで、ちょっと国の予算等がありましたので、質問させていただきます。
学校体育館への空調整備については、全国的に整備率が低く、避難者の命と生活を守り、子どもたちの教育活動の安全・安心を確保するため、昨年公明党として5年をめどに100%設置を掲げ、支援の充実と柔軟な運用を石破総理に訴え、2024年、令和6年度補正予算において、新たに学校体育館の空調整備に特化した臨時特例交付金が創設されました。
具体的には、補助率は通常より手厚い2分の1、地方負担額の起債充当率100%、元利償還金の交付税措置率50%により、実質地方自治体は25%、初期投資費用が抑えられ、後年度の負担も平準化、補助単価は、従来の約1.5倍にアップ、補助要件にする断熱性の確保は、後年度実施が可能となり、手厚い支援が実現しました。加えて、ランニングコストの支援も訴え、令和7年度より体育館の空調設備のための光熱費について、普通交付税措置が講じられます。
昨年12月末に事業募集を開始したところ、申請期間が1月中旬とタイトなスケジュールであったこともあり、検討が間に合わなかった自治体もあるそうです。文部科学省に確認したところ、全国で30都道府県の申請にとどまり、一つの市町村からも申請がなかった県が17に上回ると聞いております。
こうした状況を踏まえ、公明党が事業の追加受付を石破総理に訴えたところ、追加募集を実施することになりました。具体的には、2月中旬に追加募集を開始し、3月中旬が申請期限となると聞いております。これを機に、学校の普通教室に続き、体育館に空調設備をと考え、以下の4点をお聞きいたします。
12月初めに案内があったかと思いますが、これに対して本市は何らかの検討はされましたでしょうか。
2点目、支援の要綱としまして、断熱の施工がされているというのがあるんですが、この国の予算措置を受けるに当たり、体育館の断熱が必要のようですが、本市の体育館の現状はどのようになっていますでしょうか。
3点目、リスク回避でガスの動力も検討しては。
以前にも提案しましたが、教室は電気、体育館はガスとリスク回避の観点から、電気とは別物で考えてはいかがでしょう。初期投資はガスは予算がかかりますが、ランニングコストは抑えられますが、いかがでしょうか。
4点目、地域防災計画を用いて、学校以外の体育館も検討を。
法律上の指定避難所だけでなく、地域防災計画において避難場所と位置づけられる場合や協定等を締結し、発災時に避難所として開設される場合も含むとありました。これは、すみません、私がこういうふうな資料がありましたので、ちょっとよくよく指摘もありまして、今回のこの国の補正予算には学校以外の施設は含まれないということでしたので、これは取下げさせていただきます。早速国のほうにも要望を申し上げまして、今後こういった学校以外の体育館にも予算措置がされるというふうな動きが、していくということのお答えもいただいておりますので、その準備も併せて整えていただけたらと思います。
ですので、以上、3点お伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 大野鎮司議員から、体育館の空調設備について3点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
1点目の空調設備整備臨時特例交付金については、国の令和6年度補正予算で新設された交付金事業で、起債充当率の向上やランニングコストの支援等が有利になったり、空調設置と同時に断熱性の確保ができていなくてもよくなったり、緩和された部分もありました。
しかしながら、設置工事と断熱工事が分割発注になることに伴う経費増への懸念や交付申請の検討に時間を要すること、市の財政事情も依然厳しいことや支援の対象期間が令和15年度まであることから、今回の国の補正予算事業には対応しないことといたしました。
これまでも市長と幹部職員が総務省へ補助施策の拡充を要請いただいておりますが、教育委員会といたしましても、機会を捉えて要望してまいりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
2点目の現在の体育館における断熱状況ですが、国の補助対象となるための断熱性確保には、屋根や天井、壁であれば断熱材の充填や遮熱塗装、遮熱処理の鋼板張り、窓であれば複層ガラスの設置や日射調整フィルムの内貼り、建具であれば隙間を塞ぐ工事や建具そのものの改修などがありますが、現状として断熱性の確保が行えている体育館はございません。
最後に、3点目のガス空調についてですが、ガスによる空調設備は、都市ガスの整備エリアで多く設置されている傾向が見られます。ガス空調のメリットには、災害時等で電気が遮断された場合でも稼働が可能であることや、一般的に電気よりランニングコストが低いといった点が挙げられます。
一方、デメリットには、仮に本市で設置する場合であれば、LPガスを使用しなければならないため、ガスボンベ庫、またはガスタンクの築造が必要で、イニシャルコストが高くなる点が挙げられます。また、安全な構造となっておりますものの、ガスボンベ庫やガスタンクの設置場所への配慮なども必要になってくると考えられます。
以上のように、ガス空調においても、それぞれメリット、デメリットがありますことから、今後も調査研究に努めてまいりたいと存じます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 答弁ありがとうございました。
なかなか厳しい答弁であるなというふうな感じなんですが、先ほど来申し上げましたとおり、やはり避難場所にもなり得る体育館ということを考えますと、やはり重要なことではないのかなと。避難場所だけではなくて、昨今の気象状況、かなりの暑さで、学校での運動場でそういった活動ができない分、体育館でやるというふうなことが多くなってきている現状、その体育館というのもやはり大きな扇風機を用いてされている学校等々ありますが、やはり何年も前、私たちの子どもから比べると、気温の上昇というのはやはり生半可なものではないかと思います。先ほどの答弁にありますとおり、私はそしたら一応国がこういうふうな形を予算措置もしていただけるのであるんですが、もう伊予市としてはやらないと、一切検討しない、すみません、理解があれなんですが、令和15年までというのは、これはランニングコストの補助が15年までであるから、そういうことをしないということなんでしょうか。せめて、全学校になると、全ての子どもに平等に支援していくことは非常に当たり前のことでかつ重要ではあるんですが、ですが立地の場所によると、町なかの郡中小学校に比べるとどうしても佐礼谷小学校であるとか、中山小学校であるとなると、やはり気温の差も少しは変わってきますし、別に人数が多いからそっちをするというわけではないですが、やはり多くの方が利用されるようなところは優先的にこれを活用をしてやるべきことかと思います。子どもたちの生命、財産を守ることも大事ですし、やはりそういった大きなところの生徒がいる場所には多くの方が避難場所になるかと思いますので、せめて全部というのはいきなりは無理かも分かりませんが、精査して、どこかしていけれる、せっかくこういった国も後押しをしていただけるので、財政が厳しいのは分かりますが、そういった点も踏まえて、再度検討できないのか、答弁よろしくお願いします。
◎教育委員会事務局学校教育課長(谷仲寿夫 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 谷仲教育委員会事務局学校教育課長
◎教育委員会事務局学校教育課長(谷仲寿夫 君) ただいまの大野議員の再質問に私のほうから答弁させていただきます。
総体として、今後伊予市として体育館に設置を進めていくつもりがあるかどうかという御質問だと思いますので、これまでの答弁のとおり、学校教育課としては設置は予定しておりませんでしたところを今回の当該交付金が地域防災計画に基づいて、避難所として優先的な活用が見込まれる学校から整備を進めていくことを後押しするためのものであることから、今後当然ながら、市長部局と連携も必要ではございますけれども、効果的な整備計画が策定された場合など、そういった場合にはできる限り活用して整備していくよう、教育委員会としても協力していきたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございます。
市長部局と相談をして、計画を立てて進めていきたいというのが教育委員会がおっしゃっているんですが、市長部局、総務のほうはどのようなお考えですか。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) ある自治体のトップの方が話された言葉を引用させていただきますけれども、自治体の財政力によってかなりの格差が生じていると、これ子育て支援の関係でございます。取り残されるわけにはいかないが、財政事情でやりたくてもできないことがたくさんある、こう話されております。伊予市も同様でございます。議会から幾つかの提案をいただいております。いずれも市民生活に密着したすばらしい提案だと思っておりますが、やりたくてもやれないことがあるということを御理解いただきたいと存じます。
それと、現在、各地で老朽インフラの事故が発生しております。これも本市も例外ではございません。今、どこに投資するべきか、将来何に投資するか、中・長期の計画の下、予算編成と事業執行ができるように努めていきたいと考えます。
以上です。よろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 今年の1月20日に総務大臣室を訪ねました。総務省のほうから、体育館のエアコンに対しても、要は避難施設の位置づけで出るような形になるからということで、今後伊予市13校ありますけれども、今大野議員が言われたように、優先順位って言うと幾分語弊があるかもしれないけれども、そういった枠組みの中で、今後財政事業等も鑑みながら、教育委員会、市長部局一体となって、一校でもエアコンを設置するように考えておりますので、今の答弁聞くと、やらないというような感じに取れたんで、そういうことでよろしくお願いします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、2問目に移ります。
迷惑解消条例を、市民の困ったを解消しませんかと題しましてお聞きいたします。
日頃より様々な方からいろんなお困り事をお聞きしております。その都度、担当課に連絡をし、改善できることは迅速に対応してくださったり、アドバイスをくれたりと大変助かっております。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございます。
ですが、中にはちょっとしたことで改善ができるのに解消できないこともあります。御相談を受けた私としては、できる限り解決したいのですが、そうもいきません。
そこで、伊予市版迷惑条例を制定し、少しでも多くの困ったをたくさん解消できたらと考えます。例えば、お隣が空き家になって樹木や崩れかけた塀が危なくて困っている、向かいの家の駐車場に敷いている鉄板を踏むたびに、通るたびにうるさくて困っている、地域の水路掃除、高齢者しかいなくて作業ができずに困っている、地域でごみ出しができづらい高齢者が多くなり、ごみが出せなくなってくるのではと困っているなどなど。
そこで、条例ですから、そこまでの強制力はないかもしれませんが、例えば相手側に市から何かのアクションができたり、例えば団体や個人を募り、代わりに水路掃除やごみ出しの手伝いをすると、その団体や個人に謝礼が出せるようにするなど、できれば困っている市民の皆さんが喜ばれると思いますが、御見解をお聞かせください。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 大野鎮司議員から、迷惑解消条例をについての御質問に私から答弁申し上げます。
空き家や樹木等に関する市民の皆様からのお困り事相談は、環境部門と空き家対策部門を合わせて、令和4年度119件、令和5年度131件、令和6年度は現時点で132件となっております。1回の相談には半日以上かかることもございます。
このような状況の中で、お示しの事例につきまして順を追って説明をいたします。
1点目と2点目につきまして、本市に相談があった場合、まず職員が現地の状況を確認し、その後、原因者に対して直接お話しするか、会えない場合は文書等で改善要請を行っております。しかし、相手の対処が遅れることや従わないケースもあり、対応に苦慮している場合もございます。
なお、個人の財産や所有権に関わる事柄であり、命に危険が及ぶ緊急事態などではない限り、強制力を行使することはできません。そのため、引き続き同様の対応を行いたいと考えております。
なお、これまで隣家から越境した枝については、隣家の所有者に対応をお願いする方法しかありませんでしたが、令和5年4月1日から改正民法が施行されました。これにより、竹木の所有者にお願いしても相当の期間内、2週間程度に対応しない場合や災害などの緊急事態に該当する場合、一定の条件下で越境された土地の所有者が自ら枝を切除することができるようになりました。
3点目につきまして、本市に相談があった場合は、地域の代表者と相談をお願いし、より広い範囲での地域清掃により対応することで、一人一人の負担を減らす工夫をお願いしております。
4点目につきまして、高齢化や核家族化の進行により、ごみ出しが困難な方々が増えていることが懸念をされます。戸別回収などの方法が将来的な課題となりますが、現状では財政的に対応が困難なことから、高齢者や障がい者などごみ出しが困難な方々につきましては、介護保険事業や障がい福祉の居宅介護サービスの活用を勧めております。
なお、ごみステーションまでの運搬が困難という相談は、年に1回程度であり、親族や御近所の方の支援を受けたり、リアカーや押し車を活用したりして対応されているケースが多いものと考えております。
なお、現行では、条例の制定につきまして、本市では環境美化条例や県の迷惑防止条例、各種法令等の範囲内で対応できるものと考えており、またごみ出しに対する謝礼につきましても、介護や福祉サービスの活用をお願いしているところでございますが、今後超高齢化社会の到来により、社会情勢の変化に対応するためには、新しい制度の設計も考えなければならない時期に来ております。そのため、新たな条例や助成は、今後の課題として、近隣市町の動向を注視しつつ、引き続き調査研究に努めてまいります。
いずれにいたしましても、市民の皆様が、何かお困り事がございましたら、環境政策課窓口にお気軽に御相談いただきますようお願いを申し上げ、以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
よくたくさんいつもいろんな方からよくお聞きしますし、先日、郡中校区の議会報告会の中でも、ごみ出しのことは各地域とも大変困っているというか、これから多分どうなるであろうという不安を抱えていらっしゃる方の声もたくさんいただいております。なかなか先ほどの答弁の中で、例えば清掃の地域を広げることによって、各一人の分担が楽になるというふうなのもあるんですけど、でも最近では、例えば自治会に入らないというふうな若い方もいる、そういった問題も絡み合ってくると、これからだんだんと厳しい状況になってくるのじゃないかなというふうに懸念されますので、その辺も踏まえまして、ぜひとも御検討いただけたらなと思います。
再質問ですが、2点お聞きいたします。
まず、1点目では、どうしても相手のあることですから、こういうふうなことを、のけてくださいよとか言うてもなかなか聞いていただけない、いろんな相手方も事情があるんでしょう、のこともあるかと思うんですが、例えばよく税金を滞納すると、税務課のほうからだんだん封筒が色分けされてくるじゃないですか、色が変わってきて、普通の茶色から赤に、督促状的な感じですよね。そういった形で、脅しじゃないですけど、そうやって従っていただけない方に、そういったふうな少しのちょっとした違ったアクションをしたらどうかなと思うんですけど、その辺の御答弁をお願いしたいのが1点と、先ほどこれふれあいごみ出しというのは僕も以前一般質問を行いましたが、そのときの答弁も、やはり介護保険サービスを使ったらいいというふうな答弁ではありました。でも、結構年寄りの方というのは、そんなに言うてもやらないかんなと結構我慢強い方が多いんですよね。こんなこと言うてもいかんやろうなというようなことも多くいらっしゃることもお聞きいたします。もっともっとこういった方には使えるんだよというふうなアナウンスはどのようにされていくのか、またそういった対象者に、例えば受け取り型ではなくて、プッシュ型なそういう行政サービスということをしていくことが、これからの時代大事じゃないかなと思いますが、以上の2点、よろしくお願いします。
◎環境政策課長(久保貴比古 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 久保環境政策課長
◎環境政策課長(久保貴比古 君) ただいまの大野議員の御質問に私のほうからお答えいたします。
1問目の御質問につきましては、大変参考になりますので、今後そういったことができないか検討してまいりたいと存じます。
2点目につきましては、いろんな相談ございまして、年1回程度、実はあまり多くは我々に届いてはないんですけど、年に1回程度ごみ出し困難な相談があった場合は、内容をお伺いして、場合によったら現地に伺って状況を確認しております。多くの場合は、大体家庭に健常者がおられたり、隣に若い夫婦が住んどったり、お手伝いできるのにできませんというケースがあるんですけど、今後高齢化社会の到来は確実ですので、独居老人が確実に増えてくると。そういうことを考えますと、将来的にはほかの市町村がやっています一部の戸別収集であったり、そういったこともしていかないといけないなという時期には来ていると考えておるんです。松山市等のほかの市町村の動向を確認しますと、ほぼ本市の介護サービスと同じような状況が対象者になっておりますので、今後ほかの市町村の動向を確認しながら、それらが少しずつ緩和していくのか、増やしていくのかということを検討していきながら、我々も研究に努めて、将来的な導入を検討したいと存じます。
あと広報につきましては、そういう相談がございましたら、介護サービスであったり、そういったことの御紹介をしたりしております。今後、そういうサービス等門戸を増やすようなことがございましたら、また口頭通知で対象者の方に通知行きたいと存じますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
再質問ではないですが、やはり相談件数を見るとそんなに多くないかも分かりませんけど、言いたくても言えないとか、遠慮して言えないという方もいっぱいいらっしゃいます。この数は氷山の一角かと思いますので、受けではなくて攻めのサービス、先ほど広報等にもしていただくということでしたので、今後もそういった点でこちらのほうから、当然、言われてからじゃないとなかなか難しいというのもよく分かるんですが、そういった人もいらっしゃるという意識の下、取り組んでいただけたらなと思いますので、以上で2問は終わります。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 3問目、新しい地方経済・生活環境創生交付金(地域防災緊急整備型)についてお聞きいたします。
新しい地方経済・生活循環創生交付金(地域防災緊急整備型)とは、安心・安全で心豊かに暮らせる持続可能な地域経済社会をつくるため、トイレ、キッチン、ベッド、風呂の迅速な提供など、避難場所の生活環境の抜本的な改善をはじめ、災害にも対応できる魅力的な地域づくりを目指す地方公共団体の先進的な取組を交付金により緊急的に支援するものです。
具体例を挙げますと、地域の防災・減災の向上に必要な車両や資機材の購入費、快適なトイレ環境としまして、トイレカー、トイレトレーラー、簡易トイレ等。温かい食事や多様なメニュー、キッチンカーやキッチンコンテナ、炊き出し用の資機材等。プライバシー確保、ベッドとしましては、テント式のパーティション、屋内のインスタントハウス、簡易型ベッド等。入浴環境は、シャワーカーや水循環型シャワー、仮設入浴設備等。資機材を収納するための整備、改築する倉庫のスペースの整備に要する経費も認められております。資機材購入のためのNPOの民間企業等への補助経費、外部アドバイザーへの招聘の経費、広報、プロモーション経費などなど、こういった形で国のほうから多く支援がされているようです。
現在、本市もトイレカーを購入するようになっておりますが、このような国からの予算措置を使い、少しでも本市の財源への影響を少なくし、よりよい整備環境を図るべきと考えます。また、先ほどの具体例にもありますように、トイレカー以外にも様々なことが対象となるようです。
このことを踏まえて、本市はどのような計画をされていますでしょうか。
また、この交付金を使い、現在本市は2台のトイレカーを整備予定ですが、災害時には道路が寸断され、中山、双海へのトイレカーを派遣することができないかもしれません。中山、双海にも各1台、本庁舎地域に2台置くべきと考えますが、御所見をお伺いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 大野鎮司議員の新しい地方経済・生活環境創生交付金(地域防災緊急整備型)に関する御質問について私から答弁申し上げます。
この交付金の趣旨、目的、事業概要についてはお示しのとおりで、国の令和6年度補正予算により措置されました。昨年12月下旬に内閣府からの説明を受け、交付金活用による防災資機材等の整備の検討をいたしましたが、申請期限が1月中旬ということで、資機材や必要数量の精査、保管場所の確保などに時間を要するため、今回の補正予算による交付金事業の活用には至らなかったものでございます。
この交付金、地域防災緊急整備型は、令和7年度以降の実施は未定とされておりますが、交付目的である避難所の生活環境の抜本的な改善や災害にも対応できる魅力的な地域づくりを推進するためには、単年度で改善が図られるものではなく、計画的に継続した取組が必要不可欠であることから、対象経費の拡充も含め、令和7年度以降も継続するよう、今年2月初旬に開催された中予市議会議長会を通じて、国に所要の措置を講じるように強く要望したところでもございます。また、私からも災害関連死を防ぐ方策をしっかりと検討するよう指示もいたしております。災害時におけるトイレ環境の整備は、そういった観点からも非常に重要であると認識をいたしております。令和7年度に同様の予算が組まれる場合は、交付金を活用し、簡易トイレなどの避難所の生活環境の改善に努めてまいりたいと考えております。
トイレカーにつきましては、平時の利活用も視野に入れながら、検討していかなくてはならないと考えております。まずは、現在調達予定の2台の利活用状況を見極めたいと存じます。
なお、国において、災害時に活用可能なトイレカーを登録、データベース化し、発災時にはニーズに応じて迅速に他の被災地へ派遣する仕組みも創設する予定としております。
また、県下の取組として、平成28年2月に締結した災害時における愛媛県市町相互応援に関する協定に基づき、発災時には八幡浜市と相互に被災地支援を行うことといたしております。先般も八幡浜市の危機管理担当部局と、トイレカーの派遣も含め、発災時の相互連携について改めて確認をいたしました。有事の際には、こういった制度を活用して、トイレカーを確保してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
できたら中山、双海にも1台ずつ置ければいいかなというふうには思っておりますが、なかなか予算、財政面、補助があるとはいえ、厳しい、置いたとしてもこれからどう使っていくのかというのも確認される材料ということも理解しております。知らなかったんですけど、広域にそういった状況を踏まえて、例えば近隣市町のほうからトイレカーを派遣していただくとなれば、例えば中山でしたら内子のほうからとか、双海のほうでしたら長浜のほうとかからいただけるというので、少し安心もしておりますが、そういった形でいろいろ考えていただくのはよく分かりました。
でも、一つ僕疑問に思うのが、先ほどの体育館の国の予算措置もそうなんですけど、今回の防災の予算措置もそうなんですけど、これは国が地方自治体にこういった予算措置をしますよという案内が遅いんでしょうか。それとも、なかなか仕事が忙しくて、それが検討してない状況なんでしょうか。先ほどの答弁も、なかなかタイトな時間ということもありました。今回もそうです。それはそれで、どちらが遅いんですか、国のほうか、それとも市の職員の仕事の量が多いんでしょうか。もうちょっと例えば遅くないのであれば、もっとアンテナを張り巡らせて、そういった情報に敏感になるべきではないでしょうか。財政面が大変だ、大変だというのは大いに分かりますし、改善していかなくちゃいけないことの一つだというようなことは私も理解しております。だからこそ、そういった県や国のほうから予算措置をしていただける、いろんなことにつながってくると思うんですが、その点はどうなんでしょうか、お聞かせください。
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 宮崎危機管理課長
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) ただいまの大野議員の再質問にお答えを申し上げます。
まず、スケジュール的な面でございますけれども、今回の地域防災緊急整備型の交付金でございますけれども、答弁の中でもございました、12月下旬といいますのが、12月26日にウェブで国から説明会を受けております。申請期限と申しますのが、1月中旬ということで答弁申し上げたんですけれども、1月17日までに申請書類を事前に確認をするから提出をしてくれというふうなことで説明を受けております。この間、年末年始の休暇も含みますし、実質10日前後でそれを作り上げないといけないというふうなタイトなスケジュールでございました。
もう一つ、マンパワーにつきましても、この短期間の中で、こういった申請計画書の作成を仕上げるというのは、なかなか非常にタイトなスケジュールでございます。ただ、危機管理課におきましても、こういった補助の国からの案内がこういった形で出てくるというところも踏まえて、議員お示しのとおり、アンテナを事前から張り、それから事前にどういったものがどれだけ必要なのか、そういったところも計画的に考えていく必要があるというふうなところで、課内でも周知啓発を図ったところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 令和7年の今になった伊予市は、基本的には一つの例を言うと、県よりも早い段階で情報をつかむシステムも構築もしているんですよ。2地域の拠点、移住促進の枠も様々な国とのお話合いの中で、そんなのがあるんならある程度事前に用意しとこうねと言いながらもやっているし、特別交付金とかというのがあって、今回有事の話ですんで、即大野議員の質問と関連はしないかもしれないけれども、伊予市の下灘の一部がUPZのエリアに含まれていると。伊方町や八幡浜市や大洲市の方々が避難する一つの選択肢として、下灘の港、豊田漁港に集まって、そこから車で放射能がない安全な松山のほうに逃がしてもらう。でも、もし伊方原発に有事の際があった場合は、私の考え方は、山間部の山なんか土砂崩れで車が通れなくなる。当然、昨年も国道378号で高野川で土砂崩れがあって、3日間、通行止めになりました。それで、昨年、伊予市の3つの漁業協同組合、伊予、上灘、下灘と提携を結んで、もし津波の心配がないんであれば、漁船で逃がしてよという協定ですけどね、そのために必要なのは、まず港を強靱化していかないといけない、そういう特別交付金とか毎年のように陳情してます。それもタイミングよくいかないといかないんで、それもちゃんと国の国会議員の先生方の御指導も得ながらやってます。だから、端から見たら、ちょっと鈍いよねと思うところもあるかもしれませんけど、そういったことを一つ一つ構築をしていきながら、我々行政も市民の皆さん方の生命と財産を守るというのが第一義でありますんで、そういったことを一つ一つ含めながら、私の一番強い思いは、とにもかくにも関連死を限りなくゼロにしていく、そういった思いで職員とその思いを共有してますんで、今後とも何かありましたら、大野議員におかれましても、さらなる御高配と御享受賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございます。
先ほどの宮崎課長の答弁もしかり、先ほどの市長のほうもしかり、多分ほかの課の課長さんもそうなんでしょう。前もっていろんな計画を立てて、アンテナを張り巡らせてしていただいていることが分かったので、大変よかったです。そうすると、国が悪いというのを私は思いましたので、私は伊予市議会議員やから、おまえが何ぼ言えるんぞと言うかもしれませんが、私は公明党の議員です。我が党は、何でも言えるのがいいところですので、早速国の国会議員等にも強く要望をして、もっと早く出して、伊予市の職員の皆さんが、大変多忙の中、計画を持って予算を使えるような環境をつくれというようなことを強く申し上げていきたいというふうに決意をして、3問目を終わります。
以上です。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、最後、ウェルピア伊予についてお聞きいたします。
今、話題の案件です。最近は減りましたが、住んでいるのが鳥ノ木でもありますので、多くの方から問合せをいただきました。そのとき、私は、想像やイメージでなく、知り得る情報を裏をしっかり取った情報を伝えていきました。その中で、何か偏った情報で多くの方が理解されているように感じ、伊予市側でもなく、ウェルピア側でもなく、フラットな立場で自分としてここはどうなのかというところを御質問したいと思います。
ちなみに、ウェルピア伊予、私個人としては、残せるものなら残したらいいと思っております。
それでは、以下の5点をお聞きいたします。
まず、1点目ですが、プールの水が漏水していると以前全員協議会でお聞きしました。
では、どのぐらいの量が漏水しているのでしょうか、分かりやすくペットボトルの数でよろしくお願いします。記憶に新しいかと思いますが、埼玉の道路が陥没した事故は、そのような影響がないのか、よろしくお願いします。
2点目、長期修繕計画ができていないのはなぜか。それに対して、ウェルピアから問合せはなかったのでしょうか。いろんな方から、市が長期修繕計画を怠ったからこのようなことになったのだとお聞きしました。実際、そうならば、なぜ計画を実施できなかったのか。
また、長期修繕計画は、Fun Space(ファンスペース)さんから最初に示し、市に渡したものと聞いております。なら、普通なら計画が実行されていないのは分かるはずだと思います。それに対して、何らかのFun Space(ファンスペース)さんからアクションはなかったのでしょうか。普通自分のほうから出しとんで、何年かして進んでなかったら、これどうなっとんでしょうかとあるのが僕の常識からするとそうかなと思いますので、お聞かせください。
3点目、予定されていたウェルピアからの利益剰余金の実績が、計画に届いていないのはなぜ。そのことに対して、市は話し合う場を持ちどうしたのか。
Fun Space(ファンスペース)さんが計画をした利益剰余金、計画どおりに納められてないとお聞きしております。その理由は。
また、数年間、その予定どおりに進んでいなかったのなら、話合いの場を私ならしますが、それがあったんでしょうか、なかったんでしょうか、手を打たなかったのですか、お聞かせください。
4点目、1社ではなく、数社の力で運営してはと思いますが、市のお考えは。
今さら以前の話をしても仕方ありません。ウェルピア伊予の施設、十分利益を出しているところもあるとお聞きしております。では、その分野を得意としている民間の力をお借りし、Fun Space(ファンスペース)1社ではなく、数社で運営することにより、維持が可能になってくるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
5点目、全ての現状を市民にお示しし、全戸配布のアンケートを実施すべきかと思います。
最後に、全ての情報、状況を市民にお示しをし、多くの市民の御意見を聞くべきではないでしょうか。この際、公平・公正なアンケート収集になるよう、十分に気をつけて行ってもらいたいと思います。
以上、5点よろしくお願いします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 大野鎮司議員から、ウェルピア伊予に関する5点の御質問に私から答弁を申し上げます。
1点目につきましては、指定管理者から定例会の際、プールのオープン期間中の漏水量が約3,000トンと報告をされております。これは、500ミリリットルのペットボトルに換算すると約600万本、2リットルのペットボトルでは約150万本に相当いたします。分かりやすく例えますと、25メートルプールで水深1メートルとした場合、約8杯分に相当いたします。
現在、陥没などは確認をされておりませんが、配管の埋設深さは1.5メートル程度と想定をしており、埼玉県で発生したような大規模な陥没は発生をしないものと考えております。
2点目につきましては、昭和56年のオープンから28年目の平成20年に本市が取得をし、指定管理による運営が開始されました。その後、平成23年10月に指定管理者であるFun Space(ファンスペース)株式会社から提出された長期修繕計画によりますと、令和7年度までの15年間に係る修繕や更新費用は約18億7,000万円、年平均で約1億2,500万円となっております。ただ、この計画は、予防保全の観点から、一般的な設備等の耐用年数に基づいて計画されております。したがいまして、実施に際しましては、指定管理者から運営に支障を来すおそれがあり、緊急性を要する修繕や更新箇所の要望を聞き取り、双方で協議をした上、対応をしております。
市が16年間で支出した費用は約11億円で、年平均が約7,000万円のうち、コロナ関連の支援金及び建物関係の火災保険料等を差し引いた修繕や更新に係る費用は約9億円で、年平均で約5,600万円でございます。
3点目につきまして、売上げを含む運営状況につきましては、毎月の定例会で協議をしておりますが、近年は新型コロナウイルス感染症の影響、夏場の著しい気温上昇などによる天候不順、物価や人件費の高騰などの社会情勢が影響していると指定管理者から説明を受けております。
新たな自主事業なども実施をいたしておりますが、今後も利益を上げるのが難しい状況が続くと予想されます。
4点目につきまして、複数社で運営をする場合、施設の管理区分の設定や光熱水費の負担割合、管理事務所の確保などの課題が想定をされます。
5点目につきまして、令和7年度は、施設の現時点での劣化状況を調査し、改修に必要な経費を把握した後、これらの結果を基に、アンケート調査を実施し、市民の皆様の御意見や御要望をお聞きして、今後の施設の方向性を決定してまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
よく分かったのは、水の量かなというぐらいで、あと何か分かったような分かってないような、修繕計画にはまあまあこれぐらい要るとか、コロナがあってとか、人件費の高騰があって利益がなかなか出せないであるというようなことも何となくふわっと分かったような感じです。ですが、これは別にウェルピアだけにかかわらず、いろんな企業さんにおいては、例えば飲食店なんかも非常に大打撃を受けながら生き残ってきた飲食店だってあります。そんなことをいろいろ企業努力をしながらやってきた。十分ウェルピアさんも企業努力を今までしてきたのかなと思うんですが、そういった点でも、両サイドがしっかり話合いを僕は持つべきだったのではないかなというふうにお聞きをして思いました。数字だけを見ると、維持は難しいのかなというふうに考えられますが、まだ手の打ちどころはあるのではないかなというふうにも考えられます。指定管理者、前ちらっとお聞きしたことは、指定管理者として市に何か物を言うことはなかなかできないというふうなこともお聞きもしました。そこが一番の問題じゃないですか。契約している相手方、雇主じゃないですが、そういったところで言いにくいこととかあるかもしれませんが、やはりパートナーとして何でも物が言えるということが非常に、夫婦でもそうじゃないですか。何でも隠し事であったりとか、うそをついているとか、そんなことではなくて、しっかりと話をするということが大事じゃないかなと。
あと、このお金というのは、やはり誰のお金でもない、市民の税金が投資されて、使われて運営されています。これはウェルピアにしても、伊予市にしても、もう少し考えながらやっていただきたい。多くの方が残してほしいという声もたくさんお聞きしますが、中にはもうこういう状況ではもう無理じゃないかというふうな声もお聞きしております。最後のところにある全ての情報を正しく、ウェルピア側の言い分もいろいろあると思います。そのことも踏まえて、しっかりとした情報を市民に提示をして、まずは聞いて、今後検討していく。急にどうこうするのではなくて、やめるのでもなく、やらないのでもなく、まずは市民の声を聞くということが大事かと思います。そのときに先ほどありましたとおり、アンケートの仕方によったら、自分の都合のいいようにしようと思えば、やろうと思えばいろんなことができるかと思います。そういったことはされないと思いますが、一部の方がそういったふうな形もやろうと思えばできますので、公平・公正なアンケートの実施を工夫をして、知恵を絞りながら、ぜひ行っていっていただきたいというふうに思いますが、そういうふうにしていくんだよというふうな感じの答弁ではあるんですけど、再度力強い御答弁いただけたら、できれば市長、よろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 私がここで長い話をすると、その言葉の一部をはしょられて、違った方向にも行くんで、端的に言いますが、私が常にずっともう5年も前から言っているのは、令和7年の枠の中で、あの当時から15年がたつということで、3万坪にある上に乗っかっている施設を全部リセットして新たにすることは極めて難しいですよというのはこれは変わらない考え方です。ただし、今年3月にコンサルが提示をしてくる今までの利用状況であったり今後の在り方というのをベースに、3月以降、これから当然のごとく議員の皆様方や区長会や当然ウェルピア関係者や市民の皆さん方の意見を聞いて、でき得れば令和9年度ぐらいまでには一つの方向性、だから何もかもなくすんじゃなしに、方向性を決めて、どうしてもこれが要るんだ、これが欲しいんだという声も受け止めて、令和9年度以降ぐらいからできたらこのウェルピアの在り方を決定していきたい。だから、なくすんじゃないし、なくすとは一言も言ってない。ただし、基本的に私が議事録に残っているのは、ああいう場がなかったら、敬老会どこでやるのと。また昔のように、南伊予であれば、75歳以上のおうちに総代さんがお迎えに行って、片や役員が体育館にござ敷いて、お膳並べて、そして終わったらまたおうちに持って帰る、こんなことがあったら暴動が起きますよと、私本当に思っているんです。だから、そういう社会的要因、カルチャーの施設であったり、また人権土曜講座であったり、そういった場所をつくっておかないと絶対駄目だと。そして、重信川以南にとっては、社会的にも非常に重要な施設なんで、今後これから皆さんの御意見を聞いて、その後にまたアンケートをしていくということなんで、アンケートは今言われたように、どんなにでもなりますよ。だから、そういうことじゃなしに、まずは様々な方々の御意見を聞いて、それをベースに、だから要するに、3月にそのコンサルの成果品が出てきます。これがA、B、Cというプランがあっても、皆さんの意見を聞いてD、F、Gというのがあれば、それにシフトしていくことも可能なんだけれども、まずはウェルピアの現状、だから、私はウェルピア大事に思っているんですよ。なかったら私も困ることもあるんで。だけれども、そういったことを爪に火をともす思いで、伊予市に納めてくれた税金を何もかも当たり前に使うことは間違いだということでありますんで、その点だけは御理解をいただきたいし、そもそも3万坪のうち、5,000坪か1万坪ぐらいは防災公園、野球場もそのことが可能になりますんで、そういった公園と大野議員がお住まいの八反地川の川に人道橋を架けて、有事の際には避難民をウェルピアのほうに逃がしていく、これも何ら変わってない考え方なんです。全部をリセットすることは極めて難しい。でも、それもやれって言うんなら、70億円かかるのか100億円かかるのか分かりませんけれども、それもまた考えますけれども、多分丁寧に説明したら、全部をリセットしてやれ。だから、だましだましでもいいから続ける間は、少なくともまず令和8年3月31日、一応今の契約は契約が切れますけど、恐らくまだ続いていると思いますよ、令和9年、まだ1年間。そういう枠の中でも、何かのベースがないと、皆さん方の意見を聞けない。何のベースもなしにやると、ある意味烏合の衆の集まりのかんかんがくがくになるんで、それをつくります。ただ、私がここで謝りたいのは、説明をするための説明がなかったというんなら、伏してお謝りをいたしますけれども、まず説明ができるレールをつくってから、市民の皆さんに説明をしていくということですので、御理解を賜りたいと思っております。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。なかなか難しい問題で、僕も今回この件に関しましては、非常に変な進み方をしているなと、市民が分断されるような形でやってきているなということを感じておりました。先ほど来、市長の答弁もありましたとおり、しっかりとデータをそろえて、しっかり市民の皆さんの声を聞いて、そして判断をしていくと。契約としましては、令和8年3月に切れるというのであれば、令和9年度までになると約1年間というのは先ほどの答弁を理解すると、1年間は延長していくのかなというふうに、休止をすることなく、そのまま現存していくのかなと理解しました。ですが、中にはじゃあその1年間の経費をまた払っていかなくちゃいけないのにどうするのぞというふうな意見があるのもこれも確かなので、そういったところもしっかりと理解していただいて、最もいろんな面で市とウェルピア、Fun Space(ファンスペース)が、いろんな腹を割って話をして、その指定管理にして非常に雇用にもなったり、市民の憩いにもなったりとか、大事な施設ではあります。でも、それにはやっぱり予算がかかるということで、企業として民間のFun Space(ファンスペース)さんに任せているのだから、だからこそ民間のいいところも発揮していただいて、市ができないこともいろんな知恵を出していただいて、もっと利益を上げていただいて、少しでも、ただ憩いの場の提供だけではなくて、それをしていくには予算も要るわけですから、市民のそういった利益も非常に大事だということを両方が大事ですので、こっちはあれやけど、こっちはいかんじゃなくて、そういった点を多く市としても強く、またFun Space(ファンスペース)さんが伊予市に対する不満もしっかりと、別に言えないわけではないので、そういったところをしていただきまして、よろしくお願いしたいと思います。
これで私の今期最後の一般質問を終了としたいと思います。次は、しっかりまたいろいろこの場に立つことがありましたら、様々なこと、私の質問は市民の皆さんからいただいた声が一般質問の内容になっておりますので、多くの皆さんからお聞きしたお声をしっかりとまた遠慮なくぶつけてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
以上で終了します。ありがとうございました。
○議長(門田裕一 君) 暫時休憩いたします。
午前10時56分 休憩
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