伊予市議会
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
党派名でさがす
/
公明党
/
令和6年第8回(12月)伊予市議会定例会 12月6日(金) 一般質問
本会議でさがす
議員名でさがす
党派名でさがす
操作方法について
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
令和6年第8回(12月)伊予市議会定例会
12月6日(金) 一般質問
公明党
大野 鎮司 議員
1 一歩進んだ防災・減災対策について
2 市民を守る、防犯支援の充実へ
3 コミスクについて問う
4 未来の市長作文コンクールを
5 海の遊園地を伊予市へ
午後2時30分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
続いて、大野鎮司議員、御登壇願います。
〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 議席番号9番、公明党大野鎮司です。
門田議長に許可をいただきましたので、今年最後の一般質問を行います。武智市長はじめ、関係理事者の皆様の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
それでは、通告に沿って質問をいたします。
まず、1問目ですが、一歩進んだ防災・減災対策についてお聞きいたします。3点お聞きいたします。
公助には限界があり、自助・共助が大切なことは、皆さん分かり切ったこと、市民お一人お一人の防災意識の向上が、防災・減災へつながっていくのではないでしょうか。災害を学び、体験する、備えるが重要です。特に災害の模擬体験は、とても大切だと感じます。そして、ふだん自分が住んでいる地域、学校、事務所などで体験できれば、災害に対する危機意識はもっと身近に感じられると思います。
近年、自然災害が激甚化・頻発化する中、被害を最小限に抑えるためには、防災意識を高めていくことが重要であるとして、防災訓練の最新技術であるARやVRを取り入れて、リアルな災害体験が可能になったと思います。
そこで1つ目に、各種防災訓練などにARやVRなどを取り入れてはいかがでしょうか。
2番目ですが、一般社団法人全国防災共助協会では、スマホのアプリを活用した次世代型の防災対策に取り組んでいます。市民は「みたチョ」というアプリをダウンロードして利用します。カメラで周辺の風景を写すと、GPSを利用して避難場所が表示され、知らない地域でも誘導してくれ、利用者の安否情報も発信されます。自治体は、協会と協定を結ぶことにより、無料で使用できるとのことです。
そこで2つ目に、スマホアプリ「みたチョ」を導入してはいかがでしょうか。実際、こんな感じなんです。これ画面なんですけど、ここをこうやったらこうすると、福祉センター、さざなみ館、伊予農業、じゅらくとか全部写って、あと何メートルってなっていきます。すごいでしょう。
最後の3問目、被災後の生活再生支援制度を広く市民へ。
災害に見舞われ、その後の生活をしていく上で支援制度がたくさんあります。ありがたいことですが、周知され、市民の皆様に知っていただかないと、宝の持ち腐れです。本市も、罹災証明書に関してホームページに載っておりますが、そのほかはありません。分かりやすい一覧にして、広く市民にお知らせすべきと考えますが、以上3点よろしくお願いします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 大野鎮司議員の一歩進んだ防災・減災対策に関する3点の御質問に私から答弁申し上げます。
1点目につきましては、先月17日、伊予小学校で開催した市総合防災訓練の中で、包括連携協定を締結しているあいおいニッセイ同和損害保険会社が出展したブースにおいて、地震・煙・浸水などのAR・VR体験を実施したところでございます。ブース前には、多くの来場者が訪れ、順番待ちとなる盛況でありました。これは、AR・VR体験が、様々な体験の中でも特に災害を自分事として捉えることができるものであり、訓練に有効なツールであると認識しております。
今後は、市の総合防災訓練をはじめ、各地域で実施している防災訓練での取り入れを促すことや、防災に関する出前講座等で実演するなど、市民への周知啓発に努め、地域防災力の向上を推進してまいりたいと存じます。
2点目につきましては、現在全国で約50の自治体が締結し、県内では内子町が締結しております。アプリの情報内容や運用体制などを精査するとともに、県内他市町の動向も参考に調査研究に努めてまいりたいと存じます。
3点目につきましては、支援制度の内容により、所管課が異なる場合もありますが、被災後の生活支援に関する制度を分かりやすく一覧にしてお知らせすることは、被災者支援に大切な取組であると考えております。先般、各課に支援制度の調査を実施いたしました。他の自治体の周知啓発事例も参考にしながら、早急に支援制度の概要、担当課等を示した一覧を作成したいと存じます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 非常に前向きな答弁ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。
以上です。
○議長(門田裕一 君) 次へ移ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 市民を守る防犯支援の充実へと題しましてお聞きいたします。令和5年6月定例会でお聞きしました質問です。
最近、県外ではありますが、強盗事件が相次ぎ、物騒な世の中だなと感じます。ですが、これは決して他人事、都会の話ではありません。現に農作物の盗難被害が、伊予市でも起きてしまいました。とても残念です。こういったことの抑止力として、前回提案、質問いたしました。
前回の答弁は、今後の方向性としては、犯罪抑止効果を踏まえ、積極的な設置をといった御意見の中に、関係機関と協議しながら設置を推進していただきたい。広報区と地元の意見も踏まえながら、引き続き検討を進めてもらいたいとの提言、おおむね設置に前向きな御意見。当推進協議会での議論も踏まえ、現在実施中の地域で設置する防犯灯への補助に加え、防犯カメラ付防犯灯への補助についても事業化に向けて検討と、非常に前向きな答弁でありました。ありがとうございます。
これを踏まえて、2点お聞きいたします。
1点目ですが、現在防犯カメラ付防犯灯に補助は、その後どのような感じて進んでますでしょうか、よろしくお願いします。
2点目ですが、個人への防犯ブザーなどのグッズの配布もしくは補助をしてはどうでしょう。いざというときに大きな声は出にくいものです。子どもたちが持ってるような防犯ブザーやカメラ作動中などのステッカーを希望する御家庭に配布もしくは購入補助をしてはいかがでしょうか。
以上、2点よろしくお願いします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 大野鎮司議員から、市民を守る防犯支援の充実へと題して2点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
1点目につきましては、昨今の凶悪強盗犯罪等が相次ぐ中、犯罪の抑止効果、犯罪発生時の証拠収集など、安全・安心な地域づくりを進めていく上で、防犯灯や防犯カメラの設置は効果的な対策であります。先日の首相所信表明演説におきましても、多発する闇バイト事件を受け、防犯カメラなどの整備を国としても支援し、町ぐるみの防犯対策をさらに促進するとしています。
今回の御質問を踏まえ、愛媛県東京事務所に派遣している職員に、国に補助制度創設の動きがあるか調査するよう要請いたしました。防犯灯機能を有する機器も含め、防犯カメラ設置に対する補助につきましては、上限額の設定など、精査を進めておりますが、国の動向にも留意し、早期に補助金交付要綱を制定したいと思います。
要綱制定後は、広報区長協議会で周知啓発を図るとともに、要望調査を実施するなど、設置に向けた準備を進めてまいりたいと存じます。
2点目につきましては、外出時の犯罪被害抑止のため、防犯ブザーなど防犯グッズの携帯は有効であると認識しております。伊予警察署や防犯協会等へのニーズ調査を行い、補助や配布について検討したいと存じます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 続いての前向きな答弁、誠にありがとうございます。
以上です。ありがとうございました。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 3問目に行きます。
コミスクについて問う。
いよいよ来年度より本市の小・中学校全てにおいて導入されるコミスク。どなたも分かったようで分からないとの声をよく耳にします。手探りにはなりますが、皆が協議をし、熟議を重ね、進めていくしかありません。
一方で、校長先生、教頭先生ともに本市在住の方でなかったりして、肝になります地域コーディネーターさんを誰にお願いしてよいか分からないとの声もお聞きしております。
また、地域コーディネーターができそうな方とは、やはり限られ絞られてきます。人材の取り合いになるのではと心配いたしております。保護者やPTA役員も心配とまでは言いませんが、どうなるのだろうとおっしゃっております。
そこで、以下の2点をお聞きいたします。
1点目ですが、現在の地域コーディネーターの配置状況などを具体的にお示しください。
2点目、イベントカレンダーを作ってはどうでしょう。
先日、大洲市平野へのコミスクの研修に行ってまいりました。そこで、地域行事、学校行事などが一目で分かるイベントカレンダーがありました。これは大変便利だと思います。郡中愛護班、郡中体育会、消防団、学校行事、ちょくちょくイベントがかぶり、困っております。早急に伊予市でも導入をお願いします。
以上、2点よろしくお願いします。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 失礼します。
大野鎮司議員から、コミュニティ・スクールについて2点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
9月定例市議会における田中弘議員の一般質問で答弁いたしましたとおり、近年学校では、いじめの発生、特別な配慮や支援を要する児童・生徒への対応などにより、教職員の業務量が増加する一方、家族形態の変化、価値観やライフスタイルの多様化等の要因により、地域におけるコミュニティの衰退や教育力低下が危惧される状況にあることから、学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組むコミュニティ・スクールの必要性・重要性が高まっています。
この御質問の1点目、地域コーディネーターの配置の現状について、文部科学省が実施した令和6年度コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動実施状況調査では、全国の公立学校におけるコミュニティ・スクール導入校数が、本年5月1日現在で2万153校となり、その割合は58.7%に達している状況であります。
そのような中、本市においては、双海地域の双海中学校、由並小学校、翠小学校、下灘小学校の4校が、本年4月1日から当該制度を先行導入しており、現在、4名の地域コーディネーター、いわゆる地域学校協働活動推進員が、学校の実情に応じた協働活動の企画・立案、地域住民や企業・団体等との連絡・調整に精力的に取り組んでいます。
また、双海地域以外の9校につきましては、来年4月の一斉導入に向け、体制整備を行っている段階で、現在地域事情に精通し、学校との地域の橋渡し役となり得る方の中から、推進員の候補者選定を進めているところであります。
次に、2点目のイベントカレンダーの作成について、コミュニティ・スクールを効果的に運用するためには、学校と地域がビジョンや課題、情報等を共有し、相互に連携・協働することが肝要であることから、学校や地域の行事、イベントを取りまとめたコミュニティカレンダーが、有効なアイテムであると認識しています。
地域とともにある学校づくり、学校を核とした地域づくりの実現に向け、各学校には、先行事例の情報を提供することで、活用についての検討を重ねていただきたいと考えます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 御答弁ありがとうございました。
まず、コミスクがこれから4月から始まって、まだ始まってないので、今ここでどうこうということは難しいんですけど、双海、中山、いわゆる南山、北山崎といったちょっとした小規模校になると、ある程度形というか、進んでいきやすいのかなと感じるんですが、郡中小学校とかまた特に港南中学校というのは、郡中・南山・北山崎という3つの地域が重なった学校になります。そこでコミュニティ・スクール、その地域のってなると郡中校区また北山崎校区、南山校区となると、実情も変わってくるので、結構、特に港南が難しくなってくるのかなというふうなことを感じてるんですが、その場合は、例えば地域推進員さんっていうのは、郡中担当、南山担当で、普通は大体1校に1人ぐらいだと思うんですが、港南の場合は3人とかっていうような感じになったりするんでしょうか、その辺またお答えできたら、今の段階でできるところまでで結構ですので、お答えいただけたらと思います。
2つ目のやっぱりイベントカレンダー、これはPTAの研修会で平野のほうに行かさせていただいたとき、非常にいいなと思いました。これも郡中になると大きいから、ちょっと難しい面はあるんですが、特段、本当この前の郡中の市民運動会と伊予市が開くスポーツイベントとほんで消防団の訓練と3つが重なって、もう選手が見つからんのですよ、僕らの校区、市民運動会で選手を見つけようとしても。結局は市民運動会はなくなったんですけど、綱引きに僕は気合入れとったんですが、なかなか選手が集まらんので、非常に苦慮したんですけど、そういった点で、市民運動会だけじゃなくて、結構そういうことってあるんです。ですので、ぜひとも早めに公民館活動と──これは絶対やろうやっていう、多分公民館運営会議が開かれているので、その中でこれとこれは何としてもやろうとみたいな、核となるといいますか、肝となるようなイベントというのを軸に、当然学校行事もありの、地方祭とかもあったりもすると思うので、その辺もうまくやっていただく一覧表があれば、各団体で活動している人も今後かぶることなくまた人も探しやすいかなと思いますので、その点よろしくお願いいたします。
以上、2点よろしくお願いします。
◎教育委員会事務局社会教育課長(小笠原幸男 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 小笠原教育委員会事務局社会教育課長
◎教育委員会事務局社会教育課長(小笠原幸男 君) 失礼いたします。
それでは、大野議員の再質問について私のほうから答弁を申し上げます。
まず1点目、地域学校協働活動推進員、いわゆる地域コーディネーターを1校に2名以上置くことについてでございます。
推進員を2名以上置くことで、平素の連絡調整や協働活動の準備・実行、実施状況の把握など、学校の負担が増してしまうことがございますので、原則1校につき1名配置する方向で検討は進めてまいりますが、例えば担当地域が港南中学校のように広範囲になってしまう場合、複数名配置することで、より効果的な活動推進が期待できる場合は、学校と協議の上、特例として2名以上配置することも必要ではないかと考えておりますので、この点につきましては、学校と協議をさせていただきたいと考えております。
2点目のカレンダーの作成についてでございますが、先ほど答弁にもありましたとおり、学校のほうに情報を提供し、検討は進めてもらいたいと考えております一方、教育委員会、特に公民館等の行事につきましては、年間カレンダーを今年度から作成しております。そのほかスポーツ協会であったり、関係団体の予定も決まっておりますので、その点も学校に提供をして、学校行事やコミュニティ・スクールの関係の事業と重複しないように御配慮いただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
◎教育長(上岡孝 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 上岡教育長
◎教育長(上岡孝 君) 失礼します。
コミスクのことですけれども、私も教育長ながらどうしてもやれというとで、大分勉強もしていったんですが、簡単に言いますと、例を挙げて言いますと、今まで大体いろんなことは、校内の活動とか子どもへの指導とか、そういったことを含めて学校が全部決めていたことを、今度はコミュニティ・スクールと一緒になって、学校とコミュニティ・スクールのメンバーの方と協力して決めていくっていうことになります。例えば、運動会の種目を今まで学校自体が決めて、もうこれでやっていきますよっていうのを、コミュニティ・スクール内で、今度の運動会はこういうのはどうですかっていうのを決めるときに、校長だけ、学校だけの判断だけじゃなくて、コミュニティ・スクールのメンバーで、地域ではこんなこともやってるから、こういったこともやってはどうかという協議を重ねながら、最終的にコミュニティ・スクールの中で今度の学校の活動を決めていくような形、簡単に言えば、そういうことで、そんなに難しく考えるとなかなかできないので、今まで学校自体が判断してきたことをコミュニティ・スクール内でいろいろ話し合って、地域と学校が、2つが合併した形でやっていくっていうことを考えると、多分考えやすいのではないかと思っております。
校長だけで判断するのも難しいところがなかなかあるんです。そこにコミュニティ・スクールでいろいろ協議して判断すると、これはみんなで判断したんだから、やっぱりそういったところで進みやすい部分もありますし、そういった意味での合議制というのが、多分一番大事になってくるのではないかと思います。簡単ですが、御紹介いたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 大変分かりやすい御答弁ありがとうございました。
2年ほど早くコミスクがあったら、今回の運動会も変わってたかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたしまして、3問目を終わります。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 4問目に移ります。
未来の市長作文コンクールをと題しましてお聞きいたします。
未来を担う子どもたちのユニークな意見を市政に参考にするとともに、伊予市に対する子どもたちの関心や愛着を育てていくために、もし私が市長になったらというテーマで作文募集をしてはいかがでしょうか。
今回、選挙管理委員会の職員さんがすてきな選挙啓発チラシを作ってくださり、教育委員会の職員さんが理解をしていただき、児童・生徒へ配布していただきました。かなりの人数の子どもたちが、保護者さんと一緒に投票所へ足を運んでくれました。とても喜ばしいことです。
本市は、こども議会を行いました。選挙チラシで投票も子どもたちに見せることもできました。次は、自分ならこの伊予市をこうしたいとの気持ちを育てていきませんか。しょせん子どもの意見、そんなこと無理無理、聞いてもできんしではなくて、そこまではできないけれど、ここまでならできるかもと、子どもの意見を聞ける懐深い伊予市へ、御答弁お願いします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 大野鎮司議員から、未来の市長作文コンクールをについて御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
御提案のとおり、未来を担う子どもたちに、市長になって実現したいことを考え、提案してもらうことは、市政への関心を高め、身近に感じてもらう絶好の機会となるだけでなく、地域への興味や愛着が深まり、将来伊予市に定住し、地域の発展に貢献していこうとするシビックプライドの醸成にもつながるものと存じます。
また、子どもたちの斬新で自由な発想は、3万人が住み続けられる伊予市を創造する上で、ヒントや参考になるものもあると考えます。
一方で、他県の自治体での同様の取組を見てみますと、応募時期などから、夏休みの宿題の一つとして実施が想定されますため、実施に当たっては、夏休みの課題として、事前に市長の仕事への興味や理解といった導きの必要性を含め、児童の負担にならないよう、関係部局や学校現場とも連携を図りながら、検討を進めてまいりたいと存じます。
以上、答弁といたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございます。
結構前には、僕は夏や宿題はもうなしにしたらという質問をした立場が、夏休みの宿題を増やすような今回の質問ではなるんですが、いろいろ春休みも冬休みもありますので、宿題ばっかり増やしたらちょっとかわいそうですが、柔軟な感じで考えていただいて、早期実現に向けてよろしくお願いいたします。
以上で4問目を終わります。
○議長(門田裕一 君) 続けてお願いいたします。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 最後、5問目です。
海の遊園地を伊予市へ(パート2)としてお聞きいたします。
これは、平成29年9月定例会で一度質問しました。海の遊園地とは、沖縄や近くでは今治にある海の上に浮かぶアスレチックのような、子どもも大人も楽しめる楽しいものです。
今伊予市は、駅前開発にビーチスポーツ、フラダンスと五色浜に力を入れていると思います。ビーチスポーツもフラもすばらしいですが、やはり関係する方に偏りがちのように私は思います。そこにこの遊園地です。多くの人の流れが伊予市駅、郡中港駅から五色浜へできると思います。前回の質問では、大分県別府市でクラウドファンディングを利用し、運営費約8,000万円を集め、「湯~園地」を実現。3日間の限定開園でしたが、その経済効果は1億8,547万円と大きくニュースに取り上げられていたことを紹介し、海の遊園地を提案いたしました。
答弁は、ふるさと納税の仕組みこそが、寄附型クラウドファンディングの資金調達方法ではないでしょうか。このふるさと納税を通じた寄附型クラウドファンディングによって、より多くの方が共感できる連携として、伊予市をよりよくするプロジェクトや実現のために仕組みづくりを今後研究してまいりたいと存じます。資金調達の方法として、言い換えるならば、ガバメントクラウドファンディングということで。専ら寄附が目的になろうかと思いますので、そういった日本全国に社会貢献をしたいという方が6割を超えているというふうに聞き及んでおります。そういった方々が、少額で資金を入れてくれるような仕組みを本市ではふるさと納税という、を今行っておりますと。インターネット上で気軽に申込みができるし、そういった仕組みづくりをもっともっと充実させていったらいいんじゃないかというふうにお答えをしたというふうな形の答弁でした。要するに、ふるさと納税にこれから力を入れていって、それを資金源としてやっていきますよとの内容でした。
この当時と比べると、今はどうでしょう。ふるさと納税の額は大きく変わり、ガバメントクラウドファンディングもこのときは、ふるさと納税ありきで否定的でしたが、現在は、ガバメントクラウドファンディングも行っております。
また、企業版ふるさと納税もあります。ガバメントクラウドファンディングや企業版ふるさと納税を活用し、魅力ある伊予市へ海の遊園地を実現しませんか。あの市にはコストコ、あの市には四国最大の無印良品、あの市にはサイゼリア、あの町にはフランフランで、伊予市にはとよく市民の方に言われます。伊予市には海の遊園地、御見解をお聞かせください。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 大野鎮司議員から、海の遊園地を伊予市への御質問に私から答弁いたします。
五色姫海浜公園は、愛媛県の施設であるため、本市が主体となり有料施設を設置し、その使用料を徴収することはできません。公園内の維持管理や使用の許可を行っております。
御提案の海の遊園地を実現する場合は、その団体組織自らクラウドファンディングにより資金調達を行い、提案していただければ、実現に向け協議をすることは可能であると考えておりますので、御理解を賜りますようお願いをいたします。
以上、答弁とさせていただきます。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 初歩的なところをミスをしました、五色浜は県というところで。ちょっと教えてもらいたいのは、あそこの五色浜の浜がありますよね。その横にがちゃがちゃ石がありますよね、海のほう。あそこも県管理になるんでしょうか。
〔「両方」と呼ぶ者あり〕
◆9番(大野鎮司 君) 五色浜っていうのは、なかなか難しいかもしれませんが、例えば双海であるとか、何かしら先ほどちらちら後ろからも聞こえてますが、森の浜の公園とか、海はありますから、やれるところに何かしらできないかと。例えば、ずっとやらなくても、来年の夏休みのこの期間、1週間か5日ぐらいとか、別府の湯~園地にしても、たった3日間ではあったんですが、経済効果もかなり望めたというところで、例えば伊予市の夏祭りの前後ぐらいとかという形で観光客も、そしたらウェルピアのほうにも宿泊客が増えたりとか、そういった形で経済効果も望めるかと思いますし、それができたら伊予市にとってプラスになるので、五色浜じゃなかっても、伊予市の海でできませんか。よろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) この質問が出てから、こんなのどうかなと思ったんですけど、実は1週間ほど前に小西君と三谷君が五色浜の川にイワシがもう上がってしまって、多分ハマチか何かに追いかけられて、ぐっと例の相撲場のもっと奥まで。多分満潮のときに追いかけられたんだと思うんだけど、干潮になったらもうイワシが死んじゃって、臭いがひどいって何とかしてくれというんで現場を見に行ったんです。そのときに、この公園、川口さんなんかも子どもの頃に、何かすごい熱い思いがあるセメントの何ちゃらかんちゃらとか、やれ滑り台は危ないからというて、あるのにまいて乗るな的な、五色浜のあの公園って、相撲場は壊すけど、結局五色姫海浜公園と連動しとるんで、例えば結構僕は、ここは公園かって思うような土なんです。きめ細かい真砂土をヒメマサっていうんですけど、ヒメマサを敷き詰めて、ある程度本当に危ない遊具はのけて、ほんで残すべきセメント何ちゃらかんちゃらは置いとってもいいんだけど、あそこ結構広いので、例えば夏場、正直僕は海の家の大野議員の質問で、どんなもんでって見せてもらったんだけど、これしまうん、大変やなと。どこに置くのとかいろいろあったけど、ある程度ウェルピアみたいなウォータースライダーの超ミニ版的なナイロンのやつをやって、水槽のやつでドボンって飛び込ます、そんなでかいんじゃないんで、子どもが喜ぶ。その子どもが喜ぶことによって、ある意味五色姫も活性化すると。お金が落ちるシステムは、なかなか民間が、佐伯美香さんやら、ビーチうんちゃらかんちゃらの枠の中でキッチンカーなんかが来て、様々な経済効果はあるんですけれど、子どもたちが喜ぶ枠の中で、今答弁の中で、あそこは県の管理なんで、私が市長に上げていただいて最初にやった仕事が、あの駐車場を舗装させたんです。ここは月のクレーターかというような状態の、今幾分きれいになってるけど、そういう状態で、じゃあ伊予市がやるよって言ったら、いや県なんですよと。それじゃ県へ行くよっていうんで、県に行って、就任祝いやけんやってあげろうわいということでやってくれたんですけど、本当そういった枠の何であれやけど、あそこの公園は、ちょっと後で三谷さんなり小寺さんなりに答弁してもらいますけど、県でなければ、伊予市の中で相撲場は撤去する。ほんで、遊具も危ないやつはのける。広いんです。だから、そこに結構10メートル掛ける10メートルぐらいでもいいんだけども、そういった物をボンと置いて、要は海のスライダーみたいな形でドボンと落とすと。簡単なんです、これ。それやったらしまうとこも伊予市が何とかするけど、あの沖縄とか何ちゃらかんちゃらのやつは、これはちょっと五色浜海浜公園にはあかんやろうって僕は思ったんやけど、そもそも無理だということみたいな、伊予市では。でも、今の公園ではできるかなと、大野議員の質問を受けて。イワシを見に行ったときには、全然そんなことは思わなかったんだけど、そういうふうに感じました。また、いろいろと考えます。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 大野議員の再質問の答弁を私のほうからさせていただきます。
先ほど市長が申しました五色浜の公園、これは市の管理でございます。今遊具等が危険な状態になっておりますので、使用不可というような状態にしておりますが、あそこの部分については、今年度遊具の入替えというのを一部予定はいたしております。若干の敷地は残るんですけれども、市長の言われたようなアトラクションといいますか、施設というのも、もう一つ別の第2といいますか、古小川を渡った反対側の広場であれば、ずっと広い敷地等がございますので、その辺りでそういうようなアトラクション的なものをするっていうのは、可能かなって思っております。その中で、クラウドファンディングとかそのような形を用いた形で、そういう目的でやりますよっていうことでは、ある一定、またこれは所管のほうと協議はしなくてはならないんですけれども、可能かとは思うんですけれども、当初言われておりました海岸部分につきましては、基本的には愛媛県が海岸の管理者となっております。で、松山市の中島町あたりでは、NPO法人が主体となって、いわゆる水上アトラクションというのを、料金をいただきながらしております。これは、多分許可を受けてそういう法人がやっておるということで、そのような手法であれば、実現性というのは、場所を選定して、その管理とか運営も全部していただくということであれば、可能であろうとは思うんですけれども、公園っていうような、遊園地という感覚ではない。一部のアトラクションというような、イベントというような捉え方でそのようなことも可能ではないかなと思うんですけれども、その運営主体がNPO法人、伊予市で言えば、観光物産協会あたりで企画をしていただいてとか、そういうようなことでやろうということであれば、実現性の若干の可能性はあろうかと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
ちょっと私の勉強不足でした。パートスリーでは、またちょっといろいろとあの手この手で考えていきたいと思います。
この質問の最後に言ったところで、いろいろやっぱり言われるんです。よそにはあれ、よそにはここ、あるとこはサイゼリアとか、サイゼリアなんかは別にあれですけど、何か相当悔しく思いまして、ほんでやっぱりそういったところで、先ほど市長が言っていただいたように、公園の中でしていただくっていうのもあれなんですけど、先ほど部長の答弁の中で、ソレイヨさんに大野がこんな質問があったけん、ちょっと考えてみんみたいな感じとか、あとほかの何か団体とかに声かけていただくとかしていただけたらと思いまして、これはもう最後要望ですので、以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(門田裕一 君) これをもって本日予定しておりました一般質問を終結いたします。
ご利用について
この議会中継は伊予市議会の公式記録ではありません。
録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね7日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。
映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
「伊予市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。伊予市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。
戻る