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令和6年第8回(12月)伊予市議会定例会 12月6日(金) 一般質問
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内容
会議録
令和6年第8回(12月)伊予市議会定例会
12月6日(金) 一般質問
無所属
平岡 清樹 議員
1 伊予市の今後における企業誘致について
2 伊予市における起業家支援・事業継承支援について
3 伊予市在住者に電気自動車購入支援補助の状況について
4 市職員の社会貢献活動に関する兼業促進のその後は
午前11時20分 再開
○議長(門田裕一 君) 再開いたします。
続いて、平岡清樹議員、御登壇願います。
〔8番 平岡清樹君 登壇〕
◆8番(平岡清樹 君) 議席番号8番、伊予夢創会の平岡清樹です。
議長に許可をいただきましたので、発言通告書に沿って一般質問をしたいと思います。
1問目は、伊予市の今後における企業誘致についてです。
それでは、まず1問目に、伊予市の今後における企業誘致に関して質問を行います。
市長も政策の中に企業誘致を掲げておりますが、その主な理由は、市の活性化と市民の雇用確保と認識しております。私は企業経営者としての視点から、市長の経済関係や企業誘致についてこれまでにも一般質問で取り上げてきました。答弁の内容、その後の実現性など注視してまいりました。
そこでまず、市長就任から現在までの企業誘致の取組について、具体的な企業名や誘致方法、その経緯と経過、そして成果と課題についてお伺いします。
1問目、市長と理事者は、初当選から今までどのような企業誘致を行ってきましたか。誘致に成功した企業名を具体的に教えてください。
2、現在交渉中の企業があれば、公表可能な範囲でお教えください。
3、愛媛県は、企業誘致のため「えひめスマイルビジネスNavi」というポータルサイトを開設し、企業立地に関する情報を提供しています。ここでは、本県の特色や立地環境のほか、企業立地に対する優遇制度、産業用地、空きオフィスなどの物件情報などを掲載しています。このサイトに掲載されていた伊予市の物件は、過去2件とも売却済みで、現在は募集がありません。その理由と今後の対応についてお伺いします。
4、企業誘致と同時に既存の市内企業を大切にすることも重要です。市長や理事者は、市内企業のニーズや課題を把握するために、訪問やヒアリングを行っているでしょうか。企業の中には、工場の増設や新規事業計画などを持つ企業もあると思います。これらの取組について、訪問の有無、訪問企業数、具体的な内容についてお伺いいたします。
以上、4点について理事者の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 平岡清樹議員から、伊予市の今後における企業誘致について4点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
まず、1点目につきまして、これまでに伊予港埋立地に株式会社伊予ブルドーザー建設、亀井鐵鋼株式会社、小手川工業株式会社及び山陽物産株式会社を、また北西原工業団地に株式会社ヤツヅカの合計5社を誘致いたしました。
また、民地におきましては、市外から株式会社池田商店、株式会社米匠等が進出、市内の株式会社豆愛(旧三好食品)、株式会社岩崎冷販が移転をいたしております。
2点目につきまして、企業からの要望は複数社寄せられておりますが、現在紹介できる物件がないため、交渉中の企業はございません。
3点目につきまして、ポータルサイト「えひめスマイルビジネスNavi」では、工業用地向け物件の敷地面積が1,000平方メートル以上、また空き工場や倉庫などについては3,000平方メートル以上が掲載の目安とされております。現在のところ、これらの要件に該当する物件情報を把握していないため、掲載いたしておりません。該当物件が確認できましたら、速やかに対応してまいります。
4点目につきまして、企業への訪問やヒアリングは、紹介できる物件がないこともあり、実施をいたしておりません。
企業からは本市に対しまして、工場増設や新たな用地取得についての要望や相談が主な内容となっております。その中には、自社の敷地内に工場を増設した事例もあり、伊予市企業誘致促進条例に基づく奨励措置や先端設備等導入計画の認定による固定資産税の軽減措置や資金繰りの支援措置など、状況に応じて支援をいたしております。
今後、企業誘致につきまして、まずは伊予インターチェンジ周辺地区における説明会や勉強会を開催し、地域の理解を得るとともに、愛媛県をはじめ関係部署と協議を進めてまいりたいと存じております。
企業への私の出向きでございますけど、結構行ってるんですけれども、それはあくまで平岡議員の案件で行ってるんじゃなしに、もし要望があれば、その目線で企業さんともしっかりとお話しする用意はできておりますので、またありましたら、議員のほうからも私につないでいただいたら出向いてもいきますので、よろしくお願いいたします。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 市長の御答弁ありがとうございました。
現実的に企業誘致っていうのが、湊町の埋立団地の場合は、結構前からあって、伊予ブルドーザー建設であったり亀井鐵鋼であったりとかあるんですが、どちらかというと、物を置くだけって言ったら失礼ですけど、という企業を追ってきているだけでは、雇用は生まれない。だから、やっぱり人が潤う、市が活性化するというのには、人の雇用を生む企業であったりというんを呼んでいかなければ、市の活性化っていう点に関しては、ちょっと薄いんじゃないかなっていうふうに感じております。
今、伊予インターチェンジの近くも進めている過程の中で、私は県庁の企業立地課に行ってまいりました。実際行っていろんなお話を小一時間させていただいてきたんですが、例えば今の伊予インターチェンジの近くに工業団地の計画をしてますけど、そういうところに、例えばお話があった中では、松前町も今工業団地をつくる予定でもう既に決まってあります、ウェルピア伊予の向こう側、団地のさらに向こう北側かなという形で言ってましたけど。造成する前から募集をしている。造成する前からもう募集をして、今動いているっていうの聞いてきたりとか、今市長が、企業には行ってますよっていうことも言ってましたけど、さっき日野議員の一般質問の最後のところで、こういう工業団地であったりとか企業誘致であったりとかの専門部署はということで、準備室をつくるっていうふうにおっしゃってましたが、例えば他市のことを言えばあれなんですけど東温なんかは、地元企業をもう定期的にきっちり訪問をして、様々な話をして、ニーズの把握を集めてくる。それを持って県庁にやってくるという文化が備わっているというふうにおっしゃってました。他市と比較するのは嫌いなんですけど、ただいいものは、僕はまねるべきだと思います。東温には大きなインターチェンジやあとスマートもできまして、レンゴーが行ってとか、あの場所においても全てが市外からじゃないですよね、当然。そんなんも含めると、ある程度、今回の伊予インターチェンジの近くのことも考えると、早々に準備室をつくって、より伊予市の企業が伊予市にとどまるということも大事な施策じゃないかなっていうふうに思います。そんな関係の中で愛媛県が、この後高田議員が一般質問するんで、私もあまり本当にさらっとしか言わないんですけど、半導体工場の誘致を大きく掲げて、ニュースにもなってるほど掲げてやってますけど、県の企業立地課からすると、伊予市にありますよね、2社。名前は言わないほうがいいんで言わないんですけど、2社、そういう半導体工場に納める部品を作っているとか、機械を作っているっていうとこ、もうこういうところにはしっかりとケアをして、愛媛県外とか出ていかないようにしてほしいっていうふうに言われておりました。実際に今でも伊予市行政も愛媛県庁へ行ってお話ししてきたりとかすると思うんですけど、やっぱりそういう情報とかを綿密に打合せとかもしていって、人間関係も大事だと思いますし、流れも大事だと思うんで、できれば伊予市に企業を誘致するに当たって、しっかりとしたパイプラインをつくって進めていっていただきたいなというのが私の思いであります。何か御所見がありましたら、よろしくお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) まさにおっしゃるとおりだと認識をいたしました。
さてさて私もちょっと体一つですのであれですけれども、ある程度カレンダーつくって、企業さんのほうに、私が全て顔出す必要もないかもしれないですけど、そういった担当部署の中で聞いてきて、そこの潜在的な課題っていうものを一応市でまとめたり、要望というのもまとめて、県や国に話をしていくというのは非常に大事なことだと思いますので、確かに東温市さんが大型店を誘致する枠も、前々からいろんな課題、いろんなことを県ともキャッチボールしながら、あるときは国ともキャッチボールしながらやっていって、まだできるかできないか知らないけど、大きな施設も来るかもしれない。それはやっぱりふだんからの職員と企業との間柄っていうのをしっかり構築して、意見を集約しないと駄目なんで、市役所内にとどまっているだけが、私は仕事じゃないと認識してますので、また今後どういった組織体ができるかということもしっかりと構築してまいりたいと思います。
○議長(門田裕一 君) 再々質問ありますか。
〔8番平岡清樹議員「ありません。大丈夫です」と呼ぶ〕
○議長(門田裕一 君) 次へ移ってください。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 2問目に入ります。
先ほどのちょっと続きみたいな形になるんですが、2問目には、伊予市における起業家支援・事業承継支援についてです。
行政が行う企業誘致というと、どうしても大企業の誘致に目が行きがちです。
しかし、まちの活性化には、個人事業主や中小企業の支社・支店なども大きく貢献します。税収や雇用創出だけでなく、地域のボランティア活動や自治体活動、災害時の協力など、様々な効果が期待できますし、移住と同時に起業・進出とならば、さらに大きな効果をもたらします。
そこで、大企業誘致だけでなく、個人事業主や中小企業の支援・誘致にも力を入れるべきだと思います。
そこで、4点の質問をいたします。
1問目に、創業及びスタートアップへの支援について、市のホームページで創業支援等事業を確認しましたが、これは各銀行や商工会議所が行う創業支援の窓口であり、伊予市独自の施策ではありません。伊予市として過去に独自に行った創業支援の有無、内容、成果、今後の予定についてお伺いします。
2、2点目に、市保有の遊休資産の活用について、伊予市が保有する未使用の財産で売却が可能なものは、現在14か所と聞いております。これらの財産の中には、旧広島銀行の物件のように活用されずに放置されている建物や空き地なども含まれています。市は、これらの情報を積極的に公開し、賃貸や売却を促進する必要があるのではないでしょうか。
そこで、市保有物件への企業誘致の際に、賃貸の無償貸与や優遇措置による売却といった積極的な活用策を検討してはいかがでしょうか。
3、3点目に、民間所有建築物への家賃補助について、伊予市にある空き事務所や工場、倉庫を活用して創業したり、本社機能を設置したりする企業に対して、伊予市から家賃補助を行うことはできないでしょうか。
補助を行う際には、事業の継続性を担保するため、補助開始から5年間は事業報告を義務づけ、一括ではなく、分割で支払うなどの条件を設けることが考えられます。これにより万が一企業が倒産した場合でも、市の被害を最小限に抑えることができます。今回の提案は、他市町と同調をすることを目的としたことではなく、伊予市独自の施策として企業誘致の差別化を図るものです。この点について御所見をお願いいたします。
最後に4点目として、伊予市の企業における事業承継のサポートについてお伺いします。
伊予市には、様々な優良企業が存在します。これらの企業が2代目、3代目と事業をつなぎ、伊予市で経営を存続していくことは、地域経済にとって非常に重要です。市内での事業の継続は、市民雇用の安定、税収の確保、まちの活性化につながると考えます。
また、優良企業の市外転出を防ぐという意味でも、事業承継の支援は、重要な政策の一つと言えるでしょう。
そこで、伊予市は、現在事業承継に関してどのような支援を行っているのでしょうか。
以上、4点の質問になりますが、理事者の御答弁をよろしくお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 平岡清樹議員から、伊予市における起業家支援・事業承継支援について4点の御質問をいただきました。私からは1点目、3点目及び4点目の御質問に御答弁申し上げます。
まず、1点目につきましては、現在本市独自の創業支援施策は行っておりませんが、令和5年度から伊予商工会議所が本市と連携し、市内で創業あるいは事業承継をする者に対し、補助率2分の1以内、限度額20万円の補助事業を実施しております。年間80万円の予算を確保し、昨年度は4件、本年度も既に予算の範囲内である4件の申請がございました。今後も引き続き商工会議所と情報共有を図るとともに、関連機関と連携した創業支援に取り組んでまいりたいと存じております。
3点目につきましては、空き事務所や工場、倉庫の有効活用は見込まれるものの、物件の状態や機能の適応性、企業選定の公平性、不正利用のリスクなどが考えられるほか、補助金額の設定や財源の確保などが課題となってまいります。
今後、国や愛媛県の補助金の活用も視野に入れつつ、運用支援の在り方について検討してまいります。
4点目につきましては、1点目で申しました創業支援補助金の範囲内で実施をいたしております。
なお、現状は、予算の範囲内で執行しておりますが、要望も多いことから、今後は増額も視野に入れた予算措置を検討してまいります。
また、事業承継に関する相談がありました際には、伊予商工会議所、双海中山商工会、事業承継・引継ぎセンターへの取次ぎを行っております。
今後も関係機関とさらなる連携を図り、市のホームページ等で情報発信に努め、事業承継支援に積極的に取り組んでまいりたいと存じております。
以上、答弁といたします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 2点目の市保有の遊休資産の活用について私から答弁申し上げます。
現在、市有地売却については、市ホームページにおいて門前住宅分譲地など、10件を掲載しておりますが、その10件全てが、過去に一般競争入札を行った結果、応札者がなかったため、先着順にて募集を継続しているものであります。
今後、時点修正による価格の見直しも含め、再度入札に付すことを検討し、その際には、市ホームページや広報紙等により広く情報を発信してまいります。
また、活用策の検討状況でございますが、旧広島銀行については、現在都市構造再編集中支援事業を活用し、耐震診断を行っており、利活用が可能か調査を進めております。旧中山保育所につきましては、現在売却に向け、鑑定調査を進めており、旧高齢者共同住居(旧中山町)につきましては、具体的な活用策ができましたら、無償貸付けや無償譲与も視野に入れ、愛媛県と協議を進めてまいりたいと考えております。
御提案の普通財産を民間企業へ減額貸付けを行うには、議会へ相手方・目的・期間等の具体的な活用計画を示した上で、議会での議決が必要となってまいります。今後、普通財産を民間企業へ減額貸付けや売却を行う際には、具体的な活用策が見いだせた段階で、その事業計画や優遇措置等の支援策などについても、その効果を見極めながら総合的な判断を行い、議会へ活用策を御提案したいと考えております。
以上、答弁といたします。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 御答弁ありがとうございました。
私、この一般質問をするに当たって、さっきの質問でいくと、やっぱり目が行きがちなんは大きな企業、広大な敷地を有する企業が来るっていうイメージがあるんですが、行政が行うとなると。一つの例でいくと、じゃあ1社来ました。1,000人を雇用しましょうといった場合の1社の雇用1,000人よりも、例えば20人の会社を50社呼んでくるっていう方法のほうも、あえて逆に言えば、そういうのも私はまちの活性化であったりとかというんには、非常にいいんじゃないかなっていうふうに思っています。実際、市民の方からもそういう意見も伺っております。20人の会社を50社で1,000人っていう考え方っていうのは、50人の経営者がこの伊予市に住んで、例えばもし通ってでも、この伊予市に携わるっていう面に関しては、そういう行政というか、まちの活性化をするっていう考え方の中で、大きな企業ばっかりを呼ぶっていうのをちょっと置いて考えると、非常に有効じゃないかなと。いろんな他市町あって、いろんな考え方があると思うんですけど、伊予市はそこに特化するのも一つじゃないかなと思って提案をさせていただきました。
起業家、創業家、スタートアップ企業なんかも含めて、大体の方が20代が多いです。2021年のベンチャー白書に書いてありますけど、それには初めて起業した年齢としては、20代以下、20代含めて34.8%、逆に言うと、もう40代ぐらいになってくると、社会経験や会社の時代の人脈をうまく生かすことが難しいということがあるんです。だから、いろいろ会社に行ってても、同じ事業ができなかったりとか、逆に人間関係の問題であったりとかであります。こういう若者起業家、まあ言うたら小さくてもいいんです、別に。いろんな会社が伊予市にいっぱいあるっていうことも一つはいいんじゃないかなと思います。若い経営者が新しい暮らしでいっぱい伊予市に住んでたりとか通ったりすることで、例えば電車で通ったとしても、例えばどっかで一つ何かを買って帰るのも一つだと思いますし、そういう若者が夢をかなえられるまち、伊予市っていうのもいいんじゃないかと思っています。
この質問提案した内容の一番大事なところは、伊予市は若者に対して起業の支援がありますよっていうことをしっかりとアピール、で、実行すること、そして、知識も学べますよと。もう一つは、伊予市にも優秀なすばらしい経営者もいっぱいいるんで、そういう相談もできますよっていう、勉強をする機会も与えてあげたりとか、そういう環境づくりを整備、伊予市が率先してすることによって、若者や女性に選ばれるような伊予市になるんじゃないかなっていうふうに考えております。実際にできるかできないかっていうのは、いろいろあると思うんですが、可能な範囲の中でお答えできることがあれば、理事者の御所見をお伺いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 私も平岡議員と同意見でありますが、今平岡清樹講演会を聞いたようにじっくりと耳を傾けておったんですけど、現実に私ごとで言いますと、私が元いた会社は、去年創業50周年を迎えました。小っちゃな会社です。もう25人から30人ぐらいな会社なんだけれども、やはりそこには、地元の子たちがその会社に来て、その地域も盛り上げてくれるし、いろんな意味がある。ただ、例えば南予の一本松の辺りに大きな企業があったけど、その大きな企業が撤収すると、何が起こるかというと、近場のホテルがなくなったり、いろんな影響も多いけれども、やはり言われるように、少数精鋭っていうんじゃないけれども、1,000人以上の大企業的になってくると、もう転勤とかもろもろあって、地元云々かんぬんも何ちゃらかんちゃらないこともある。しかし、小っちゃな企業でも光る企業であれば、本当にこの自治体の大きな活性化の原動力になると私も思ってますので、その枠組みの中で、さっきも答弁で申し上げましたように、補助金ももっともっとこれから増やしていって、俗に言う申請に対する枠でも、もう予算底をついたから終わりよじゃなしに、今後そういったものもしっかり取り組んでまいるという答弁はいたしましたけれども、やはり伊予市っていうのは、そういうまちかもしれません。ヤマキさんとかマルトモさんとか大きな企業はあるけれども、山陽物産さんもセキさんも大きな企業かもしれないけれども、やはり小企業がっていうか、ある意味、言い方悪いけど、零細企業が集まって出来上がった郡中とか伊予市っていうのは、私はあると思うので、その歴史も鑑みながら、今後の伊予市づくりもしっかりと考えていく必要があると、今の御質問で認識をいたしました。ありがとうございます。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 市長御答弁ありがとうございました。
私は、この話を県庁企業立地課に行っていろんなディスカッションした中で、やっぱりそういう話を伺ってきました。やっぱりどうしても中予地区へ来るんであれば、松山に行ってしまうと。だから、補助金とかだけではないんです。伊予市に来たほうがいいという、松山に行ってしまう企業などをこっちへ誘致できればいいかなと思って質問させていただきました。ぜひよろしくお願いいたします。
2問目終わります。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 3問目は、伊予市在住者に電気自動車購入支援補助の状況についてです。
伊予市では、地球温暖化の防止及び環境保全意識の高揚を図るため、電気自動車等導入促進補助金として、電気自動車、ミニカー及び電動バイクを導入する方へ、予算の範囲内で補助金を交付するようになりました。これは、SDGsを推奨する伊予市内の企業、市民にも電気自動車購入を勧めようという意味で始まった補助事業です。
この事業の経過について3点の質問をいたします。
1、類似した補助金が存在するようですが、この補助金を創設した経緯は。
2、電気自動車等導入促進補助金の詳細と総予算額は。また、今までの実績件数と金額は。
3、さらに、先日の停電を振り返り、電気自動車の必要性を問いかける広報活動を検討してはいかがでしょうか。
以上、3点の質問、理事者の御所見をよろしくお願いします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 平岡清樹議員から、伊予市在住者に電気自動車購入支援補助の状況についての3点の御質問に私から答弁申し上げます。
まず、1点目につきましては、脱炭素政策に係る支援補助といたしまして、電気自動車等導入促進補助金以外で、家庭用蓄電池設置事業費補助金、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助金を運用しており、創設の経緯といたしましては、住宅を増築や新築する際、省エネ設備を助成することで、温室効果ガス削減、自立できる設備の設置による災害に強いまちづくり、さらには、伊予市を定住地に選びやすくなるなど、人口減少対策の3点を考慮し、創設をいたしております。
次に、2点目につきまして、予算総額は、令和5年度、令和6年度とも同額の500万円を計上しており、詳細といたしましては、1台当たり最大25万円で20台分を予算化しております。実績といたしましては、令和5年度は20件で500万円を、令和6年度は11月末時点で15件で375万円の助成を行ったところでございます。
最後に、3点目につきまして、EVは停電時に蓄電池として活用できるなど、防災の観点から非常に有用なものとなります。
しかしながら、周知が十分でなかったと思われることから、今後は市ホームページ、広報紙、SNSなどによる情報発信に努め、さらなる普及に努めてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(門田裕一 君) 再質問ありますか。
〔8番平岡清樹議員「ありません」と呼ぶ〕
○議長(門田裕一 君) よろしいですか。
〔8番平岡清樹議員「はい」と呼ぶ〕
○議長(門田裕一 君) 次へ移ってください。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 4つ目の質問は、市職員の社会貢献活動に関する兼業促進のその後はについてです。
2年前の一般質問で取り上げた内容を簡単に振り返らせていただきます。
当時私は、担い手不足となっている団体などに対し、地方公務員の知識や経験を生かして報酬を得た上で、活動に必要な事務手続や書類作成などを行ったり、野球やサッカー教室の監督やコーチ、児童や青少年を対象とする教育活動などを行う兼業を提案しました。伊予市では、人手不足が深刻な農業において、高齢化や後継者不足により、膨大な量になるキウイやミカンの収穫や耕作放棄が問題となっています。もちろんどのような兼業でも認めるというわけにはいきません。個人的な営利目的ではなく、伊予市の人々にとって有益な活動を行うことが前提となるべきです。報酬についても、地域貢献活動として許容できる範囲でなければなりません。完全ボランティアの場合、移動のためのガソリン代、付き合いでの食事代や消耗品などが必要となるため、社会貢献であっても継続が難しいという現状があります。
また、公務員という職業柄、報酬等の受け取りに抵抗があり、NPO活動や子どもたちへのスポーツ指導など、地域活動への参加を妨げる一因となっています。以前提案しました職員の社会貢献活動のための兼業促進は、職員の働き方改革のさらなる推進を加え、深刻化する担い手不足への対応という観点からも、地域の発展、活性化に寄与できるものと考えます。
そこで、職員の社会貢献活動に関する兼業促進のその後についてお伺いいたします。
令和4年12月の議会で、私は地方公務員の社会貢献活動のための兼業促進について一般質問いたしました。その際、理事者と市長からは、職員が働きやすい制度をしっかりとつくっていきたいとの答弁をいただいております。あれから2年が経過しましたが、兼業に関するルールづくりの進捗状況や実際に兼業を許可した事例などについてお伺いします。理事者の御所見をお願いいたします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 平岡清樹議員から、市職員の社会貢献活動に関する兼業促進のその後はについて御質問をいただきましたので私から答弁申し上げます。
御質問にもありましたように、本市におきましても、急速な少子・高齢化及び人口減少が進む中、持続可能なまちづくりのために、市民と行政が協働し、地域課題へ取り組んでいくことが重要という認識の下、職員が社会貢献活動のために報酬を受け取るような場合には、兼業を許可しているところでございます。
現在、本市において兼業を許可している事例といたしましては、地域におけるスポーツの指導者、公民館活動等で実施する勉強会での講師、障がいのある子どもを養育する親に支援活動を行うペアレント・メンター、また伊予市のPR活動に従事する五色姫等があります。
また、無報酬の場合は、原則兼業の届出は必要ありませんが、職員が地域活動や自主研究活動等に自発的に取り組んだ実績について申告する機会を設けており、この申告による兼業実績の例として、小・中学校において自身の知識を生かした授業を行っている者、元町長の日記の振り仮名併記に従事した者、ホタル保存会の一員として保存活動を行っている者などがおります。
兼業の許可基準のルールづくりにつきましては、既に営利企業等の従事制限に関する規則を制定しており、一定の基準の下、許可しておりますが、職員の中には、地方公務員の兼業は原則禁止という認識が依然として強いのではないかと考えますので、引き続き実際に兼業を認めている事例等を分かりやすく示すなど、改善を図り、職員に周知していくことで、全ての兼業は禁止ではないことの理解を深めてもらい、職員が仕事と家庭と地域活動のバランスを保ちながら、地域活動へ積極的に参加できるような環境づくりに努めてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◆8番(平岡清樹 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 平岡清樹議員
◆8番(平岡清樹 君) 御答弁ありがとうございました。
実際動いていたりとか、こういうふうな事例がありますっていうのもあるんですが、やはり有償となると、みんなどうしても引っ込み思案になってしまうところがあるっていうのは、結局は今答弁の最後のほうにありました、どうしても公務員は、そういう立場になると有償ではいけないんだな。ただ社会貢献活動は大丈夫なんだよっていうのをもうちょっと明確に分かりやすくお伝えして、なぜかというたら、やっぱり人手が足らないところがいっぱいあるんです。かといって、そこに行くためのガソリン代であったりとか、一緒に御飯を食べたら費用も要りますし、何をしても今お金がかかる時代なんで、どうしてもそういうところにお金がかかるんだったらやめよう。でも、皆さんやっぱ立派な、全員かどうかは別として、大学を出られて知識も経験もサークルであったりとかそういう経験もいっぱいされて、中にはすばらしい経歴とか、何かに特化したものを持っている方もいると思うんで、そういう方がどんどん地域の助けになるような運動というか、活動ができればなというふうに思います。ある意味公務員なんで、やっぱり市の財産ですから、その財産をもっと有効活用できるように、総務部長よろしくお願いします。市長もお願いします。ぜひ、そういうせっかく雇用している市の職員の本当の100%の力を生かせば、もっと伊予市は輝けると思いますので、よろしくお願いします。御所見をお願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(門田裕一 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) もうすぐチャイムが鳴りますので手短に。
部課長会で私が常に言っているのは、職員、公務員であろうが、皆さんには、僕がよく言っているウルグアイのムヒカ大統領の言葉なんですけど、人は発展するためにこの星に生まれてきたんじゃないんだと。幸せになるためにこの地球・アースに生まれてきた。もっと家族と話し合いなさい、もっと友達とサークル組みなさい、もっと恋人と時間を共にしなさい。自分が幸せじゃなかったら、市民の皆さんを幸せなんかにはできないよということで、しっかりと自分のスキルを生かしたような枠組みで、そりゃこれはどう考えても、公務員にあるまじき兼業とかというんがあったらいけませんけど、大概の仕事って、結構社会貢献できると私は思ってますので、そういったことをさらに部課長会へ、部課長会では課長が下の課員に、そういったことを伝えながら、そういったものを構築してまいりたいと思ってますので、今後とも御教示よろしくお願い申し上げます。
〔8番平岡清樹議員「以上です」と呼ぶ〕
○議長(門田裕一 君) 暫時休憩いたします。
午後0時00分 休憩
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