録画中継

令和5年第5回(12月)伊予市議会定例会
12月6日(水) 一般質問
無所属
田中 弘 議員
1. 地域イベントについて
2. 日本ミツバチについて
3. 書かないワンストップ窓口について
            午前11時38分 再開
○議長(北橋豊作 君) 再開いたします。
 続いて、田中弘議員、御登壇願います。
            〔17番 田中 弘君 登壇〕
◆17番(田中弘 君) 議席番号17番、みらい伊予田中弘です。
 北橋議長の許可をいただきましたので質問を行います。理事者の皆様の明快な答弁をお願いいたします。
 まず、地域イベントについて伺います。
 地域イベントについては平成30年9月議会で、伊予市観光協会の法人化については令和4年6月議会で一般質問をしていますが、地域イベントについて再度質問をいたします。
 秋分の日、恒例となっている第36回なかやま栗まつりが9月23日に盛大に開催することができました。伊予市観光協会、なかやま栗まつり実行委員会、ボランティアの皆様、その他多くの方々の御協力により開催されることができたこと、大変感謝をいたしております。
 栗まつり実行委員会を4回開催し、内容を検討し、栗まつりを実施、10月27日に事業実績報告、今年度の反省点及び改善点等について話し合いました。実行委員会を開催する中で、伊予市観光協会は、今年度だけの暫定的なことであり、観光協会はなくなり、「一般社団法人伊予市観光協会ソレイヨ」に引き継がれる、現在のなかやま栗まつり実行委員会は解散する、この2点が今年度とは変わります。今後栗まつりを開催するのであれば、中山地域で新たに実行委員会をつくらなければならないとの話であったと認識しています。
 ソレイヨの法人プロフィールを見ると、法人基本情報、3情報は記載されているが、その他の情報は記載されていない。この状況で、伊予市観光協会がソレイヨに引き継がれるのはどうか。伊予市観光協会が積み重ねてきた長年の経験、実績、ノウハウを今後引き継がれるのか心配であります。地域イベントの開催は、栗まつりだけでなく、他のイベントも同様に実行委員会をつくり、地元主体で実施すると聞いています。令和6年度のイベントの予算は、今年度に比べどのようになるのかを含め、次の2点についてお伺いいたします。
 1、観光協会の方向性はどうか。
 2、地域イベントの開催について。
 以上、お伺いいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 地域イベントについての2点の御質問に私から答弁申し上げます。
 まず、1点目につきまして、現在の観光協会は、一般社団法人伊予市観光物産協会ソレイヨにおけるイベント運営、部門を受諾して事業を実施しております。今年度から旧市町単位にあった各支部を廃止しましたが、支部で行っていたイベントの事務局運営を中心に、ウェブサイトの発信、管理、観光ボランティアガイドとの連携を行うなど、観光協会としての活動内容に大きな変更はないようです。
 今後の予定といたしましては、今年度中に観光協会の業務内容を精査した上でソレイヨに引き継ぎ、次回総会にて解散する見込みと伺っております。
 市といたしましても、これまでの手法や実績、ノウハウの継承を進めるよう、ソレイヨに働きかけをいたします。
 2点目につきまして、今年度はそれぞれの支部ごとに開催や中止の検討をした結果を踏まえ、イベント事業を継承したと聞いております。田中議員お示しのとおり、今後のイベントの実施に際しては、企画する団体等が実行委員会を立ち上げ、主体的に進め、ソレイヨが予算を含め支援する方針のようです。ソレイヨに交流促進事業を委託しております本市といたしましても、地域のイベント開催の進捗確認等、積極的に関わってまいりたいと考えております。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ありませんか。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) 栗まつりの決算報告会を開催したということを私言いましたので、それについて何か言われるかと思いましたら、何もそれについて触れなかったので、少しだけ触れてまいりたいと思います。
 栗まつりの決算見込みによりますと、収入合計が515万円、そのうちの市からの委託金が250万円、その他寄附金等が含めまして約198万円であります。支出につきましては、それぞれの音響のイベント、それから歌手へのお金、それから警備等その他もろもろで190万6,000円。失礼しました、委託料が385万1,000円であります。その他の経費といたしまして196万円であります。そういうことで、支出が大体511万円ということで、無事に決算ができることを終えました。やはり、これには市の委託金、また地域の方々の寄附金等で賄うことができましたことは大変感謝をしておるわけであります。よく言われますように、いろんな事業、またイベントをした場合に、どういった収支もあるわけですが、この中で約500万円程度全ての事業で要っとるわけでありますけどが、当日の17店舗の売上げが400万円と聞いております、17店舗で400万円。それ以外にホテルのそれぞれのお客さんの出入りが多かったこと、また地域におきまして、いろんなところでお菓子とかジュースとかも出ておりますし、特に栗センターにおきましては、行列ができ、栗を2台の焼き栗機で焼くのを間に合わなんだというようなことがありますし、その後、いろんな報道をされる中で、土曜、日曜日には、特に1,000円の焼き栗が1,000個売れておりますといったような状況が出ております。やはり、栗まつりだけでなく、それによる宣伝効果と影響によりまして、より多くの波及効果も出ておりますので、ぜひともいろんな形の中で今後進めていきたいと思っております。
 それで、また反省会、また今後の方針につきましては、実行委員会を通じましてどんな方向になるかは共に研究を、また方針を考えていきたいと思っております。
 ただ、1点市長さんにお聞きをしたいのは、実は昨年ですか出ておりました旅色お気に入り伊予市、この中にも北乃きいさん、また南海放送を聞いておりますと、南海放送で週2回ですか、水曜日じゃったかな、それにはNicoさん、また土曜日にはそれぞれの番組の中で2時半から伊予市の状況、そういったものを通じまして伊予市の宣伝、またアピール、現在の状況等を市民の皆さんにつなげられておりますが、そういったことに対しまして、今後いろんな形の中で、有名人とか歌手とか女優とか使っておられますけどが、それに対しましてどのように考えておられますか、お聞きをしたらと思いますんで、よろしくお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 御指名でございますので。
 有名人が全てとは私は思ってはいませんけど、北乃きいさんの冊子も作って、本当にきれいな人ですよね。まあ言ったら、今スポーツ振興の位置づけの中では、オリンピックにも出られた佐伯美香さんや本間さんとか大塚さんというビーチテニスでは日本一の女性2人が伊予市でも頑張ってくれているし、今今後の部活動でも多分大きな影響力を持ってくるであろうという、議会にもこの間報告したしおさいの体育館やふたみの指定管理者になったささえる、この代表が横浜FCで活躍した三浦さんとかと一緒にサッカーをしていた西田剛君、そういった人たちも使いながらいろんなことをやりますけど、私は一番大事なのは、地域のモチベーションだと思うんですよね。中山の栗まつりは、本当にモチベーションあるし、私の立ち位置なんかは、焼き栗を最高にいろんなとこに行って宣伝してます。中山スマートインターでも開所式の日には焼き栗焼こうよって、あのときはコロナでできなかったけれども、そういう位置づけの中のPR効果っていうのが逆にすごいんで、決してタレントありきというような、伊予市っていう自治体は、そんなにタレントに頼らなくても、しっかりとPRできる。そりゃ大きな人口100万人以上の都市ならそれも必要であろうけれども、私は田中弘議員がどういう思いで言われているのかよく分からないけれども、タレントありきという思いは私の中にはありませんけど、ただ南海放送にも、またマスコミ媒体にも、また愛媛CATVも10月1日に開局しましたけれど、様々なマスコミ媒体でこの伊予市の魅力を市内外、県内外に発信していく努力はさらに充実をしてまいりたいと思っておりますので、よろしく今後とも御教示、御指導のほどをよろしくお願い申し上げます。
○議長(北橋豊作 君) 再々質問あります。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) 栗まつりにつきましても、やはり今年度いろんな意味でスタンプラリーとか、新たなことを取り入れてまいりましたけどが、やはりいろんな形の中で、方向も変わり、また時の流れの中でどういった形になるかも相談していかないと思っておりますけどが、私がこの質問で一番心配をしておりました来年度からの各地域のイベントについての予算がどんなになることを一番心配しておりました。その点につきまして、再度お聞きをしたいと思いますので、お願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 伊予市が観光協会に委託をしているから、伊予市は知らないよという立ち位置では一切ございません。その観光協会は、たまさかも観光物産協会ソレイヨに移行して、物産協会にしてないと物も売れないという位置づけもあるんで、観光協会では物売れないんですよね。でも、観光物産協会という位置づけにすると、例えばJR伊予市駅の構内の中で物も観光物産協会として伊予市の特産品も売れていくというような思いもありますし、観光協会が築いてきた今までの地域のイベントもろもろ、伊予市は決してはしごを外すようなことは一切いたしません。今後さらに地域がイベントを通じても活性化していくような努力をし続けてまいりますので、よろしくお願いを申し上げ、そして一点だけ言わせていただくと、市の職員がいないとできないイベントはやめてしまえというのは、この間までトライアスロンのことを言ってたんですよ。でも、今年度は今年やったトライアスロンは、市の職員のサポートなしでもやってくれたということで、当然のごとく、今その補助金に対して今はちょうどすったもんだしている時期ですけれども、基本的には、はしごを外すつもりはございません。ただ、地域が熱い思いを持ってやってくれてたら、市はしっかりと市の職員もそれを意気に感じて手伝いに行くということでありますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(北橋豊作 君) 2問目に行ってください。
            〔17番田中 弘議員「ちょっと」と呼ぶ〕
○議長(北橋豊作 君) 答弁漏れ。
            〔17番田中 弘議員「再々」と呼ぶ〕
            〔「再々質問、終わったよ」と呼ぶ者あり〕
            〔17番田中 弘議員「終わったんかな、そうですか、どうもすみません」と呼ぶ〕
○議長(北橋豊作 君) 暫時休憩をいたします。
            午前11時53分 休憩
       ───────────────────────
            午後1時00分 再開
○議長(北橋豊作 君) 再開いたします。
 2問目に行ってください。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) それでは、2問目のニホンミツバチについてであります。
 蜜蜂は、受粉活動により、野菜や果物及び蜜ろうなどの恵みを人にもたらし、私たちの暮らしを豊かにしてきました。蜜蜂と植物による受粉活動は、人とその他の動物の食料提供に大きな役割を果たす。里山の環境を維持することも大事と思います。
 四、五年前からニホンミツバチを見ることが少なくなっている、いなくなったと耳にすることが多くあります。気になっておりまして、私もここ二、三年、ニホンミツバチを見る機会がありませんでした。ところが、今年の春に久しぶりに見ることができました。今秋、秋ですけどが、見かけることがあり、少しは残っているのかとうれしく感じております。
 最近、蜜蜂の空箱を置き、分蜂した野生の蜜蜂を捕まえて持ち帰る人がいる。場所によると、20箱も置いている人がいると何人かの人から度々聞かされています。蜜蜂の行動範囲は、1ないし2キロと言われますので、町外へ持ち出されますと、元の場所へ戻ってくることはないと思います。地域の方の農業及び環境に悪影響を及ぼすのではないかと危惧をしております。
 そこで、質問いたします。
 地域外へのニホンミツバチの持ち出しについて、防止策はないかお伺いをいたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) ニホンミツバチについての御質問に私から答弁申し上げます。
 蜜蜂は、国連環境計画においても世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割は受粉を媒介していると報告されているように、自然界の生態系において極めて重要な役割を担っていることは御案内のとおりでございます。残念ながら、ニホンミツバチは、大きく減少したと言われておりますが、その原因として、野山の開発が進み、昔ながらの森が少なくなったこと、植林された管理林地が増加したこと、農薬使用が増加したことと近年の温暖化による自然環境が変動したことなどが上げられます。また、ニホンミツバチは、セイヨウミツバチに比べおとなしく、病気に強い反面、環境が悪いとすぐに逃げてしまうため、養蜂業としては管理がしづらく、取り扱う事業者も年々減少しているとされ、そのためなりわいとして取り扱われる蜜蜂は、そのほとんどがセイヨウミツバチであり、ニホンミツバチは約1割に満たない程度と伺っております。
 議員御懸念の蜜蜂の持ち出しにつきましては、蜜蜂が群生した巣箱を設置する場合は、花粉交配のみを目的とし、蜜の販売をしない、一般的な設置以外は例外なく居住する市町を経由し、県への届出が必要とされております。
 次に、野生のニホンミツバチを捕獲するための空の巣箱を設置する場合で、これをなりわいとして行う場合は、同様に居住地の市町を経由し、愛媛県への届出が必要とされておりますが、花粉交配を目的とした蜜蜂飼養者で、蜜の販売をしない場合には、届出の必要はなく、法的な制限も設けられていないのが実情であります。さらに、市外在住者が巣箱設置を行う場合は、居住地の市町を経由した届出となり、設置された市町では、他市町在住である設置者を把握できない現状もございます。
 このように、自然界に生息するニホンミツバチの捕獲行為に対する法的具体的制約は設けられていないことから、防止策を市町で講じることは極めて困難でありますが、御質問趣旨は理解できますので、機会を捉えた愛媛県への具申を検討してまいりたいと存じます。
 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ありませんか。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) 市町を通じて県へ届出を出す場合に、それぞれの巣箱の設置場所を記載するということになっとると思うわけなんですよ。その記載をするということは、自分の土地であれば自分の土地を記載するわけでありますけどが、私が特に見かけております空の巣箱を置いているところといいますと、公用地、特に市道の上なり県道の上へ続けて置いとるわけです。ということは、恐らく市が受け付ける場合でしたら、恐らく県道の上の地番でしたらそれおかしいよと言うであろうと思いますが、それもなしにただ置いておるというだけのことをどんなにして規制をしていってほしいかなということが一つの問題と思います。蜜蜂を置いて捕って帰るよと。近くならそのまままた元へ帰ったり、また近くの山林、または言いましたら古い老木の中のウドといいますか空洞の中へまた巣を作って、そこで分蜂をして増やしていくこともありますし、また岩の多い山でしたら、その岩の適当な場所に住み込みまして、そこで生活をしていく、そういったことはやはり蜜蜂がその地域の中であっち行ったり、こっち行ったり、領域等の関係、いろんなこともありますので、分蜂もしてあっちこっち行くと、そして循環をしておるわけですよ。しかしながら、さっき言いましたように、ただ蜜箱を置いて捕って帰られると、もうその地域からだんだんと減っていく。これを一番地域の方が心配をしておられます。会うたんびに弘さんまた蜜箱があこにもあるよ、ここにもあるよと言われます。それを何らかの形で規制をしないといけないということを私は思っておりますし、またそういった方がたまには箱に名前といいますか、自分の顔を書いておられる方、そういった方は、また地域の方が置いておるんかなと思うわけですが、名前も書かずにただ置いているだけ、そのことを勝手に置くけんそれは分からんよというのはそれまでかもしれんが、それぞれの所有者の方に連絡をした中で、何らかの処置はできないかということと、それからニホンミツバチ、私も飼っておりましたけどが、やはりいろんなスムシであったりいろんなことの清掃をしたり、また秋になりますとクマバチ、またスズメバチが中の蜂、また蜜を取りに来ますので、それを退治する方法とか、いろんなことをしながらそれぞれにまたニホンミツバチ独特の蜜のおいしさを趣味として、また楽しみとしておられる方も多いわけなんですよ。やはり、そういった中で一つには周りの状況なり県のほうへ具申をしますとかそういうことを言われますけどが、やはりたまには地域の里山の生活環境なりをそれを守っていくためには、伊予市としてもその必要性を解釈していただき、伊予市自体の条例というか、そういった形の規制はできないでしょうか。
 以上、たちまち2つの点につきましてよろしくお願いをいたします。
◎農業振興課長(池内伸至 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 池内農業振興課長
◎農業振興課長(池内伸至 君) 田中弘議員からいただきました再質問に対して答弁をさせていただきます。
 まず、養蜂振興法の改正によりまして、以前許可制でございました養蜂具の設置につきましては、届出に緩和をされたという経緯がございます。部長答弁の中でも申し上げましたとおり、この設置に関する法による規制というのができない以上、まずもって条例による本市の独自の規制というのはいたしかねる状況であると認識しておるところでございます。
 次に、空の養蜂具の設置につきましては、その底地が民地であった場合は、民民の関係の中での設置になろうかと思いますけれども、公用地に関しての設置というのが過去にも事例ございまして、ここについては公用地の管理者とともに私どもが現地確認をし、その巣箱の速やかな撤去を促す文書のほうをその箱に貼り付けまして、撤去を促して撤去に至ったという経緯がございます。
 いずれにしても、野生の蜜蜂に関して、その地域から持ち去るということに関しても一定の法的制限が課せられないと解しておりますので、ここについては領域等の関係もございますので、届けの出ているかどうか否かということを地方局に確認し、設置者のほうが特定できたときには、その設置者に対して養蜂協会のほうから調整をいただくようなことが対応として考えられると認識しておるところでございます。
 以上でございます。
○議長(北橋豊作 君) 再々質問あります。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) 蜜蜂が入ったら、ああまた今年も幾らか捕って帰られた、持っていかれたなということを、ただ見ておるのも何かまどろっこしい感じがするわけなんですよ。こういう例を言いますとちょっと違いますけどが、うちらの地域に不審者が何日も止まっておるがというようなことをやはり地元の方がいろいろ心配する中で、やはり警察署へこういう車が来とるが何とかしてくれまいかなということを相談したこともあります。そうすると、やはりそれなりの処置をしていただいて、車の撤去も持ち主に連絡してしていただきました。あるときは、不審者の方が来て、ずっと歩きよるが、おかしなことないかということで、地域のある方が声をかけて、二、三人ですると、また思い直したように帰って行かれたということもあります。やはり、その地域地域で、伊予市なら伊予市、中山なら中山でその空の蜜箱を置くことに対してのやはり地域でのニホンミツバチを守るという意識を持った中での防衛をしていくことも一つ大事なことではないかと思っております。といいますのも、地域の住民の方の理解と関心も大切ではあろうと思います。そういったことで、ただ見ておるのでなしに、伊予市として法的にできないよというようなことを言われたわけでありますが、もう少し何かの前向きな考え方を持っていただきまして、何とかしてほしいと思います。私実はキウイフルーツを作っておるわけなんですけどが、キウイフルーツ、普通は雄花と雌花が密に咲きまして、全部人工の受粉をしております。しかしながら、サンゴールドという品種につきましては、雌花が咲くのと同じ時期に開花する雄花を植えております。雄花が非常に香りのよい花でありますので、蜜蜂やその他のいろんな昆虫、蜂が来て受粉をして手助けをしてくれます。やはり、そういったふうに、農業の労力の軽減化にも大変役に立ちますので、ぜひとも蜂の確保をと思います。
 それから、先ほど言われました農薬の使用につきまして、蜜蜂が減るということもありますけどが、その農薬については、なるだけ蜜とか花の咲く時期には使用しないようにという指導もきておりますので、そういったことを厳守しながら我々もやっていかなければならないと思っておりますが、やはりそこをもう一歩踏み込んで、何とかよい考えを出していただくことはないでしょうか。それにつきまして重ねてお願いをいたします。
○議長(北橋豊作 君) 答弁要ります。
            〔17番田中 弘議員「はい、お願いします」と呼ぶ〕
◎農業振興課長(池内伸至 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 池内農業振興課長
◎農業振興課長(池内伸至 君) 空の蜜箱を置かれた場合の対応につきましては、先ほど申し上げましたとおり、それが市有地等であれば、私どもから撤去を促すことも可能でございますし、公有地であっても県であれば県に通報、管理者と一緒にそこからの撤去を促すということも必要でございます。
 法的にできるのは、そういったことに限定されるものと認識してございますが、例えば民民の関係で、民地に勝手に置いているといったときに、その地権者に対して地域として働きかけができる場合もあると思いますので、そのあたりは実際にその箱を置かれている場所、現地帯を発見された際には個別に御相談をいただきまして、取れるべく措置を共に相談させていただきながら実施をしてまいりたいと思いますので、御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(北橋豊作 君) 3問目に行ってください。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) それでは、3番目、書かないワンストップ窓口について。
 先日、徳島市は、市役所の窓口で書類に記入する手間を省く書かない窓口システムの導入の実験を始めると報道を目にいたしました。住民課窓口に専用端末1台設置、住民票や印鑑登録証明書などを請求する際に、運転免許証やマイナンバーカードをかざすと、自身の名前や住所が印字された請求書が出てくる。デジタル庁では、地方自治体における住民と職員の双方にとって負担の少ない快適な窓口体験を実現することを目指し、自治体窓口DX、書かないワンストップ窓口事業を自治体と密に連携しながら推進しています。業務見直しを通じて、従来の窓口業務を進化させることや身近な接点の利便性の向上を併せて進めることで、誰一人取り残さない人に優しいデジタル化を実現しますとありますが、本市に導入してはどうでしょうか。
 また、本市のマイナンバーカードの普及率は、令和5年6月末でマイナンバーカードが保有状況が2万6,821枚、74.3%のようです。全国は70%です。自治体窓口DXを進めることにより、さらなるマイナンバーカード普及につながると考えます。
 そこで、次の2点質問をいたします。
 1、書かないワンストップ窓口の導入について。
 2、マイナンバーカードの現状、普及について。
 以上、よろしくお願いをいたします。
◎企画振興部長(向井功征 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 向井企画振興部長
◎企画振興部長(向井功征 君) 書かないワンストップ窓口につきまして2点の御質問をいただきましたので、1点目の書かないワンストップ窓口の導入につきまして私から答弁申し上げます。
 まず、本市の窓口につきましては、平成29年度の本庁舎供用開始に併せ、総合窓口方式を採用し、複数の証明書、申請様式の統一化を図るなど、来庁者の利便性の向上に努めてまいりました。
 また、本庁では、令和3年度より発券機による受付システムを導入し、インターネット上で混雑状況の確認ができるなど、来庁者の平準化にも努めております。
 一方で、各種申請書は、いまだ手書きとなっており、特に混雑時には来庁者、職員双方の負担が生じていることは事実であります。
 今回御提案のありました書かない窓口につきましては、現在国の主導により、自治体窓口DXSaaS、すなわち地方公共団体がクラウド上に展開された様々なサービスに接続し、利用できる環境の構築が進んでおり、これには複数事業者によるアプリケーションが搭載され、地方自治体はその機能を選択して利用することができるようであります。現状では、マイナンバーカードを利用したサービスとして、マイナポータルによるぴったりサービスやえひめ電子申請システムによるオンライン申請の活用を推進しておりますので、今後自治体窓口DXSaaSの動向も注視しながら、費用対効果を含め、より効果的、効率的な運用ができるよう検討を重ねていきたいと存じます。
 以上、答弁といたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
 2点目について私から答弁申し上げます。
 まず、本市のマイナンバーカードの交付状況につきまして、愛媛県から提供された本年10月末の集計では、交付件数2万8,458件、交付率79.48%となっております。全国の交付率77.11%、愛媛県の交付率80.25%と比較いたしますと、本市の交付率は、全国では上回っているものの、愛媛県では若干下回る状況であります。
 なお、10月の交付件数が大幅に減少しております。これは、マイナポイント事業が本年9月末をもって終了したことに起因するものと考えております。
 次に、本市の普及策といたしまして、証明書のコンビニ交付などマイナンバーカードの利便性と必要性について様々な機会を捉え丁寧に説明し、理解促進に努めております。また、高齢者施設に入居されている方、市役所への来庁が困難な方などを対象として、職員の訪問によるマイナンバーカードの交付申請受付も実施しております。
 御案内のとおり、自治体DXの目的は、市民サービスの向上や経費削減、行政の透明性確保などさらなる行政サービスの向上にあります。その恩恵を受ける上で、マイナンバーカードは不可欠でありますので、今後とも多くの方にマイナンバーカードをお持ちいただけるよう、注力してまいりたいと存じております。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問あります。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) まず、1点目ですけどが、この10月末の集計では、私が言いました74.3%より大分進んでおるようでありますけどが、これ交付枚数ですか保有数ですか、それの確認をしたいと思います。
 それから、いろんなところでコンビニでの住民票の発行があったり、いろんなものの発行がなって随分便利にはなっておるかと思います。私が時々地方法務局へ会社の関係、また土地の関係でそれぞれの謄本とまたいろんな書類、また地図等を取りに行くことがあるんですが、法務局にあります自動発券機といいますのは、私が私の名前と住所とをはめて何が欲しいかをしますと、その私が申請した書類が自動的に向こうへ回って、その必要とする謄本とか印鑑証明書ができれば自動発券機で申請をしました何番さんということで受け取るわけなんです。かなり自動発券機の前に五、六人並んでおりましても、そこへ並ぶほうが手書きで書いて申請をし、それから自分が受け取るのでしたらやはり自動発券機のところで申請するほうが早いということで、そちらのほうへ多く並んでおります。それとまた、今それは自分で名前を押さないけんですけど、このマイナンバーカードなり免許証である場合は、DXの交付機はもう何にも書かんでええと、出てきた申請書にどれが必要かをチェックするだけであろうと思います。やはり、書くということの煩わしさといいますか、かなり年を取っていきますとなかなか難しくなりますし、また老眼鏡もそれぞれの窓口へ置いておられますけどが、忘れる方もおられます。そういったことのやはり伊予市の本庁へ来ていろいろ窓口に申請に来ても楽になったわいと、すぐ気兼ねなくできるということが大切ではなかろうかと思っております。やはり、いろんな時代の流れで次から次とあるわけでありますけどが、やはりこういったことを取り入れることで、住民サービスが一番大事ではないかと思いますし、混雑状況を自動発券機によりまして、何番の方税務課へ行ってください、市民課窓口へ行ってくださいと言われておりますけどが、やはり3月、4月の繁忙期といいますか、それぞれ学校を出て転出される方、また転入をよそからする方、それぞれにかなり多いと思いますんで、そこらの渋滞緩和といいますか、利便性につきましては必要ではないかと思います。
 以上、2点お願いをいたします。
◎市民課長(高橋洋司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 高橋市民課長
◎市民課長(高橋洋司 君) 田中弘議員より2つの再質問がありましたので、私からお答えいたします。
 まず、部長答弁にありました交付件数、交付率ですけども、これは伊予市の窓口で交付したカードの枚数になります。
 2点目のシステムの導入についてなんですけども、議員御質問のシステムと同じものかちょっと不明なんですけども、市民課では、同様の機能を持つシステムの提案を受けております。本課への提案に当たって、システムではこのシステムができることが申請者の氏名と住所を記載した申請書を印刷するものでした。申請書には、例えば住民票であれば誰の住民票が必要なのか、またその枚数であるとかという、必ず申請者自身が記載しなければならない項目が幾つかあり、なかなか何も書かないというまでのシステムではなかったように記憶しております。また、申請される方の動線、いわゆる窓口での動きを考えた場合には、システムを1セット設置しただけでは足りずに、仮に複数セット設置した場合には、設置場所の問題や費用などの課題があるように感じております。議員の再質問の中にもありましたけども、本市の場合は、交付できる証明書の種類は限られますけども、マイナンバーカードをお持ちの方であれば、コンビニエンスストアで一切書くことなく、さらには土日でも証明を受けることはできますので、御利用いただいたらというふうに思っております。
 いずれにいたしましても、書かない窓口、これは多くの自治体で様々な機能のシステムが実証導入されているようです。本課といたしましては、これらの結果も踏まえた上で、導入の可否も含めて検討したいと考えております。
 以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再々質問あります。
◆17番(田中弘 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 田中弘議員
◆17番(田中弘 君) 今お聞きしますと、カードの発行枚数と言われたような気がするんですよ。私はこれ書いておりますように、保有枚数ということで、保有状況でしております。ただ発行しただけでしたら、死んだ方も数に入るんじゃないですか。その点でそれを生きている方が何人保有しているか、そのほうが大事ではないかと思いますので、もし今度機会がありましたら保有で後で連絡をしていただきたいと思っております。
 それから、先ほど言われましたように、コンビニでの発券機もあります。しかし、これは一定コンビニの中でいろいろとそこへ行くまでに、たどり着くまでに時間がかかるわけなんですよ。慣れてないお年寄りの方でしたら、機械ってここでしょうか、どうでしょうか、迷っているような中で探り当てていかなければならないと思いますが、私が言いました方法は、マイナンバーや運転免許証を持っていくと、それをキャッチして書類が出てくるわけで、それをということでありますので、またそこら辺、いろんな形式とか方法もセットであったり、またいろんな機能が進む中で、それだけでしていくのか、また書かなければいけないことにも詳しく検討していただきたいというのと、1台が2台、2台というそういう理論もいろいろあるかもしれんけどが、やはり住民の方々へ来て手続のしよいというか、そういうことが大事ではないかと思っております。お年寄りの方がよく言われますんは、弘さん、行ったらな、市役所行っただけど大勢並んどるんでこっちは緊張してしもて、なかなかいけんのですよということが言われます。やはり、その方々に楽なといいますか、簡易な方法をしてあげるのも一つの例かと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(北橋豊作 君) 要望ですか。答弁要ります。
            〔17番田中 弘議員「いや、さっきの保有、もし分かっておりましたら、保有枚数と保有」と呼ぶ〕
◎市民課長(高橋洋司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 高橋市民課長
◎市民課長(高橋洋司 君) 現在住まれている方の保有枚数は、大変申し訳ないんですけども、把握はしておりません。あくまでも国、県から通じて通知される窓口で交付した件数しかすみません、申し訳ないんですが、把握しておりませんので、ここの場で改めて帰って手元に出るかどうか分からないんですけども、それも含めて現状はお出しできないということになります。
○議長(北橋豊作 君) よろしいですか。
            〔17番田中 弘議員「はい」と呼ぶ〕
◎企画振興部長(向井功征 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 向井企画振興部長
◎企画振興部長(向井功征 君) それでは、田中議員のさらに進んだ書かない窓口の推進というところで、大きな観点から私のほうで答弁申し上げたいと思います。
 まず、国における書かない窓口というものにつきましては、一つ窓口に来られた方の利便性の向上、それと加えて行政事務の効率化というのが大きなテーマとなっております。例えば、専用端末を窓口に設置して、マイナンバーカードを使った基本情報の登録と併せまして職員がヒアリングすることにより、必要情報を端末に登録していくと、職員が。それをシステム連携により、業務の基幹系システムなどの業務システムへ取り込むことによりまして、ペーパー受付での転記時の登録誤りの防止であるとかあるいは二重登録を不要とすることによる事務の軽減、こういったものの効果も見込まれるものでございます。先ほどから言われております証明書の交付というものと手続というものは、大きく2つに大分されると思っておりまして、証明書交付であれば、マイナンバーカードを例えば置いて、それを読み込んで申請書がペーパーとして打ち出されて、それを窓口に持って行く仕組み、それから手続となりますと、必要なところを細かく記載するということがございますので、そういうものについては職員のヒアリングで、最終的にはこれらを機械的に処理することによって、業務を大幅に効率化ができるということになるかと思います。我々企画振興部門としましては、当然行政手続のデジタル化を進めていく部署でございますので、そういう役割を担っているというふうに考えております。
 一方で、実務につきましては、窓口を有する所管部門のほうとなりますから、ここらとの協議というものを細かく重ねながら、より効率的なシステムの構築へ向けて、検討を進めていきたいと思っております。
 以上、答弁といたします。
            〔17番田中 弘議員「どうもお世話になりました」と呼ぶ〕
○議長(北橋豊作 君) 暫時休憩をいたします。
            午後1時32分 休憩
ご利用について
  • この議会中継は伊予市議会の公式記録ではありません。
  • 録画中継は、会議の翌日から起算して、おおむね7日後(土、日、祝日を除く)からご覧いただけます。
  • 映像配信を多数の方が同時にご覧になった際に、映像が正しく表示されない場合があります。
  • 「伊予市議会インターネット議会中継」に掲載されている個々の情報(文字、写真、映像等)は著作権の対象となります。伊予市議会の許可なく複製、転用等を行うことは法律で禁止されています。