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令和5年第3回(6月)伊予市議会定例会 6月22日(木) 一般質問
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内容
会議録
令和5年第3回(6月)伊予市議会定例会
6月22日(木) 一般質問
公明党
大野 鎮司 議員
1. 学校施設等の安全で快適なトイレ整備等について
2. 3万人が住み続けられる伊予市へ(防犯編)
3. 外国人の対応について
午前10時55分 再開
○議長(北橋豊作 君) 再開いたします。
続いて、大野鎮司議員、御登壇願います。
〔9番 大野鎮司君 登壇〕
◆9番(大野鎮司 君) 議席番号9番、公明党大野鎮司です。
北橋議長に許可をいただきましたので一般質問を行います。武智市長をはじめ、関係理事者の皆様の明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
それでは、通告に沿って質問をいたします。
まず、1問目ですが、学校施設等の安全で快適なトイレ整備等についてお聞きいたします。
学校や公共施設のトイレの洋式化は、今までも多くの議員さんが質問されてきました。私も多くの保護者さんから、洋式トイレへ改善してほしいとの御意見をいただいておりますし、先日、小学6年生の女子児童からもお願いされたところです。その児童さんいわく、洋式トイレには並んで、和式はスカートが床につきそうで、使う児童はあまりいないそうです。
また、女子児童・生徒さんの保護者からは、生理のときなど、何かと大変だとお聞きします。文部科学省は、令和7年度までに公立学校のトイレの洋式化を95%まで整備するとの目標を掲げています。インクルーシブが進められる学校施設において、多目的トイレの整備は不可欠であります。
また、フェムテックが推奨される中で、学校施設にも温水洗浄便座つきトイレの設置が強く求められています。
インクルーシブの意味は、全てを包括する、包み込むこと、障がいの有無、性別、性的指向、人種など、様々な違いを認め合い、人権・尊厳を大事にすること、共生社会とも言います。それとフェムテックとは、女性の健康問題を解決するためのテクノロジーのことです。
学校は、災害時には避難場所になります。避難所における多目的トイレの整備は、障がい者や高齢者、子育て中の方にとって非常に大切なことであります。
さらに、温水洗浄便座つきトイレの設置についても、災害時に避難場所での生活が余儀なくされた際、特に女性や高齢者の衛生管理の面で重要な取組であると思います。避難所では、トイレが不衛生なことが原因で、トイレの回数を減らそうと水分を控えたことによる健康被害や膀胱炎の発症も懸念されます。このような観点から、学校トイレの洋式化を着実に推進すると同時に、多目的トイレや温水洗浄便座つきトイレの整備も併せて推進すべきと考えます。それには、大きく2点問題があり、当時の質問で答弁されておりましたが、私はクリアできると考えております。
まず、1つの問題としましては、和式トイレは教育の一環、和式の使用方法を教えなくてはいけないとありますが、全家庭で洋式トイレは9割普及しております。商業施設などでもほとんど洋式トイレ、逆に和式を探すほうが大変だと思います。ですが、和式トイレが全くないことはありません。全ての学校を調べたわけではありませんが、保護者さんに御協力をお願いし、郡中小学校、港南中学校の女子トイレを調べますと、6から8ある便器のうち、たった2つが洋式トイレ、あとは和式トイレでした。教育の一環であったとしても、使用する人が少ないのですから、この割合は逆にするべきではないでしょうか。ましてや文部科学省が、洋式化95%を目指しております。
2点目としましては、財政的問題です。
トイレの改修は、学校環境改善交付金を今は活用されているようですが、この交付金は、学校が建築され40年以上たってないと受け取れません。ですが、災害時に避難場所となる学校施設の災害対策機能の強化の一環としてのトイレの整備には、総務省の充当率100%で補助率70%の防災・減災事業債が活用できます。これによってもっと早く改善できるのではないでしょうか。
以上の考えから、4点お聞きいたします。
まず、1つ目ですが、市内小・中学校の洋式トイレの設置状況をお教えください。
2点目、災害時には避難場所となる学校、避難される高齢者のためにも洋式化へ。
3点目、女子生徒にとって、生理の際など和式は大変、洋式に改善し、温水洗浄便座へ。
4点目、高齢化社会の現在、公共施設のトイレも洋式化に。
以上、4点よろしくお願いいたします。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 失礼します。
学校施設等の安全で快適なトイレ整備等について4点の御質問をいただきました。私からは、小学校のトイレ整備に関する1点目から3点目について答弁申し上げます。
1点目の市内小学校の洋式トイレの設置状況でございますが、小学校全体で396台の個室用便器のうち138台が洋式で、洋式化率は34.8%、同じく中学校全体で220台のうち104台が洋式で、47.3%、小・中学校全体では、616台のうち242台が洋式で、39.3%となっております。
次に、2点目の洋式化の推進につきましては、これまでの一般質問に対する回答の踏襲となりますが、学校施設環境改善交付金を活用し、令和2年度に策定した学校等施設長寿命化計画に基づき、洋式化に関する学校からの要望も考慮しながら、改修する予定としております。
次に、3点目の洋式便座に温水洗浄器をという御質問ですが、既に洋式化している242台のうち、温水洗浄機能がついているものは44台で、18.2%にとどまっております。これは、温水洗浄機能つき便座をこれまで多目的トイレなど、主に障がい者の利用に絞って整備してきたためですが、インクルーシブやフェムテックの観点からも、今後改修の際には、学校と協議を行いながら、温水洗浄便座つきトイレの増設の必要性を検討してまいります。
議員お示しのとおり、国が国土強靱化のための中・長期目標として、小・中学校のトイレ洋式化率95%の目標を、令和12年度から令和7年度に前倒ししている点も承知しておりますが、厳しい財政事情の状況でありますため、長寿命化改修工事で財政負担の平準化を図り、市債も活用しながら順次着手する一方で、故障等により修繕が生じた際には、個別改修として適宜整備を進めてまいる考えでございます。
議員御提案の緊急防災・減災対策事業債を活用しての早期実施につきましては、現在活用している学校施設環境改善交付金のほうが、僅かながら財政的に有利なこともあり、引き続き交付金を活用していくことで、御理解賜りたいと存じます。
以上、答弁といたします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 私から4点目の高齢化社会の現在、公共施設のトイレは洋式にについて答弁申し上げます。
新たにトイレを設置する場合には、原則洋式にて対応いたしております。
また、現に供用している公共施設のトイレについては、昨年3月議会において、小便器を除く便器が、和式と洋式合わせて1,358基あり、うち706基、率にして52%が洋式であると答弁申し上げました。昨年度においてもトイレの新設や改修を行ったことにより、現在は合計1,360基うち721基、率にして53%が洋式となっております。今後は、財源状況を見極めながら、年間15基程度を目標に、施設の改修等に併せて洋式化に努めてまいりますので、御理解賜りたいと存じます。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
公共施設のことに関しましては50%を超えているということですので、また年間15基ずつ増やしていきたいということですので、またよろしくお願いしたいと思います。
学校のほうが、ちょっとやはり大体4割を切ってる状況になります。財政面とか先ほどるる答弁あったんですが、何ていいますか、今の新しい便座になりましたら、節水とかにもなるかと思うんです。ほんで、ちょっとお聞きしたいんが、まず1点目としましては、防災・減災事業債を使うと100%で70%なんですけど、僅かでそちらより今使っているほうがいいとは言うんですけど、スピード感を持ってぜひやっていただきたいなといいますのも、やはり災害というのはいつ来るか分かりませんし、何より今伊予市にいる多くの子どもたちが、それに対して非常に困ってるまでとは言いませんが、そこに関して非常に不便を被っているんです。ほんで、公共施設を使われる、これが例えば仮に高齢者だったとしたとしても、いろんな方がいらっしゃると思いますが、もうちょっと子どもにも優しい環境整備をぜひお願いしたいなというふうに思います。
今、環境交付税を使っているんですけど、それを例えば節水の観点とか、そういうふうな面から考えてもそちらのほうが有効なんでしょうか。
あと、防災・減災対策事業債っていうのは、例えば限度枠があって、これ以上年間に使うと、もう使えないであるとか、そんなんがあるので、若干ですが、そっちのほうを利用をしているというふうなお考えなんでしょうか。とにかくできるだけ早く、もう4割も今は満たない状況の中、やはり8個ぐらいあるトイレの中で2個しかないというのは、ちょっとあまりにも少な過ぎると考えます。私が言うことじゃないかもしれませんが、大人の女性ならあれからもしれませんが、例えば初めて生理を迎えた女子生徒なんかは、なかなかうまくいかないとか、いろいろなこともございます。あと温水便座つきであれば、清潔にも保てるというふうな観点から、やはり早急にこのことに関しては、学校整備のほうをもっとスピードアップをしていっていただきたいと思うんですが、以上、2点よろしくお願いします。
◎教育委員会事務局学校教育課長(谷仲寿夫 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 谷仲教育委員会事務局学校教育課長
◎教育委員会事務局学校教育課長(谷仲寿夫 君) ただいまの大野議員の再質問に私のほうからお答えをさせていただきます。
まず、緊急防災・減災対策事業債との比較ということなんですけども、こちらのほうは災害用ということで、トイレとかそういった防災用の施設改修のための起債ということで、今回議員御発言のとおり、国土強靱化のための中・長期目標のためにつくられた起債という認識でおります。こちらのほうで御発言いただいたことによって、ちょっとこちらのほうでどのぐらい予算、市の負担が変わるのかというのを確認をしたところ、細かな条件は除いてなんですけども、充当率と交付税措置率で考えてみると、やはり今の長寿命化で使っているほうのほうが、財政的には有利であるということは確かなんですけども、どちらにいたしても、今長寿命化改修工事をしているのと併せて、プラスこの起債を使っての早期での整備ということを恐らく考えないといけないところになるんですけれども、先ほども答弁にありましたとおり、財政事情が厳しいところもあって、長寿命化工事を継続しつつ、このトイレ整備をというと、やはり難しい部分が出てきますので、そちらのほうは御質問にもありましたとおり、スピード感を持って改修をということでございますので、長寿命化のほうを今後また精査して進めていきたいと考えております。
すみません、あともう一点、節水という観点から工事をということでしたが、こちらのほう、節水という観点もあるんですけども、やはり温水洗浄便座つきトイレを整備する場合を想定しますと、どうしても電気工事から始まって、当然コンセントが要りますので、電気工事そして、設置した後の電気代、当然ながら冬は便座を暖めたりすることも必要になってきますので、そういった費用もかかってきますし、また故障等における交換とか、維持管理費という点もありますので、そういった点も総合的に勘案して、また今後検討していきたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
十分大変な財政状況の中でいろいろあるかなと思うんですけど、そんなに温水便座にしたからということで、水道も上がる、電気代もと言うたら、我が家についてる洋式トイレウォシュレットは、リモコンのところに電池なんです。ほかに電気の工事があるのかも分かりませんし、故障とかってありますけども、10年家に住んでますが、トイレが壊れたことは、一度たりともございません。あと、やはり今どきの機械ですから、その辺のとこも考慮して、逆によく家電の製品なんかは、新しいほうにしたほうが、すごく節電や節水になるというほうが多くあると思います。やっぱり財政面であるとはいえ、少しでも大変かもしれんけど、大事にせないけないことのほうがあるっていうふうに私は思います。多分長寿命化で計画的になるんでしょう。それが、例えば仮に10年後95%、伊予市の小・中学校がなるんだったとしても、じゃあその10年間の間の子どもは、結局そういった、そこまで不便じゃないかもしれんけど、そういったことが──ちょっと最近のことでは、コロナの例がまさにそうです。学年によってはもう3か年、何にもできなかったっていうようなこともありました。ですからこそ、僕はそういった声が多くたくさんある中でやるべきやと私は思います。それがもうウン十万円とか何倍もかかるんだったらいけないかと思いますが、せっかく国のほうも12年を前倒しをして7年にやったということは、それは意味があることですし、多分前倒しをしたということは、今は充当できるけど、その期間がだんだんなってくると、それは使えないよと言い出す可能性だってあります。その点を踏まえて、ぜひとも大きく考え方を変えていただいて、しつこいようですが、再度トイレの洋式化、温水便座をお願いしたいと思いますが、環境改善交付税を防災・減災事業債に一気に替えるとかぐらいまでの御検討ができないか、よろしくお願いします。
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 窪田教育委員会事務局長
◎教育委員会事務局長(窪田春樹 君) 私のほうから再々質問のほうにお答えいたしたいと思います。
議員強く意見をいただいたところでございます。インクルーシブやフェムテックの観点からも、そして子どもたちのこと、女性のことを考えて、施設の特徴からしっかりと整備に向けての考えをお聞きいたしました。改修の際には、学校等の協議というのが必ず必要になります。そうした中で効率的な財政の補助、そして事業債というのをしっかり判断の中に入れまして、どれが一番早期にスピード感を持って洋式便座、温水洗浄機能を持たせていくかというふうなことを今後丁寧に検討を重ねてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
以上でございます。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 6月議会は静かにしておこうかなと思ったんですけど、私が議員のときに予算立てを見て、学校のIs値がここまで低いのに、なぜ学校の改修・改築を先にやらないんだと。ほかの予算を削ってでもやれよということを言いました。ある意味、今の大野議員の質問は、それに似ているところもあるんで、様々な財政状況も踏まえてですけど、私が小っちゃい頃はぼっとんトイレで、水洗トイレになってびっくりしたぐらいで、今は洋式が当たり前の時代なんです。時代は変わってる。その時代が変わってるから、国も令和12年をある意味7年に前倒しをしたという実績があるんです、事実が。だから、ここは伊予市としても子どもたちの未来、そして今勉強している子どもたちのために何ができるかということをしっかりと研究しながら、ある意味、全体の課と相談いたしますけど、どっかの予算を削ってでも早くトイレができるように検討のテーマとして部課長会に取り入れたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○議長(北橋豊作 君) 2問目に行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) では、2問目に移ります。
3万人が住み続けられる伊予市へ、防犯編としましてお聞きいたします。
防犯灯と同じく防犯カメラの補助を。
最近よくテレビでヤミバイトによる犯罪のニュースをよく目にします。犯罪が増えたとも思いますが、最近のSNSや防犯カメラ、ドライブレコーダーの普及により、すぐに映像が流れる時代になりました。やはり映像での証拠により、犯人の検挙も早くなっているのではないでしょうか。以前、川口議員も防犯カメラの質問をされていましたが、防犯カメラがあることで犯罪の抑止になると思います。地域の防犯灯のように、防犯カメラを設置する地域、または個人でつける方など、設置の補助をすることで、犯罪者から伊予市は極端な話、防犯カメラが多い地域だと認識され、さらに安心・安全な伊予市になるのではないでしょうか、御検討をお伺いいたします。
◎総務部長(河合浩二 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 河合総務部長
◎総務部長(河合浩二 君) 「3万人が住み続けられる伊予市へ」と題して、防犯カメラの設置補助に関する御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。
昨今の警察における犯罪捜査は、防犯カメラ等に記録された映像の積極的な活用が図られており、その状況は、報道等にあるとおりで、防犯カメラに犯罪抑止効果を期待することは、議員御指摘のとおりであります。
また、本年1月に開催いたしました安全安心まちづくり推進協議会におきましても、防犯カメラの設置を議題として取り上げ、委員の皆様と必要性及び課題等を共有いたしました。
当推進協議会における今後の方向性といたしましては、犯罪抑止効果を踏まえて、積極的な設置をといった御意見のほかに、関係機関と協議しながら設置を推進していただきたい、広報区と地元の意見も踏まえながら、引き続き検討を進めてもらいたいとの提言をいただいており、おおむね設置に前向きな御意見をいただきました。つきましては、当推進協議会での議論も踏まえ、現在実施中の地域で設置する防犯灯への補助に加え、防犯カメラつき防犯灯への補助についても事業化に向け検討してまいりたいと存じます。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) 大変御答弁ありがとうございます。
1点、ちょっと確認なんですけど、御答弁に、カメラつき防犯灯への補助とあるんですけど、例えば、もうほぼほぼ防犯灯っていうのはあるかと思うんです。それとは別、防犯カメラのみの設置の場合も補助の検討は入られるんでしょうか、その点だけよろしくお願いします。
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 宮崎危機管理課長
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 失礼いたします。
大野議員の再質問にお答えを申し上げます。
防犯カメラつき防犯灯への補助だけなのかと、防犯カメラ単体へはというふうな御質問だったと思います。
現在までに防犯灯への補助も行ってきたところでございますけれども、まだ防犯灯の申請は、地元広報区等からも出てきております。といいますのは、大分LEDに替わったという認識がありますけれども、まだ従来の蛍光管の防犯灯もございます。そういった状況の中で、犯罪捜査については、防犯カメラの有効性が認められるというところですけれども、本市といたしましては、まずは住民が夜間においても安全・安心に帰宅、外出することができるよう、まずは防犯灯の充実強化を図ることが肝要というふうに考えております。その中で、地域において防犯灯の整備に併せて防犯カメラを設置したいという御要望に応えるために、防犯灯機能をまずは基軸として、防犯カメラつき防犯灯への補助の検討をしたいというふうに考えているところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(北橋豊作 君) 再々質問ありますか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ちょっと僕の理解があれなんか、いわゆる防犯灯がまずはメインですよ。でも防犯灯、今ついてますよと。防犯灯があるから、カメラだけつけたいよというときは、じゃあその防犯灯ものけて、防犯灯つき合体やったら補助は出すけど、単体では出さないよということなんですか。
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 宮崎危機管理課長
◎危機管理課長(宮崎栄司 君) 失礼いたします。
大野議員の再々質問にお答えをさせていただきます。
現在の認識としては、先ほどの再質問の答弁で申し上げたとおりでございますけれども、確かに今のような再質問の状況も考えられるところであろうかと思います。そういった点につきましては、広報区長からの意見も踏まえて、可能な限り地元の要望に応えれるように対応はしていきたいというふうに考えてはおります。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 武智市長
〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 答弁原稿に書いております防犯カメラつき防犯灯への補助についても事業化に向けて検討してまいりますと書いているのは、今宮崎課長が言ったとおりでありますけれども、この文章は別にしても、防犯カメラ単体で安い物があれば、それは基本的には補助していくべきだと私は考えます。ただ、今五色浜とか下三谷のちょうど交差点のところの照明灯、あれは正岡議員の通行量調査のためにも防犯灯つきのカメラをつけろというので、もうついてますけども、ブルーライトで結構安いんですよ、防犯カメラと防犯灯で6万円なんです。ただ私が知ってる認識では、防犯カメラだけでは結構高いんで、だから今そこらをもっともっと研究してみますけど、もしそれよりも安い物があったりすると、防犯カメラ単体の補助は考えますが、ただ逆に言いたいのは、カメラだけつけたほうが高かったねっていうことがないように我々は精査をしながら、言い尽くされた言葉かもしれませんけど、限られた財源でいかにいい物、安い物をつくっていくかという検討課題の中で、今回の答弁にさせていただきました。御理解ください。
○議長(北橋豊作 君) 3問目に行ってください。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) それでは、最後の3問目に移ります。
外国人の対応についてお聞きいたします。
以前からたまにスーパーで買物をされる外国の方を見ます。少し前ですが、ちょっとしたトラブルといいますか、困っている店員さんと買物に来た外国の方を見ました。その日は卵の特売日でした。500円以上お買上げの方、お一人様、卵ワンパック98円──98円は今では考えられない金額ですが、私がレジに並んでいると、卵だけを持った外国の方、多分98円で買えると思っているんだろうなと思い、私の片言の英語で、もう本当片言ですが、エッグ、ナインティーエイト エン、ノーと伝えても伝わるはずもなく、案の定会計の際に、店員さんが何回も説明していますが、よく理解していないようで、渋々卵を返していました。いろいろと大変だろうなと思いました。先日ベトナムの方を雇用している伊予市の企業に勤める友人から、ごみの分別で困っている。地域の方や大家さんとちょっとトラブルになっていて、本人も分かろうと努力しているし、その友人もスマホ片手に教えるのですが、なかなか難しいようです。ひょっとして、こういったことがいろいろ起こっているのかなと思い、2点お伺いいたします。
1点目、外国人の来庁者の対応はどうされているのでしょうか。いろんな手続とかで来られたりはしてないのでしょうか。
2点目、ベトナム語などの外国語のごみカレンダーを印刷まではいいですが、例えば英語、ベトナム語のごみカレンダーをPDFで1つつくって、ホームページやスマホで確認できるようにできませんか。
以上、2点お願いいたします。
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 空岡市民福祉部長
◎市民福祉部長(空岡直裕 君) 失礼いたします。
外国人の対応について2点の御質問をいただきましたので、私から1点目について答弁申し上げます。
多くの外国人が行う転入や転出の届出、証明書の交付手続には、主に市民課の窓口で対応しております。その中で特に記載内容が複雑な転入・転出の届出には、勤務先の職員やコーディネーターが同行、または委任状を持参した代理人が行う場合が大半を占めておりますので、スムーズな対応が図られております。
なお、少数ではありますが、外国人が単身で来庁される場合には、御自身がスマートフォンの翻訳アプリを準備されることが多く、こうしたアプリの活用と簡単な英単語、身ぶり手ぶりを交えることで、意思疎通が図られております。いずれにいたしましても、窓口における手続の際には、引き続き懇切丁寧な対応に心がけ、来庁された方に寄り添えるよう努めてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 失礼します。
2点目のベトナム語などの外国語のごみカレンダーをにつきまして、私から答弁申し上げます。
現在、本市に在留する外国人は、本年3月末日現在で258人で、定住者を除く一時滞在者191人の内訳は、ベトナム117人、中国27人、カンボジア11人、ネパール・タイがそれぞれ8人、フィリピン7人、その他の国が13人となっており、ほとんどが技能実習等の在留資格者となっております。
多くの外国人の方は、雇用企業の指導やスマートフォンの翻訳アプリケーションソフトなどを活用し、ルールを守ってごみ出しをしていただいているものと認識をいたしております。
しかしながら、大野議員お示しのトラブルやさらに今後の少子・高齢化に伴う人手不足による外国人の増加も想定されることから、御指摘のごみカレンダーの外国語表記について、まずは職員自ら作成し、対応できないか、検討してまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
○議長(北橋豊作 君) 再質問ありませんか。
◆9番(大野鎮司 君) 議長
○議長(北橋豊作 君) 大野鎮司議員
◆9番(大野鎮司 君) ありがとうございました。
たくさん今はベトナムの方が伊予市で働かれております。20代そこそこの若い子が、一生懸命頑張ってやっておりながら、もめたくもないのに大家さんに怒られたりとか、そんな中、一生懸命されているというふうにその友人からもよく聞きます。そういった中、頑張っているので、ぜひとも早めにPDFのやつで結構ですので、どなたでも確認できるような形で、ぜひよろしくお願い申し上げまして、私の一般質問とさせていただきます。
以上です。ありがとうございました。
○議長(北橋豊作 君) 暫時休憩をいたします。
午前11時29分 休憩
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