録画中継

令和5年第1回(3月)伊予市議会定例会
3月2日(木) 一般質問
無所属
吉久 俊介 議員
1. ふたみシーサイド公園(道の駅ふたみ)の経営状況について
2. 地域公共交通について
3. 双海地域事務所について
4. SDGsの推進に関連して
○議長(谷本勝俊 君) 日程第2、これから一般質問を行います。
 発言の通告がありますので、順次質問を許可します。
 なお、発言残時間及び発言回数をモニターに表示しておりますので、御確認願います。
 吉久俊介議員、御登壇願います。
            〔5番 吉久俊介君 登壇〕
◆5番(吉久俊介 君) 改めましておはようございます。
 議席番号5番、伊予夢創会吉久俊介です。
 谷本議長の許可をいただきましたので、通告書に沿って一般質問をさせていただきます。
 まず、1番目、ふたみシーサイド公園の経営状況についてです。
 2021年5月にリニューアルオープンした道の駅ふたみですが、コロナの影響もあり、まだ完全な平常運転とは言えない状況かと思います。リニューアルから1年半以上が経過し、市内外から様々なお声を頂戴しておりますので、4点の質問をさせていただきます。
 なお、同施設は、指定管理になっており、市が直接その経営に関与することは難しいことは承知しております。ですが、所有者として意見具申なり申入れをすることは十分可能であるとの考えからの質問であることをあらかじめ申し添えます。
 まず、1つ目、リピート率です。
 道の駅は、令和4年11月現在、全国で1,192か所、愛媛県内では29か所と伺っております。様々なサイトでお勧めの道の駅として道の駅ふたみが登場します。今後、さらに集客力を向上させるには、リピート率を向上させることが重要かと考えます。トップクラスの道の駅では、リピート率が70%を超えると聞き及んでおりますが、道の駅ふたみのリピート率の現状をお示しください。
 また、同率向上へ向けて、今後何か計画なり目標があれば教えてください。
 2番目、冬場対策です。
 去年のクリスマスシーズンのことですが、特にライトアップもなく、夕刻以降は非常に殺風景な状況でした。施設の性格上、どうしても冬場は客足が落ちることは否めません。しかし、何もしなくてよいというものでもありません。冬場の集客対策は、どのようになっているか、お示しください。
 3番目、昨年10月頃から1階テナントの一つが閉店したままになっています。ようやく店内の原状回復が始まったようですが、今後の見通しはどのようになっているか、お示しください。
 4番目、2階のレストランについてです。
 2階レストランについて、市内外から様々な御意見を頂戴しております。気になるのは、否定的な御意見があまりにも多いということです。例えば、値段が高い、量が少ない、値段の割に大しておいしくない、店のコンセプトが不明、もっと子ども連れで気軽に入れる店にしてほしい、二度と行かないといったものです。1階のテナントと競合しない業態という点は理解できますが、①のリピート率向上という観点からは看過できない問題ではないかと考えます。例えば、スターバックスを入れるとか、抜本的に見直すよう要請することはできないでしょうか。商売に競争は付き物です。道の駅そのものもある意味商売である以上、不断の改善が不可欠だと考えます。
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 三谷産業建設部長
◎産業建設部長(三谷陽紀 君) 道の駅ふたみの経営状況に関する4点の御質問について私から答弁を申し上げます。
 まず、1点目につきまして、電子マネーあるいはポイントカードの利用状況から、約3割の方が複数回利用しており、一定数のリピーターがいるようでございます。ただ、議員お示しのとおり、リピート率の向上は、安定収益に欠かせないものと認識いたしますので、POSデータの活用により来園者の動向を把握するなど、集客力の向上に努めるよう、指定管理者へ提案することといたします。
 2点目につきまして、12月以降の集客イベントとしては、サンタやみきゃんの登場によるもの、クリスマスコンサートや獅子舞、扶桑太鼓など何らかの形で毎週実施をしております。直近では、朝市を行っており、多くの冬野菜や加工品など回を追うごとにお客様が増えているとのことです。イベントの実施を様々な媒体を使って宣伝することにより、行けば何かをやっているという意識づけによる集客を促してまいります。
 なお、テナント棟前の通路において、特に冬場は足元が見えにくい、イートインコーナーが暗いとの御意見もあることから、現在照明設備の設置を計画していると伺っております。
 3点目につきましては、現在も退店の協議がまとまっていないことから、新たなテナントの誘致については進んでいないとのことでございます。指定管理者との協議の中で進捗把握に努めたいと存じます。
 4点目につきまして、現在カップルやシニア層を中心に双海の景色を楽しんでいただきながら、ゆったりとした時間を提供しています。また、一般来園者にも気軽に立ち寄ってもらえるよう、日替わりランチの提供を行うなど経営努力を行っております。
 否定的な御意見に関する御指摘につきましては、指定管理者に伝えるとともに、先ほど申しましたPOSデータの活用や利用者アンケートを実施するなど、来園者の動向やニーズを的確に捉え、適宜改善に努め、集客の向上を図るよう提案したいと考えております。
 以上、答弁といたします。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 御答弁ありがとうございました。
 まず、1点目のリピート率に関してなんですけれども、やっぱり3割という数字は非常に低いなというふうに考えております。これ1つ確認なんですけれども、リピーター率ではなくてリピート率ということで認識してよろしいでしょうか、これが1点です。
 それと、2点目、これは確かにやってます、イベントは。ただ、夜暗いんですね、あそこは。照明が切れてたということもあるんですけれども、冬場だと夕刻になるともう結構真っ暗になってしまって、非常に寂しい感じがしておりました。せめてライトアップぐらいはしてもいいんじゃないかと思っておりました、これ冬場に限ってなんですけれども。そのあたりのほうはいかがでしょうか。
 3点目については、これテナントさんの事情もあるでしょうから、あまりこれは突っ込んだところでもないかなと思ってますので、ここは省きます。
 4点目につきましては、実は昨日も地元の方から電話がありまして、一般質問をするということを知らなかったようですけれども、2階のレストランについては非常に心配をされておりました。100人いたら100人近い人がいいことを言わないというようなこともおっしゃってまして、今後、かなり改善をしないと厳しいかなと思っています。その点についてもしまた別途施策等あれば、申入れぐらいしかできないでしょうけれども、その点、お願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 吉久議員の御質問にお答えを申します。
 もしちゃんと調べておれば、リピート率とリピーター率は後で担当から話すと思います。多分リピーター率だと思います。とにもかくにも指定管理とはいえ、最終責任は伊予市、現在では私にあります。様々な形でリピーター率とかリピート率の数値をしっかりと目標に定めるということは大事なことなんで、70%というのはちょっとげたを履かせ過ぎとる部分があったら、今が例えば30、40であれば60ぐらいまで引き上げるような努力をするように、数値目標、復活させます。余談でありますけれども、うちと今提携を結んでいるソフトバンク、会社でのプレゼンテーションをするときには、必ず目標値を数字に表してプレゼンしているということなんで、非常に大事なことだと思っています。
 夜の暗さなんですけれども、一部幾分明るくしたところもあるんですが、今後さらに集客するためには、夏場も例えば8時ぐらいまで開いてると暗くなるんで、全体考えて、ここは行政が主導するか、もしくは簡易なライトアップで指定管理者がやるか、また今後検討します。
 あと今テナント、撤収したところも議員御案内だと思いますけれども、リース関係の関係で今すったもんだしているんで、さっときれいにのかないということなんで、それが片づいたら新たな顧客も、テナントも即座に入れるように努力をしてまいります。基本的には、昨年、毎月テナントとフジトラベル側が月1回の協議とか話合いをやっているんですけど、どうもいまいちわだかまりがあるんで、昨年私も出て、行政とテナントとフジトラベルで3者協議しました。その中で、様々なことの中で、例えば冬場でも外でしか食べれないのかということで、そういう顧客の声があるということで、今は一番端の市内外の物品売ってるところで食事もできるようにはしておりますけれども、まださらなる改善が必要だと思ってます。これ前の部長のときに私言ったんですけど、今のままだったら3年後客が来なくなるよって厳しいこと言ってます。だから、その枠の中で様々なプランも御社は旅行会社でもあるんだから、そういったことも考えながら、構築しながら、運営をしていってくれということも言ってます。今の部長にも言ってます。そして、今日の質問に関しては、今の部長にも即座にこういう質問があるから、今後しっかり対応するようにということも指示もしております。とにもかくにも、全てを動かすのは人でありますので、やはり働く人が笑顔を持って、協議をするときにはしっかり意見を言って、また新たな1か月を始めていくということが一番大事だと思ってます。何のために道の駅ふたみがあるか、やはり双海町のある意味核でもありますので、伊予市の核でもあります。そういったことをしっかりと見詰め、修正しながら、言い尽くされた言葉かもしれませんけど、PDCAをしっかりと構築して今後進めていく所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 岡井商工観光課長
◎商工観光課長(岡井隆治 君) 吉久議員の質問に私のほうから答弁申し上げます。
 まず、1点目のリピート率につきまして、こちらにつきましてはリピーター率でなっております。具体的にはPOSデータから居住地であるとか性別、年齢層、来店回数、そういったものがつかめますので、それをPOSを通した方の個人の情報からそちらのほうが特定できるということで、リピーター率ということとなっております。
 それから、2点目の夜暗いということですけれども、こちらにつきまして、導入当時、ライトアップ自体が地域の住民の方がまぶしいというような御意見もあったということもございます。こちらにつきましては、先日、地元の広報区長も交え、明かりの明るさ、そういったことに対する意見も伺っております。今後も協議をしながら、そういったライトアップについても考えたいというふうに考えております。
 以上、答弁といたします。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 市長の御答弁ありがとうございました。危機感を持ってやっていただいているということで、これからもよろしくお願いいたします。
 今のすみません、リピート率についてなんですけど、リピート率とリピーター率は全然違う概念です。リピート率は、新規顧客を獲得しながらリピーターを増やしていく、リピーター率の場合は、新規顧客の獲得は概念にないです。この点はどうなんですかね。普通コンサルティングでは、リピーター率をむやみに上げるというのは御法度です。ここのところをもう一度お願いします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 基本的には、吉久議員おっしゃるとおりだと私も認識してます。ただ単にリピーター率を上げたところで、結局そうしょっちゅう同じ人が来ない。なぜディズニーランドがあれだけなるかというのは、やはり趣向を凝らして魅力を発信しているから、俗に言うリピーターじゃなしにリピート率が上がってきているんです。だから、フジトラベルさんにも当初から私言ってますけれども、様々な形で新たな顧客も入れていかないと駄目だよねということは言ってます。ここで言う話じゃないけど、町家にも同じようなことを言ってますんで、今後ともしっかりと議員お示しのリピート率を上げていきたいと存じておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、次へ行ってください。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 2番目は、地域公共交通についてです。
 中山地域も同様かと思いますが、現状、双海地域から中心市街地へのアクセス方法は、車以外にはJRしかありません。特に御高齢の方からは、町内なら運転できるが、旧市内まで運転するのは難しいというお声をよく聞きます。また、JRを使うにしても、これは帰りの話ですけれども、伊予市駅発13時24分の後は16時12分まで待たなければなりません。約2時間半です。これでは中心市街地と他地域との分断が助長されかねないと危惧しております。市長の先日の所信表明でも、この問題に取り組むとありましたが、今後の見通しについて可能な範囲でお示しください。
 2番目、デマンドタクシー会社の方に伺ったところ、現状、旧市内まで行くとなると、通常のメーター料金になると教えてもらいました。これではとても病院通いなどできません。
 そこで、一つの手段として、カープール型のライドシェアは御検討いただけないでしょうか。これは、端的に言うと、ドライバーが利益を得ないシェアとなります。現在の日本の法律では、ドライバーが利益を得るライドシェアは、白タクとなり違法です。また、ライドシェアは、タクシー業界からの反発もあり、国も方向性を模索中と伺いました。ですが、過疎地域の交通という観点から、その問題解決の一助となる可能性は十分にあると思います。以前、ある大企業のトップの方から、市でライドシェアの特区申請をしたらどうかとの御提言をいただいたことがあります。ぜひ前向きな御検討をお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 吉久俊介議員から地域公共交通についての2点の御質問に対して私のほうから答弁させていただきます。
 まず、1点目につきまして、中山地域、双海地域から中心市街地、要はこの旧の伊予市の中心市街地へのアクセスにおいて、様々な御意見を過去から頂戴しております。公共交通の利便性向上に関する強い要望、要請が届いておりますのが現状でもございます。現在、運行しているコミュニティバスの契約が令和6年度に終了し、令和7年度から運行ルートの見直しをするため、来年度に公共交通の現況整理、アクセス状況、住民へのアンケート調査を実施し、運行の課題整理等を行うとともに、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、鉄道、タクシーなどの交通事業者や市民の代表者等で構成する協議会を設置し、地域公共交通計画を策定いたします。計画では、中山地域、双海地域から中心市街地への運行も検討するのに併せ、基本方針や目標も設定し、限られた財源を有効に活用すべく、効率的、効果的な運行ルートを構築し、利便性の向上や利用促進を図り、良好な生活環境の創造に注力してまいる所存でございます。
 2点目につきましては、カープール型のライドシェアは、吉久議員お示しのとおり、国内では様々な課題があり、実施には至っていない現状でございますが、過疎地域では、高齢者等の移動手段を確保することが重要な課題となっており、この取組を推進するため、令和2年11月に地域公共交通の活性化及び再生に関する法律が改正され、条文に地域の輸送資源を総動員して移動手段を確保していくことが重要と記されておりますことから、ライドシェアにつきまして地域公共交通計画の策定作業の中でその可能性を検討もしてまいりたいとも考えております。
 以上、答弁といたします。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 御答弁ありがとうございました。
 今回の当初予算にもそういった会議を開くという項目があったかと思ってます。ぜひ住民の足ということで、きっちりとした計画を策定していただくよう、よろしくお願い申し上げます。
 この質問はここで終わります。
○議長(谷本勝俊 君) それでは、次へ行ってください。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 3番目、双海地域事務所の植え込みについてです。
 お手元の資料に沿って御説明いたします。
 写真1は、双海地域事務所の入り口を正面から撮ったものです。右と左に2か所入り口があるのがお分かりになると思います。また、2、3、4は、地域事務所駐車場内から外に向けて撮ったものです。②は①の左側の出入口です。ここには赤丸で示すようにミラーがあり、出入りに特に支障はありません。問題は、1の写真の右側の出入口です。写真3のように、ここにはミラーがありません。4は、これ私が車の中から撮ったものなんですけれども、左折で出ようとしたときに車内から撮ったものです。黄色の丸のように、右側の視界は植え込みがあるため極端に悪くなっています。これあえて視界が悪くなる雨の日に撮影いたしました。この植え込みは、横幅があるために、大型車両の出入りにも支障があります。この植え込み、季節になるとツツジがきれいに咲くことは承知しておりますが、事故が起こっては何にもなりません。植え込みそのものの撤去あるいは視認性の大幅な改善を要望いたします。
◎双海地域事務所長(大谷基文 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大谷双海地域事務所長
◎双海地域事務所長(大谷基文 君) 失礼いたします。
 双海地域事務所の植え込みについての御質問に私から答弁申し上げます。
 双海地域事務所駐車場前の植え込みについては、一昨年の通学路点検時に相談を受け、本年度駐車場出口に新たに停止線を引くとともに、植え込みのツツジを低く刈り込み、安全確保を図りました。
 今回の質問を受け、改めて現場確認をいたしました。道路反射鏡を設置することで、視認性を改善することができると思いますので、関係者と協議を進めたいと存じます。
 また、利用者等の安全な通行に向け、今後県道広田双海線の管理者である愛媛県との協議も含めて、調査研究してまいりたいと存じます。
 以上、答弁といたします。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 御答弁ありがとうございました。
 このツツジの高さなんですけれども、現在結構きれいに刈られてます。ですが、170センチです。ちょっとやっぱり高いなあというふうに感じております。車の中から全く左右が見えません。反射鏡を設置していただくということなんですけれども、今回私がこの質問を取り上げたのは、上灘保育園が近くに移転しました。保護者の方の出入り、結構多いです。さらには、農協の店舗も地域事務所に入ったことによって、非常に車の出入りが多くなっているんですね。それを考えると、早急に結構対処をしないといけない問題ではないかと思いますけれども、一層のことなら、これは本当は全部撤去するのが一番いいかとは思うんですが、せめてツツジだけでもかなり撤去レベルでやらないといけないんじゃないかと思います。そのあたりのお考えはいかがでしょうか。
 それと、時期について、これ本当にやるとなったら早くやらないと、事故が起こってからでは何にもなりませんので、そのあたりの確認だけお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 吉久議員の参考資料の③に左端にコイン精米というところ、その裏側には鉄柱があって、この間に実はスペースがあるのを確認してます。ここに1メートルのミラーのダブル、両面をまずは設置します。それでまずドライバーがそれでもまだまだ駄目、ある意味言ったら東京のビルの影っていうのはあくまでこれよりひどい状態なんであれなんですけれども、多分それで十分視認性は取れると思います。基本的に双海町時代に熱い思いでつくって、このデザインでここに植栽帯ができたんで、それでも命に関わることなら私はのけさせます。まずはカーブミラーを設置して、まず交通車両系に関しては対応を取る。ただ、問題は、子どもたちがここの通路を使って出ようとしたときに、植栽帯があったおかげで子どもの影がドライバーから見えなかって接触事故を起こしたとか、そういうことがあるようであれば、それに対するまた対応も交通安全施設の中でつくっていきたいと思います。それでも駄目なら全部撤去します。今たちまちまずはカーブミラーからと、そして子どもたちの安全ということは今ちょっと認識してませんでしたので、もしこの駐車場が俗に言う通学路的な、通園的なところで使われているんなら、またそれは違った視点でしっかりと見ていきます。何はともあれ、子どもたちの安全・安心が一番大事なことだと思ってます。
 以上、答弁といたします。
◎双海地域事務所長(大谷基文 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 大谷双海地域事務所長
◎双海地域事務所長(大谷基文 君) 吉久議員の再質問について答弁申し上げます。
 時期ということでしたが、今市長のほうが答弁いたしました場所がJAの所有地等々となっております。その関係で、協議等を進めたいとは思っておりますが、時期についてはできるだけ早い方向でということでさせていただいたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 御答弁ありがとうございました。なるべく早く改善していただくようお願いいたします。
 この質問は、以上で終わります。
○議長(谷本勝俊 君) 最後、次行ってください。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 4番目、SDGsの推進に関連してです。
 令和4年9月から10月にかけて約1か月間、上灘地区で自動運転バスの実証実験がありました。地域公共交通に一石を投じるものであり、電気自動車ということで、本市が推進するSDGsにも通じるものがあると考えます。地元の方にも好評で、御高齢の方のみならず、小・中学生も乗ったことにより、ふだん話したことのない子どもさんとも話せてよかったという御意見もありました。今回は実証実験でしたが、今後これに関連する取組はございますでしょうか。費用の問題もあり、すぐにというわけにはいかないでしょうが、実証実験だけで終わらせるのはもったいないと感じております。市の御見解をお願いいたします。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) 吉久俊介議員よりSDGsの推進に関連した御質問をいただきましたので答弁申し上げます。
 自動運転バスにつきましては、令和4年9月13日から10月8日の間、伊予市とBOLDLY株式会社、ソフトバンクグループ企業等の協働により、双海町上灘地区において、経済産業省の補助金を活用した実証運行に取り組み、1日平均33人、延べ857人の方々に御乗車いただきました。また、運行に併せ、オンライン健康相談サービスHELPOの利用を推進することで、スマートフォンやタブレットを介して健康不安や薬の選び方などについて情報を取得できる環境整備に努めたほか、地域にお住まいの方にスマートフォンを貸与し、操作方法や各種アプリケーションの活用、支援に取り組むなど、デジタル技術に親しむ機会を創出するとともに、沿線商業施設への経済波及、交流の場の提供による地域のコミュニティの活性化など、多方面に様々な効果をもたらせたものと認識をいたしてもおります。
 一方、自動運転バスの運行に当たっては、導入経費及び維持費用の確保、条件に見合った運行ルートの設定、他の移動サービスとの共存、事業の位置づけの明確化など多様な課題が山積していることから、現在実装運行に向け、要は本格運行に向け、先行導入自治体の運行実績や充当可能な補助金、交付金に関する情報収集に取り組むとともに、庁内関係部署の協議調整を重ねているところでございます。
 以上、答弁といたします。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 御答弁ありがとうございました。
 これ御答弁を聞いてて、正直意外性を持って聞いてました。費用の問題等もあって、ほぼほぼゼロ回答に近いだろうという予測の下にこれ質問をしていたんですけれども、最後のほう、実装運行に向け協議を重ねていかれるという御答弁でございました。本当に可能性があるなら、それはそれで大変うれしいことなんですけれども、可能性ありというふうに理解していいのかどうか、その点だけ、可能性がゼロであればあれなんですけど、実装運行に向けた取組で、本当に可能性があるのかどうか、その点だけ確認をさせてください。
◎市長(武智邦典 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 武智市長
            〔市長 武智邦典君 登壇〕
◎市長(武智邦典 君) BOLDLYが実証実験を行う初日に私の挨拶ではこの車はある意味、動く集会所にもなるんだというようなこともお話ししてます。過疎化ということはあまり使いたくない言葉なんですけど、やはりコロナ禍において引き籠もる高齢者の方々が、やはりただということもあったかもしれませんけれども、乗ってある意味そこでいろんなお話をしたという位置づけもあります。今後、SDGsとかカーボンニュートラルの観点でなしに、今のお答えでできる、できないは今後のことかもしれませんけれども、今国交省が全国の自治体に呼びかけて、20ぐらいの自治体をターゲットにしてこういったものを進めようと努力してますけど、今手を挙げているのが10ぐらいらしいんですよね。その枠の中で、たちまちは上限でいうと経産省のほうもあるんで、いろいろ今検討しているというのはそういうところなんですけど、国交省の場合は、上限で1億8,000万円まで出る。その枠を通じても、じゃあそれが終わったら、今度自治体が自主財源を持って運営をしていかなくてはならない。そのときに何千万円もかかるようじゃうちはできないけれども、例えば年間5,000万円以上なんかとてもじゃないけどできないけれども、佐治君というか、BOLDLYの社長とも話すのに、やはりそういった枠組みの中でクラウドファンディング等々とか、ふるさと納税等々とか、そういった資金も利用しながら、当初は例えばその予算を使って、余談ですけどせっかくの機会なんで言います。東南アジア、シンガポールのほうには、今走っている車を逆に新古車になって、今の3,000万円、4,000万円かかるんが2,000万円で買えると。じゃあ取りあえず2台買って、1つは万が一今運行している車が動かなくなったときの代替えで置いておく。私は、1台でいいって言ったんですよ。1台でいいから、その1台がもしポシャったらその修理する間は走らさないでいいから、取りあえずせっかく地域が非常にいいよねって言ったことをただ実証実験だけで終わってしまうのは駄目だよな。でも、財源、懐具合もしっかり見ないといけないよねということで、今そういう国交省の手当とかまた経産省の枠組みがあるんで、何が一番伊予市にとってふさわしい補助なのかも見極めながら、今後本当の実装運行、言わば本格運行に向けて真剣に協議をしているのが現在のところでございます。
◆5番(吉久俊介 君) 議長
○議長(谷本勝俊 君) 吉久俊介議員
◆5番(吉久俊介 君) 大変前向きな御答弁ありがとうございました。今後とも非常に地元にとってはいいことだと思いますので、ぜひ実現できるよう、よろしくお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(谷本勝俊 君) お疲れさまでした。
 暫時休憩いたします。
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